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オーダースーツのヨシムラ

09.06.26
マイケルジャクソン急死
今日のトップニュースは私的にはやはり「マイケル急死」ですね。
こんな事書くときっと年齢が分かる!と指摘されそうですが、それでも良いんです。
私まさしくマイケル世代でした。

マイケルジャクソンがブレイクしたのはJACKSON FIVEの時代を無視すれば、やはりスリラーが大ブレイクした80年代。
当時私は中学生〜高校生。
自分が一番音楽に対して多感だった頃、そんな頃にブレイクしたのがマイケルジャクソンで、あのムーンウォークは当時誰もが真似したものでした。

その後、整形疑惑(?)、肌の色を白くしたとかしないとか、更には幼児虐待、ネバーランドなどなど奇行が目立ちファンが離れていってしまいましたが、あの時代のマイケルとボーイジョージは若かった自分には刺激的でした。(いろんな意味で、、、)
QUEEN、ASIA、JOURNEY、GEORGE MICHAEL、U2、BILLY JOELなどなど、、、

あぁ、今晩は昔のCDでもひっくり返してみようかな?  (合掌)

09.06.25
年金問題がウチにもやってきた!
もう半年ぐらいまでになるでしょうか。
社会保険庁(たぶん)から問い合わせがありこんな事を聞かれました。
『お宅に昭和57年3月までいらした●さんから加入期間の問い合わせがあって実際は5月までではないかと言われるんですが実際は如何でしたか?』

で、その時は「あぁ、●さん65歳になって年金の裁定で問い合わせられたんだな。」と思い、昨今の社会保険庁問題で未納期間が問題になってますから退職者である●さんの利益を優先して、ご本人が仰るなら5月なのではないでしょうか。と回答いたしました。

・・・と言ったところ、今日になって社会保険庁(実際は別の所らしいが、、、)から電話があり『その間の未納保険料を支払え!』と言われました。

いや〜っ、久しぶりに怒りましたよ!!
最初はさもアンケートのように退職者の●さんから問い合わせがありましてどうですか〜?と優しく問われて、善意でもって回答したら、いきなり手のひらを返して保険料払えですからね。

だいたい昭和57年っていえば私は中学生ですよ!!
覚えている訳ないし、仮に指摘の通りだったとしても時効ですよ。
普通どこの会社も文書保存期間は時効が利く5〜7年ですからね。

しかも社保が言うには、未納期間は「本人負担は払っていた」と言ってますから、では当社は当時従業員の保険料をネコババしていたということですか?
先人達を愚弄し、馬鹿にするにも程がある。
フザケンナ!社会保険庁!マスゾエ許すまじ!

〜 おまけ 〜
時効の問題ですが、これは社保問題の関係で確かに過日法改正があり、実際今は時効が利かなくなっているようです。(私もNewsでは知っていました。)
が、これは社会保険庁が国の立場で安穏として行うべき業務をしなかったから出来たペナルティーであって、企業側の時効までもが停止されるとは知りませんでした。
これって拡大解釈していけば、物証となる文書を廃棄した企業は社会保険庁から「昭和●●年に在籍していた▲氏の保険料が未納になっています。払って下さい。」と言われても時効を主張できないと言うことですよ!
果たして誰に立証責任があるんでしょうか?
突然のルール変更で、国民や企業は国に対して不満を言うことが出来ないのでしょうか。
今回はたった2ヶ月分の保険料のことですが当社としては第三者委員会に申し立てする予定です。

09.06.22
ほたるの季節
最近ほたるをご覧になった方いらっしゃいますか?
ほたるか、、、子供の頃、親の実家に遊びに行った時、見たな、、、なんて人も多いはず。
私もその昔は田舎の田んぼで夜よく見たものです。
でも、いつの日からか(多分農薬を撒くようになってから)田んぼにもほたるがいなくなってしまい、無論東京では蛍を見ることなどあり得ませんからもう何年も見ておりませんでした。
ですが!
この都会のど真ん中 大東京で蛍が見れるところがあるんです!!

