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『仕事着=普段着』完成しました


こんにちは。
大阪店の大崎です。
最高気温が25°Cを超える日が続き、雲に夏の気配を感じる頃となりました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
一年で最も紫外線対策が重要な季節がやってきましたね~。
学生時代は部活のルールだったのか“日焼け止め塗る暇あったら練習せんね!”という監督の強すぎる視線からか、年がら年中真っ黒くろすけだったのを思い出します。
それとこれとは別やろ、と思ってはいても言えませんでしたけど(笑)
今となっては当時の従順な自分に言い聞かせたい....
ルールなんか破ってなんぼ!後悔するよ!してるよーーー!と。
なので今年の夏スーツは防シワやストレッチなどの各種快適機能から“UVカット”まで備えているREDA activeで決まりですかね!なんか販促っぽい...

切り替えて本題へ。
さて、今回はREDA....ではなく前回のコラムでお話しした“仕事着(普段着)”がとっても爽やかな雰囲気で仕上がったのでご紹介したいと思います。
今回オーダーしたのは、ジャケット・シャツ・スラックス。
アイテムの字面だけみると堅苦しいかもしれませんが、それをいかに自分らしく見せるか、寛いだ雰囲気で仕上げるか、その時の気分に合わせてコーディネートを楽しんでいきたいところ。
皆さんにご参考にしていただけるよう、こだわったポイントや仕様についてお話ししてまいりますね!
今回の詳しい仕様については、前回のコラムをご覧いただければ幸いです。

春の仕事着(=普段着)を作る”

タイトよりも女性らしい

全てメンズパターンでオーダーしました。
ジャケット・シャツの打ち合いは女性仕立て(メンズとは逆)に変更しています。

ジャケット

ジャケット

ジャケットは本来フィット感を重視した構築的なものですが、今回はあえてフロント釦を閉めても身体が泳ぐくらいの設定で袖幅もかなり太めに。
動くと生まれる皺などの余白が隙となり、ヘルシーリラックス感ある印象。
かちっとしたジャケットを生地の色柄以外で手っ取り早く“カジュアル”へ変化させるのには、アウトポケットやミシンステッチの仕様がお勧めです。

シャツ

シャツ

シャツもジャケットと同じように「ゆったりシルエット×長めの丈」がポイント。
ここ数年はこういったジャケット感覚で着られるシャツが多いですがほとんどが無地でした。
今年はカラーシャツがトレンド。
今回私がオーダーした*ロンドンストライプは意外と使いやすいんですよ?
今年らしいノーカラーもありですが、あえてカラー付きにしたことでラフなのにきちんと感もあるコーディネートが組めるように。
メインでもOKアクセントとしても使える汎用性抜群アイテムです。

*同じ太さのストライプが等間隔(3~5mm)に配列されているストライプ。 ロンドンストライプは和製英語で、英米ではブロックス・ストライプという。

スラックス

スラックス

スラックスはノータックで腰回りはすっきりとぴったりめ。
膝から裾にかけて広がるフレアシルエットは、コーディネートの着地点が“レディライク”。
白・黒のセンタープレス入りスラックスさえあれば、コーディネートは格段に楽になり、多少他が派手でも“ビジネスカジュアル”のラインから大きく外れることはないので安心です。

1.トーン・オン・トーン

トーン・オン・トーン

全体の色系統を統一することで労せずこなれた雰囲気に。

2.大人カジュアル

大人カジュアル

チェック柄と引き締めの黒を効果的に使ってメリハリを。

3.ハンサムスタイル

ハンサムスタイル

メンズライクなシャツにフレアシルエットの絶妙なバランス

4.王道の夏カラー

王道の夏カラー

涼し気な“ブルー×ホワイト”の組み合わせにビタミンカラーをさりげなく。

アンサンブル

以上、今回オーダーした3アイテムを取り入れたコーディネートをご紹介いたしました。
え、西日でコーディネートが見にくい?...それはすみません!汗
でも不思議なのが、シルエットはラフでも素材がフォーマルだとON/OFF兼用可能なアイテムになるんですから面白いですよね。
また他にもたくさん作ってみたくなってきました...♪
スーツはこれまでもこれからも、ビジネスシーンにおいての立場や年齢、自分に最適なスーツを着るべきというのが前提ですが、ニューノーマルの世界では自分らしい着こなしを楽しんだり“季節の変わり目には新しい服が欲しくなる”なんて当たり前に湧き出てくる気持ちを大切にしたいです。
どんな時代になっていくのか、なにが流行るかなんて分からないからこそ私も“今着たい服”に対する自分の好奇心に向き合たいと思っています。
皆さんもオーダーを通してポジティブな気持ちになれるよう、一緒に創造を楽しんでまいりましょう!
それではまた、次回もお楽しみに。


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