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川喜田半泥子展 |
2月は日曜日が定休日なのでこの日はちょっと足を伸ばして横浜そごうまで行ってきました。 何故、横浜そごう?!と思われるかも知れませんが、実は目的があって、それは陶芸家の川喜田半泥子展に是が非でも行きたかったからです。 読者の皆さんはあまり焼き物など興味がないかと思いますが、川喜田半泥子いう方は大正昭和期のユニークな陶芸家です。 どこがユニークかというと、まずは作風に囚われない自由な発想。 有名な織部焼きから黄瀬戸、私も良く知らないんで偉そうな事は言えませんが、焼き上がりが割れていたらそれを補修してそれを完成品としたり、、、 それ以外にも書画や写真まで幅広く芸術活動をしたり、、、 それだけじゃないんです。 この半泥子、実は三重県でNO.1の銀行 百五銀行の頭取を長らく務めていたり、、、 まぁ、昭和の光悦と言われるのも分かるそんな偉大な陶芸家でした。 でも、吉村は焼き物なんて興味があるの?とお思いかと思いますが、実は私以前から焼き物には興味があって(趣味にもならない程度ですが) 銀行員時代、名古屋にいたため、名古屋は土の良い土地が多く(例:瀬戸焼き、常滑焼き、万古焼きetc)それでその当時の取引先から少し教わったのと、何と言っても一番半泥子に興味を持ったのは自分自身が銀行員時代に百五銀行を担当していたからなんです。 きっと東京の人にとって見れば百五も、七十七も十六も一緒なんでしょうけれど、地方銀行で数字の所って地元ではお殿様ですからね.... それはさておき、この陶芸展3月22日までやっているそうですから、機会があったら皆さんも一度出掛けてみてはいかがでしょうか? 入場料1,000円です。 |
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早藤入院長引く。大丈夫か?! |
オーダー部門の定番スタッフなのに何故か顔写真がアップされていない早藤氏。 元、藤井毛織というカシミヤ製品を織らせれば日本でNO.1、NO.2の企業にお勤めだった彼は4年ほど前、藤井毛織の倒産と共に当社へやってきました。 入社した時、あと2ヶ月で定年の60歳。 おいおい、入社2ヶ月でめでたくご定年か?なんて風にも思いましたが(冗談です。今でこそ笑い話ですが。)60以降も働いて貰えることになり大変助かっているスタッフです。 そして、その早藤氏の長所は声の大きいところと店のムードメーカーになっているところ。 加えて、年相応というか小ウルサイお小言を言う役回りも背負って貰っています。 前置きが長くなりましたがその早藤氏が前●腺肥大のため、ただ今手術のため入院中です。 そう、社員旅行に行けず一人寂しく入院生活だったのですがその早藤氏の入院が長引いているんです。 当初入院は2/20〜2/25までのはずだったんですが、、、 電話での本人の弁によると、「術後の経過は順調なんですけど、お医者さんが退院のOKを出さないんですよ!」とのこと。 どこまでが強がりでどこまでが本当のことなのか分かりませんが、やはりお医者さんの言うことに従うしかありません。 ということで、3/1までお休みし、3/2から復活することになりました。 早藤さん!お店の方は大丈夫だから気が済むまで入院して、嫌になったら会社に来てください!(笑 PS:その後、早藤氏は“快調なおしっこの出”と共に無事3/2復帰しました。 よほど嬉しかったんでしょうね。朝礼の場で“おしっこ”話に熱が入っていました。 は〜っっっ、また賑やかになる... |
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メーカー最近の傾向 |
冬が終わり春が近づくと皆さんにとっては、さぁ春夏物♪となるかと思いますが(えっ?そんな期待はするなって?!) 私たちの世界では終わったばかりの秋冬物仕入が始まります。 本当はもっと早く1月中から欧州系メーカーからは打診があるのですが何分にも@セールが終わり在庫の概算が分からないと仕入総量が決められないため当社は業界的にはちょっと遅めのスタートなのです。 で、某EZ社や某タバコメーカーなどのフルコレ(Full Collection)見ていたのですが、何か今年は違うんですよね〜〜〜 これは今年の春夏Special Selectionでも少し書いたのですが、最近メーカーの企画変更やら取引条件変更が多いんです。 つまりEZ社の場合、夏物素材に対して新たなクオリティーと称し、目付を軽くした素材感を提供しましたが、この変更によって価格は事実上の据え置き。 → つまり目付が軽い=原材料費削減 にもかかわらず、価格据置ということは実質値上げ また、タバコ某社は従来のポンド建てから円建てに変更 → 円ベースで見るとほぼ据え置き やつらもしたたかというか、消費者をなめているというか、もう仕入れるのやめちゃおうか!と思うぐらい腹立たしいです。 高級品は確かに売りづらい時代かも知れませんが、こんなことしてたらもっともっと売れなくなってしまうのではないでしょうか? ・・・という事で、インポート各社と鋭意交渉中のこの日の吉村でした。 |
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社員旅行 |
