オーダースーツのヨシムラ >> 新着情報 >> LoroPianaピュアカシミヤコート企画開催いたします！（サービス企画）
2016年8月26日更新
この暑さもあと一か月ほどは続きそうですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？
不思議なもので、この夏らしい陽気になると海水浴、山登り等への興味がわいてまいります。
そんな、暑い夏真っ只中ではございますが、この度例年よりも大分早い時期ではございますが、カシミヤコートのサービス企画を行うべくご紹介させていただきます。
例年カシミヤコートの企画は10月末に行っておりましたが、ここ最近工場自体が繁忙しており、年内に納めることができず結果としてその年にご着用頂くことができなかったという事例が発生してしまい、大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
そうであれば、じっくりしっかりお仕立てしお渡し後に気持ちよく着用頂ける時期に開催した方が良いのではと考え、時期を早めさせていただきました。
これまでご紹介していた伊ロロピアーナのピュアカシミヤは「黒」、「紺」、「グレー」という定番物を中心にしておりましたが、なんと、今回は「キャメル色」も仕入れることができましたので4色展開で企画いたします！
コート仕上がりについて、じっくり仕立てさせていただきますので、是非ご検討ください。
ロロピアーナ社は、最高のカシミヤ原毛を確保するために、現地法人を設立し、徹底した品質管理を行い、世界最高峰と言われています。
その良質なカシミヤの原毛をふんだんに使用して目付は今年も「480g」。
山羊一頭につき大体150g～200g採取できると言われている為、コートに必要な長さから考えても１着あたり約７頭分に相当します。
そんな最高の原毛を惜しまず使用し、品質管理も徹底したこのピュアカシミヤのコートを、一年に一度の企画・機会ですから是非ご参加下さい。
それでは、企画の詳細をご紹介します。
| 開催期間 | 2016年 8月26日（金）～9月8日（木） |
| 対象商品 | 伊）ロロピアーナ社製 カシミヤ100％コート |
| 色 | 黒無地 紺無地 グレー無地 キャメル無地 |
| 目付 | 480g / m2 |
| 生地の現物は... | この生地の質感は画像だけでは分かりません。 是非現物の生地でご確認下さい。 遠地の方には別途サンプルをお送りいたしますがご来店可能な方は店頭にお越し下さい！ （サンプル帳の完成は８月末日を予定しております） |
| お仕立ては... |  フルオーダー専用工場を利用したハンドメイド仕立て |
| 着数 | 抽選で 25着 |
| 当選者発表 | 8/26（金）～9/1（木）受付分 >>> 9/02（金）発表（15着） 9/2（金）～9/8（木）受付分 >>> 9/09（金）発表（10着） |
今回のサービス企画は、基本的には従来通りのルールで、抽選方式にて行います。
抽選までには多少の時間がありますので、生地の品質を直接確かめられたい方はご来店いただくか、
サンプル帳（仕上がりは8月末を予定しております。）のご請求をして下さい。
※ 2016秋冬サンプル帳P.44に載せておりますので、是非サンプル帳をご覧下さい。
※ ご来店いただける方は是非ご来店いただき、１着分の大きいサイズで質感をお確かめ下さい。
また初めてこのサービス企画にご参加をされる方は必ずこちらの
>>>「サービス企画の概要」 をお読み下さい。 ルールを守って楽しくお楽しみ下さい♪
□ 伊ロロピアーナ社製カシミヤ100%コート地 □
当社の定番ブランドである伊ロロピアーナ社100%カシミヤのコート。
セレブリティ御用達ブランドとして、日本、そして世界において、その飛び抜けたセンスと高級感は憧れの的です。
見た目に留まらず、こういったメーカーは原料を単に市場から調達し、生地を織るだけではなく、カシミヤやビキューナなど最高級素材の保護･育成にも力を入れています。
実際、今回のロロピアーナ社も、ＣＣＭＩ（カシミヤ･キャメル製造業者協会）へ加盟し、世界的な視野で稀少動物保護から肥育、製造まで尽力しています。（CCMIは日本のメーカーでは２社しか加盟が認められていない程です。）
それ故、同社のようなメーカーはこういったトップグレードの商品にかけては並々ならぬ熱意と情熱を注ぎ込み他社には負けない品質で勝負していると言っても過言ではないでしょう。
そして、冒頭でも説明させて頂きましたが、今回使用するカシミヤはその中でも原毛をたっぷり使った「目付480g」のもの。
一般的なコート地が400～440gですから、今回の物は原料もたっぷり使っていますのでとても贅沢な素材です。
