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棚卸し |
6月は決算の月。 毎年この時期の日記帳には書いていることですが、この時期当社では棚卸しがピークを迎えます。 そしてこの棚卸し、製品メーカーが在庫を1つ2つと数えるのと違い当社の場合は反物でぐるぐる巻きになった生地を一度解いてから手作業で巻き直して長さを10センチ単位で測ります。 本当は自動巻き直し機もありますが、作業がかえって面倒で誰も使いません。 この作業の大変なこと、大変なこと... 本当にローテク、ひたすら肉体労働です。 で、私はというと、スタッフが揃っているときであれば社長であることを良いことにサボらせて貰うこともあるのですが、今年は作業が遅々として進まないため、業を煮やし『俺なら紳士生地の棚卸しを3日でできる!!』と豪語してしまい、責任をとって自らがやることに... もちろん1人では出来ないので、若手の北と荒井に協力を願い作業をしました。 が、正直日中はお客様がお見えになられたり、メールをやったり、種々の会議に出たりしてなかなか作業が進みません。 やむなく独り残って、夜遅くまで棚卸しをすることに... でも、その甲斐あってか何とか期限の3日間で終了することが出来ました。 不言実行・有言実行ではなくて、私の場合は有言断行です! あ〜ぁ、辛かった。その晩は足の裏、両腕、両肩にサロンパスを貼る始末。 筋肉痛にならなかったのは日頃からの鍛え方の違い? |
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金持ちという人種 |
この日は、ある懇意にしているお客様からのご紹介でお知り合いの社長さんのご自宅まで出張採寸に行って来ました。 場所は、都内某所。 某所なので名を明かすことは出来ませんが、場所を聞けば「あぁ、お金持ちの住んでいるところ。。。」といった場所です。 (田園調布?深沢?いえいえ、そんなところ目じゃありません。ホントの金持ちは違う所に住んでいます。...住んだこともないのによく言えるな自分...) 訪問するにあたっては私も初対面ですので多少緊張気味でしたが、まずは駐車場から度肝を抜かれる。 地下駐車場へ進もうとするととシャッターが降りていて開かない××× そこで、管理人に開けてくれ...というと、 「○○様から伺っております。少々お待ち下さい。開きましたら△番に留めてください。」 「おぉ〜、しっかりとした管理人だ」 ウィーン・・・シャッターが開き、中に進み△番に留める... すると、私の車の周りは高級外車ばかり!!(画像はフェラーリですがこれ以外にも多数。国産はソアラがあったっけ?) そして、EVでお部屋まで上がると...(ちなみにこういった高級マンションは1フロア1所有者ということがあり、EVが開くとすぐ玄関なんてことが多々ありますので要注意です!) 案の定、いきなり玄関。 『良く来てくださいましたね』と物腰の柔らかいご主人。 「いえいえ、広くて迷いました、、、(-_-;)」と私。 ご注文の方は、さすがお金持ち!今回はゼニアのスーツ5着とオーダーシャツ7枚のお買いあげ。 何でもこのお客様は月に2度ほど講演をするらしく、その時は毎回違うスーツを着るのだそうです。 つまり、今後は月2着ご注文いただけるとのこと...(ひたすら凄い!!) しかし、ご注文以上に驚きだったのがこのご主人の物腰の低さ。 普通ならこういったお買い求めの仕方をされる方だとお供の方を引き連れて横柄な態度を取られる方が多いのですが、この社長さんはホント腰が低かったです。 う〜ん、本当のお金持ちって案外こういった謙虚な人なのかもしれないな... 私はたまたま学校の関係から同級生にお金持ちが多く、お金持ちの生活観についてはそれなりに知っているつもりでしたが、お金を持ちつつお金に振り回されないでいるというのはなかなか難しく、お金の量に比例して傲慢になる人が多いと考えていただけに、この日の社長さんには脱帽いたしました。 |
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最近はまっていること。 |