そこは・・・文京区の椿山荘(フォーシーズンズホテル椿山荘)
場所は、ちょうど目白と飯田橋の中間ぐらいの位置ですが、私も何度か友人の結婚式で行ったことがありましたが、つい最近今の時期は蛍が見れるということを聞きました。
今の時期は梅雨時で雨の時は蛍も飛ばないらしいですが、蛍の時期は真夏よりもむしろ6月の今頃なのだそうです。

しばし都会の喧噪を忘れ、ほたるの光に酔うのも良いかも知れませんね。
私のおすすめデートスポットです!!

09.06.15
厚労省幹部逮捕に思う 〜謎の国会議員〜
もう半年がかりではないでしょうか?
障害者団体を装い郵便代を不当に安くしていた団体が検挙されてから、、、
その後、それを利用していた通販会社等が公表されバッシングされたかと思えば、先日は厚労省係長が逮捕され、の今日はとうとう局長クラス(キャリア官僚)が逮捕されてしまいました。

う〜ん、、、蜜に群がるアリのようだ。。。と思われた方も多いでしょうけれど、私は一つ大きな関心事があります。
それは、この報道を介してしばしば『国会議員からの口利きで、、、』とか『政治案件』とか逮捕された人達やメディアから漏れ伝わりますが、
ここまで政治家が絡んでいながら何故この期に及んでその政治家の名前が出てこないのかが大変不思議です。
余程の大物か?
いや、今の時代どんな大物政治家でもメディアがスキャンダルを掴めば公表し手柄を取ろうとするはず。
では、まだ特定できていないのか?
いやいや、族議員は限られているから関係者は絶対に特定の議員だと分かっているはず。
なぜだろう。。。総選挙前だから何か別の力が働いているのか????
謎は深まるばかりです。
皆さんはこのNEWSどう見てます?(誰だと思います?)

09.06.12
伊勢丹には尖っていて欲しい
この日はちょっと時間があったのでレディース担当の三谷さんと一緒に新宿の伊勢丹へ視察に行って来ました。
目的は言うまでもなくトレンドや把握や、どのブランドが元気が良いかなどを見てくることだったのですが、色々と残念なことがあって思わず日記に書いてしまいました。
それは何か・・・
それは、、、メンズ界で東京中でNO.1(=日本でNO.1)の新宿伊勢丹メンズ館がトンガラなくなってしまったからでした。
メンズ館と言えば、その大成功が関西圏の百貨店にも飛び火して大阪に阪急メンズ館を作ったり、各店に入っている販売スタッフもその店の中で選りすぐりの人材を投入したりとあれだけ注目されていた所なのに。。。

私がどう感じたか?というと、、、
売れる色目ばかりを選んでいる
>>> ファッションというのは時に売れない色が真新しさを感じさせ次のトレンドを作るモノです。
販売価格が下がっている
>>> 素人目には価格面しか分からないと思いますが、価格と共にクオリティーが下がっているのが凄く残念
消費者への提案力が落ちている
>>> デザイン的にも一時の「メンズ館がトレンドを作るんだ!!」という意識が見られなくなって訴求する物が少なくなっている。
 ...こんな印象を受けました。

ファッション業界にとってトレンドを作る仕事は他の産業にとっては新商品開発のR&Dなのかも知れません。
それ故、不景気になると真っ先にこうしたコストが削られるのだとは思いますが、伊勢丹メンズ館がこういった事に力を注がなくなるのは業界人としてとても残念です。
とはいえ、自分が代わりを出来る訳ではないので批判は出来ませんが、、、

