オーダースーツのヨシムラ >> 新着情報 >> フルオーダー閑散期料金始まります。
2016年1月7日更新
毎年、@セールのご案内と同じ時期にご紹介しているのが、このハンドメイド工場によるフルオーダースーツの閑散期企画。
工場が比較的落ち着くこれからの時期に、皆さまにお試しいただけるチャンスをということで、年に二回(2月と8月)行っています。
既に当社の一年の流れを把握されている方は、「そろそろ始まるの?」というお言葉を頂いておりますが、楽しみにお待ち頂いている方、お待たせ致しました。
グループ内のハンドメイド工場、三久服装 にてお仕立てしているということ、そして生地卸で130年の歴史を持つ吉村株式会社の生地仕入れルートにより、もともとお求めやすい価格(94,000円~)で承っているのですが、この年に二回の企画では更に!!お求めやすくハンドメイドスーツをご提供しております。
開催期間は、1月末~2月ですから、生地も「秋冬物」、「春夏物」とどちらでも構いません。
中には礼服をお仕立てされる方もいらっしゃいます。
しかもこのフルオーダー閑散期のもう一つの旨味は、一度仕立てたらその型紙を利用してイージーオーダーもできるのが、二度おいしいものですから、是非この機会にお試しください。
フルオーダーはクラシコ2仕様(フロントハンドステッチ・手穴かがり・バス芯・お台場・本切羽・キュプラ裏地・折り目加工・バルカポケット等)のオプション(19,000円分)が標準で全て含まれます。
お台場 |
本切羽 |
閑散期料金(1) 37,000円期間 | 2/12(金)、2/13(土)の2日間 |
閑散期料金(2) 47,000円期間 | 2/19以降3/19まで |
※閑散期(1)は1日7名様×2日=14名様だけのご対応となりますので抽選となります。
また、閑散期(2)は早い者勝ちで時間を決めていきます。
(対象の期間はご注文日ではなく、仮縫い日(金・土)ですからご注意ください。)
当店にとっては昔も今も主力はイージーオーダーには変わりありませんが、本物志向のお客様には一部仮縫いを入れたハンドメイドのフルオーダー仕立ても行っております。
どちらもお客様の身体に合わせたお仕立をすると言うことでは同じですが、細部に渡ってはイージーオーダーとフルオーダーではこのような違いがあります。
イージー オーダー |
フル オーダー |
||
型紙1 |
○ |
◎ |
イージーオーダーはある一定のパターン(型紙)に体型的な情報を加減することで個別の型紙を作ります。(ただし形となった型紙は作りません。) |
型紙2 |
△ |
◎ |
イージーオーダーでは基本は左右対象のスーツになりますが、フルオーダーでは左右別個の型紙を作ります。(肩のバランスなどが綺麗に仕上がります。) |
仮縫い |
× |
◎ |
仮縫いを入れることで左右別々の体型に合ったスーツを作ります。 |
クセ取り |
△ |
◎ |
生地を立体的にすることをクセ取りと言いますが、イージーオーダーは時間的制約があり十分な癖取りが出来ません。一方フルオーダーはタップリ時間を掛けて行います。(詳細はこちらで動画を交え紹介しています。) |
縫製 |
○ |
◎ |
イージーオーダーは機械縫いがメイン、一方フルオーダーは手縫いが大前提です。(一部ミシンは使用します。) |
【型紙によるイージーオーダーとの違い】
【縫製によるイージーオーダーとの違い】
【実はお得!?含まれるオプションの数々】
価格だけで見るとイージーオーダーとフルオーダーの差は、大きいのかもしれません。
ただ、実際にはイージーオーダーでご注文いただく場合、有料オプションである滑りの良い快適な「キュプラ裏地:2,000円」、オーダーのこだわり!「本切羽2,000円」、アップル社のように裏側も抜け目無くお洒落に!!「台場仕立て:5,000円」やその他にも、手縫いのボタンホール、バルカポケット、本バス芯、フロントハンドステッチ等々...
実は19,000円分の有料オプションが含まれた金額で57,000円なのです。
そのフルオーダーの料金が...37,000円(閑散期1)47,000円(閑散期2)にてお仕立て頂ける唯一のチャンス。
以上簡単に閑散期料金についてご案内いたしましたが、いくつか分かりにくい点、誤解を招きやすい点がありますので補足いたします。
1.基準日について
>>> 閑散期料金の適用はピン打ち仮縫の実施日が基準です!!