この日記帳をご覧になられれば私の趣味が釣りであることはすぐ分かるかと思いますが(ご存じない方のために)釣りも実は色んなジャンルがあり、 海釣り、川釣り、船釣り、磯釣り、投げ釣り、小物釣り、青物釣り、ルアー、フライetc...かなり幅広く分かれています。 そんな中、私は主として釣った魚を美味しく食すのが大好きですから、海の船釣りが中心なのですが、最近子供がルアーにはまってしまい、それにつき合わされています。(See 05.05.05の日記) でも、このルアー釣りというのは正直、釣れる魚もニジマスやブラックバスなど鯛やヒラメに比べると味もPoorで、野や山を歩きながら釣りをする苦労の割に報われません。 そこで「それじゃ釣りやすい場所へ行こう!」ということでこの日は御殿場にある管理釣り堀へ行って来ました。 管理釣り堀といってもかなり大きな池で100m×300m位のサイズがあり、目の前は富士山ですから一見の価値はあります。 ルアーは餌釣りと比べるといつも手を動かしているのでせわしない釣りですが、それでものんびり富士山を見ながら釣りをしているのは気分爽快です。 山梨出身の荒井君の朗らかさが少し分かるような気がした一日でした。 (富士山の綺麗な写真を撮れずスミマセン...カメラ忘れました。) |
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どうも創作意欲が沸かないな・・・ |
皆さんは、当サイトの原稿がそれぞれどれ位の時間を掛けて執筆されているか、お考えになられたこと、あります? きっと、ないでしょうね...(私も逆の立場でしたら同じです) そこでちょっとコメントしますが、実は「お客様いらっしゃ〜い・ありがとう」コーナーや各新着情報の原稿は各担当者共死ぬほど苦しみながら原稿を書いています。 一番苦労しているのが荒井君や北君などの若手。 この二人は1つの原稿に下手をすると足かけ1週間以上掛けてしまったり、時として徹夜したりもします×××。 次が、意外と文章が苦手な大阪SHOPMASTERの清水氏やレディース担当の三谷女史。 ・・・この辺はまでが原稿が苦手な組。 一方、意外と得意なのが大阪店レディース担当の藤本女史と私です。 自慢ではありませんが、私の場合はどうやらこれ(作文)が他の人より得意らしく、1原稿3〜4時間掛ければ出来てしまいます。 部下からは非常に羨ましがられ『社長は(作文については)別格だから同等の物を求めないで欲しい』などと言われますが、私から見ると、物事をおもしろおかしく考えていると、だんだん面白くなってくる物だよ。位にしか考えていません。 ・・・と、思っていたのですが最近はちょっとスランプ気味。 ご承知の通りお客様いらっしゃ〜い・ありがとうの両コーナーは自身が接客していないと書けませんし、とはいっても社長業や経理もあるとなかなか接客中心の仕事も出来ないし...で、最近はなかなか面白い原稿を書けずに悶々としていることが多いです。 で、そんな時はどうするの?...というと、世の中に目を見張ったり、他店を見に行ったりします。 すると、今まで息詰まっていた物もするっと抜け落ちて意外とスムーズに次のネタが頭に思い浮かんだりします。 そして、今回はCOOL BIZがそうでした。 家のTVでトヨタの奥田会長と星野監督がCOOL BIZのファッションショーに出ていた姿を見て、ピ ーンと閃きました。 こうなると、それこそ1時間ぐらいで骨子はすぐ書けてしまうのが私の特技です。 でも、最近いらっしゃ〜い・ありがとうネタが少ないな・・・(反省) |
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お受験もバカに出来ませんゾ |