09.06.11
「けれども...」の多い若者
私子供の頃、親によく言葉遣いでブン殴られました。
親が大正生まれで、非常に厳格な父だったこともありますが、悪い言葉遣いをするとすぐ拳が飛んできて幼心に凄い怖い想い出があります。
当時特に親父が嫌がったことは、話の語尾を語調を強めて話すこと
つまり、「なんとかが〜」「なんとかで〜」というヤツです。
これをすると親父にぶん殴られつつ、
「自分の話を相手に伝えたいなら語尾を強調するのではなく、話す内容で理解されるようにしなさい。」
とよく言われたものです。

話は変わりますが、この日、部下からある報告を受けていて、ふっと このことを思い出してしまいました。
それは部下の報告が「何とかなんとか何ですけれども〜、〜かも知れなくて、でやっぱり何とかなんですけれども〜、、、、」と『けれども』ばかりが多くて話の先が見えないのです。

きっとこれは今の若者が昔と比べると自己主張が弱く、自分の意見や考えを断定的に言うのを怖がる傾向にあるからだと思いますが、それにしても話の先が見えずに困ります。
さてさて、こういった子にどうアドバイスや教育をしたら良いものやら。
私も40代となり、20代の若者からは畏怖される存在になっていますし、だからといって教えないでその子が外で恥をかくのも良くないと思います。
かたや、昨今はひょんな事からパワハラにもなりますし、注意して鬱になられても困ります。
しっかりと伝えたくても聞き流されては無意味だし、、、

40代以降の管理職の皆さん、こんなときどうしてますか?
君の報告は一体何が言いたいの?“けれども”という接続詞は要らないから文章に“”を付けて。」

09.06.09
不景気のひずみ
昨年のリーマンショック以降、小売業界はかなりの打撃を受けて、我がオーダー業界も前年対比2〜3割ダウンというのが当たり前のように起きています。
当社はというとそこまでは落ち込んではおりませんがそれでも前年比マイナスの状況で、今が一番辛いところです。

で、今日は自店の事を棚に上げておき、某小売店さんのお話を書きたいと思います。

そこはイージーオーダーもフルオーダーも、といったお店なのですが最近フルオーダーのベテラン職人さんが立て続けに退職してしまいました。
私は個人的に色々良くして頂いていたのでお話を伺う機会があったのですが、何でも不景気になって注文が減る一方で、経営者側から厳しい叱責を受け、それが嫌で責任をとる形で退職するのだそうです。

確かに、仕事はそれぞれの担当=責任がある訳で、良い時はそれで+評価され、悪い時もまたそれで評価されます。
でも、なんか話を聞くとそれだけではなく、不景気により会社全体のムードが暗くなり、どこか犯人探しをしているかのような感じがするんです。
きっと、これはこのお店に限ったことではないでしょう。
経営者的には不景気で削る物は削らないと会社を維持できないと言うことはありますが、そうならないまでも、何かどこかで自分の足を自分で食べてしまっているような(通称:タコ足)そんな気がしてなりません。
そのお店にとって、私の知人は技術的にも看板職人だったはず。
何とか辞めずに済む方法はないものかしら、、、と思いつつ、徒に退職日だけが近づいてきます。
こんなことで貴重な人材が流出するのは本当に残念なことです。

09.06.07
あれから1年
この日はお休みだったのですが所用で家族と秋葉原へショッピングに行きました。
事前にTVでも報道されていたのでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、丁度1年前のこの週末、例の秋葉原無差別殺傷事件が起こりました。
あの日も私の家族は秋葉原へ出掛けていて、微妙な時間のズレで助かりましたが一歩間違うとあの惨事に巻き込まれたかも知れない状況でした。(私は海の上でしたが、、、(^^;) )

『あれから1年か。
 辺りはパトカー救急車だらけで、万世橋警察はメディアで凄いことになっていたし、
 当時は献花が大量で身長より高い高さまで積み上がっていたね、、、』

・・・などと家族で話をしていました。
でも、ふと思うんです。
今、ここにいる人達どれだけあの事件を記憶しているかって。
記憶している人はきっと多いでしょう。
では、あの事件を教訓に何か自分を変えた人ってどれ位いるでしょうか?
きっと、誰も殆ど変わっていないのではないでしょうか?

