ビジネスカジュアルや、プライベート用にもON/OFF兼用に使える、ユーティリティーなアイテム《ジャケット》。 ビジネスシーンでのドレスダウンが進み、『カジュアル』がファッションのキーワードとなる中、カジュアルでもフォーマルでもどちらにも寄せる事ができるジャケットは、今の時代になくてはならないアイテムです。 ビジネスシーンでは、シャツやスラックスで綺麗に品よくまとめ、プライベートではデニムやコットンパンツ、インナーにはシャツは勿論の事、カジュアルにカットソーやニットなど着こなしの幅もスーツに比べると大きく広がるのもジャケットの魅力です。 『一揃いの服』と言われ、ジャケットパンツは同じ生地で着るスーツと違って、上下を揃える事なく生地を選べるので、選べる素材や色柄共に豊富で、自由な着こなしを楽しめる事がジャケット最大の強みと面白さです。
サイズやデザインを自由にカスタマイズできる自分だけのジャケットが、 1着42,900円(税込)~からお仕立ていただけます。 ※お選びいただく生地によってお値段が変わります。 ※スーツ生地からジャケットをお仕立ての際は、シングルスーツ上下金額の65%でお仕立てできます。
ウールが主体のスーツスタイルと違い様々な素材を季節によって楽しめるのもジャケットの楽しみ方の一つです。 春はウールに華やかなコットン、 夏は爽やかにモヘア、リネン、シアサッカー、 秋冬は暖かなツイード、贅沢にカシミアなど、 まるで四季を纏うように様々な季節感の素材を楽しんでいただけたらと思います。 そして、季節を問わずストレスフリーにご着用いただける、スポーティーで機能性(ストレッチ、ウォッシャブル対応etc)に優れた、生地も近年ラインナップに加わり、よりジャケットを身近に感じていただけます。
スーツとジャケットは何がどう違うのか。ここで迷われてしまい、ジャケットに手を出せずにいる方もいるかと思います。 実は基本的なデザインは、スーツの上着と『特に大きな違いがない』のが事実です。 ジャケットを着こなす重要な3つのポイントをご紹介します。
①ジャケットを軽やかに柔らかく仕立てる
>>>構築的な仕立てが求められるスーツスタイルとは違い、軽快感や柔らかい雰囲気を演出します。
②着丈はスーツの上着より少し短めに
>>>カジュアルでスポーティーな着こなしが基本ですから、軽快で軽やかなイメージを演出するために、着丈は短めに設定します。
③表情のある生地、遊びのある色柄をセレクトする
>>>生地の選択肢が自由度の高いジャケットを最大限に楽しむために、スーツでは選ばない生地を選びましょう。
基本デザインはスーツと大きくは変わりませんが、お仕立ての仕方や、デザインや生地を選べる幅が広いことがスーツとジャケットの大きな違いと言えます。
まず確実に抑えておきたいデザインは、《シングル2ツボタン》のジャケットです。 どんなアイテムにもコーディネートしやすく使い勝手の良さを感じていただけます。 シングルで他に選べるデザインをご案内します。
威厳のあるスタイルになるダブルのデザインは、スーツだと正直取り入れにくいのが事実ではないでしょうか。 素材や色柄など、選べる生地の自由度が高く、軽やかさや柔らかさ、を演出するジャケットは、固く威厳もあり重たいダブルとは表情が変わりとても着やすくなります。 選べるダブルのデザイン
自由な発想で遊び心のあるデザインをお選びいただけることが、ジャケットのお仕立ての楽しいところ。 堅苦しくない柔らかな表情だけでなく、リラックス感を感じるお仕立て方法や演出、デザインの一部を紹介します。 デイリーにご着用いただけるデザインで、様々なアイテムとコーディネートをお楽しみいただき、あなただけのオリジナリティー溢れる1着をお仕立てください。
『アン·コンストラクティッド-unconstructed』を略した言葉で、『非構築的』という意味です。ジャケットの裏地を含め、毛芯、接着芯、肩パットを極力省いた仕立てで、構築的にジャケットを作らないという事です。 ソフトで軽い着心地になり、ジャケットをリラックス感と軽快感のある表情に変えてくれます。 また、見返し(ジャケットの裏側にくる表地)部分を贅沢に広く取ることから『大見返し』とも呼ばれています。