ここのところ当店のレディース部門にはお受験スーツのご相談が数多く寄せられます。 当たり前ですがほとんどの方はお受験初体験で、どんなスタイルが良いのか分からず、藁をもすがる気持ちでWeb検索をした後当サイトを見つけたり、あるいはお受験専用サイトからのリンク経由で当社を見つけられた方ばかりです。 ご来店されると・・・ ・どこどこの学校説明会がいつだからいつまでに仕上げて...とか ・他のお受験をされる方はどんな格好ですか? ...などなど、とにかく皆さん必死。 これまで首都圏がほとんどだったこのお受験も今年は関西圏まで波及していますから、それだけ競争も激化しているのでしょう。 当社の売上げとしてもバカに出来ません。(「バカに出来ないこと」その一) まぁ、詳細については当社レディース担当者に聞いていただければ良い情報が聞けると思いますが自分の日記で書きたいのは、実は私自身もお受験経験者だったということ。 思い起こせば、、、う〜む。約30年前か... 実は私もお受験で慶応幼稚舎を受けているんです! ...で、結果はというと、×。 当時のことは良く覚えていませんが、集団考査(集団での行動を見ること)で喧嘩したそうです。(情けない...) ちなみに我が家は子供が2人いますが、子供のお受験については何かお祭りみたいに尊敬語の「お」を付けるお受験(そのネーミング)がバカらしくて嫌いだったことと、↑のように自分がお受験で失敗した者としては自分の子供にはお受験をさせませんでした。 ですが、子供が小学校に入学して分かったことが... それは、『お受験経験者は頭が良い』ということ。 厳密に言うと子供ですから「頭が良い」というのではなく『勉強に気持ちを向けられる』程度なのですが、遊びたい放題だった幼稚園児が小学校に来て勉強をするようになるにはちょっと時間が掛かります。 お受験経験者はそのリードタイムがいらないだけに小学校入学後スムーズに勉強が出来るのです。 (つまり他の子よりも3歩も4歩も先に行けるのです。) 小学校低学年のお子さんを持つ方ならお分かりかと思いますが、足し算でもかけ算でもいつかは出来なくてはいけないことを、わずか数ヶ月でも先を進んでいれば、そのアドバンテージはず〜っと続き、いつまでも「○○ちゃんは賢い」と言われますよね。 それです。 ですから、意外とお受験もバカに出来ません。(「バカに出来ない」その二) |
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王子スーツ? |
↑玉子スーツではありません。また愛ちゃんの王子サーブでもありません、「スーツ」です。 実はこの日、懇意にしているイタリア料理店オーナーのIさんからのご紹介で、知人がクェート王子とこの夏に面会するから、その時に向けたスーツを仕立ててくれないか?との依頼がありご注文を頂いたのです。 ご注文された方はMさんという方ですが、この日Iさんを含め3名でその時のスーツの生地やらデザインやらを決めました。 話を進めていくうちに...だんだんご注文内容からそれてクェート王子に話題が集中。 やれ、引田天功はこの王子からたいそう気に入られ、油田を貰った(←きっと嘘ですから真に受けないで下さいね。)とか、王子はホテルの気に入ったメイドにシャネルかどこかのお店に連れて行き、何か気に入った物1つ勝手良いよ!と言ったとか言わないとか。 Mさんも、格好良くスーツを着て、会談がうまくいけば何か貰えるかな... などと大の大人がアホな話題で大盛り上がり。(アホとはMさんIさんゴメンナサイ。) お陰でご注文は大変スムーズに行きましたが、MさんIさんがお帰りになられて、自身の仕事に戻って色々考えると... 「ウチのスーツをクェート王子が見る?」実は凄いことになっていることに改めて気付かされました。 Mさん 後で、会談中に握手している時の写真でも1枚下さ〜い!! そして何より会談を成功させてくださいね。 ちなみにご注文の生地は伊ロロピアーナのSuper120'S濃紺無地で、お仕立て内容は皆さんがお買い求めになる物と全く同じです。(クラシコ仕様) スーツというのはきちんと身体にフィットした物を着れば、そこそこの品質以上の物でしたらどこへ出ても恥ずかしくない仕上がりになるものです。 |
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COOL BIZ |