人間の記憶って、ある意味凄いと思います。
色んな記憶の中で、残す記憶、残さない記憶をうまく選別して、、、
こんな酷い事件でもきっと残さない記憶にして傷つかないようにしているだな、、、
そう思うと自分自身も含めて人間の鈍感力って凄い能力なのではないかと思います。

09.06.05
貴重な意見
先日、巷で誤解されているフロックコートについて本式の物はこうなんだよ!という事を紹介する原稿を書きました。(お客様いらっしゃい:本物のフロックコートとは?
『へ〜っ、知らなかったよ、、、』『勉強になった』というご意見も多かったのですが、一つ大変なご批判を頂きました。
それは・・・
自分はその偽物フロックコートで結婚式をした。その立場から言うと偽物と言われるのは気持ちよい物ではない」と。

ご指摘の通り、ニセモノ表現はお客様と相対の中では良いと思いますが、それを不特定多数の方に見れるようにするのには確かに配慮が足りなかったと思います。
この意見を頂いた方にはすぐお詫びの返信をいたしましたが、改めてこの場を借りて不快な思いをさせてしまった方にお詫び申し上げます。

とはいえ、ファッションの世界は誤った情報で消費者が不利益を受けている典型的な業界の一つだとも思います。
先日、新潟へ行った時、越後湯沢駅構内の食堂でこんなことが書いてありました。
『魚沼産コシヒカリは生産量の90倍が流通していて酷い状態です。
 そのお米はパサパサして、冷めると美味しくありません。
 私達は消費者の皆さんに冷めても美味しいのが魚沼産だということを知って頂きたいのです。』

私の気持ちとしてはこの方達と同じなのですが、やり方や表現が誤っていたのでしょうか。
この日は原稿作成の難しさを改めて実感した一日でした。
(本日の日記は反省の意を込めて敢えてクレーム(コンプレイン?)を公表しました。)

09.05.31
文章の書き出し
ビジネスの文章ですと、「前略、日頃は格別のご高配を賜り・・・」と始まることが多いですが、皆さんメールではどんな書きだしをされていますか?
私は、自分達の仕事は会社対会社の堅い仕事ではなく、個人がお召しになるスーツのご相談ですからあえてビジネスビジネスした書き方はしないよう心掛けています。
ですから、軽く季節の話題とかその方の近況を伺うような書き出しのメールにしています。

とはいえ、一日にお返事するメールもそこそこ多くなると例えリピータでもお客様のお顔の全てが頭に浮かぶ訳もなくついついマンネリ化した書き出しになってしまうことが多々あります。

そんなことを漠然と思っていたこの日の朝、前の晩に頂いたTさんからのメールがとても気になりました。

> 吉村さん、こんばんは。
> 昨年、夏用のスーツを仕立ててから約1年ほど経ってしまいました。
> アメリカ発の金融危機以降、景気も一気に悪くなってしまい、
> 自動車業界だけでなくオーダー服の業界も大変苦労をされているのではないかと察します。
> 以下 省略


ちょうど、この日は月末
社長として売上が気になるのは当然で、普段は武士は喰わねど高楊枝でカラ元気でいる私も、100年に一度の不況?の中、当社も売上を落としていますから、この言葉にはグッと来る物がありました。
ほんの少しの気遣いの大切さを改めて感じたこの日でした。

09.05.30
水滸伝
最近私が好んで読んでいるのが水滸伝
そう、丁度去年の今頃三国志を読んでいて、中国の歴史小説のスケールの大きさに感動し、はまって以来、論語を読んだり等々中国文学にはまっているのですが、丁度5月の中旬から私はずっと水滸伝を読んでいます。
で、この日はお休みだったこともあり、丸一日読書と心に決め一気に5巻まで読み進みました。

