2023年1月13日更新
新年あけましておめでとうございます。 旧年中はお世話になりありがとうございました。 本年も皆様により一層ご満足いただけるオーダースーツをご提案することを目指してまいりますので、今後共変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 2023年に入って初めてのレディースコラムのため遅ればせながらご挨拶させていただきましたが、この堅い出だしからどのように本題へ繋ごうか迷いますね。 一月も半ば、成人の日も終わり正月休みの感覚も完全に抜けて、皆さんバリバリお仕事されていることと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。 私はというと頭は戻ってもまだ体が甘えていて、未だ食欲が増進中です。(お餅が大量に余っているのがよくないですね…) ある意味身を引き締めていかないと、取り戻すものも取り戻せなくなるため、そろそろ切り替えて今年もダイエットに励もうと思います。 皆さんも引き続き体調管理をきちんとしつつ、ぼちぼち頑張っていきましょうね。
さて、本題へ…。 今回は皆さんお待ちかねの?私がオーダーしたフランネルスーツの仕上がり紹介です。 写真を色々撮影する前にかなり着てしまっているため着用感が否めませんが、そこはそっとスルーでお願いいたしますね。汗 それと、今回は自身のオーダーを通して“オーダースーツのこと”について改めて感じたことがありましたので、そちらをメインにお話ししてまいりたいと思います。 どうぞ最後までご覧いただければ幸いです。
今回は仕事ではもちろん普段使いできるようにすることが第一目的のため、皆さんからしてみれば驚くほど面白いスーツではないかもしれません。 しかし、派手な生地や裏地、奇抜で派手なデザインやシルエット等すべてに120%のこだわりを詰め込めこむとどうでしょう。 そのような楽しみ方も時にはありかもしれませんが、毎日着たいと思える“飽きないスーツ”になるでしょうか? もちろん私もヨシムラでお客様に様々なスーツをご提案する身として、面白いやん!試してみたい!と思っていただけるようなアイテムを作ってみているつもりですが、やはりファッションのベースはベーシックなアイテムだと思うのです。 生地を選ぶのもデザインもシルエットも、今の私が好きでいられるスーツに仕立てた結果、少々映えないスーツが出来上がった、ということです。(グレーという色味も相まって。笑) きちんと見せるスーツをあえて、ずるっとゆるっと着たい。 真面目な印象のアイテムもサイズ感やシルエットで様々な見せ方ができることをお伝えしたいです。
ジャケットとパンツはメンズパターン、ベストはレディースパターンを使用しております。 ベストはオッドベストとしても使えるように着丈を長めに。(レディースパターンのパンツは股上が短めのため) 股下もかなり長くしてクッションが多めの仕立てにしました。
お客様にご注文をいただく度に、皆さん本当に色々なこだわりや個性をお持ちなんだなと感じます。 個性というとつい華やかさや派手さに目が行きがちですが、奇をてらわず目立たないほうがいいということがいいという方も一見無難なようでそうではないのです。 私の場合はなるべく目立ちたくないので黒が好き、なのでブラックスーツをよく着ますが、それも目立たないからといってこだわりも個性もないわけでないということです。 オーダーの面白いところは個性を“自分らしさ”を表せる、表れてしまうところ。 意外と自分はこの色がこの雰囲気が好き、このシルエットが好みだったんだと、オーダーをする中で自身のことについても少し知れたりします。 皆さんにとってヨシムラが楽しい場所であることを願うとともに、皆さんの魅力や個性を形にする(スーツを仕立てる)お手伝いができればと思っております。
最後にお伝えしたいことは、オーダーだからといって「ルール通りでなくていい」ということです。 もちろんルールや正解を求めるのもあり、それを無視してみるのもあり、まとめようとしなくてもいいです。 今回仕立てたのは、既製品ではほとんど見かけない“ダブルスーツのスリーピース”。 このアンバランスさえも楽しめるのがオーダーの醍醐味でもあると感じました。 なんでもありのオーダーの世界で、なにを求めてなににこだわるのか、そして私自身やお客様自身がどう着こなすのか、出発地点から過程があって最終着地点が10人いれば10人とも違うこと「ルールがない」ことが面白さだということを、改めて皆さんにも共有させていただきいと思います。 少しでもオーダーに興味を持っていただければ嬉しいですし、楽しんでいただければ幸いです。
本当に暖かく、ヒートテッ○を着てさえいればコートいらずの通勤が可能な程です。 嘘か本当か、是非一度皆さんもお仕立てなさってみてはいかがでしょうか。 寒さが怖くなくなりますよ。 それではまた、次回もお楽しみに。