オーダースーツのヨシムラ >> 新着情報 >> 新商品:オロビアンコ オーダースーツ
2017年8月18日更新
季節は今まさに真夏といった時期ですが、ファッション業界においてのこの時期は、次の秋冬シーズンに向けた新柄商品の発表や新商品・新モデルの発表時期でもあります。 そんな中、私たちオーダースーツ業界では、新デザインや新パターンがなければ、後は新柄の生地のご紹介がメインになってきますが、今シーズンオーダースーツのヨシムラでは、新たな試みとして業界初の“伊 オロビアンコ”と共同開発したオリジナルオーダースーツを発表いたします! そこで店頭に展示する前に、いち早く皆さんに新商品をご紹介したいと思います。 |
読者の皆さんはオロビアンコというイタリアブランドをご存知でしょうか? 近年、ショルダーバッグやブリーフバッグ、ビジネスバッグなどの鞄を中心に、パスケースや財布、小物入れなどファッションアイテムをトータルで提供しているブランドです。 そのオロビアンコ社がこの度、オーダースーツを国内で新発売するにあたり、当社(および当社グループ工場)と提携し、次のようなオーダースーツを国内で初めて販売いたします。 |
オロビアンコブランドの最大のポイントはそのスタイリッシュさ。
ビジネスバッグやショルダーバッグのイメージでもオロビアンコのブランドイメージは“スマートなビジネスエリートのファッションアイテム”ではないでしょうか?
そこで今回のオーダースーツ開発ではこのコンセプトを大切にしようと考え、オーダースーツ業界で一般的に行なわれている『生地だけ当該ブランド(デザインは何でもあり)』を止めることにしました。
どういうことかというと、、、
現在のオーダースーツ業界では、ブランドの直営店を除けば、例えばゼニアなどの超高級インポート素材でも、そのブランドが本来目指す、ターゲット層の年齢・スタイル・コンセプトなどは一切無視して、販売店が持つデザイン・パターンのスーツを提供しています。
つまり、生地はブランドの持ち物でもデザインやパターンまではブランドが関与せず、いわば好き勝手なデザインとなっているのです。
今回のオロビアンコ オーダースーツの開発ではこの従来からの生地ブランドの問題点をどう解決するか?をブランド側と慎重に協議しました。
結果、オロビアンコ専用パターンを用意することにいたしました。
□ 用意するモデルは2パターン □
1つは、肩パッド等が薄く柔らかい雰囲気に仕上げた『クラシコパターン』
※こちらは当社の従来パターンではV2に近いデザインです。
もう1つは、スーツの王道である英国を意識した『ネオブリティッシュ』
※こちらは当社の従来パターンではV6に近いデザインです。
そして両者に共通するコンセプトは、オロビアンコのファン層である20代〜40代世代の身体付き、フィット感、更には価値観にあったパターン作りです。
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クラシコイタリアパターン
イタリアンブランドであるオロビアンコならではのクラシコイタリアパターン。 薄手の肩パッドに軽いハーフ毛芯を使用することでイタリア的な軽い着心地を再現しています。 また、前身頃の幅をやや狭めにしているため、釦をかけると軽い引かれ皺が出ることがありますが、これこそが『ジャッカストラッパーダ』といわれるイタリアならではの着こなし術です。 |
ネオブリティッシュパターン
スーツのルーツ(起源)は英国にあり。イタリアブランドもその影響は避けられません。 そこでオロビアンコが考えた英国調スーツは、ネオブリティッシュパターン。 従来の堅い英国のイメージではなくハーフ毛芯を使い軽く仕上げ、高めのゴージライン、小さめのアームホール、シェイプされたウエスト周り、細めの袖幅など要所要所にモダンブリティッシュのディテールを満載しています。 |
加えて、生地の色柄にもこだわりを持ちました。
それは、ブランドが持つターゲット層の価値観。
20代〜30代は色柄的にはベーシックな物を求める方もいらっしゃいますが、スーツを作業着ではなくファッションとして楽しみたい世代。
当然、ファッショントレンドにも敏感になることを、ブランド側に伝え、トレンド色の強い色柄を多めに色柄企画しました。
むろん、ここにはイタリア側の考えと日本側のトレンド感の違いなどもあり、本国のブランド価値観を変えずにどれだけ日本人の好みを取り入れるかなど約1年に渡って協議いたしました。
なお、素材は原則ストレッチ性のある細番手のウール素材を使用しています。
オロビアンコと言えば、イメージするのはこのトリコロールカラーのテープではないでしょうか?
このブランドカラーのテープを、スーツのイメージを壊さず、どこか取り入れられるところはないか?
またオロビアンコらしい遊び心・洒落っ気をどこに取り入れるか?