中国歴史小説好きの方に言わせると、『三国志は年を取ってから読むな。水滸伝は若い人には読ませるな』というのがあるそうで、真偽のほどは定かではありませんが、どうやらそれは「夢を追い求める三国志は年を取ってからでは遅く、人が残忍に殺される水滸伝は過激だから若い人には読ませるな」という意なのだそうです。

私は三国志は3回しか読んだことがありませんし、水滸伝はまだ6巻目ですから全容は分かりません。
しかし、水滸伝も三国志もスケールの大きさには本当に舌を巻きます。

三国志はそれこそ聖徳太子の時代、水滸伝は西暦1100年前後丁度日本が平清盛の時代(鎌倉時代の前)のお話です。
どちらも任侠というか、志というか読んでいて胸が熱くなるような内容ですので皆さんもお時間のあるとき是非お読みになってみて下さい。
どんな偉い人が読んだとしても自分の器の小ささを実感し、何か得る物があると思います。

09.05.27
展示会
この日は銀座にある某羅紗屋さんの展示会に行って来ました。
羅紗屋というとある種当社と同業ではあるのですが、私は三久服装の社長として展示会にお呼ばれされていましたのでそちらを見に行ってきました。
内容は、、、というと、
そこは百貨店のオーダーサロン向けに生地を提供している会社ですので取り扱う生地のグレードも高く、ビキューナ100%のコート地から米沢のシルクまで多種多様に出ていましたが、私自身も羅紗屋をやっていますからグレードの差は確かにありますが生地の点でいえば特段の驚きはありませんでした。
(つまり良いモノは高いのが当たり前ですからね。。。)

でも、そんな私が一番驚いたのは、最後に頂いた『手土産』でした。
そういえば、昔はどこでも展示会とかがあると手土産を用意していただいたな〜。
当社も卸売り部門では年2回の売出の時はよく手土産を何にするか悩んだものです。
でも、昨今は経費節減が求められ、またこういったサービスが果たして販促につながっているのか?という意見もあり、当社もいつしかこういったサービスを止めてしまっていました。
それをこの不景気の中でも続けていらっしゃるこの会社さんには敬意すら覚えました。
なかなか今の時代こういうことが出来る会社はそう多くはありませんね。

09.05.25
40代後半の仕事
私もとうとう40代に突入しましたが、最近40代の仕事って何だろうか?と考えることが多々あります。
お若い方にはピンとこないかも知れませんが、だいたい40才というと普通に出世していれば大企業でも部課長さんクラス。
私の大学の友人は金融系が多いですが、メガバンクに勤めている友人も殆ど皆課長クラスになっています。

そんな40代の仕事って30代と比べて何が違うのでしょうか?
30代は係長さん、40代は課長さんとすると、その違いは担当者としての職務をどれだけ持つか?
逆説的に言えば、管理業務がどれだけあるか? ではないでしょうか?

はきっと誰でも読めばウンウン、、、と思うに違いありません。
でも、それは総論賛成各論反対でいざ自分に置き換えると気持ちが担当者のまま管理職になって、身動きがとれなくなっている人も多いのではないでしょうか?
つまり、担当者としての方が今までやっていたし、楽に成果を上げられるから。
一方で管理職としてはまだまだひよっ子の自分が自信がなくてついつい管理業務を敬遠していないか。

私もまだ40になったばかりですし、東京店には私の2才下の山橋君などもいますから、最近よくこんな話をします。
いつまで売り場の最前線に立つべきか。
私がいればきっとお客様の満足にはプラスでしょう。
でも私ばかりが前に出過ぎていたら他のスタッフが活躍する場がない。
また、会社の経営や諸々の諸施策などを考える人がいなくては方向が間違ったところへ行ってしまう。などなど。

今年の夏、山橋君は長らくの東京での年季奉公を終えて大阪店へ(多分?)SHOPMASTERとして戻ります。
今は私という大きな壁があるから山橋君は背負わなくても良かった物が、これからは自分の背中で書って立つことになるんです。

