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オーダースーツのヨシムラ
新着レポート

 最高級のカシミヤです。
当社の最高級ピュアカシミヤのオーダーメイドコート(デパート価格35万)はロングで125,000円です。
(カシミヤは量り売りのため、体型により多少金額は前後します。)
カシミヤのコートお持ちですか〜。
普通の人はカシミヤ混やアンゴラのコートは持っていても、ピュアカシミヤのコートをお持ちの方は少ないはず!
上質のカシミヤのコートはね生地の仕上げにもよりますが無地のコートでも魚のウロコのような地模様が入ります。(こういう生地をウェーブ仕上げといいます。)
また持っている方も本当の上質なピュアカシミヤをお持ちの方は少ないと思います。

マグロに本マグロとカジキマグロがあるのと同じでカシミヤもピンからキリまであります。
また同じ本マグロでも赤身と大トロがあるようにカシミヤにも毛の太さによって品質もまちまちです。
(やはり内モンゴルで育ったカシミヤ山羊の胸の毛が一番!)

生意気なことをいって申し訳ありませんが、当社はオーダー店向きの高級服地をメインに取り扱っていますので、「上質なカシミヤの大トロ」を毎年ご用意しております。
 以前カシミヤ100%のコートが量販店で5万円位で販売されていましたが、これはインチキなものが多いので注意が必要です。
こういう物はカシミヤのあまり産地が良くなく(アフガニスタンやイランなど)また、良くない部分の毛を使い、さらには価格を下げるために縫製技術の低い国で縫製しています。裏地等もカシミヤにふさわしい上質の物を使っていませんので、いうなればセルシオのエンジンに大衆車のシートが乗せてあるような物です。お気を付けください。

また更に悪質な場合はカシミヤといいつつアンゴラや普通のウールを混ぜて織っている粗悪品もあります。
というのも、カシミヤも普通のウールも顕微鏡で見ても太さの差以外素材としては全く見分けがつかないため、検査協会等に出してもちょっとやそっとではわからないのです。
ですから毛の太い・毛足の短いものでもカシミヤといえばいった者勝ちなのです。
これで2年ほど前にあるスーパーが公正取引委員会から勧告を受けました。多分仕入先からバレたのでしょう。

 ですから、カシミヤの混紡率が高い商品やこの冬注目の「パシュミーナ」をお買い求めになる際には直接手にとって、触って決めることを忘れないでくださいね。
ブランド名を信用しないほうがいいです。

 さて、この冬の当社のカシミヤのラインナップはピュアカシミヤを筆頭に50%・30%もご用意いたしました。無料サンプルにも載せていない商品も多数ありますのでご希望の方は色をご指定の上別途お申し込みください。
ちなみに色は黒・チャコールグレー・キャメル・紺が基本色ですが、当社は婦人服地の取り扱いが多いのでご婦人向けの色も多数ございます

たたみ方1
たたみ方2

ちょっと一言・・・カシミアを選ぶコツ
ほんとに一言だけ・・・ほっぺたで触ること!
人間のほっぺや首筋はすごく敏感です。ほっぺが喜ぶ、これを一番の基準にしてください。

ちょっと二言・・・カシミヤの取り扱い

 カシミヤのコート(高級)だから雨の日には着ないんだ〜。という方もいらっしゃいますが、本当のカシミヤはこんなこと気にする必要はありません!!
着用後にブラッシングだけを忘れずにしていれば元来カシミヤは水には強いですので(だって元々は獣毛ですから・・・)全然OKです。
逆に晴れた日しか着用しなくてもブラッシングしないと逆にホコリがたまったりすぐ痛みます。
また、カシミヤのシーズンオフの取り扱いは「絶対にビニール製のツーリストバッグに吊さないこと!」これはスーツにもいえることですが、ビニールだと湿気がこもってしまうため百害あって一利なしです。出来れば不織布という通気性の良いカバーで保管ください。)

ちょっと三言・・・カシミヤを着てはいけない人
 どこで買っても高価なカシミヤです。無駄にしないためにもこんな人はカシミヤを着てはいけません!

 ●毎日通勤ラッシュに遭遇する人
 ●コートを着たまま車に乗る無精な人
 ●ブラッシングしない人
カシミヤはやはりデリケートです。
特にラッシュや車の椅子など擦られることを一番嫌います!こうするとすぐ毛玉になりますので、せっかくの光沢・風合いがあっという間になくなってしまいますので、絶対に注意してください。
でもこの基本を守ればカシミヤは一生物、後はシーズンオフのクリーニングと防虫剤をしっかりとしておけば、何10年も着れますよ。
 なお、自分が●に該当するかな? という人はカシミヤの混紡率を50%位にすればOKです!