当社では毎年2月に社員旅行を実施しています。 今年はこの週末に2泊3日で広島まで行って来ました。 広島といえば、中学高校時代に修学旅行で行ったヨ!という方も多いと思いますが、実は私にとっては初めての訪問地。 日本人として一度は広島に行かなくては!という義務感は持っていたのですがなかなか機会がなく、私としては願ったりの旅行先となりました。 初日は、宮島の厳島神社に行って、、、 2日目は自由行動、3日目も半日自由だったのですが、 私にとっては色んな点で2日目がとても印象に残る1日でした。 何が一番だったかと言えばやはり広島平和記念資料館 あれはほんと、人間の業の深さを嫌がおうにも感じさせられます。 被爆した人の黒ずんだ爪・指先の標本を見てゾッとした事よりも、資料館の最後に被爆体験者の絵を見て涙した方が私には印象的でした。 また一方で、この日は呉のヤマトミュージアム(戦艦大和の資料館)や自衛隊が運営している「てつのくじら館へも行きましたが、こちらはこちらで特攻隊(回天)に行く21歳の若者の別れのテープを聴くのは思わず涙が出そうになりましたし、“てつのくじら館”では「戦争は良くないが、とはいえ、国防は大切だ」ということを教えてくれて、色んな意味で日頃考えることのないことを考えさせられた1日でした。 40を過ぎて初めて広島を訪れ、ようやく日本人になった気がします。 来年は、鹿児島の知覧(特攻隊が飛び立った所)でしょうか? 〜 追伸 〜 今回の旅行では1つ悲劇がありました。 それは... 広島 → 牡蠣!ということでアチコチで牡蠣を食べたのですが、大当たりが約2名。 しかも2人ともNET事業部から出てしまいました。 North君とM谷さん 2人とも病院送りになってしまいました××× 幹事の吉野君、本当にご苦労様でした。 |
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旅行前は忙しい××× |
明日から社員研修旅行です。 休み前に仕事を上げなくては、、、ということもあり、この日は本当に忙しい一日でした。 10:00 繊研新聞(業界新聞)の取材 14:00 お客様来店(ちょっとこだわりが強い方のため私が担当) 17:30 某社長さんのフィッティング ...とこれだけなら良いのですが、会社が数日間休むと言うだけで色んな事が起きるもの。 納期をどうしても!という方に直接連絡をしたり(こういう時は人任せに出来ないため自分で確認) ・・・こんなのが3件 明日から社員旅行ですが、某H氏が社員旅行に行かず、入院手術するため色々と気遣い、、、 来月のシフトも作らなくてはならないし、旅行に行くのに万が一のお金や溜まったビール券を持参して3次会用の準備etc なんでこんなことまで俺がやらなくちゃならないの? でも、明日からはお休みを頂き、タップリ楽しんでこようと思います。 |
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馬と鹿 |
オリンピックも始まり、色んな話題が出てきてますね。。。 私が直近で一番関心を持ったのは、やはり國母選手のあの発言でしょうかね... 私としては、男子回転の皆川選手には頑張って貰いたいし、フィギュアも楽しそうだけどまだこれからだし、、、 それにしても國母選手やってくれますよね! あの発言 私、アノ発言を聞いて、変なことを思い出してしまいました。 それは、数年前のホリエモンと楽天三木谷氏の対比。 もう3、4年位前になるのでしょうか? 選挙にも出て時代の寵児となったホリエモン あの頃はTVにも数多く出て、ライブドアの株価も上がり、正に時代の寵児でした。 一方、楽天の三木谷さんは、というともちろん当時も凄い存在ではありましたが、フジテレビの買収以外では意外と地味に活動していたのではないでしょうか? その両者が数年経って、かたや財界にどんどん進出しているのに対し、一方のホリエモンは??? 國母選手も同じだと思うんですよね、、、 主義主張を持つのは良いことかも知れませんが、所詮日本は島国で狭い社会なんですよ。 出る杭は打たれるというか、目立つと必ず叩かれる。 だからといって、欧米の金持ちみたいに、自国を捨ててイタリアのリゾート地で悠々自適に過ごすなんてメンタリティーはない。 所詮、日本にしがみつかないと生きていけないのです。我々日本人は。 ホリエモンぐらい金持ちだったら賠償金払っても一生遊んでいくだけのお金はあるだろうから良いんでしょうけど。 スポーツ選手じゃね、、、結果出せれば別かも知れないけれど。マスコミは怖いからね。 天につばを吐き、つばが付いた服を見てファッションというのには少々辛すぎるのではないでしょうか? 誰か諭してあげたら? そういえば、昔水泳の鈴木大地選手が金メダルを取った時のインタビューも思い出しました。 『鈴木選手!今のお気持ちは?!』 「嬉しいに決まってるじゃないですか!!」 いや、その通りだけれど・・・と当時思ったものです。 |
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秋冬はムートン? |
この日は土曜日でしたが丁度閑散月と言うこともありお客様もそれ程多くなく、色々と打ち合わせをしていました。 で、この日特に熱を入れて打ち合わせしたのが三久のイ君。 彼はスタッフ紹介の所でも書きましたが、韓国からわざわざ出てきて一所懸命頑張っています。 東京店で彼の接客を受けた方は彼の人となりはご存じかと思いますが、非常にガッツのある好青年です。 また心に秘めた熱さも持っていて、、、実は↓の日記でも書いていますが、最近三久の梅本君が色んな企画に携わっていることが羨ましくてしょうがないのです。 私のみならず他のスタッフも感じているでしょうが、何かやりたくて仕方がないんですね。 良いじゃないですか、この熱い気持ち!!若い内はこうじゃなきゃいけません。Kも見習えヨ! ....ということで、私としては梅本君にチャンスを与えたのと同様イ君にも何かチャンスを!ということで色々相談しているのですが、その中で出てきたのが ムートンを使ったジャケット などどうか?ということでした。 イ君:社長!ムートンのジャケットなんてどうでしょうか? 1着自分用に作ってきました! ムートンなら韓国で仕入れれば日本より安いですし、面白いと思います。 私 :ムートンか〜!確かに今時珍しいな。。。 面白い!それやってみよう!! 丁度、時期は春節で、君も帰省を兼ねて、試作品用のムートンを仕入れてくるとのことでした。 一般にムートンのオーダージャケットと言えば20万以上してしまうと思いますが、何とか10万円台前半で出せるように頑張りたいと思います。 ↑読者の皆さん、少し気が早いですが今年の冬に1着いかがですか? |
