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どこまで生まれ変わった?

2019年11月8日更新


こんにちは。
大阪店の大崎です。
秋も深まりようやく気持ちよくジャケットが羽織れる季節になりましたね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
朝晩はすっかり冷え込むようになりましたし、いよいよ冬のシーズンが到来といったところですかね。
つい先日、大阪では冬の風物詩《御堂筋イルミネーション2019》がはじまりました。
大阪に住み始めた頃は見る度に「わぁ~都会~綺麗~!」と目を輝かせ、カラオケでドリカムの「御堂筋はこんな日も~♪」と歌っている時は“今、大阪にいるんやんな~”とかいちいち反応していたのですが。
慣れというものは本当に怖いですねー。
今年もそんな時期か~で済んでしまうんですから(笑)
このコラムも皆さんに見慣れてもらっては困ります....。
皆さんが新鮮な気持ちで、面白い!新しい!と感じていただけるように頑張ってまいりますので、今回も最後までお付き合いいただければ幸いです。

さて、今回は私の“ジャケット”がその後どのようにリメイクされたのか。
果たして今の世の中着れるのか!?笑
というAFTERのお話をさせていただきたいと思います.....が。
リメイク前のコラム覚えていらっしゃいますかね?汗
もしよろしければBEFOREからご覧くださいね。

どこまで生まれ変わる?

リメイクポイント

◆肩パッドを抜いて肩幅全体4cmツメ(¥5,000)

BEFORE
AFTER

いかがでしょうか?
......そうなんです。
薄い肩パッド入れるべきだったのです。
「ガンダム」は回避できたものの私は“巻き肩で猫背”。
とっても姿勢が悪いのでショルダーラインがデコボコしてしまっています。
本来なら厚いパッドは抜いても薄いものに入れ変えるべきなのですが...私は肩パッドが嫌い。(我儘で本当にすみません笑)
スタッフなら見た目をとるべきなのは分かってはいるんです....が、とにかく肩こりがひどいのでなるべく軽く・動かしやすくと思い今までも肩パッドは基本的に入れていません!
今回生地も薄手のため余計にショルダーラインを拾いすぎていますね....反省点です。
次回はスタッフらしく『見た目重視』でいきたいと思います。笑

◆バスト全体4cmツメ(\4,000)袖肘幅半寸1.5cmツメ(¥3,000)
 袖丈出し (¥2000)釦付け替え(¥300)釦代(¥3,000)

BEFORE
AFTER

正面にあったダキ皺は少し軽減されています。
が、やはり心配していたとおり肩パッドを除いたことで肩甲骨横の皺が....。
私の場合スポーツを長年していたので左右の肉付きが違います。
右利きですから右のほうが肩回りの筋肉が大きいためダキもあまりでていませんが、左の方は誰が見ても分かるくらい余ってしまっています(汗)
また正面から見た時の前ダキはどうしてもとるのが難しいのが事実。
左胸ポケットが付いているためこれ以上はツメられないのです(泣)

袖幅は肘~袖口に向かって自然と綺麗にツメてシャープな印象に。
アームホール(袖の付け根)は基本的に詰めることができませんが、すっきりと細めの袖幅は野暮ったさが軽減でき“今時”に近づけることができたので良かったです。

は仕入れ先に行ってセレクト!
ピカピカのゴールドだと生地の雰囲気から浮きすぎるため、今回渋く派手すぎないゴールドを選びましたが、皆さんに見ていただくにはややパンチに欠けますね(汗)

BEFORE
AFTER

そして.......皆さんお気づきでしょうか。
ちんちくりんだった袖丈が....?
かなり伸びました!
縫い代あまりなく長くするのは無理だなぁと諦めていたところ。
修理屋さんに「ゲタ」でもいいなら...という案が。

「ゲタ履かせ」というのは、袖裏に似たような生地で継げ足して、表地をギリギリまで長くすることをいいます。
本切羽の場合は穴が開いてしまっているため長さを出せても釦位置は変えることができませんし、着用期間が長く折り目の部分が擦り切れてしまっている場合はそこのお直しも必要になりますが、袖仕様は飾り釦で母もほとんど着用していなかったためラッキーでした!
袖を裏返すと分かってしまい見た目は悪いのですが、めくらなければOK(笑)
なんでグレーじゃなくてベージュ?余計に不細工では?と思われると思いますが、皆さんになるべく分かりやすいようにしたい!という想いでこのように。
(嘘です。すぐ準備できた残布がベージュだったという話です。本来は同色で修理いたします。)

以上、簡単ではございますがジャケットのリメイクポイントの内容・お値段についてご紹介いたしました。(※すべて税抜価格です)
ジャケットの構造はもちろん、縫い代の有無でもどこまで出し詰めできるかが変わってきますので、この修理代金はあくまでも参考程度と思っていただければ幸いです。

今回「どこまでリメイクで蘇るのか(今時着れるのか!?)」とても楽しみでしたが、改めてお客様の身体の特徴・状態を把握することの重要性を感じることができました。
人は生まれ持った身体的特徴がありますよね。
ジャケットだけでなく、パンツに関しても下半身の肉付きによってシルエットが左右で違ったり、クッションの量が違うこともあるんです。
イージーオーダーでは限界があるもののそういった特徴に確実に気づき、お客様から“着心地が良い”と言っていただけるスーツを仕立てられるように努力してまいります!

因みに御堂筋イルミネーションですが、今年は更にフォトモニュメントも登場したそうで『NAMBA!!!』『SEMBA!!!』と、いう感じの前で撮ると私の友人曰く“映える”そうです(笑)
ヨシムラ大阪店は四ツ橋筋沿いのため店舗からは見えませんが、遠方からお越しいただくお客様は是非見に行かれてみてくださいね。