6月から地球温暖化防止の一環としてCOOL BIZが謳われ出しました。 まず最初は政府が率先して行い、次にそれがマスコミにより広められ消費者の認知するところになり、同時に我々のような小売店が対応した商品を用意するといった流れになるのでしょうか? このようなこと、そういえば過去にいくつかありましたね。 例えば、70年代最後の頃の省エネルック。 >>> これは羽田元首相のトレードマークでしたが正直よく分からないまま、轟沈してしまいました。 それ以外にも、近年沖縄県庁で行われたアロハシャツを制服にしたこと、等が挙げられます。(こちらはどうやら成功。しかし県下のテーラーは大打撃×××) さてさて、今回のCOOL BIZはどうなるのでしょうか? 私は大胆に予想しますが、この企画今回は成功すると思います。 実際にお客様に接していると、ここ数年IT業界の躍進と共に各企業(各業界)のドレスコードもだんだんとルーズになり始めているのは事実ですし(ホリエモンさんが良い例です。)、最近はお堅い銀行もノー上着OKになってきていますから、今回のCOOL BIZは上手くいくんじゃないかな?と。 ただし、いくつか要件があると思います。 1. お洒落であること >>> 当たり前ですが人間は裸からここまで衣類を着るようになったのですからお洒落にはその必要性があるからです。 仕事が出来るように見せるため。。。女性に良く思われるため、、、全て自分のためですが大切なことです。 2. 女性に評価されること >>> 1.と関係しますが、流行る飲食店は女性客が多いのと同じです。 やはり女性から評価されないと良い企画とは言えません。 ところで、読者の皆さんはこのCOOL BIZ、当社にとってマイナス面が多いのでは...とお思いですか? 実は当社でもCOOL BIZについて議論しました。 そしてその時の結論は、確かに上下としてのスーツ需要は減るかもしれないが、その分ジャケット需要やシャツ、靴などを扱っている当社には必ずしもマイナス面だけではないという結論に達しました。 つまり、スーツは減ってもその分コットンパンツやリネンジャケット、紺ブレやノータイでも様になるデュエボットーニのシャツ、更にはスーツでお洒落できなくなる分革靴がファッションアイテムになるなど、意外と伸びる分野も多いのではないかということです。 当社もこういった流れも考慮しつつ今シーズンWEBでの原稿等を計画しましたが、荒井君の書いた紺ブレの提案やオーダーシャツのご紹介、そして2年前から扱っているビジネスシューズの展開(エトスクラブ)など、意外と上手く進んでいると思います。 それにしても、当社の↑戦略は今回見事当たりましたが、時代の流れを把握してお客様より3歩前を歩くというのは大変です。 |
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あっち立てればこっち立たず |
この日はちょっと忙しい一日でした。 私にとっては大切なお客様が2組、しかもアポイントの時間が接近している中でご来店予定だったからです。 どんなお客様だったかというと・・・ お1人は、お取り引きそのものは比較的日が浅い方でしたが、別メールで事前に色々とご相談頂いていたため1週間前からご予約を頂いていた方。(Aさんということにしましょう) そして、もう1人はこちらは以前から懇意にして頂いている一部上場企業役員の方。(こちらはBさんということにします) 今回はその方のお父様(元一部上場企業の社長)からのご注文で、運転手付きの車で、お二人でお越しになられるとのことでした。 前日にはご連絡を頂き、この日の14:30なら時間が取れるとのことで、少ない時間の合間をぬってのご来店でした。 そして、スケジュールがタイトなことは重々承知していましたので、14:00の方には「できれば多少早めに来て欲しい」、14:30の方には「多少お待たせしてしまうこともあるかも知れません」とお伝えして保険は打っていたのですが、、、 案の定、Aさんとのご注文話が長引き(盛り上がり)14:30のBさんを待たせてしまいました。 いや〜、この時は焦りました。 何を焦ったかというと、Bさんをお待たせすべきかどうかということ。 