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最近大変なこと。 |
最近、HP関連の仕事が結構忙しく、日中もなかなかPCから離れられないでいます。 えっ?閑散月ではないの?と思われる方も多いと思いますが、さにあらず。 今の時期は、次の春夏シーズンに向けてSpecial Selectionの原稿作り等々私自身は意外と忙しいのです。 でも、今年は例年の忙しさ以上に忙しく、ありがたい限りなのですが、少々困っています。 それは、、、最近原稿参加者が増えてきて、しかもその質が高度化しているのです。 私は立場上、レディースサイトとMD玉岡のページ以外はその編集に携わっていますが、今やっているのがSpecial Selection、そして三久梅本&MD玉岡企画のセンツァインテルノ(芯ナシ一枚仕立て)企画、特にセンツァインテルノは英国的なパターン作りが主体だった三久にイタリア的なコンセプトを持ち込むのは色んな面で大変でしたし、若い梅本君や業界のベテランとはいえ当社での社歴は短い玉岡氏にとっては失敗できない企画です。 この企画だけのために特注生地を織ったり、青森まで出張に行ったり、夜遅くまで三久に行ったり、時には工場長を交え、けんけんがくがく、半ば喧嘩腰になって半年がかりで進めた案件です。 そんな大切な企画なだけにホームページに出す原稿も自ずと力が入ってしまうのです。 加えて、私自身は先日来抱えている“殿中スーツ”とその他にも沢山いらっしゃるWebでご紹介したいお客様達の原稿作りで、お休み返上で連日仕事をしています。 それにしても、この2月3月のWebネタは要注目ですよ!! 面白いし、為になるし、他では出来ないようなことを平気でやっていますから。 でも、これが売上や利益にはなかなか直結しないんだな... ふ〜っっっ (-_-;) |
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三久の決算 |
ご存じの方はいるはずもないのですが、ヨシムラの会社は決算月が6月、三久服装は2月です。 そしてこの日は三久を担当している税理士から12〆の仮決算報告を受けました。 で、10ヶ月で見た三久はどうかというと。。。 よっしゃ〜!!今年も黒字です!! とは言っても僅か数百万位で、私は三久からは給料を貰っていませんから、実質は何とかツーペーといったところでしょうか? それでも、今のご時世でハンドメイド工場で黒字の会社は珍しいのではないでしょうか? それもこれもヨシムラのお客様を始め百貨店さん等々、三久を可愛がってくださるお客様のお陰です。 そして、この日税理士から節税策として勧められたことは...倒産防止共済に入っては?とのことでした。 この制度、何でも40ヶ月は退会すると損になりますがそれ以上なら先に損金経理でき、節税対策につながる制度だそうで、ここにきて三久も節税策を検討できるようになったと思うと感慨ひとしおです。 (つまり、以前まではそこまでの黒字にならなかったためあまり意識する必要がなかった。) でも、節税とはいえ社外に資金が流出するのは余り良いことではありません。 本来ならミシンの1つでも設備更新をすべきなのです。 とはいえ、ミシンも業務用はかなり高額で皆さんAMFステッチと気軽に言われますがこのステッチミシンだけでも5百万です! それ故、気軽に買える物でもありません。 とりあえずは、社外流出を伴うけれど後々のために共済へ加入か... う〜ん、これで利益100万円相当の節税です。 |
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青森出張 |
@セールも終わり少し落ち付き始めたこの2日間は三久服装吉井工場長&梅本君と異色トリオで青森出張です。 えっ?なにゆえ、3人で青森まで? 、、、とお思いの方も多いと思いますが、実は冬に雪深い青森は、意外や意外全国の縫製工場が集まっている縫製工場密集地帯。 当社で扱うイージーオーダーのラインは主としてこの地域の工場に依頼しています。 それにしても、何故ハンドメイド工場の工場長と職人が技術的には劣るイージーオーダーの工場見学するの? 読者の方も不思議に思われるでしょう。 実は工場訪問には訳があって、、、 それはハンドメイドの三久服装は、何でも手縫いで出来るのが一番の特徴ですが反面、仕事の効率性をあまり意識しないので、イージーオーダー工場のすさまじさを工場長に見せたいと思ったからです。 そして、梅本君を同席させたのは(彼は以前イージーオーダー工場に勤務していたため)工場長と一緒の物を見せて、今後三久服装を近代化させる際に同じ物を見ておいて欲しいと思ったからです。 えっ?私は? ×××お役に立たない私はどちらかというと案内係。 先方の専務さんとダベってばかりでした。はははっっ。 折角3人掛かりでいったこの出張、果たして役に立ったのでしょうか? 実は大いに役立ちました。 それは、、、近い内にご紹介する三久の新パターン。 ハンドメイドでありながらある種パターンオーダー的に仮縫いを行わない仕立てを考えています。 でも、お客様の体型やサイズはまちまちですから、それにどう対応するかというと、大元となるパターン(マスターパターン)を1つセットして、それをサイズ毎に調整(グレーディング)するのです。 そして、そこにはイージーオーダー的な体型補正なども加えて、お仕立するのですが、その型紙をイージーオーダーのCADシステムを使ってやろうとしているのです。 でもこのCADシステム、一式2000万円もするものですから、懇意にしているこの工場のCADを使わせて貰い、型紙だけ作って貰えるかどうか?それを確認したのでした。 そして、これも日頃のおつき合いからか非常にお安くして頂けることになりました。 ヨシ!これで三久新パターン企画が一歩また前に進むことになりました。 相変わらず色んな方に救われながら何とかやり過ごしている当社です。 オリテック青森さんありがとう!(林檎美味しかったです!) |