ブランド側、当社(オーダースーツのヨシムラ)、そして縫製工場と幾度となく協議しました。
その結果、出来上がったのは次のアイテム
@ 専用キュプラ裏地&ピックステッチ
>>> オロビアンコスーツで使用するキュプラ裏地は専用オロビアンコロゴを使ったジャカード織りの裏地。
裏地などの仕様は日本が一番、優れているため、こちらは日本側が開発したものです。
また、手縫い風のAMFピックステッチは高級感を出し、物性的にも耐久性が上がるため標準仕様にしました。
ここでのコンセプトは、『控えめでありながらブランド価値を高める高級感を醸し出す』ことでした。
A 片玉縁の内ポケットに縁取りはオロビアンコテープ
>>> 通常内ポケットの玉縁部分は裏地で作成しますが、本仕様では内ポケットの縁取りにオロビアンコトリコロールテープを使うことでオロビアンコらしい遊び心を表現しています。
B サイドベンツのコインホール
>>> 上衣のベンツ部分は、手間のかかる額縁仕様になっており、またこの額縁(45度に折って縫い上げた部分)には約1cm程度の切れ込みを付け、コインなどを入れられるようにしています。
何故、コインホール?とお考えかも知れません。
これはコイン(10セント硬貨など)を入れることで、サイドベンツ部分に適度な重量を持たせ、ベンツが捲くれあがるのを防ぐためです。
実用性もありますが、何よりここまでこだわるところが“イタリアブランドらしさ”です。
C ネーム刺繍は襟の裏に
>>>通常、内ポケット近辺に入れるネーム刺繍。
オロビアンコのブランド価値観にあわせると、これの場所が『襟の裏側』に変わります。誰に見せるものでもないのかも知れませんが、この辺もこのブランドが持つ遊び心なのです。
上記のようにパターンはオロビアンコのブランドイメージでパターンを作成いたしましたが、サイジングはオーダースーツですので、皆さんのご体型に合わせたお仕立てになります。
従いまして、既に当社でリピーターの方は、従来のサイズをベースにオロビアンコスタイルのお仕立て可能※です。
※:身体のベースとなるサイズは従来のままに。ただし、パーツごとにゆとり量等が変わるため着用感は変わります。(例:従来が標準的なV1のパターンであれば、アームホールが小さくなり、袖幅が細くなる。など)
新発売記念キャンペーンについては、伊オロビアンコのオーダースーツが日本初上陸ということもあり、最初に盛大にイベントを行なうことにいたしました。
オロビアンコといえば、トリコロールカラーの付いたバッグが有名ですから、オーダースーツをお求めの方にオロビアンコのビジネスバッグ(40,000円相当)をプレゼントすることを考えました。
ブランド側もこれに賛同してくれたのですが、、、
しかしながら、↑のような表現で販売しますと、日本の景品表示法に抵触※してしまいます。
※:景表法では販売価格の20%までしか景品を付けられないため
そこで、キャンペーンは次のようにいたします。
期間中
オロビアンコオーダースーツ + 40,000円相当オロビアンコ ビジネスバッグをセットにして
合計78,000円(税別)で発売します。
(先着200名様限定)
取り扱いの生地は全て伊オロビアンコ社オリジナル素材で、次のような色柄があります。
落ち着いた色柄もありますが、トレンドを先取りしたユニークな色柄もありますので画像を1つ1つ拡大をご覧になるのも楽しいと思います。
1、無地 |
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2、ヘリンボン |
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3、ストライプ |
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4、マイクロチェック |
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5、バーズアイ |
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6、ドビー織柄 |
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7、グレンチェック |
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8、ウインドペン |
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そしてお付けできるビジネスバッグは次の通りです。
こちらからお選び頂けます。 |
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伊オロビアンコ オーダースーツの日本初上陸・新発売にあたり、オーダースーツのヨシムラの店舗ではキャンペーン期間中、全店舗にて見本服を展示し、生地については大型生地サンプルでご覧頂けるようにしております。
また、セットで販売する前掲のビジネスバッグについても一部を店頭でご覧いただけるようにしておりますので是非、店舗にて直接ご覧になってみて下さい。
※ 注:ビジネスバッグの在庫について
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ビジネスバッグについては、先着200名様分しかご用意がございませんので、ご注文の方はお早めにお願いいたします。
また、店舗にはビジネスバッグの見本をご用意しておりますが、各店舗全商品はご用意できておりませんので、ご希望のデザイン・色がある場合は、前掲で掲載した品番を店舗にお知らせ下さい。
キャンペーンは9/10(日)までの約3週間限りですのでお早めにお求め下さい。
皆様のご来店をお待ちいたしております。
※このページの表示価格は全て税抜き(本体価格)で表示しております。