売上に対する責任、諸施策を滞りなく遂行する責任etc 今までは原稿に穴を開けても私がその穴を埋めて助けていた物もこれからは大阪店の代表としてそれが出来なくなります。
言い訳を言わず黙って結果を出す』それが40代の仕事です。

逆に、悪い方向に行くと40代にもなると言い訳が大変大変お上手になってきます
販促活動が不十分だった言い訳に日常のデイリーワークが多くて出来なかったなんて管理職が言うのはおかしな話ですね。

40才前の諸兄もそろそろイメージトレーニングしてはいかがでしょうか。
PS:山橋君を例に出していますが特段他意はありません。年齢的に近いからです。念のため

09.05.20
それなら立ち読みするな!
たいしたことではないのですが、、、
この日は本屋である本(水滸伝)を探していました。
文庫本のコーナーをうろうろしている時、何故か鼻がむずむずしてくしゃみが出てしまいました。
自己弁護する訳ではないですがパブリックの場所ですからそれなりに抑えてですよ。
すると、立ち読みしているオバサンが私の事をジロッとにらみ、ひとしきりにらんでから、すっ と2m程立つ場所をずらしてからまたおもむろに立ち読みを始めたのです。
その時の「目」といったら何か汚い物でも見るかのようで、確かにインフルエンザが取りだたされていますから不用意に咳やくしゃみをするのは良くないと思いますが、、、
だったら、立ち読みなんかするな!!! 

インフルエンザは飛沫による感染もありますが、一番は手を介しての経口感染です。
立ち読みで不特定多数の人が触った本なんかが一番移り易いんじゃないんですか?
ちょっと今日は気分が悪かった。。。

追伸:この日は私は大阪への移動日で↑は東京駅構内の本屋での出来事でした。
で、大阪に着くと!!!
なんと!8割方の人がマスクをしているじゃないですか!!!
私の考えが間違っているのでしょうか?日本人の反応は過剰なような気がするんですけどね。

09.05.18
半世紀経っても吉田家、鳩山家
民主党の代表選が終わり、新党首が鳩山氏になりましたね。。。
本ページは会社のHP内ですから政治的なことは余り書きたくありませんが、私まさか鳩山氏になるとは正直思っていませんでした。
民主党もとうとう政権交代を諦めたか・・・ というのが私の率直な感想

だってそうでしょ。
今度の総選挙、争点の一つが「議員の世襲について」になると言われているのに、2大政党のトップが半世紀経っても吉田家、鳩山家ですからね。
吉田茂も鳩山一郎もさぞかしあの世で子孫の繁栄を喜んでいるに違いありません。

投票をした民主党議員もきっと有権者の意志と言う点では岡田氏を推すべきと思ったのでしょうが、結果は諸々のしがらみから鳩山氏を推したんでしょうね。
久しぶりに「合成の誤謬」の良い例を見させていただきました。

ところで、世襲制は果たして悪いことでしょうか?
の記述からは私は世襲に批判的に受け止められるかも知れませんが、私は世襲自体は否定していません。
だって、自分だって世襲(?)でこの会社を継いでいますからね。。。
他の人がこの会社を引き継げるかと言えば、子供の頃から会社のことを叩き込まれている自分の方が一歩も二歩もリードしているのは間違いないですから。
これは政治家でも同じでしょう。
人的なネットワーク、役人のあしらい方などなど松下政経塾だけでは教えてくれないものも沢山あるからです。

ですから、最終的に大切なのはその人が何をなしたか?ではないでしょうか?
この点、今の政治を見ていると日本の今後の100年という大局観で物を見て行動していないからダメなのだと思います。
昨今の状況は本来なら明治維新に相当するハズなんですけどね。。。
だって、100年に一度の危機なんでしょ。
それなら西郷隆盛や坂本龍馬のような人が出てきても言い訳ではないですか。
政権交代。。。無理っぽいな。