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業界の疲弊 |
この日は久しぶりに羅紗屋の営業をしてきました。 羅紗屋の営業というと、そう、生地(のみ)をアパレルさんや他のオーダーチェーン店、テーラー等に卸している業務なのですが、(薄利で辛い!!)実は、生地屋部門の取り組みで来年度から中国生産の生地を取り扱おうという話なのです。 オーダースーツ部門の方では中国反は慎重に対応しているため自社でこういったことはまだ考えていませんが、昨今既製品のボリュームゾーンの商品の殆どは中国生産の生地を中国縫製で作っています。 そのためコスト意識が厳しいアパレルさんなどではどうしても中国製の生地に目が行ってしまうのです。 また、中国自体の品質が向上している事もその背景にあります。 例えば、当社でも人気のある葛利毛織さん等、特徴のあるメーカーさんは別ですが、その他の一般的な毛織物メーカーは昨今10年不況の影響から織機(生地を織る機械)の設備更新が出来ず、本音ベースで言えば、中国が近年大量購入している最新織機にはかなわないのです。 悲しいことですが、これが今の国内メーカーの実情です。 そこで、我々も沈み行く泥船に乗る訳にはいかず、羅紗屋も中国反の扱いが増えているのです。 でも、このマーケット、実際の所もはや既に完全に飽和状態。 当社のある神田須田町界隈は全国の生地屋が集まるところですが、そこで何千、何万というロットで紳士物の生地は取引されています。 当社はこの点では後発ですから、普通にやっては勝てる訳もなく、そこで当社の得意分野であるレディース素材で挑戦してみようと思っています。 前置きが長くなりましたが、 そんなこんなで、見本を作成し、この日はセールスに行ってきたのですが... 悲しいことに、行く先行く先、景気が悪い事を理由に、「製品の良さ(コストパフォーマンス)は分かるけれど今は在庫が多く取り扱いが怖い、、、」と口を揃えて言うのです。 そして、(これは受けた印象ですが...) 新しい物には興味がある。リスクは怖い。だから仕入れられない。でも、動向だけはウオッチしたい。 う〜んっっっ、これでは商売は成り立ちません。 これでは欧米の諸企業が日本パッシングするのも良く分かるな・・・と悩んでおりました。 なかなか、ビジネスは都合良くは回りません。 ご参考まで:国内の発注単位・・・1〜2反単位。 中国生産の発注単位・・・20反 しかも日本は値段も品質も厳しい。 東洋のガラパゴスと言われても仕方ないですね。 |
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@セール終了しました。 |
月末の今日、2週間に渡って行っていた@セールが終わりました。 期間中の日記にも書きましたが今年はセールとはいえなかなか売上が厳しかったのですが蓋を開けてみるとほぼ予定通りの売上となり、社長としてはまずはホッと一安心と言ったところです。 ご参加された皆様、本当にありがとうございました。 @セールが終わって、今年の傾向についてお伝えしますと、今回のセールは非常に特徴的でした。 通常、当社のセールの場合、やはり既製品より高いオーダースーツと言うこともあり、一番人気は国産商品(比較的廉価の物をより安く購入したい!)というニーズが一番で、セール時には定価で4万円台のスーツがよく売れるのですが、今年はさにあらず。 こんな不景気の中で、ゼニアを筆頭にインポート物が大変よく売れました。 私がWebに書いたオススメがゼニアエレクターだったこともあるのかどうか?良く分かりませんが、本当にゼニアのエレクターがよく売れました。 (原稿を書いた身としてはちょっぴり嬉しい♪) 今の時代にどうして高い物が売れるんだろう・・・? でも、よく考えれば納得いく理由が。。。 それは、昨年は創業記念クーポンでリピーターの方に1着5,000円引きしていましたから、4万円台スーツを希望される方は既にそちらでお求めになられていたのでは? よく考えると4万円台のスーツはクーポンでもセールでも同じ▲5,000円ですからね。 だから@セールの方が相対的にメリットの高いインポート商品が売れたのかも知れません。 また今シーズンのもう一つの特徴は、複数着でお求めになる方が少なかったこと。 これは販売するが分からすると売上着数、金額共に伸びず辛いところでした××× 当社の場合(私の方針なのですが...) 「無理して数を売るな!、無理して高い物を売るな!」という体質ですから、無理して金額や数を上げようというのは御法度です。それ故、なおさら辛い××× ただ、↑の方針はお客様の満足度を上げる上では絶対守りたいことですので、ここは武士喰わねど高楊枝なのです。 そして、その割に販売着数が伸びたのは、ひとえに新規のお客様が増えたから(特にリピーターの方からの紹介が多い!!)そして、販売金額が伸びたのはフルオーダーのご注文が増えたから、です。 ありがたい限りです。 @セールでご注文された皆さん、2月後半の出来上がりを楽しみにしていて下さいね。 ありがとうございました。 |
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理想的な部下の人数は? |
