2019年2月7日更新
こんにちは。 大阪店の大崎です。 もう早いもので2019年も1か月が過ぎましたね。 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 2月といえば...そう! 女性の皆さんにとって一大イベント“バレンタイン”ですよね。 悲しいことに最愛の人に渡す予定は皆無...(泣) 「自分自身のご褒美という名の無駄遣いを何にしようか」ということについて、このコラム原稿を書くことよりも悩んで........なんて冗談です!!! なによりもコラムが優先です(笑) ですが、改めて“自分へのご褒美”というのはなんとも都合の良いワードですね~。 「関西初上陸!」などそんなキャッチコピーに踊らされがちな大崎が、因みに選んだのは...阪急梅田で今だけ買える「TOKYO TULIP ROSE」さんのチューリップローズです。 このビジュアルは食べるのがもったいない、飾っておこうかな?と思うくらいの可愛さで.........まぁ確実に食べるんですけど(笑) 皆さんも一度ネットで検索してみてくださいね。
さて、そんな話よりも...本題です。 今回のコラムでは、お客様自身が“オーダーするなら”こんなデザインがいい!このシルエットが好きだけどオーダーでもできるのかな?といった要望や質問にお答えできるよう、イメージ材料にもなるよう、「オーダーパンツのシルエットとデザイン」についてお話させていただきたいと思います。
まずはシルエットですが、こちらは大きく分けて3種類あります。 ◆1つ目は裾に向かってストンとまっすぐ落ちるストレート。 一番ベーシックで基本となるシルエットのため、奇をてらわず長く履けるものをお求めの方にオススメです。
また、シルエットに変化が出る一番のデザインはベルト下のタック(プリーツ)です。 見た目がすっきりとシャープに見えるのがいわゆるノータックと呼ばれ、腰、太もも回りのゆとりが最も少ない仕様です。 タックを1本または2本入れたワンタックやツータック仕様にすることもでき、タックを1本入れるごとにヒップ周りに+3~4cmのゆとりをもたせますので、シルエットもおのずとゆとりのある見た目に仕上がります。 更にタックは2種類あり、内から外へヒダが倒れる“アウトタック”と、内に倒れている“インタック”の指定が可能です。 インタックの方がどちらかというとフォーマルな印象で、既製品でよくあるのはアウトタックのため、オーダーらしさがでるインタックはオススメです。
以上の仕様は、どれもこれも立ち姿の印象で、特にデスクワークで座った状態が多いという方は、太ももの前に“座りジワ”が気になっていらっしゃいませんか? 毎日座りっぱなし、新幹線などの長時間の移動が多い、という方はそのシワも取れにくく目立ってしまいますよね(汗) そのシワは主に渡り巾が太もものサイズに対して、適度なゆとりがとれていないことが原因です。 タックを入れる効果としては、座った際に生地が引っ張られるのを逃がせることで、シワを入りにくくするのと同時に座った際の腰回りの張り感を抑えます。 タック入りとノータックではシルエットや履き心地に変化がでますので、見た目重視にされるか履き心地重視にされるかお客様のニーズをきちんと伺った上で、ベストなご提案をさせていただきたいと思います。
パンツのデザインについて、他には裾はシングルかダブル、ベルトループをつける、脇や後ろのポケットを付ける、そのポケットを釦で留めるかフタをつけるかどうかetc...。 セレクトできることが多数ございます。 それらはシルエットや履き心地には大きく影響しないものの、普段はこだわれない“お客様好み”にしていただける大切なパーツでもありますので、オーダーの際には是非楽しんでいただけたらと思います。
最後になりますが、もうまもなく2019年春夏の生地が入荷してまいります。 どこのショップでも店頭のほとんどが春夏物へシフトし、軽やかで柔らかいアイテムが増えてきましたよね! 当店も、これから徐々に生地を入れ替え3月には完全春夏物になるので、是非足をお運びください。
また、これから需要が増えてくる「シャツオーダー」はレディースでももちろん可能です。 例えば、バストサイズで買うとシャツ袖が長すぎたり、着丈が短くて腰をかがめた時にシャツがでてきてしまう.....なんて悩みも解消できます! シャツ地はサンプル帳で見て頂けるインポートの生地以外(ポリエステル混紡、国産綿100%)は店頭にて多数ご用意しておりますので、是非様々な色柄の生地からお好みの生地・デザインで、シャツオーダーを楽しんでくださいね! シャツのことについてはまたの機会にお話しさせていただけたらと思います。 それではまた、次回もお楽しみに。