09.05.11
仕様書作成
最近ちょっと困った仕事がありまして、、、難儀しております。
それは、Webでも何度かご紹介している和装外套4点セットがお陰様で吉井さんのセールスが良いからか、結構アチコチの百貨店バイヤーの目に留まりこの冬採り上げて頂けそうなんです。

なぁ〜んだ、それなら良いじゃない。難儀する事なんてないんじゃない。
...と思われるかも知れませんが、実はここからが難しいところ。

世の中のどんなスーツでも、シャツでも何でも物事には企画があるのです。
オーダーですと概して何でも出来るという技術力が邪魔をして企画を自ら作るのが弱いんです。
あるいは、三久服装のような零細縫製工場だと仕様書は依頼主より決められ渡される物であって自身で作る物という意識が希薄なのです。

でも、この企画は三久のオリジナル企画ですから、今回の仕様書は自らが用意しなくてはいけません。
. で、、、物書きが得意な私に白羽の矢が立つ訳です。(というかいつでも何でも屋の私)
とはいってもな、、、俺もアパレルでの経験もないし、出来ないとは社外にも社内にも言えないしな・・・
ということで、ただ今悪戦苦闘しながら仕様書なるものを作成しております。
さてさてどんな物になるのやら...

09.05.08
VERY6月号へ登場
最近一般紙からはあまり取材等を受けていなかった当店ですが、この日ミセス向け雑誌VERYに登場することになりました。
 えっ?!あのVERY?
きっと男性読者の皆さんも「奥さんが読んでいる」とかでご存じの方も多いでしょう。

で、どんなことで採り上げて頂いたかというと、『子供のお受験用スーツの特集
お子さんがいらっしゃらないと分からないかも知れませんが、簡単に言うと私立小学校の受験(いわゆるお受験)に向けたお母様の面接スーツの特集なのです。
実はこの面接スーツ(お受験スーツ)はレディースの中でも特異なジャンルでして、、、
本来美しさを引き立たせるレディースであって、敢えて控えめにやや地味に仕立てるのがポイントという不思議な世界。
それ故に、特殊なマーケットだからこそ当店に白羽の矢が立ったのだと思います。

他店を含めて7店紹介され、、、
高いお店(伊勢丹新宿店)はアンサンブル(ジャケット+ワンピース)22まんえん
一方で当店はというと・・・88,000円!!!

どうしてこんなに値段に違いが出るんだろう?と読者ならずとも私も知りたいのですが、こんな価格差で商品が紹介されました。
ご興味の方は奥様へお問い合せ下さい。

雑誌取材関連のページ(レディース)
http://www.vightex-ladies.com/media/index.html

09.05.07
キャッチボール
最近、あるお客様からお叱りを頂戴しました。
どんな内容かというと、、、
仕上がりに対して注文通りになっていない、というメールを入れたところ、謝罪の言葉がないどころか、自分は悪くないという言い訳の返事が来たとのことでした。
担当者の出したメールを読み話を聞くと、、、確かにその通りで、悪意は勿論ないのですが、甚だ残念ですが完璧に私共の気遣いが不足してたことが原因でした。

何故、こうなってしまったのか?
確かに言い訳を言えば、縫製誤差があったり、お客様とお店の相互理解不足であったりと、全てを担当者の責任とは決めつけられない事ばかりでした。
こういった事は皆さんの周りでも良くあることと思います。
相手の言うことも一理ある、でも自分ばかりが責められる問題ではない。反論すべきこともある。
そんな時どうしていますか?