※カシミヤのコートは軽いから高い！と思われる方が多いと思いますが、実はこれは大きな間違いで
高価なカシミヤ原毛をたっぷり使用したコートの方がずっと価値があります。
そして、生地の仕上げはウエーブ仕上げと言い、魚の鱗に似た風合いで光沢感が非常に強く、高級感ある仕上げになっています。
生地画像は、光沢感を表すためフラッシュを焚いて撮影しました。
強い光沢感故、紺は黒に近く、黒は光沢感からグレイに近く見えています。
高額ですし、画像だけでは分かりにくいですから是非実物でご確認下さい。
今年も入荷する事ができましたこの伊ロロピアーナ社製ピュアカシミヤ4色。
何れも光沢感が高級感のある雰囲気で、世界中どこに行っても高い評価を得る素材ですから、この機会に是非ご検討下さい。
生地を反物（カットされているものではなく、巻き）で仕入れる事により
このコストパフォーマンスを保つことが出来ている「生地問屋→オーダースーツのヨシムラ」の強みです！
そして気になるお値段は、、、
通常価格：150,000円+57,000円（フルオーダー価格）＝207,000円（＋税）※のところを >>>120,000円（＋税）
いかがでしょうか？
カシミヤと言えば、ロロピアーナ社。と言われる故の原毛の買い付け量と質は正に世界でもトップクラスのロロピアーナカシミヤ。
しかもハンドメイドでのお仕立て！
円安が続いておりますが、今年までほぼお値段据え置きにて企画させていただきます。
※実際のフルオーダー価格では、
仮縫い、キュプラ裏地（2,000円～＋税）、本格台場仕様（5,000円＋税）、本格切羽仕様（2,000円＋税）が
含まれておりますが、赤字企画の為、各オプションにつきましても別途追加料金として頂戴いたします。
納期につきましては、その都度ご案内致しますが、受注or仮縫いから約１ヶ月半～頂きますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。
せっかくのフルオーダーコートですから、仮縫い「+20,000円+税 」にして、より体に合ったコート、そしてよりお好みに合わせたコートをお勧めします。
お仕立は今回は贅沢にハンドメイド縫製仕立て１本で行います！
型紙ベースは、イージーオーダーの仕組みと同様ですが、縫製面でハンドメイド工場にてお仕立ていたします。
当社フルオーダー工場にて総毛芯仕立て、十分なクセ取りを行ないタップリ時間を掛け、ボタンホールなども１穴に15分以上かける「手穴かがり」です。
これだけでも素材に負けない十分なクオリティーですが...
型紙をご自身のサイズにピッタリ！合わせることで、本当のご自身だけの長くご愛用頂けるコートにされたい方は
「仮縫い付き（+20,000円）」をお入れになれば、正に一生物のコートになります。
| BL7318 ロロピアーナ社製 カシミヤ100％コート キャメル  |
BL7319 ロロピアーナ社製 カシミヤ100％コート チャコールグレー  |
| BL7320 ロロピアーナ社製 カシミヤ100％コート ネイビー  |
BL7321 ロロピアーナ社製 カシミヤ100％コート ブラック  |
デザインの方は掲載したイラストのような基本的なコート類は全てＯＫです。
今回は特に１着ずつ型紙から手作業で作る工場ですので、基本的にはどんなスタイルでも大丈夫です。
トレンド的にはショート丈タイトフィッティングの物が今年は人気ですが、こういった高級素材はトレンドに流されない比較的ベーシックなデザイン（チェスターフィールドコート、ステンカラーコート）などがお薦めです。
ただし、トレンチコートやアルスターコート等、デザイン性のある仕様につきましては作業工程が煩雑なためオプションとして+10,000円～頂戴いたします。
参考までに幾つかイラストや仕上がり画像などを掲載しますのでご参照下さい。
コートと言えば、このチェスターコートを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？
当社でも一番人気のこのチェスターコート。
もともと19世紀（1830年～40年台）にチェスターフィールド伯爵に敬意を表して名付けられたことが、
名前の由来であるとされています。
ご着用頂けるシーンが、フォーマル～ビジネス、カジュアルまで幅広い場所、場面でお召し頂けるのが人気のポイント。
～ 基本デザイン ～
| ・基本デザイン | シングルの場合、ノッチドラペル、ダブルの場合、ピークドラペル。 |
| ・上衿 | 同生地仕様orベルベット等別素材使用 >>> カジュアルからビジネスでしたら同生地を使用し、少しドレスアップしたい方や、フォーマルでもカッチリとお召しになりたい方は、ベルベット素材を使用することをオススメします。 |
| ・脇ポケット | フタツキorハッキングポケット >>> もちろんチェンジポケットも付けられます。 |