つまり、Aさんは私にとって事前にご相談も頂いていましたし大切なお客様でしたが、Bさんは当店で1・2を争うVIP。(ご本人のスーツもさることながら、ご友人の方を随分たくさんご紹介いただいています) ですから、売上だけを大切にするのでしたらBさんを優先すべき状態だったからです。 こんな時、皆さんならどうされますか? Aさんに事情を話して、別の担当者に代わってもらい、Bさんの接客に行きますか? 私も一瞬、悩みました。 ですが、最終的にはBさんにお待ちいただくことにしました。 何故こうしたか? 理由は、私にとってAさんもBさんもお客様はお客様で優劣をつけられない存在ですし、優先順位を付けるならアポの時間に従うべきと判断したからです。 もちろん、私も人間ですからBさんがお気を悪くされないか、とても心配でした。 でも、状況から見てAさんがその後のアポが控えている私に気付いていない訳はありませんし、それを分かりつつAさんの話を早く切り上げるような失礼な真似は私には出来なかったのです。 また、心のどこかでは、この状況は逆にBさんからも見られているとも思いました。 一定以上の上流階級の人は、概してこういったケースで人の器を測ります。 きっと、Bさんは私がAさんを放棄してBさんに行けば、安っぽい人間と見るに違いないとも考えました。 それだけに今日の接客はとても気を遣いました。 でも、結果的にはお待ちいただいたBさんにもその後きちんと接客できましたので、まずまずうまくいったのではないでしょうか? |
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企業の不祥事について |
ここのところ上場企業の不祥事が頻発しています。 卑近な例では、1.JR西日本の事故当日に近接区域の社員がボーリング大会をしていたこと、や2.橋梁資材メーカーの談合で公取委から勧告を受けたこと、3.小田急電鉄による名義株の問題etcです。 でも、この1〜3、それぞれメディアの報道や一般人の受け止め方、はたまたこれが海外で起きた事件ならどうだったか?という点で、実はそれぞれ大きく反応が異なることご存じでしょうか? 1.のボーリング大会は、関西圏の人なら感情的になってしまうのも分かりますが、本質的には全く別事業所の起こしたこと。 しかも事前に計画されていたものですから特段悪いことをしている訳ではありません。 事故現場に居合わせたJR職員がそのまま出勤していったのは人道的に批判を浴びるに値しますが、隣接区のボーリング大会は別に悪いことではないと思います。 しかし、日本ではそれをことさら悪いこととメディアが囃し立て一般人がそれに呼応します。 この辺、被害に遭われた方には同情はいたしますが、怒りの矛先を向けるべきを間違えているのではないでしょうか? これは欧米では何にも批判されない問題でしょう。 2.の橋梁資材メーカーの談合ははっきり言って一般人にはなじみが薄く、何のことかさっぱり分からないでしょう。 だから、メディアも一般人もすぐ忘却の彼方です。 でも、忘れてはいけません、こういった企業は上場企業でありながら同じ事を何度も何度も繰り返していますよ。 談合を繰り返して何度も公取委に摘発を受けた企業が民事再生法で公的支援を得て立ち直るなんて話はざらです。 そしてこういったところへは監督官庁の天下りが続々というのがお定まりのコース。 ちなみにアメリカ的資本主義は信賞必罰が非常にはっきりしているのでこういった企業は即上場廃止になります。 3.小田急の問題。 私も友人が勤めているのであまり悪く言えませんが、これまた酷い話です。 西武鉄道の上場廃止の一件を横目で見ながら自分たちは公表するタイミングを計りほとぼりが冷めてから公表するなんて堤さんも浮かばれません。 でも、西武が上場廃止でも、小田急は絶対に上場廃止にはならないでしょう。 カネボウの上場廃止の一件から、これ以上不祥事での上場廃止は困る!という大企業中心の経団連や政治的な圧力の方が、市場の公正化(資本主義の理念)より勝るというのには、ホント驚きを隠せません。 東証に圧力を掛けるなんてナンセンスも甚だしい。 報道しないメディアも同罪です。 これも欧米だったらどうか?多分上場廃止でしょうね。でもすぐ別のマーケットで再上場でしょうけどね。 いずれにしても我々はくれぐれもメディアや一般世論に流されて自分の意見を決めないことです。 これが酷くなると第二次大戦直前の日本国民になって、突撃〜で玉砕しますから。 そう、当社のサイトも同じかもしれませんね。 くれぐれも鵜呑みにせず、ご自身の意見や感性を大切にしましょう。 |
