こんにちは。
大阪店の大崎です。
新たな年が始まって早や半月、いよいよ寒さも本格的になってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日の三連休最終日は成人の日。
成人式を迎えられた皆様、そのご家族の皆様、おめでとうございます。
大変ありがたいことにコラムを見て、成人式用にとわざわざ作りに来てくださった方もいらっしゃって、大事な晴れ舞台の衣装をお任せいただいた皆様、本当にありがとうございました。
○年前の自分を振り返ると、少しでも垢ぬけて大人になったなと思われるように、ずいぶん張り切っていたような気がします....大して成長していないのに。笑
しかし何はともあれ今年は無事開催できた地域が多いようで、皆さんが懐かしい友達に会えたのかなと思うと大変喜ばしい限りです。
そして今回のコラムは、成人式用レディーススーツの仕上りをご紹介したいと思います。
あいにくお客様は遠方にお住まいのため着用写真はございませんが、今回仕立てるにあたってのこだわりや、オーダー考える際の大事なポイントもお話しいたしますので、これから成人を迎えられる皆様、そのご家族方々にとってご参考となれば幸いです。

晴れ着を華やかに昇華させる4つのこだわり

今回のお客様のスーツは「レディースパターンを使用」してメンズライクに仕立てました。
女性らしいシルエットのまま、着丈は長めに設定するなどニュアンスでメンズスーツっぽく見せたいとのことでした。
レディースパターンは、流行のビッグシルエットにする際も違和感のない仕上りになりますし、あくまでも女性らしくシルエットを綺麗に見せたい時に使用することが多いです。

◇オリジナル裏地◇

• 今季AWはYOSHIMURA&SONSの完全オリジナル裏地ができました。

成人式用スーツとしてオススメの仕様

オーダー前の大事なポイント

振袖はおおよそ形になっているものを羽織りまた違うのを羽織って帯を締めたりと、何度も試着を繰り返すことができるので着用時のイメージが沸きやすいですが、オーダースーツは生地の状態で想像することになります。
生地を肩にかけたりしてお顔映りは確認できますが、初めてのお客様は戸惑われることも少なくありません。
実際に既製スーツを見て触れて、ネットでスタイルを検索してみたり、ご自身の理想はどんな雰囲気かを想像してみてください。
その状態でお越しいただけますと、お客様に似合うより良いスタイリングをご提案をさせていだけるかと思います。

いつオーダーするのが正解なのか

夏は暑くてなかなかスーツを用意しようという気持ちにはなりにくいですから、少し肌寒くなって成人式に向けて高揚感が高まってきた9月下旬～11月上旬頃がオススメです。
秋冬物の生地は8月のお盆明けから徐々に入荷してまいりますので、その頃にはすべて揃った状態でご覧いただけます！
12月初旬には仕上がるように逆算して、成人式当日まではスーツに合わせるインナーやシューズ、小物類をじっくりと選べる余裕を確保しましょう。

成人式は1つの区切り、大きな節目。
ご家族にとっても大切なイベントだと思います。
振袖を選ぶのと同じでスーツも「家族で一緒に選ぶ」のもいいものです。
どんな雰囲気で着たいのか、成人式を終えてからも着れるスーツにするのかetc...
色々悩むとは思いますが大切な日だからこそ、これから成人を迎えられる皆様は“自分らしい”と心から思えるファッションで過ごされてくださいね。
オーダーするその時間は、ご家族にとっても楽しい想い出として記憶に残るはずですから、是非皆で相談しながらオーダーを楽しんでいただければ幸いです。
それでは、また次回もお楽しみに。