フルオーダーは
ご注文→(縫う)仮縫い約10日間→(ピンで留める)仮縫い→ 本縫い→仕上がり ...となりますが、この中のピンで留める仮縫いの実施日が基本となりますので、ご注文にあたりましては仮縫日に対し10日~1ヶ月程度前倒しでご相談下さい。
2.閑散期期間について
>>> 詳細日程は毎年微妙に変わります。
今シーズンの正式日程日程は次の通りといたしました。
閑散期料金(1) 37,000円期間:2/12、2/13(2日間)
閑散期料金(2) 47,000円期間:2/19以降 3/19まで
元某超有名テーラー フィッター! 福田氏 |
3.仮縫いを行える日と場所について
>>> 仮縫いには大変な技術力と経験が必要です。
また仕立てる縫製工場のクセ等も良く知っていないと良い仕事ができません。
このため、フルオーダーのご注文につきましては工場に近く、フィッターが常駐している東京店のみのご対応となっております。
大阪店管轄のお客様にはご不便をお掛けいたしますが、大阪店フルオーダー受注会につきまして大阪店SHOPMASTERへご相談下さい。
また提携店ではこの様な事情から仮縫いは行えませんのでどうか御容赦下さい。
4.実際のお値段は?
>>> ご案内しておりますフルオーダーのお値段はオプション料金のお値段です。
このため、実際のお値段は通常のイージーオーダーの価格+37,000円(閑散期1の場合)となりますのでお含み置き下さい。
また、このような全くの赤字企画ですので生地のお持ち込み等にはご対応できません。ご理解下さい。
~具体例~ 国産最高峰、葛利毛織 ---58,000円---の商品で仕立てた場合
閑散期(1)では... 57,000円+37,000円 = 94,000円+税
閑散期(2)では... 57,000円+47,000円 = 104,000円+税 となります。
となります。
※実際に百貨店に先日葛利毛織りさんの生地がおいておりましたが、イージーオーダーで2○万円でした。
5.対象商品は
>>> 季節の変わり目に行う閑散期対応のフルオーダーですが、お仕立てする商品はそれぞれの季節の物でなければならないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
閑散期対応はあくまで閑散期という業務を平準化することが目的ですので、事前にご相談いただければ先のシーズンの物(今回でしたら春夏物)でも大丈夫です。
(ただし、セールやサービス企画との併用は不可です。)
なお、春夏商品につきましてはインポートの新柄は2月以降入荷予定ですので、春夏物をご希望の方は閑散期期間の後半でご注文されると良いかと思います。
フルオーダーのご注文や仮縫い日時のご相談は直接東京店へお気軽にメール又はご来店下さい。
また、閑散期料金(1)(+37,000円)につきましては、毎回希望される方が多く、こちらだけは抽選にてご当選者をお決めいたします。
2日間で合計14名様のみの狭き門ですが、ご希望の方は下記より、下記よりお申し込み下さい。
ご注文を1月21日まで募り、1月22日にご当選者を品切れ品薄情報にて発表いたします。
※仮縫い実施日が2/12、2/13のため、ご当選後のご注文は1/末までにご注文頂くことをお願い申し上げます。
閑散期料金(2)(47,000円)につきましては、先着順にご注文を承ります。
□ 閑散期料金 お申し込み □ |
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お申し込み期間終了いたしました。 沢山のご応募誠にありがとうございました。 |
いかがでしょうか?
以上簡単に閑散期料金についてご案内しましたが、試してみたくなりましたか?
フルオーダーは高嶺の花、とお考えの方も多いと思います。
でも『いつかは...』と思われている方はこの期間中の仮縫いの風景など、見るのはタダですから、ご来店時にチラッと覗いてみるのも面白いかも知れませんよ。
色々な楽しみが増えてきましたが、どうぞ皆様のご都合に合わせてうまく利用して下さい。
最後になりましたが、上手なオーダー方法についてご紹介いたします。
ハンドメイドのお仕立てで技術的にも能力的にもかなりのレベルのフルオーダーですが、使い方一つでは普通のスーツと変わりない物になってしまうリスクもあります。
そこで上手なオーダーの仕方をちょっとだけご紹介。オーダーを検討される際は次のことを思い出してくださいね。
1.ご注文前には具体的なイメージを持ってご相談されると良いでしょう。
どんなオーダーでもそうですが、使うのはやはりお客様。
お客様自身がどんな物が欲しいかをハッキリ伝えられなければ作り手もそれにお答えできません。
慣れない方は雑誌の切り抜きやWeb画像などを持ってご注文されるのが一番です。
また、初めて採寸される方は今着用されているスーツの中で一番フィット感が良い物(お気に入りのスーツ)をご着用になって採寸するのがベストです。
2.仮縫いには、Yシャツと靴を忘れずに...
慣れない仮縫いは、ちょっと緊張するもの。...とはいっても、ここでひるんでは良い物はできません。
特に袖丈やズボンの股下は中に着るシャツや履く靴によって丈を変えることがありますので是非お持ち下さい。
フルオーダーのスーツは特別な存在。
だからこそそれに合わせた諸々の物もお持ちいただくとグッと現実味を帯びてきます。
3.店員とはフランクに、一緒になって良い物を作る気持ちで...
これはむしろお店側の問題かも知れませんが、ご注文という点ではお金のやり取りになってしまうかも知れませんが、気持ちとしては一緒になって良い物を作ろう!という気持ちで臨んだ方が絶対に良い物ができます。
だから、お客様も緊張せず、心を開いて... 一緒に良い物を作りましょう。
この辺はSHOPMASTERやフィッターが優しく(??)リードいたします。