アンコン仕立てよりもさらに軽い着心地を味わうことが出来るのが、半裏仕立てです。 背抜き仕様からさらに脇の下から裾までの細かい部分までも裏地を無くした仕立てになります。 裏地が少ない分、シルエットもカチッとし過ぎていないため、ややカジュアルライクな雰囲気に仕上がります。
ジャケットに外付けでポケットを張り付けるジャケットらしいカジュアルなデザインです。 フラップを組み合わせるパッチ&フラップのデザインもお選びいただけます。 ジャケットに簡単にカジュアル感を演出でき取り入れやすいデザインです。
イタリア語のマニカ(=袖)、カミ―チャ(=シャツ)から来ており、ジャケットの袖付けを『シャツ袖』と同じような手法で付けます。 「雨降り袖」とも呼ばれています。 肩パットを抜き軽くしたうえで、いせ込みで出来るギャザーで肩の可動域が増えて動きやすくリラックス感も生まれます。 肩先のふくらみも消え、ナチュラルな肩周りになりますので、よりカジュアルライクな印象に仕上げてくれます。
ジャケットに立体感のある表情を演出することが出来るステッチのデザインです。 通常ステッチは、ジャケットの衿、胸&腰ポケットのみに入れますが、総ステッチは、肩、袖、背中心、ベントにステッチを入れることが出来ます。 ステッチを入れるために、生地を方倒しすることで、ジャケットに立体感がうまれます。
本水牛のほかに、ナットボタン、貝ボタン、メタルボタンなどなど。 生地同様にボタンも様々な素材感や色柄デザインを取り入れることができます。 たかがボタン、されどボタン。 ジャケットの表情に大きな変化がうまれます。
『遊び心。』 自由度の高いジャケットを仕立てる際のキーワードになってきます。 表地もさることながら、見えない裏地にも遊び心を爆発させてみてはいかがですか。 普段見えないからこそ、大胆に自分の好きを思いっきり表現しましょう。
オプション料金 11,000円(税込)頂戴します。 《大見返し・マニカカミーチャ・総ステッチ:標準装備》 裏地も袖裏もつかない生地だけでジャケットを作る本当の1枚仕立て。 職人気質が光る、こだわりを持った本格志向のジャケットです。
一枚仕立てとは、文字通り芯、肩パッド、裏地など付けずに一枚の布だけでジャケットを仕立てることを言います。 マニカカミーチャも標準仕様となり、よりジャケットを柔らかく、そして極限まで軽く、アンコン仕立てを更に突き詰めたジャケットと言うのがしっくりきます。 ジャケットを着るというよりも『羽織る』と言う言葉がマッチしています。 アンコン仕立ては、ただ単にリラックス感のある印象を与えるだけでなく、上品になびく生地が美しいことから、エレガントな印象も与えてくれるので、スーツとはまた違った表情に仕上がることから、ジャケットスタイルに是非取り入れていきたい仕様です。 背裏、袖裏を貼らないことから、ストレッチ性のある生地との相性は抜群です。 ストレスフリーな着心地を目指すなら、袖裏も貼らないで生地のみでお仕立てすることで、生地のストレッチ性をダイレクトに感じていただけます。
軽さを追求し細部まで拘られた、アップチャージなしの標準でご用意しているモデルです。 ※「台場仕立て」「半裏」「大見返し」はオプション料金5,500円(税込)を頂きます。
このコンフォートジャケット は、肩パットを無くし芯地を最小限に抑えた一枚仕立てに次ぐ【最軽量のジャケットモデル】です。 コンフォートとは『快適』という意味であり、『毎日気楽に』=『着て楽に』お召し頂ける、ジャケットパターンです。 《ソフトで軽い仕立て》であることから、『着る』ではなく『羽織る』というような軽く柔らかい着心地、そして見た目のスポーティーさを演出できますので、カジュアルな〈ジャケパン・セットアップスタイル〉に取り入れやすいモデルです。