この日は、大学時代の友人と夜 青山で新年会を行っておりました。 私の世代はいわゆるバブル組(H3年入社)。 40を過ぎそろそろ、部下を持つ課長さんクラスになっていますが、この日集まったのはそれぞれ勤め先も千差万別。 MS銀行、T芝、N生命、D証券とイニシャルだけで直ぐ分かるような超大手企業ばかり。 年収も超大手で、友達は皆、軽〜く千万オーバーですが、でも、それぞれ苦労していて、、、皆で部下を持つ苦労を語っておりました。 その中で興味深かったことが「お前、何人部下がいる?」ということ。 部下の数を競うのでなく、どれ位の人数なら部下をコントロールできるのか?という話。 ある者は「おれは今8名」また別の者は13名。 かつて何人だったかとか色々はなしている内に、『やっぱり部下は10名だな』という結論に達しました。 何でも米国の軍隊での最小単位が10名なのだそうでそれ位が部下を管理する限界ではないか?ということでした。 う〜ん、、、確かにそんなもんかもしれないな・・・ 私の場合は、社長とはいえ実態的にはNET事業部のスタッフを束ねているのが主だから丁度それ位だし。。。 何か妙に納得したこの日の出来事でした。 |
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青森出張 |
上野発の夜行列車、、、という訳ではありませんが、私今度の2月、青森に出張へ行ってくることになりました。 やけにドメスティックな出張だな...などと思わないでください。 実は青森には当社が縫製を依頼している工場が2社あり、久しぶりにそこに工場見学に行くのです。 (以前出張した際のレポートはこちら>>>新着情報:縫製工場へ視察に行って来ました0208) 何か新しいことでもあったの?という声も聞こえてきそうですが、確かに工場は日進月歩ですので定期的に見学に行くのは良い事なのですが、今回は実は大きな目的があるのです。 それは、ちょっと奇異に感じられるかも知れませんが、吉井工場長にイージーオーダーの工場を見て貰いたいのです。 つまり、技術的にはイージーオーダーより遙か上を行くハンドメイドのフルオーダーを行っている三久服装ですが、こと仕事を合理化・機械化するという点ではイージーオーダー工場の方が上ですのでその現実を見て貰いたいのです。 もちろん、工場長もある程度は見たことがあります。 が、更に目的があって、実は今回は若手梅本君も一緒に出張させますが、将来的な若返りや縫製機器の更新も考え、2人が同じ物を見た上で後々議論できるようになれば良いのでは?と思い、この出張を企画しました。 工場長が他工場に工場訪問?(普通これは業界慣行的にはNGです。) ちょっと珍妙な企画ですが、これはこの夏、三久で新たに発売する三久版パターンオーダージャケットのための出張です。 こちらも楽しみにしていて下さいね。 |
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パッとしない××× |
今週からいよいよ@セールが始まりましたがこの日は期間中最初の土曜日ということで、通常は一番のピークになる日でした。 が!!!残念なことに予想に反して思ったほど販売が出来ず、こんな事を書くのは恥ずかしいのですがここ数年の中で一番悪いセールのピーク?でした。 Webにも週末は忙しいから、、、出来るだけ予約を、、、とか、午前中がオススメです!とか書いておきながら、一番ピークになる午後の時間帯のお客様が少ない!! さすがに5着10着ということはありませんが、正直スタッフ共々意気消沈のこの日でした。 う〜ん、どうしてなんだろう? これが今の世の中なのか・・・ 昨年の125周年クーポンがセールの先食いだったのか。。。? 言い訳を考えればいくらでも出てきます。これが今の当社の実力なんでしょう。 でも、私はそんな中で来られたお客様に無理して高いスーツを売ったり、1着のご注文を2着にしたりはしたくありません。 現にこの日は、リピーターのHさん(以前125周年記念反の顕微鏡写真を撮って下さった方)がご来店されましたが、体型変化が今後予想されるということで、敢えてセールスは一切しませんでしたし、こういった無理強いしない所が当社の良さでもあると思っているからです。 とはいえ、売上が落ちるというのは経営者にとって本当に頭の痛いところ。 扶養家族も多いですから、なんとかしなくてはなりません。 暫く辛い時期が続きます。 私のこんな悩み、誰が知っているでしょう。 |
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嬉しい注文 |
セール中の出来事ではありましたが、この日は以前当社でバイトをしていた娘がフィアンセを連れて、タキシードの相談に来ました。 何が嬉しいかって? ・・・それは何と言ってもこのご注文が2人の結婚式用タキシードだからです。 (*^_^*) T原さんおめでとう!!! (*^_^*) そこそこのご年齢の方なら共感頂けると思いますが、昔勤めていた人が友達やフィアンセを職場に紹介しに来る事ほど嬉しいことはありませんね。 また、そこで自社の製品を買って貰えるなんて、有り難い限りです。 で、どんなタキシードかというと、彼女も業界人のためあまり詳しくは言えないのですが、某レンタル衣装屋さんで見積もりを取ったところ、タキシード1着で何と13万円も請求されたということで、それだったら作っちゃおう!ということになったのです。 でも、13万というのはレンタルでもかなり高額です。 それもそのはず、実はかなり凝ったデザインでして上着だけはイージーオーダーのラインでは出来ません。 そこで・・・中島さんに依頼して上着だけフルオーダーで仕立てることに・・・ 他の皆さんには内緒ですが元社員ということもあり社員価格で仕立てることにいたしました。 なかなか奇抜かとカッコイイデザインですので出来上がったらまた日記帳にでも掲載しますね! |
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師匠と弟子 |
