普段スーツを着用されない方もフォーマルウェア(礼服)は、必ずと言って良いほど必要ですよね。 礼服は冠婚葬祭を中心に必要なアイテムで、年間を通してあまり頻繁には着用しないものの、年に数回はご着用されているのではないでしょうか? 礼服といっても、正礼装、準礼装、略礼装と場所や、時間、立場によって着用する物も様々です。 当社では、略礼服を始め、正装、準正装とオーダーで承っておりますので、是非ご相談ください。 礼服の場合、着用回数がそこまで多くないため、10年以上ご着用頂けます。 そんな長く着用頂ける物だからこそ、オーダーする事をオススメします。
礼服(フォーマルウエア)にはTime(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)によって正しい装いというものがあります。 ただ単に礼服だからといって着用しても、時間 、場所、場面(場合)によって、NGになることもありますから注意が必要です。 横軸に時間帯と準~正礼装を、縦軸にシーン別・格式別にご紹介しておりますので、参考までにご覧ください。
特別なひとときにふさわしい一着を
ブラックスーツ上下:44,000円(税込48,400円)~
ブラックスーツは、必ずといっても良いほど必要なアイテムです。 TPOの表をご覧いただくと分かるように、略礼装でありながら様々な時間帯、そして様々な場所で失礼にならず、お召しいただけるのがこのブラックスーツです。 主役になるような場合では正礼装になりますが、その他の場においてはほぼこのブラックスーツが基本です。
ディレクターズスーツ上下:53,600円(税込58,960円)~
ディレクターズスーツは、上着はブラックの生地で、スラックスは専用のストライプ生地(コール)を用いたスタイルです。 当社では、ブラックスーツをお持ちの方は、コールパンツのみのオーダーも承っております。 着用のTPOでは、午前中から17~18時くらいまでの間に開催される比較的格式の高い場面で、 主催者側の方やその近親者の方がお召しいただくものになりますから、一本は持っていたいところですね。
タキシード(夜〜):54,000円(税込59,400円)~
夜のパーティーや式典、また取引先等主催のパーティーで必要になるのがこのタキシード。 ドレスコードという服装をある程度決められた場において「ブラックタイ」という言葉が出てきたら、タキシードが必要になります。 海外の映画やニュースでパーティーのシーンがあると大抵はこのタキシードですね。 黒の蝶ネクタイ+黒のカマーバンド+ウイングカラーシャツのコーディネートが基本形ですが、最近では少し色柄を使ったファンシータキシードも多くなっています。 ミッドナイトネイビーなどでのお仕立てはエレガントでオススメです。
モーニングコート上下(朝~):95,000円(税込104,500円)~ コールパンツ:25,000円(税込27,500円)
もともとは、フロックコートのデザインから派生したデザインといわれています。 朝~18時ころまでの正式な礼装で、身近な所では結婚式の、新郎新婦の父親がこのモーニングコートを着用されていますね。 慶事用のグレーベスト、また白襟付きベストも必須になります。
共地シングルベスト:10,000円(税込11,000円)~
当社では慶事用のグレーのフォーマル用ベストと、弔事用の黒のベストをご用意しております。
生地を選ぶといっても、フォーマルウエアですからやはり基本的に『黒』一択になるでしょう。 それでは、『どのように選べば良いの??』と思われる方も多いと思いますが、一般的に基準としてみるのが「黒の深み」、「生地の厚さ」の2点です。
冠婚葬祭では、基本的に皆さん黒のスーツをご着用されています。 黒という色の特長は、すべての波長の光を吸収する色と言われており、黒色と黒色が並ぶと、緑っぽい黒や、赤っぽい黒、青っぽい黒のように、同じ黒色のスーツでも色味が異なって見えます。 その為、礼服で使用される黒地の生地は、黒が深ければ深いほど、漆黒になればなるほど高級とされており、礼服の生地を選ぶポイントとしては、生地を並べて黒い方を選ぶ事をオススメします。
スーツ生地と同様、春夏物、秋冬物、スリーシーズン物と礼服も生地の厚みによって分かれています。 一般的に冠婚葬祭は季節を問わないため、スリーシーズン物を選ぶのがベターです。 ただ、既にスリーシーズン物の礼服をお持ちでしたら春夏物の礼服を持っていると粋ですよ。