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健康ランドで |
この週は月に一度1週間の大阪出張の週です。 月一回といっても事実上は月〜金のたった5日ですからなかなか大阪のスタッフと懇親が図れませんので、私にしては珍しく大阪では社員を引き連れてあちこち夜の街に繰り出すのですが、今回はNET事業部をサポートしてくれる幸福、一野、山橋の3名を連れて、某健康ランドに行って来ました。 仕事が遅れてしまったこともあり21:00過ぎからの健康ランドでしたが、それでも社員旅行以来の久しぶりの裸のつきあいに、とても楽しかったです。 特に幸福氏は4人の中で一番の最年長にもかかわらず身体についてはストイックなぐらいにまで鍛え上げていますから、人の下っ腹を見てボディーチェックをする始末。(大きなお世話だ!) ...と、こんな戯れ言は良いのですが、風呂に入っていると・・・幸福氏が一言。 『今、NETのお客さんに会った!!』 一同「え゛ぇ!!」 こんな事もあるんですね。 会社から車で30分以上離れた、しかも健康ランドで、偶然にもお客様と出会ってしまうなんて・・・ う〜ん、世間は狭いものです。 Fさん 今度ともどうぞよろしくお願いします! |
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15年ぶりの再会 |
5月に入り一般の会社でも4月のバタバタが落ち着いたのでしょうか、ここのところ私のプライベートの仲間達からよく声を掛けられます。 ちょうどこの日は大学時代のサークル仲間から久しぶりに飲まないか?との誘いがあり、先輩後輩色々声をかけたところ、なんと!20名近く集まってしまいました。 (幹事のS信託島村君、S生命福住君ありがとう!) 集まったメンバーは、ちょうど私が大学2年生時代の4年生から1年生まで、私にとっては下級生下積み時代の先輩後輩ですから、ホント懐かしい面々で、特に先輩方は卒業以来お会いできなかった方ばかりでしたので中には14〜15年振りに会う先輩方もいて本当に懐かしかったです。 そして、こうして昔の仲間が集まると出てくるのが『あいつはどうなった?こいつはどうなった?』という話題ですが、いやいやバブル期〜10年不況〜ITバブルを経て、皆色々と職業も変われば顔つきも変わるものです。 髪の毛が薄くなったり、昔は痩せていた人が激太りするのはどこでもご愛敬として、仕事についても当初就職した会社とは別の名刺になった人も多く、どんなケースがあるかといえば。。。 大和銀行(現リソナ銀行)から転職した後輩は例の不良債権問題で先行きを憂いでの転職 某都市銀行から外資系証券会社へ転職した女性は、都銀では女性が活躍できないからといった理由。 旧長銀の破綻時に退職した先輩は投資顧問会社を経営しているらしいし... 親がホテル経営をして都銀に就職した先輩が、家業に戻ったとか。 などなど。もちろん、一貫して一企業に勤め、今では肩書きが付いている人たちもたくさんいますが、それにしても人間15年も経つとそれぞれの人生、大きく変わるものですね。 かくいう私も皆から見れば、家業を継いだとはいえ、そこまで名前の売れている企業ではないし、皆心配なのか色々と詮索され、この日はしばらく疎遠だったこともあり、随分諸先輩方に随分説教をされました。 ですが、こういった場で説教を受けるのは私にとってはとても良い刺激です。 会社経営者で小さな社内では王様のように振る舞える私でも、所詮はただの30半ばのオッサンで、神様でも王様でも何でもありません。 仕事がらみでお世辞やおべっかを使われ、イイ気になっていると足をすくわれるよ。 と、アドバイスしてくれる人たちは私にとっては大切なアドバイザーです。 持つべきは『晴れた日の友』ではないということをこの日は改めて再認識いたしました。 |