最近、民主党小沢幹事長の資金疑惑から元秘書の議員逮捕等々色々と物議を醸しだしていますが、読者の皆さんはどのようにお考えでしょうか? ・・・といっても日記帳で政治的なことを書くのは良くないので、私は別角度から今日の日記を書きますが、私が興味を持っているのは、小沢氏を巡る人間関係。 逮捕された石川議員は何でも学生時代から小沢氏を師事していてず〜っと丁稚をやっていたとのこと。 しかも、大学卒業後、小沢氏の秘書になり、3年後には資金管理を任されるようになったというのですから、大抜擢も良いところですよね。 当然、小沢氏からの信頼も厚かったと容易に推察できます。 一方で、小沢氏にはその猜疑心から敵も多く、元秘書といっても信頼できなければ追い出されてしまうため元秘書という敵も多いようで、今回の検察へのリーク源になっているとも噂されています。 で、このような個別事例は私にはどうでも良いのですが、ある評論家がこの師匠と弟子の関係を古い日本の悪しき慣習かのごとく、評していて少し違和感を感じました。 一方で、この日のTVでビートたけしの“たけし軍団”の面々が20年前(?)のフライデー襲撃事件について、当時の軍団の結束力の強さをコメントしていましたが、それを通じて「たけし軍団の師弟関係は素晴らしいな」と率直に思いました。(山本モナも、たけしの後押しで復帰したのですからね♪) さて、この2つの師弟関係。 どちらが正しい(?)のでしょうか? ↑で?を付けましたが、ひょっとしたら正しい・間違っているという問題ではないのかも知れません。 しかし、よくよく我々の周りを見るとこの師匠と弟子という師弟関係って、最近忘れ去られているのではないでしょうか? 昔は、学校でも会社でも先輩に時に理不尽なことを言われ、やらされ、そして大いに教わり、尊敬していた。 それが昨今は即戦力という名の下に、業務上の教育はおろか、社会人教育すらしなくなってしまった。 だからこそ、上述2例は、ややいびつな師弟関係であるとは思いますが、どこかで魅力を感じさせるような気がするんです。 私も師匠と弟子でしたら、師匠にまわる側の年齢になりました。 「師匠」という字をみると、師=先生であり、匠=たくみ、なんですよね。 師匠を持ちたがらない若者を徒に批判するのではなく、師匠になる側として師であり、匠であるよう努めたいと思います。 |
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センター試験 |
読者の皆さんが20代後半以降の大人だと仮定しますと、前日に行われた国公立大学のセンター試験など自分自身には全く関係のないことでしょう。(ご家族とかは除きます。) で、翌日になるとセンター試験の問題が新聞に出ますが、これをやってみよう!などと思う人はきっと全体の3%にも満たないと思います。(新聞も良くこれであれだけの紙面を取る物だと思いますが、、、) ですが、根が真面目な?私は、やってみたんです。数学だけですが、、、 それも、昨年12月の日記帳で『もう一度高校数学』読んでいるとコメントしたからなのですが、正月休みを使って1/3読んだので数学?だけやってみたんです。 すると・・・意外や意外出来るではないですか!! 「おっ、俺もやれば出来る?」 実のところ内部進学で大学受験をしていない自分にはセンター試験(=当時の共通一次)は忘却の彼方ではなく、未知の世界。 嫌な思いでのある方も多いとは思いますが、ネガティブイメージのない私には、未知との遭遇でワクワクする思いでした。 う〜ん、早く全編読んで良い点取れるようにガンバロウ! とはいえ、他にもやりたいことあるし、、、完遂は難しいかな? 変わった趣味のある私です。 |
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募金活動 |
先日、ハイチで大地震がありましたね。 また、今日1月17日は阪神淡路大震災から15年目にあたる日です。 天災は貧しい人の方にこそダメージをより強く与えるというか、 貧しい国でこういったことが起きるのは、貧しいからこそ建物の作りが脆く、被害も大きくなってしまうため本当に残酷なものです。 (蛇足ですが、阪神淡路の震災の際も、地盤のしっかりした山側(=お金持ち居住区)は被害は警備で、海側の地盤の弱い土地(=お金持ちが少ない地区)は被害が甚大でした。) それはさておき、こういったことがあるとTVとかで募金活動がなされますが、私はあまりそれを快く思っていません。 と言うのも、新聞やテレビが募金活動をするのが偽善行為に思えてならないのです。 視聴者から募金を集めて、まとめてテレビ局の名前で募金する。という行為がお金を出さず、名誉だけ自分の物にするようにしか見えないのです。 私がテレビ局の経営者だったら、 集めた募金にその○%を自社が加算して援助するというのが本来すべき援助ではないかと思うのですがいかがでしょうか? こういった売名行為を見るたびにいつもいつもそう思います。 上場企業は利益追求しなくてはならない、これは分かりますが、人から善意を得ようとするのであればまずすべきは自らの善意ではないかと思います。 かくいう私はどうかといえばお恥ずかしい限りですが、それでも協力できることは個人としてはしております。 |
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TAMAOKA'S EYE |
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日経から朝日へ |
当社のお客様はビジネスマンが多いですから、今日の日記をご覧になると“うんうん、そうだね、、、”とお思いになる方もいらっしゃるのではないかと思いますが、実は今年から私、新聞を替えました。 学生時代から20年以上読んでいた日経新聞から朝日へ。 何故?とお思いの方がいらっしゃるとすればそれは日経を購読していない人だと思います。 日経を読む人だとピンと来ると思いますが、実は日経新聞は今年から購読料を値上げしています。 (駅売りが140円 → 160円へ!!) それがどうしても納得できないのです! 何かサービスが増えたの?いえいえ、全然。 むしろ、昨今はネットがありますから株価欄など不要になりました。 世の中は今年もデフレというのに値上げですよ!! ちょうど時を同じくして最近TVの特集を見たのですが、何でも欧米の新聞各社はネット化の影響で経営的に凄く厳しいらしいですね。 平たく言えば、ネットで無料の情報が得られるから敢えてお金を出して新聞を買う必要がないとか、欧米は新聞社の収益構造が広告収入が多くを占めている中、ネット広告によって新聞広告の効果が薄れていて広告主が減ったとか。 にもかかわらず、日経さんは堂々と値上げですか。 日経には恨みはありませんが、当面このまま朝日を読んで、どれだけ自分の生活に支障を来すか、検証してみようと思います。 だいたい、デフレを煽って不況感を演出する新聞社が値上げとはどういうことでしょうかね。 |
