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オーダースーツのヨシムラ

35,000コーナー
お仕立て上がり35,000円〜では主として国産一流メーカーの生地を集めての提供です。
メーカーとしての知名度はほどほどですが、大手既製服メーカーが提携生地メーカーとして利用しているところばかりですので安心して長期間使用できる生地ばかりです。
生地のグレードとしては中の上から上の下位です。
この価格帯で当社が使用しているメーカーは下記の通りです。

山長毛織
某有名ブランドがよく使用する生地メーカーです。
有名アパレルさんが企画立案している商品も多いので、トレンドの組み入れ方は「さすが!」と唸らせるものがあり、ブランド品のスーツを6〜8万円前後で購入されていた20代後半から30代の方には感性がバッチリ合うと思います。
品質の割に価格はこなれていますのでオーダー初心者にはまさにもってこいです。
HPも持ってますので一度アクセスしてみて下さい。
http://www.yamacho.co.jp/welcomeindex.html

ハニーテックス
繊維専門商社としては絶対の地位にある「瀧定」のオリジナル商品です。
瀧定は自社では直接小売りするブランドはあまりありませんが、各大手アパレルへ納品していますのでこれも大手DCブランドのほとんどで使用されています。

45,000コーナー
48,000円〜のコーナーでは主として国産一流メーカーの中でも高品質な生地やインポート生地の中で高品質のわりにはお値打ち商品を集めています。

いままで既製服で7万円〜10万円程度の物を購入されていた方には品質的にも感性的にもぴったりです。
この価格帯のメーカーは色々ありますが今年お勧めの数社をご紹介します。

三星毛糸
このメーカーも大手アパレルを中心に各種DCブランド御用達の生地メーカーです。
「Three Stars Tex」の名で親しまれ、バーバリーやポールスチュアートでお馴染みの三陽商会、アクアスキュータムのレナウンなどがよく使用するメーカーです。
そのほかにもオーダー専門店銀座山形屋や花菱縫製さんあたりへも納入していますので既製服〜オーダー向け生地まで幅広く対応できる、信頼あるメーカーです。

児玉毛織
紳士物のメーカーさんの中でもちょっと異色なのがこちらの児玉毛織さん。
フォーマルが特に強く、「黒」の発色が良いのと黒以外の生地でもカチッとした「仕立て映えする」生地を作るのが特徴です。
夏物のモヘヤ入り生地などで当社定番素材を扱っています。

50,000コーナー
50,000円〜コーナーは国産超一流メーカーからインポート商品を集めています。
デパートのお仕立てコーナーや専門店でのオーダーで最低7、8万円〜12、13万円相当の物ばかりです。

簡単にいえば一流企業の部長さんクラス御用達といった商品です。
生地は国内生地メーカーでは絶対的存在の御幸毛織(NO.1)とNEWYORKERでおなじみのミリオンテックス(ダイドー毛織)の生地を使用しており、品質的には世界最高峰の商品です。

御幸毛織
国内外の相場に強い影響力を持つNO.1メーカーです。当然上場企業です。
アクアプルーフ(撥水加工)をした生地など最先端の技術を余すことなく生地の製造に反映させていますので品質的には世界一といっても過言ではありません。
インポート生地には確かに国産にはない色や柄があり、また特殊な超細番手SUPER150Sなどの生地を専門に作るメーカーもありますが、そういうメーカーは車でいえばロールスロイスやメルセデスです。一方でトヨタに該当するのがこの御幸毛織です。(そういえば会社も同じ愛知県ですね)

ミリオンテックス(ダイドー毛織)
国内で御幸毛織と1位2位を争うメーカー。これも上場企業です。
2000年にダイドー毛織の上海工場へ視察に行って参りましたがそれはもう、すごかったです。原毛は産地オーストラリアから輸入し、最新の設備で原毛の紡績、糸の染め、機織り、検品何から何まで自社で一貫して製造していました。品質が安定しているのはやはりこのような生産体制だからこそ何でしょう。なおミリオンテックスはNEWYORKERというブランド(東京の青山通りに立派な店があります)で直接小売展開していますのでラルフローレンを買うかNEWYORKERにするか迷った経験のある人も多いのではないでしょうか?

伊FINTES社・REDA社他
昨今のイタリア物スーツのトレンドを作り出してきたのがこれらイタリアメーカー。
お値段はお手頃ながら品質もSUPER100'S以上が標準で、色柄・光沢感どれを取っても20〜30代を通じ絶大な人気を集めています。

英John Foster社
夏物のモヘヤ素材が特に有名なJohn Foster社。
イタリア物とは違ったやや堅い仕上がりが特徴ですが、逆にこれはいかにも英国調という雰囲気を醸し出します。
長らくトレンドだったイタリア物に食傷気味の方に特にオススメです。

66,000コーナー
この価格帯になりますと、SUPER110'S以上の超細番手糸を使用した最高級生地を使用しています。
メーカーも国産物では該当なし(2004年現在)、インポートでは誰もが憧れるイタリア製生地の最高峰「エルメネジルド ゼニア社」「ロロピアーナ社」「グアベロ社」などのオーナー社長や一流企業の重役が利用するような生地を使用しています。





 ただしこの辺の製品になりますと得るものと同時に失う物もありますので注意が必要です。
つまり車でいえばこのランクの商品はロールスロイスかメルセデスベンツです。
最高級のくつろぎ・優越感を得られる代わりに燃費の悪さ・縦列駐車出来ない...といったデメリットもあります。
スーツでいうと素人でも触ってわかるような柔らかい・しなやかな生地で当然仕立て映えも最高、どこへ行っても恥ずかしくないものが出来る反面、(ここからが大切!)居酒屋の畳の上であぐらをかくとシワが寄る。
耐久性が低い(毎日着た切り雀だとすぐ痛む)合わせる靴・シャツやネクタイも良い物でないと似合わないなどの弊害も出ます。

...でもデパートや専門店では15万円から25万円位するスーツが6万円で買えるなら考えようによっては本当のお金持ちや芸能人がTシャツとジーンズでメルセデスの500SLに乗るようでカッコイイのかもしれませんね。(SHOPMASTERのあこがれ?です。)