私はこんな時、いつもキャッチボールを意識しています。
相手が不平不満を言うと言うことは、相手の人はキャッチボールでボールを自分に投げてきたということ。
そのボールは受け止めなくてはキャッチボールになりません。

そんな時、「私は悪くない」と言ってしまえばそれは相手が投げたボールを打ち返したことになり、キャッチボールは続きません。
だからキャッチボールを求める相手は怒るんです。

だったらどうすればボールを受け止めれるか?
私はそんな時、仮に反論するにしても、『そうですね、良く分かります。』と相手の言い分を受け止めた上で、「でも、私はこんな風にも考えられると思うのですが、、、」と続けるようにしています。

時々若い人で(偏見?)相手の言葉に対してすぐ接頭語のように『イヤっ!』と言う人がいますが、私はそれってその人は大きく損をしていると思うんです。
イヤっと言えば相手は心を閉ざします。
だからその先で自分の言いたいことも聞いて貰えない。。。
だからまずは相手の言葉を「なるほど!そうですね。」と言って相手の主張を認め、受け止める事が大切なのではないでしょうか。
ビジネスの場ではしばしば相手の意見に反論しなくてはならない場があります。
そんな時もこういう言い回しをすれば結構敵が味方になってくれたりもするんです。

クレームは人を育てる糧だと私は思っておりますが、今回このご指摘を下さったお客様には教育の場を与えてくださって本当に感謝しております。
私を含めまだまだ未熟者の多い当社ですがこれからもどうぞ宜しくお願いいたします。

09.05.03
高速道路1000円
今日から当店もGWのお休みです。
4月は忙しくなかなか休みも取れなかったからその分遊ぶぞ〜!と気合い十分の私がどうGW過ごしたかというと、、、
例の高速道路1000円をタップリ満喫してきました。
どんな動きをしたかというと...
5/3 明け方3:00 東京出発5:30苗場
  その後岩魚釣り
  ・・・増水のためあまり釣れず×××(息子1匹、私2匹)
  〜 昼寝 〜
  午後 関越−北陸道−上信越道?で妙高高原
  :妙高へは吉村家の昔の別荘があり、今は取り壊して荒れ地ですが息子に見せてやろうと思い連れて行きました。
  広さ4000坪(古き良き時代の遺物です。売るに売れない!!)

  その後、妙高で岩魚釣り 釣りバカ2人(息子0匹、私4匹)
  夕方 一般道で飯山、津南経由 越後湯沢へ 
  ふ〜っ、疲れた。。。温泉入りたい×××

   夜  越後湯沢で食事 息子がもう帰りたいというのでそのまま東京へ

いや〜、東京を出て、埼玉群馬を通り新潟をぐるっと1周。
1日で600キロの大遠征となりました。
でも、これで首都圏近郊の高速料金を除けばたった3,000円ですからね。。。
やはり結構メリットありますよ。この制度。
皆さんはどんなお休みでしたか? 私はただただ疲れました。。。

09.05.01
ピンチはチャンス
09.04.23付の日記帳で取引先の部長がお辞めになる話を書きましたが、この後任人事で当社を担当して下さっていた方がそのポジションに昇格することになりました。
昇格といっても少々年次的に荷が重いのか、厳密にはそのままの職責ではないのでしょうけれど、とにもかくにも私の知っている方が昇格することを大変嬉しく思いました。

こんな事って、でも良くありますよね。
実力のあった人が異動になって、まだまだ役不足の自分がその任を任せられることって。
思い起こせば私も銀行員時代、入社半年でいきなり8年目の先輩が担当していた企業を任され、辛い思いをしたのを良く覚えています。

でも、企業は常に背伸びしている位が良いんです。
前任者が偉大であればあるほど取引先は『前の●●君は・・・』と言いますが、
私はそれを言われるのが嫌で嫌で、「いつか前任の●●君は・・・」と絶対言われないようになってやる!と固く決心したものでした。
このエネルギーが結果的に新しい仕事への挑戦になって、挑戦するからこそ努力実力が付くのだと思います。
04.23の日記では寂しい思いを書きましたが、今日から見方を変え、新しく頑張る新任I氏を応援したいと思います。