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哀れ 日本航空 |
成人式を挟んだ3連休があった翌日、哀れ日本航空が法的整理の方向となりこの日株式相場ではストップ安(株価も37円)になってしまいました。 私個人的にJALには大学の同級生で友人が一人行っています。 帰国子女と言うこともあり入社前のTOEICの試験で990点(1問間違え)で語学力に難がある私にとってそれはそれは雲の上の存在の人物でしたが、彼はどうなっているのでしょうか?是非とも頑張って貰いたいものです。 それはさておき、昨年からの政府のJALに対する方針を見ていると非常に疑問を感じることばかりでした。 民主党が政権を取った直後と言うこともあり、私はJAL=親方日の丸、糸山英太郎=(自民党)政治家案件ですから、民主党はばっさばっさやるのかと思っていましたが、それが公的支援。 ???と思っていましたが、結局やはり法的整理なんですね。。。 私はこれで良いと思います。 何故って? だって公的支援ってそもそも何故受ける必要があるのですか? 業界が1社しかなくて、これがなくては国民生活が破綻するというのならいざしらず。 ANAさんは頑張っている訳ではないですか? ではANAとJALは何が違うの? 細かくは色々あるでしょうが、政治家と結託して不採算路線を拡大したり、好待遇に長らく甘んじていた訳ですし、責任をとる必要もあるでしょう。 特に、不快なのは(皆さんも一緒でしょうけれど)年金問題ですよね。。。 私個人は、当社が潰れそうになっても公的支援はされないというその不公平さ故、そもそも公的支援には反対でした。 私が、社員が、路頭に迷った時、誰が支援してくれるのですか? 公的支援も結局は私達の血税からなされる訳ですから、安易に感情論だけで決めるべきではないと思うんです。 ヤンバダムの問題だって、立ち退きしなくてはならない地元の方は可哀想だと思いますが、不採算を敢えて敢行しても無意味だし、そのために群馬のお金を九州の人も払っていると思うと、このまま続けることに違和感を感じます。 民主党になって大企業優遇から国民生活に政策の軸足が移ってきていますが、JALの問題はその分かりやすい帰結となるのではないかと思っています。 とはいえ、これで銀行が不良債権償却し、株価がゼロになり、公的支援で血税が使われれば結局は国民に跳ね返ってきますけどね。 そういう意味でも膿は早く掻き出すに限ると思います。(今日の私、超キビシイ?) |
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百貨店の苦しみ |
今日のHP更新で、新たに「MD玉岡の眼」というコーナーを作りましたが、最近玉岡氏とは色んな形で一緒に仕事をしています。 その中で力を入れつつ、読者の皆さんには見えない仕事としては“百貨店へのセールス(コンサルティング)”があるのですが、 私は、百貨店業界については玉岡氏より遙かに知識的に劣るのですが、昨今の百貨店の実情は本当に厳しいようです。 売り場のことを語っても仕方ありませんから、例えば当社の強みであるNET通販(NETを使った営業活動)について、百貨店業界がどうかというと。。。 ビックリしちゃいますよ! あれだけハウスカードで何10万人もの個人情報を持っていながら、メールマガジン形式で定期的にお客様へ情報提供している所があまりに少ない。 →そもそもこの話をしても、理解できない人が多い。 HPは作っても単なるフロアガイド止まりか、メーカーからの情報の受け売りの情報提供で良いと考えている。 それでいて、某百貨店のモットーは?と聞くと、「お客様第一」だって。 ここ数日、全国の有名百貨店のサイトを随分見ましたが、「買って!買って」という声なき声は聞こえども、『お客様を本当に大切にしています』としている所は見つかりませんでした。 百貨店も越後屋呉服店から今の業界になるまでの中で、いつの間にか、ちょっと取扱商品に詳しいテナント付け最優先の不動産管理会社になってしまったようですね。。。 これだと、大手不動産会社が再開発でやっているヒルズやミッドタウンと全く変わらないような、、、 コンサルする余地タップリなんですが果たしてお金になるか、どうか? この辺が商売的には難しいですナ。 |
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周回遅れはずっと続く...(遅れを取り戻せない人) |
