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あったか素材で作る『デザインスカート』


こんにちは、東京店の富田です。
今年も残すところわずかとなりましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
仕事納めも明日という方も多いと思いますが、くれぐれも体調管理には気を付けて楽しい年末年始をお過ごしください。

さて、
寒さ真っ只中ではありますが、皆さん冬服はどんな素材を着ていますか?
夏は暑過ぎるため<涼しさ大前提>で素材を選ぶ事しか思いませんが、冬の今はどうでしょう。
『夏より冬が好き。それは、お洒落も楽しめるから。』と言う方も多いですね。
冬は、色々な素材×色々なアイテム×重ね着(レイヤード)etc.,=お洒落の巾が広がる!
と言うことで、お洒落を楽しめる絶好の機会ですね。

そこで今回は、寒い冬に楽しみたい冬の代表的素材<フランネル><ツイード><コーデュロイ>で仕立てたデザインスカートをご紹介します。
秋冬を代表する素材で仕立てたスカートは、果たしてどんなものか?
3名様のそれぞれのスカートをご紹介します。

秋冬素材は春夏素材と比べると表情もあり素材の良さをダイレクトに楽しめることがとっても魅力的です。
今回ご紹介するあったか素材<フランネル><ツイード><コーデュロイ>で仕立てるスカートは、防寒性が求められる寒い冬でも生地のポテンシャルを発揮できますので注目ですよ。

フランネル素材 × タックスカート(ヒダスカート)

フランネル素材 × タックスカート(ヒダスカート)
フランネル素材 × タックスカート(ヒダスカート)

セミタイトスカートを基調とした、前スカートにタックが左右に1本ずつ入ったタックスカート(ひだスカート) です。
タックの押さえステッチがウエストの帯下からヒップライン辺りまで入り、腰回りをすっきり見せてくれます。
また、タック分量も7センチ(片面3.5センチ) と深く入っているのもポイント。
タックが深いほど贅沢であり立体的に見えるため、歩く度にタックが揺れる感じが愛らしいデザインです。

M24-6946 #ブラウン
<M24-6946 #ブラウン>

フランネルは、ウール生地を縮絨して起毛させた素材で、<柔らかさと保湿性>に大変優れています。見た目もこの起毛感がほっこりとした雰囲気がありやさしい印象を与えてくれます。
そして柔らかいタッチでありながら型崩れもしにくく仕立て映えも抜群です。
そのため、今回のタックスカートは、歩く度にタックの揺れを感じる事ができるのは、このフランネルの柔らかさが十分に活かされ、デザインと生地の風合いがマッチしているといえます。特に女性には<柔らかい><保温性>のワードは特に冬には必須ですから、是非オススメしたいです。
また、このスカートに合わせて<カラータイツ×ブーツ>と合わせると更にコーディネートの巾も広がり楽しいですね。

ご注文頂いたSさん、今回はお忙しくご来店が難しいとのことでご配送になりましたが、この冬、大いにご活用頂けると嬉しいです。

ハリスツイード × マーメイドスカート

ハリスツイード × マーメイドスカート<ロング丈>
<ロング丈>
ハリスツイード × マーメイドスカート<普通丈>
<普通丈>

ウエストラインから、腰~ヒップに添わせたシルエットで、裾に向かうにつれて外ハネする見え方が、人魚の尾ひれをイメージしているところから、マーメイドスカートと呼ばれています。
スカートの丈によって、外ハネする位置も変わるため、イメージも変わって楽しいです。
このシルエットは、スカートの中では<最もエレガントなデザイン>です。

HT-2450 #オフベージュ チェック
<HT-2450 #オフベージュ チェック>

冬の代表素材ともいえるハリスツイード。
ツイードはどんなアイテムでもお仕立て万能な素材です。
特に今回のマーメイドスカートにおいては、ハリスツイードの特徴である生地のハリ感が 裾の外ハネを効果的に表現しております。

特にお勧めしたいのは、このオフベージュ チェック。
ハリスツイードの中でも、ここまで淡い色で表現したオフベージュのチェックは、大変珍しいです。
また、最近のデザイン傾向としても、冬でも軽くソフトに着たい流れがあります。
街のショップでは、ハリスツイードを使ったスカートを先ず見つける事はありません。
丈夫でしっかりしており、生地の<存在感と温かさも抜群>ですから、寒さが苦手な女性には 嬉しい限りです。
Tさん、今回も撮影のご協力ありがとうございます。
今年は更に寒い冬と言われてますから、暖かいツイードで楽しくお過ごしください。

コーデユロイ × 脇ポケット付きタイトスカート

コーデユロイ × 脇ポケット付きタイトスカート<フロント>

<フロント>

コーデユロイ × 脇ポケット付きタイトスカート<バックスタイル>
<バックスタイル>

一見、シンプルなタイトスカートに見えますが、ポイントは2つ、<脇ポケット><ベント丈>です。
<脇ポケット左右付き>
基本、タイトスカートはスッキリとしたシルエットで穿くため、脇ポケットが付くスカートはほぼ街のショップでも見かけませんが、オーダーでは脇線利用した縦ポケットを作ることができます。
左右の脇でも片側だけでもポケットを付ける事が可能です。

<バックベント丈指定可+裾巾絞る>
スカート丈はフリーで決められますが、デザインポイントにもなるベンツ丈も指定が可能です。
<ベント丈が指定可能>
とは、タイトスカートを穿く上で、かなりデザイン性も左右する重要ポイントです。
今回ご紹介するものは、ベント29センチと深めのタイトスカート。
そして裾巾も歩きやすさをぎりぎりまで狭めた巾です。

X24-3497 #グレー
<X24-3497 #グレー>

こちらは、コットンストレッチコーデュロイ。
コーデュロイはタテに走る畝が特徴的で、独特な風合いとカジュアル感があり、冬場の素材として気軽に着用されています。
最大の魅力としては<保温性が高い>、生地の特徴でもある表面の畝の凹凸感に空気を含み込むため、空気の層が身体を包んで暖かさを保ちます。
また、畝の太さによって見え方、印象が変わります。
畝が太いとカジュアル感が強い印象に、畝が細いと上品な印象に見えます。

リンクコーデのNさんご夫婦
<リンクコーデのNさんご夫婦>

生地は同じでもご主人はスラックス、奥様はタイトスカート。
素材を合わせた<リンクコーデ>も狙い過ぎず良い感じです。
同じ生地でアイテム違いで仕立てる<リンクコーデ>や全く同じに作る<お揃いコーデ>を楽しめるのもオーダーの魅力です。
Nさん、今回は撮影のご協力ありがとうございます。

以上、今回は冬を代表する素材フランネル、ツイード、コーデュロイを使用したスカートをご紹介しましたが如何でしたか?
秋冬素材だからこそ生地の種類も沢山あり、それぞれの生地の特徴を活かしながら、自分の欲しいデザインのスカートを仕立てる事ができるのもオーダーの魅力です。
既製品にはあまりない素材で、お好みのデザイン、好きなサイズ感で作れることはオーダーの醍醐味と言えますね。
是非これを見て興味がある方は是非お気軽にご連絡頂ければ嬉しいです。
それでは次回もお楽しみに。


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