HOME > レディース > 20年前のスーツ★

20年前のスーツ★

2019年5月31日更新


こんにちは、東京店の富田です。
5月も後半、各地で真夏日の日もあり、5月では異例とも言われておりますが、
皆さま如何お過ごしでしょうか。
これから迎える7,8月頃には、どうなってしまうのかとても心配ですね。
そんな中こんな『ことわざ』を一つ見つけました。

〝夏は日向を行け、冬は日陰を行け〟

自らを辛い状況に置くことで、身体が鍛錬され精神は強靭になります。
暑い夏はあえて日向を歩き、寒い冬も日陰を選んで歩くことで心身ともに精進せよという意味だそうです。

もう一つは、夏は日陰、冬は日向を他人に譲るように、出しゃばらずに謹んで行動するべきと、という意味もあるそうです。

なるほど。よく理解できますね。ただ表面的に聞き取ると、これから迎えるきっと今年も殺人的な暑さを想像すると苦笑いしかでません。(汗)
とにかくこれから迎える暑さに、まだ身体も慣れていませんので、日陰を優先して歩くか、男性女性問わず日傘をお勧めいたします。
(最近男性の日傘姿もよく見ますよ~。)

今回の富田コラムは、懐かしい私の<20年前のスーツ>をご紹介します。

過ぎた大型連休中にクローゼットの整理をしていた所、捨てようか迷いつつ、
今まで保管していたスーツを改めて手に取ったことから、コラムで紹介してみたいなと思い執筆しました。

クローゼットから取り出したスーツを見た瞬間は、『うわぁぁ!!懐かしいなぁ~』と眺めつつ、片付けの手も止まってしまいました。

見ると衿吊りには、クリーニングタグがついたまま。きっとまた来年着るつもりで、
クリーニングに出していたのでしょう。
しかし、翌年からから着用しなくなり、20年程経過!!!してしまうのは、何故かな?と思いました。〝正に箪笥の肥やしです〟笑!!

さて、一体どんなスーツだったのか、20年振りに着てみましたので、少し恥ずかしいですが、ご覧頂ければと思います。

う~ん、確かに今にはない、デザインですよね。
これはビジネス向きというよりは、デザイン性がやや強いスーツですね。

今と変わらず衿、釦、袖、各パーツは当たり前ですが、付いておりますが、誰が見ても<昔のスーツ>だと思いますよね。

それでは一体、何が今のスーツと違うのでしょうか!?比べてみました。

先ず、すぐ見て目立つのが全体のシルエットです。
肩パットが今より倍近く厚いため、 肩回りが協調され、強く逞しく見えます。

次に各仕様を見てみると、大きく今と違った部分は、衿とフロントの釦数です。
先ず衿は、ゴージラインが低くラペル巾も今より広めです。

フロントは3釦です。釦数が多い事で、自動的に釦位置も高くなります。
確かに20年位前は、男女とも3釦の上衣が多かったような気がします。
今このラインを着ていてもおかしくはないですが、ちょっと違和感がありますね。

そして、ウエストのくびれにも注目です。ゆとりは少な過ぎず普通に入っておりますが、肩を強調しているため、ウエストがよりくびれているように見えます。
更に着丈が長い事で、女性のラインをより活かしたものになっています。
ベントも丈に比例して、今の標準より深くグッと入っていますね~。

『スーツは完成されたもの』とよく聞きますが、このように少しだけディテールを変える事で、雰囲気の全然違うものが生まれて、私たちは無意識にその流行を受け入れているんだなぁと思いました。

そう思うと、スーツやジャケットは流行の経過は面白いなと感じます。

また、ベーシックなデザインを選んでおけば、末永く着られるアイテムだと改めて思いました。
(かと言って、買い替えても頂かないと困ってしまいますが。。。。(汗))

私もこれからの人生、どんなワードローブが増えていくのか?
先の20年後に、令和元年を振り返った時、今この時のスーツをどう思うのか?
そう考えると面白いですね。
20年後もこのコラムで書ける日が来るのか?!まだ分かりませんが楽しみにお待ちください。(笑)
そしてこのスーツは今回のお披露目を最後に、処分しようかと思っております。
でもなんとなく、、、とも思っていたりして。(苦笑)

来月の富田コラムは、この夏にお仕立てしたスーツを紹介したいと思います。
爽やかな生地を選びましたが、一体どんな生地でどんなスーツになるのか、乞うご期待です!

来月を楽しみにお待ちくださいね♪