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『レディース コーディネートセレクション2021春夏』


こんにちは、東京店の富田です。
2021年の《桜》も咲き誇り、清々しい陽気になりましたが、皆さまは如何お過ごしでしょうか?
今年も桜を所々で見る事ができ、コロナ禍ではありますが、それ以外を除けば災いもなく過ごせている事にありがたく感じています。

桜や緑が、私たちの癒しになる事は間違いないのですが、それを育てるのは、なかなかそう簡単な事ではないと思います。

実は今、店頭には大きなプランターが3つ並んでおり、色とりどりの《チューリップ》たちが咲き始めているところです。

実は社長自ら<屋上>で育てられたということで、それは恵の陽を充分浴びて育てられたチューリップが、立派に花開くところでした。
誰にも見てもらえないのは、もったいないとのことで、店頭に置いて頂く事になりました。
花があるのは本当にいいですね。
ありがとうございます。

このYOSHIMURA&SONSの店舗もあと2ヶ月で1年を迎えます。
開店当時は、お祝いの胡蝶蘭が店頭に並んでおりましたが、今はチューリップに変わり、店頭を飾ってくれております。
是非、お客様もご来店の際には、チューリップも見て頂きながら、お仕立てを楽しんで頂ければと思います。

それでは、今回のレディースコラムは、 既に2021年春夏シーズンもスタートし暫く経ちましたので、ご注文の多かった生地と今季の傾向、そしてお勧めコーディネートをご紹介していきたいと思います。
チューリップ
チューリップ

マストな紺ブレ(ベーシック編)

今季のオーダーでは、単品ジャケットとしても使えるスーツが欲しいという傾向がみられます。
例えば、子供の卒入学やその後のPTA活動、そして20代30代の方には、
ビジネスでもプライベートでも使えたらと、『着回し力』のあるものをお求めの方が多く見られました。

幅広く使いたいとなると、やはり王道ではありますが、紺ブレ(紺のジャケット)がマストだと思います。
単品でもサマになり、スーツにも引けを取らない素材感をお勧めします。

R20-4525 濃紺、R20-4526 紺 タスマニアブレンド
R20-4525 濃紺 タスマニアブレンド
R20-4526 紺 タスマニアブレンド

上記2色の濃紺と紺の《ナナコ織》は如何でしょうか。
こちらの生地はスリーシーズンご着用できるので、1つお持ちいただくと大変便利ですよ。
生地組織の凹凸感のある見え方で、ベーシックなスーツより華がありますので、単品ジャケットでも気後れすることなく着用でき、どんな場面でも安心して活用できます。
上衣が紺色なので、ボトムはその時のTPOに合わせて何でも合わせやすいです。

参考までに私押しのセットアップをご紹介します。

下衣 K20-8567ライトグレー ゼニア
下衣 K20-8567ライトグレー ゼニア
下衣 C21-4103 紺 チェック
下衣 C21-4103 紺 チェック

この写真はビジネスでの組み合わせですが、お休みの日には、デニムやワンピース、そして異素材ロングスカートも合わせて幅広くご活用下さい。
お花見デートとかにもいいですね~。

夏ジャケット(アレンジ編)

紺ブレは持っているから、他のバリエーションが欲しいなぁ、という方にお勧めのちょっと上品さもありながら、普段も気兼ねなく使えるベージュとブラウンは如何でしょうか?

X21-3203 ベージュ WOOL&LINEN
X21-3203 ベージュ WOOL&LINEN

先ずは、こちらのベージュです。 この生地を見たとき、 “清涼感” があって夏らしいうえ、上品だなぁ~と思いました。
こちらの生地は、ウールに麻が13%入った生地です。
ウールだけのベージュより麻が入っている事で、季節感のある素材として楽しめますし、ウールが入っている事で、麻特有のシワも軽減できますね。混ざり合う混率のワケが納得できますよね。

そして、麻特有の風合いがナチュラルな雰囲気を演出してくれますので、ジャケットの衿は通常のテーラー衿はもちろんですが、衿付や衿なしのラウンドネックカラーも女性らしくてお勧めですよ。
それでは参考までに私押しのお勧めセットアップをご紹介します。

下衣 K20-8561 ピンチェックグレー ゼニア
下衣 K20-8561 ピンチェックグレー ゼニア
下衣 T20-3517 白 クールマックスツイル
下衣 T20-3517 白 クールマックスツイル

基本ベーシックカラーで合わせておけば、ほぼ間違いありませんし、ボトムの合わせ方によっては、見え方も全く変わりますので試してみてください。

M20-6514 CANONICO ブラウン 千鳥格子
M20-6514 CANONICO ブラウン 千鳥格子

最後にブラウンのご紹介です。
写真を見ると一見普通の千鳥格子かと思いきや、よく見ると落ち着いたブラウンの千鳥格子になっております。
生地もしっかりとコシのあるヴィンテージライクな生地感が一味違う見え方で、いつものスーツと差別化できます。

メンズライクな雰囲気もありますので、少しオーバーサイズなジャケットもいいですし、
逆に単品スカートで、 “生地のコシ” を活かしてワイドボリュームなソフトプリーツスカートもまたありだと思います。
イメージは下のような感じです。

ワイドジャケットとソフトプリーツスカート
ワイドジャケットとソフトプリーツスカート

今回ご紹介させて頂いたものはほんの一例ですが如何でしたでしょうか。
他にも、まだまだデザインや生地についてもご紹介したいものはありますので、ご検討されているようでしたら、是非ご遠慮なくお問い合わせ頂ければと思います。

全てはイージーオーダーですので、一つの素材から出来る形も “十人十色” ですからね。
お客様自身の思いをイメージしてご来店頂き、それを全て私たちにお話頂ければと思います。
出来る範囲の中になりますが、お気に入りの1着になるよう私たちと一緒に楽しくお仕立てをしてみませんか?

それでは次回もお楽しみに。


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