最近、あほらしくて口にするのも億劫になることがありましたので、日記帳に書きます。 それは、ある社員が予定していた仕事を私に提出したのですが、それがあまりに陳腐、Poorでダメ出しそした時のこと。 実はその仕事2週間ほど前にも同様に内容が伴っていないから、と言って受け取らなかった仕事なんですが、、、 2週間経って、改善されたことがごく僅か。 事実上殆ど変わっていないといっても過言でない内容でした。 これって、どう思います? 確かに上司から求められることは(上司なんだから)より高度な内容でしょう。 でも、2週間前が期限の物を再提出する時は、時間が経っている訳ですからその分改善・進歩していなくてどうするんでしょうか? 第三者的に見ると、陸上競技でトラックを周回していて、1周遅れでトップランナーと並んで走っているような、、、 遅れを取り戻そうとか思わないのでしょうか? 世の中には「汚名返上」とか「名誉挽回」とか色んな言葉で表現されますが、あまりのガッツのなさにこの日はしばし呆然とし、諭すことの無意味さすら感じてしまいました。 本人曰く、同僚の仕事ぶりを見て、「●●さんもこうだから・・・」と言い訳しているらしいのですが、他人の1点だけ欠けた部分をもって、その1回の低い点数を見てボクも同じだから悪くないという論理には矛盾を感じざるを得ません。 そういう人は100点満点のテストで70点合格だとしたら、自分自身で勝手に70点を目指してしまい、だからこそ50点位しかとれないのです。 その時に、40点の人もいるから自分は良いんだと満足してもしょうがないと思います。 きっと40点の人は次回頑張って挽回するでしょう。 君だけだよ君だけ。いつも低い点を取っているのは!!!!!!! どうしてこんな論理が生まれてくるんでしょうかね。。。 人間が成長するのは努力、屈辱感、理想を求める気持ち、負けん気の強さ等々だと、私は常日頃思っているのですが。。。 人はそれぞれ価値観が違いますが、周回遅れは先頭がゴールしても自分のレースは終わっていないんですよ。 あほくさ。 |
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今年最初のお客様 |
昨年の最後が「今年最後のお客様」でしたので、年初めは今年最初のお客様でもご紹介しましょうか。 お店の方は1/5から営業しておりましたがその日は私は挨拶回りでお店にいられませんでしたので接客できなかったので、今年のファーストオーダーは1/6でした。 でも、おどろきですよ。。。 今年最初のお客さま、実は現役参議院議員の秋元司先生でした!! 実は、私は秋元先生が小林興起先生の秘書をおやりになられていた頃にご注文を頂いていたのですが、その後随分ご無沙汰していて、この日突然電話があったんです。(実際には秋元先生を紹介して下さった別の方からのお電話で、折り返しすぐ私からお電話しました。さすが議員の先生!) 『秋元ですが、スーツの注文をしたいんですけれど・・・』 「ご無沙汰しております。小林興起先生の秘書の・・・」 『いえ、参議院議員です。』(どひゃ!しまった!!) 「大変失礼いたしました。それにしてもご無沙汰です。ありがとうございます...」 ・・・といった感じでして、その後急な話でしたが年始で忙しい議員先生ということもあり、急遽参議院議員会館へ再採寸に行くことに。 「う〜ん、、、先生。少しお太りになられましたね。。。」 『いやいや、今年は改選時期だから、時間があれば街頭に立ってるんだけど、寒いから厚手のインナーを着ているんだよ。ホラっ!』 確かに、上下ともインナーがもの凄い肉厚。。。 何でも街頭演説中はコートを着ないのだそうです。 これじゃ、1サイズ大きくしなくてはいけません。 それにしても議員の先生もこの時期街頭に立つのは大変ですね。 自民党所属ということもあり、なおさら大変なんですね。 一般人の人は、政治家の人は威張っているような印象を持ちますが、若手の先生などは謙虚ですし、ぐいぐい引っ張っていく力もあります。 年始早々、気合いを注入された気分になりました。 先生!街頭演説頑張ってください!! 当選したらフルオーダーお願いします!! プレゼントします!と言えないところが貧乏な当社らしい?! |
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明けましておめでとうございます。 |
明けましておめでとうございます。 2010年も無事明けましたが、読者の皆さんは如何お過ごしでしょうか? ご自宅で家族と一緒にゆっくり時間を過ごしていることとお察しいたします。 私は、、、というと恒例になりました新潟の某スキー場でのんびり読書をしたりスキーをしたりと楽しんでおります。 さて、こんな年初めですが今年はどんな1年になるんでしょうかね? 相変わらず景気は悪く、景気の二番底を懸念する声もありますし、私自身にとっては社会人になってから景気が良い話など殆ど聞いたことがなく、世の中ず〜っと右肩下がりのような気がします。 でも、そんなことばかり言ってちゃ始まりませんよね。 私の立場で言えば従業員の生活を守っているのですから。。。 年始に当たって今年一年の事を考えると色々な考えが交錯しますが、私は今年一年は“伸びる企業が伸びる”1年になるのでは?と考えています。 、、、というのは、私共の業界でもどこの業界でもそうかと思いますが、昨年は一昨年のリーマンショックの影響でどの会社も殻に閉じこもって嵐に耐えていたと思うのですが、そんな中でも“いつか良くなった時の為の先行投資”をしていた企業もいると思うのです。 そういった企業は、景気が「雨模様」から「曇り空」に変わった時いち早く積極展開できるのでは?と思うんです。 昨年当社では実はそんなことも考えながら創業125周年記念のクーポン券配布などを行いました。 お陰様でリピーターの方にもご満足頂け、また一方では大勢のご新規のお客様を紹介頂きました。 当社で言えば、こういったご新規のお客様が次のリピーターになっていくことこそが、次への種まきですし、こういった新規のお客様の満足度を上げる努力をしてきました。 また、グループ会社のハンドメイド工場(三久服装)でも全く同じで、昨年は周年記念イベントとして破格なお値段でフルオーダーをご提供した結果、これまでフルオーダーには縁遠かった方までフルオーダーをお試しいただきました。 そして、こういった方の満足が次の何かにつながっていくのではないかと思うのです。 この場合の“何か”は売上ではありません。きっと売上では測れない信用とかお店への愛情・親近感なのではないかと思っています。 相も変わらず厳しい世の中ですが、当社は今年も出来る限り前向きにお客様へ色んなご提案をいたしたいと思っています。 どうぞ今年も1年宜しくお願いいたします。 |