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季節の変わり目は・・・ |
ここのところ当社では体調を崩す人が増えています。 まずはGWが終わったところで大阪店藤本さんが...、次に↓高山出張で気合いを入れすぎた三谷さんが、続いてスーツの仕上がり連絡をしている道川さんが... たまたま女性ばかりを列記しましたが、それ以外の男性陣も少なからず万全ではないようです。 GW明けでスッキリしているはずなのに・・・ ぼやきもありますが、それにしても季節の変わり目は皆さん体調管理には注意してくださいね。 ところで、こういった時、大阪店清水と私はたいてい大丈夫。 SHOPMASTER業には健康体は必須条件です。 |
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QUEENの再結成に思うこと。 |
物凄くマニアックですが、私&我が家は子供も含めて英のQUEENというロックバンドの大ファンです。 QUEENと聞いて名前を知らない人も、大リーグの応援歌でWe are the championsや最近のドラマの主題歌(ボヘミアンラプソティーetc)を聴けば曲そのものはご存じの方も多いはず。 ボーカルのフレディーマーキュリーは既にAIDSで10年以上前に他界しましたが、彼は有名人の中で一番最初にAIDSで亡くなった人ではないでしょうか。 QUEENは私にとっては中学・高校時代の一番多感だった頃に覚えた一生忘れられないバンドです。 そんなQUEENですがボーカルのフレディーマーキュリー死後、別のボーカリストを加えて再結成する噂が絶えませんでしたが、とうとう今後ポール ロジャースをVoに加えて再結成するそうです。 世界ツアーは来年から。そして日本へは来年後半以降、来日予定だそうです。 さてさて、行くべきか・・・ 昔のフレディーの印象が強すぎるというのは新しいボーカルの人に大変なプレッシャーを与えますね。(あのジョージ マイケルですら代わりのボーカルにならなかった位ですから) ところで、時は、5月。 皆さんの周りでも、そろそろ社内で小さな異動(担当替えなど)がありませんか? そんな異動で引き継ぎを受けた時、前任者の取引先からの受けが良くて、新任になって苦労することありません? そんな時は新しいQUEENの新しいボーカリストを思い出してあげてください。 音楽界で彼ほどこれから前任のプレッシャーに潰されかける人はいないかもしれません。 世の中には自分の苦しみの何1000倍も苦しんでいる人がいるんですから。 あ〜っ、やっぱりコンサートに行きたくなっちゃった♪ 誰か我が家と一緒に行きません? しかし、ブライアン メイ(Gu)も老けたな〜 |
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高山出張 |
GW最後の週末だったこの2日は半年ぶりの岐阜県高山出張でした。 以前Webでもご紹介したT先生とその友人の皆さんからのご注文を伺いに今回は総勢4名でお邪魔しました。(私・司茂・三谷・松下) 朝4:00に起床し、ちょうどその日はサービス企画の当選者発表もあったことから出がけに1時間ほど抽選・当選者決定・確認・WebへのUPと一仕事終えてから5:30出〜発。 (それにしても、今から4〜5時間は運転するというのに俺も超人的なことをするもんだ、もういい年なのに・・・) そして『眠っ...!!』と腫れぼったい目を擦りながら、都内を一人、また一人と出張者をPick Upしならが出発です。 途中生地を積んだ営業用ワゴン車(運転:司茂)と合流して、何とか予定通り11:30に高山へ到着! 『T先生、お久しぶりで〜す!!』 半年ぶりの再会に盛り上がるのもそこそこに、例によって大オーダー会が開催されました。 