2022年10月28日更新
こんにちは。東京店の富田です。 10月も残り僅かとなり、朝晩はもうコートが必要かなと思う頃でもあり、いやもう少し我慢してみようかなと思う気温ですが(我慢する必要はないですけどね)、日中は、スーツやジャケット1枚で、軽快に心地よく過ごせる時季で嬉しいですね。 その陽気も手伝って、週末の行楽地や近くでいえば、銀座の歩行者天国は賑わいを見せているようです。弊店のある神田周辺は、土日はもともと静かでありますが、銀座からも近いので、銀座の散策の締めには、「久しぶりにYOSHIMURAさんへ行ってみよ~」っという感覚で、皆様のご来店をお待ちしております♪ それでは早速、今回のレディースコラムは、 2023年成人式を迎えるレディースの方に、YOSHIMURA&SONSから、レディーススーツのオススメスタイルをご提案させて頂きます。 今年のイベントも残すところ、ハロウィン、クリスマス、年明けには、正月、そして成人式になりますね。2002年生まれの方やその親御さんにとっては、そろそろ成人式の衣装について何を着るか未定の方には、真剣に考えるべき時期かなと思います。是非この機会に、親子揃ってコラムを読んで、レディーススーツに興味を持って頂けましたら幸いです。 毎年恒例ですが、成人の日は多くの振袖姿の方の華やかに纏った姿を見られます。 ですがここ数年は、成人式にスーツを着たいという女性もまだ少数ですが、確実に微増しております。 時代の変化もあり、女性の感覚や興味が多様化してきたことが挙げられると思います。 昔は、「可愛い」「綺麗」という言葉が、女性自身が人から言われて意識したり、理想とする言葉でしたが、今はどうでしょうか?確実に変わってきていると思います。 「カッコイイ」、「いいね」、「〇〇さんらしいね(自分らしさ)」というような、性別を問わず『個性を大事に』しているのではないかと思います。
振袖一択の時代も今は昔。 これからはオーダースーツ。 自分の思いをスーツに託して、社会人の門出を祝いましょう♪
ここからは、私が選んだデザインをご紹介していきます。
全体を細身のシルエットでまとめられたスリーピーススタイル。 見た瞬間にベストに目が行くと思いますが、カッコイイですよね。 まさにメンズライクの象徴と言ったところです。 更にクラシック感を彷彿させる右腰ポケット上にある、チェンジ(小銭)ポケットも魅力です。このポケットは、その名の通り小銭を入れるためで、チップの文化が普及しているヨーロッパならではの風習でしたが、今ではクラシック感をプラスするためのアイコンとして位置付けられております。 それから、袖口の釦ホールを見ると、一か所色が違うことが分かりますね。 ちょっとした個性を演出したいなら、糸色変更もお勧めです。既製品にはない醍醐味で、一ヶ所だけを変えるのが<粋>なところです。
ちょっとここで大切なご案内です。
最後に、快く撮影に協力して頂いたBVスタッフのKさん、忙しい中ありがとうございました。 何かの際には、私もお手伝いできればと思いますので、これからも宜しくお願いします。
次にご紹介するのは、、、。
正に昨年、スーツで成人式を迎えるためにご注文頂きましたKさんです。 成人式後にも使いたいとのご希望で、あまりフォーマル感を出さず、自分らしさを活かした生地でご注文を頂きました。 パターンが同じでもお選び頂く生地で、お仕立て上がりの表情が断然に変わるため、成人式が終わった後に、お手持ちのワードローブとコーディネートできるかが大切なポイントでした。 また上衣の裏地には、個性を活かしたプリント裏地をお選び頂きました。 一度しかない成人式に、自分が思いを込めた裏地を選ぶことが、何にも変え難い思い出になって頂けたなら嬉しいです。 下記にプリント裏地のアイコンをご用意しましたので、驚くばかりの裏地のデザインをご覧ください。
そしてお次は、
以前、お仕事用にご注文を頂きました営業職のKさんは、見た目も爽やかなボーイッシュな方。必然的にお選び頂いた生地とデザインも、クールなネイビーストライプにダブルスーツ。拘ったところは、袖裏をストライプにした点です。一般的にお仕立てでは、胴裏と袖裏を共通にされることが多いのですが、敢えて胴裏と袖裏を変えることで、更にクラシック感が増し、クールに見えますね。実際袖裏が見えることはありませんが、見えない箇所にも拘った<粋>を感じますね。 このように、成人式で初卸しをして、そのまま営業職の方ならお仕事用に着用できるので、有効的で今の時代に合っていますよね。
そして最後のご紹介は、、、。
誰もが持っているデニム地で、スーツにしてみませんか? カジュアルな雰囲気を活かしながらスーツにしてしまうのは、遊び心と今の自分が反映された印象的なスーツになると思います。なかなかデニムスーツという選択を成人式用に合わせる方は少ないかもしれませんが、逆に新鮮に映り注目されそうですね。 このデニムは目付(重さ)もあり、かなり暖かいので、これからのいろいろな場面でも活用できますね。
最後にお勧めの生地をご覧ください。
K22-8710(千鳥格子)とK22-8714(グレンチェック)
4PLY ヴィンテージシリーズ X22-3705~3711
M22-6710/6711/6712 CANONICOストライプシリーズ
Y12-0301デニム
ざっと簡単にご紹介させて頂きましたが、成人式を迎えるご本人様やご家族様は、如何でしたでしょうか。少しでもスーツにご興味を持って頂き、詳しく知りたい方は是非ご遠慮なく、ご連絡を頂ければと思います。 過去の成人式レディーススーツについて、大阪店の大崎が執筆したページもありますので、是非参考にして下さい。