| ・胸ポケット | ハコポケット |
| ・袖口ボタン | ４つ >>> ここは、時代の流れによっても異なりますが、現在の主流は３つ～４つボタンです。 |
| ・ベント | センターベント |
| ・着丈 | 近年では、カジュアル化している傾向もあって、着丈は短くなってきておりますが、フォーマルでは膝下～膝丈辺りをオススメします。 特に、カシミアのコートなど長く、フォーマルにもお召し頂ける素材は、時代にあまり左右されないサイズ感でお仕立てしましょう。 カジュアル～ビジネスまでの用途でお考えの方は、膝上の着丈にして、軽快感を出しつつ、最近のトレンドである短めのコートをオススメします。 |
1860年代後半に登場したコート。
北アイルランドのアルスター地方産のウールを使い、着用していた事に由来しているようです。
特徴は、アルスターカラーという衿型。
独特の上衿と下衿を分けたデザインで、衿も立てやすく、防寒にも適していることから、近年注目度が徐々に上がってきており、トレンドといっても過言ではありません。
ディティールでは、袖に折り返しのカブラを付けて、ボタンは、８ボタン３つ掛け、または６つボタン×３つ掛け主流で、後ろにトレンチコートに用いられるインパーテッドプリーツを付けることで、動きやすくエレガントなデザインになります。
着用シーンは、ビジネスを中心に活躍し、現在イージーオーダーでこのアルスターコートを仕立てることができる工場も非常に少なくなっており、貴重なデザインですから是非ご検討下さい。
素材は、厚手のウールやツイード等が良いのですが、カシミアで仕立てても非常にエレガントに仕上がります。
シングルのコートを既に持っているから、ダブルのコートもほしいなぁという方やデザイン性のあるコートが欲しい！という方に特にオススメデザインです♪
～ 基本デザイン ～
| ・衿型 | アルスターカラー |
| ・フロントデザイン | ６つボタン２つ掛け |
| ・胸ポケット | 箱形or無し |
| ・脇ポケット | アウトフタツキ |
| ・背デザイン | バックベルト |
| ・ベント | インパーテッドプリーツ |
| ・着丈 | 近年の流れでは、他のコートと同様、着丈が短くなっております。 クラシックなデザインでは膝下までの着丈ですから、きっちりとしたコートをご要望の方は、長めのデザインで、タウンユースでスマートに見せたいという方には、膝上くらいの短めの着丈でお仕立てすることをオススメします。 エレガントなデザインですから、少し長めでも良いかもしれませんね。 |
ステンカラーは和製英語で、「Stand Fall Collar」に由来しているようです。
近年では、有名なインポートブランドがバラエティ豊かな色味でステンカラーコートを出したり、素材もコットンから、ウール、カシミアまで幅広く浸透してきております。
トレンドでは、コットンを中心にタイト＆ショートのステンカラーで、都会的な印象を与えてくれ、ビジネスを中心にカジュアルでもとても人気のデザインです。
シンプルなデザインということもあり、初めてのコートには最適なアイテムですね。
素材は、コットン素材をはじめ、中肉の暑さ程のウールもオススメです♪
こんなコーディネートも良いかもしれませんね。
～ 基本デザイン ～
| ・衿型 | ステンカラー |
| ・胸ポケット | 無し |
| ・フロント仕様 | ぶち抜きor比翼 |
| ・脇ポケット | ハコポケット |
| ・ベント | 開き見せボタン※タブはラグラン袖のみ |
| ・袖 | セットインスリーブorラグラン |
| ・着丈 | マインドの若い方は、膝上の短め、落ち着きをということでしたら、膝丈～膝下までの長さがオススメです。 着丈によって、雰囲気が異なりますので、色々ご検討下さい♪ |
見た目の美しさ ･肌触り ･吸湿性 ･発汗性その全てが着心地を向上させます。
コート用はスーツ用とは違ったやや肉厚な玉虫色感のある素材を使います。
また、今シーズンより新たに柄物・無地物等約１２０種類ほどご用意しておりますから、是非お試し下さい。
高級ピュアカシミヤを、よりオリジナリティのある一着に仕立て上げましょう！
チェスターコートのような付け袖タイプのコートの袖先にはボタンが付きますが、
これを本切羽にすることも可能です。
（もちろん、手縫い穴かがりです！）
コートは外衣ですから、室内に入るときは脱ぐのがマナー。
そんな時に、内側に高級感のある仕立てだと、よりさりげないアピールに繋がります。
表には見えませんが、拘るところは拘る。是非さりげないお洒落を楽しんでみてください。
ラグラン仕立て、ダブル仕立て（4,000円＋税）、トレンチ・アルスターコート（10,000円＋税）などもＯＫです。