今回はメンズはそこそこで,主としてレディースのご注文が多かったのですが、それにしても大盛り上がり。 「あんなのはできない?」「こんなのはどう?」など相談され、レディース担当の二人も必死です。 また、そろそろリピーターの方も増えてきたせいか、『ちょっと太っちゃって...お直しできる?』とか『このデザインをこう直せますか?』などお直しのご依頼もあっててんやわんやでした。 加えて、夜になれば「良く東京から来てくれた!」ということで大宴会を開いてくださり、いつもながら至れり尽くせりの一日でした。 そして、翌日はT先生ご案内の元、帰り道にある平湯温泉まで温泉に浸かりに行って来て... は〜っ、疲れたけれどとても充実した2日間でした。 画像は、最近T先生は蕎麦打ちに熱を上げているとのことで、司茂と私がレクチャーを受けている時の瞬間です。 |
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静岡県警のヘリ |
皆さんも報道でお知りになったかと思いますが、このGW中に静岡県警のヘリが交通渋滞の状況を見るためヘリを飛ばしたところ機体の整備不足からか(?)墜落し乗組員全員が死亡するという惨事がありました。 皆さんもご覧になられたかと思いますが、JRの事故も大惨事ですが、このヘリの事故は操縦者の責は少ないらしく、逆にその分より悲惨なものでした。 私は、この報道を聞いて、自身に警察関係者の知人がいないということ、また静岡という少々離れた土地と言うこともあり、不謹慎ですが身近な問題とは感じていませんでした。 ところが、ちょうど事故が起こる直前(5/2)に、以前静岡県警に勤めていたリピーターのIさんとご注文についてお話ししていて、頭のどこかにそれが引っかかっていたのですが、この日Iさんからメールをいただき、この事故でIさんの後輩が殉職したことを知りました。 Iさん、もちろんお悔やみを申し上げに静岡まで飛んで行かれましたが、残された家族の方を思うと何とも声を掛けられなかったそうです。 今の時代、色んなリスクがあり、事故やら殺傷事件やらで、ある日突然、それまであった自分たちの生活基盤の全てがひっくり返えるということが起こり得ます。 そういった時、自分は、家族はどうすれば良いのか?、そしてそうならないためにはどうすれば良いか? そんなことを改めて考えさせられてしまいました。 殉職された警察官の魂が安らかに鎮まれんことを。 |
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一匹は一匹でも... |
GWの後半3連休は常宿の奥日光のホテルでゆっくりと釣りをしてきました。 新緑の中、湖で竿を振るのはとても気持ちよく、釣れる魚の数など関係なくリフレッシュ出来ます。 そして、釣りの方は子供と一緒にやるのですが、今回は餌釣りをメインにルアーに初挑戦。 釣果の方はというと、餌釣りの方は順調に釣果を伸ばしましたが、ルアーの方は2日間で私が3匹、子供がゼロとなかなか伸びません。 (釣りをやらない方にはあまり良く分からないかも知れませんが、釣りも餌釣りの方がどちらかというと釣れやすく、一方で疑似餌のルアーは技術力の差が大きく現れるためなかなか初心者には釣れないのです。) 私の方は父親の威厳を保てて良いのかも知れませんが、子供の方は2日やってもゼロではあまりに可哀想な釣果です。(もちろん餌釣りでは子供もそこそこ釣っていますが...) そして、最終日のこの日は、本当は釣りをするつもりはなかったのですが、どうしても悔しいらしく早起きさせられて再度ルアーに子供だけ挑戦。 (入漁料を取られるので私はやらず遠くで見守っていました。) すると.... 『パパーっ、やった〜!釣ったよ〜!!』 とうとう、やりました!! 1匹ですが、子供が自分でルアーで釣りました。 釣りをやっていると、何年かに一度に一生の記憶に残るような釣りをすることがありますが、どうやらウチの子供にとってこの日のニジマスは一生忘れられない思い出になったようです。 そして、ニジマスの方は・・・ 画像の通り、釣り上げられてから20分後、朝食になってしまいました。 |