私たちは、言葉通りのイージー(簡単)ではなく、ディフィカルトなイージーオーダーを目指しています。 形の無いものを創りあげるオーダーという分野は、着る人の想いや理想を形にすることができ、世界に1着しかない、あなただけのスーツを創り上げる事ができることが魅力です。 良いスーツをお仕立てするために私達は、お客様との対話を一番になによりも大切にしております。 また想いや理想を形にして皆さんの笑顔をいただくためにも、向かい合ってオーダーをするのではなく、皆さんの横に並んで、同じ方向を向いてこだわりを聞き、一緒に創り上げていくことを心がけております。 皆さんのこだわりを大切にしたディフィカルトなオーダーがYOSHIMURA&SONSのイージーオーダーです。
1着49,500円(税込)~からお仕立ていただけます。 オリジナル生地、国産生地~インポート生地(伊、英、他) プライスによって変わる生地の素材、見た目や違いを感じていただき、皆さんのご要望にもっともベストな生地をお選びください。
スーツとは、自分が着て満足できるかというのと同時に、周りからどう見えるかという点にも気を遣う必要があります。 どんなシーンで着るのか、どんなご使用方法なのか、どう見えるのか、これらを一緒に考え、そして皆さんに一番あった形、仕様をご提案いたします。
主にタキシードや、モーニングコートに見られるドレッシーなデザインです。 タキシードやモーニングコートをお仕立ての方はシングル1つボタンが最も適しております。 フォーマル度合いが高くなるため、ビジネススーツにおいてシングル1つボタンは一般的とは言えません。
ビジネスからプライベートまで幅広く対応している最もオーソドックスなデザインです。 流行り、廃りがなく、お仕立てが初めての方から、玄人の方まで幅広く楽しんでいただけるスタイルです。 前ボタン下側は留めずに着用するのがマナーとしてあり(アンボタンマナー)ボタンを留めて着用される場合は前ボタン上側のみ留めて着用しましょう。
3つボタンおよび、3つボタン中掛けはクラシカルな印象を与えるデザインであり、伝統的な着こなしをされたい方はこちらをお選びください。 3ツボタン段返りでは、スーツスタイルにひと捻り加えたい方や、ジャケット兼用のスタイル、また紺ブレザーの定番デザインとしても 人気の高い仕様です。 2つボタン同様一番下のボタンは留めず 3つボタンでは上と真ん中 中掛けおよび段返りでは真ん中のみ留めて着用しましょう。
シングルに比べ重厚感が演出できるクラシカルなデザインです。 最近のダブルブレステッドの傾向としては6×2がスーツスタイル4×2がスーツジャケット兼用、4×1が礼服に多い仕様となっております。 ある程度ご年齢重ねた方や、役職についている方がおすすめとされてきましたが、近年カジュアルセットアップなど、リラックス感のあるスタイルとしても注目を集めるデザインです。
着用シーン、着用頻度に合ったデザインを細部までこだわることができます。 記載以外にもデザインございますので皆さんのこだわりをどうぞお申し付けください。
背中心の汗ばみやすい部分の通気性を確保できます。 暑い時期でも上衣を着る方暑がりの方におすすめの仕様です。
圧のかかりやすい背中心を裏地がカバーしてくれます。 通年ものでのお仕立て生地のダメージを抑えたい方はぜひ総裏をお選びください。
胴裏の仕様が通常よりも表地を大きく贅沢に使った裏仕立てです。 胸周りを立体的にする効果に加え、表地の硬さを利用した型崩れ防止やその昔、内ポケットの存在を気にせず裏地の張替えを行うことができたという伝統的かつ本格的な仕立てです。
フラップのついたスーツスタイルで最もレギュラーなデザインです。 オーソドックスなスーツをお求めの方お仕立てが初めての方はこれを選べば間違いありません。
ポケットが前上がりについた視覚的にウエストが絞られて見えるスタイルです。 もとは馬に乗る際にポケットから物が落ちないようにする仕様のためアウトドアな印象ともいえるオーダーらしい仕様です。
チェンジ=小銭のための仕様です。 通常の腰ポケットより小さく浅いため、小物を入れる際には有効です。 (スーツのポケットは使わないことがおすすめです。) クラシックなスーツスタイルやオーダーらしい要素として人気のオプションです。
開き見せと呼ばれる袖ボタンの横に穴に見せかけたステッチの入るレギュラースタイルです。 袖直しがしやすい点が利点として挙げられ、お仕立てが初めての方はこれを選べば間違いありません。
レギュラーとは違い、袖ボタンが実際に外せる仕様です。 袖をまくれるようにという理由でできたこの仕様は袖直しが効きにくくなるため、しっかり長さを測って作る必要があります。 現代では袖をまくることは少なく、オーダーの証としての意味合いが強く、1つだけ、ボタンをはずして着用することで、オーダーの良さとおしゃれを楽しんでいただける本格仕立てです。
上衣よりも肌に近くなるベストは、体に沿ったサイジングが難しく、また上衣に比べ芯が薄く、粗が出やすいアイテムです。 腰の位置、腰骨のはり等で着丈や横幅に大きく違いがでるため、オーダーで仕立てるべきアイテムの1つです。
ダブルブレストとならびクラシックかつ伝統的なデザインです。 その昔シャツが下着と考えられていたため、上衣を脱いでも隙の無いスーツスタイルを保つために必要不可欠なアイテムです。 ベストを着たスリーピーススタイル、 上衣を脱いだベストパンツスタイル、 ベストを着ないで、オーソドックスなスーツスタイルと、 一石三鳥なコーディネートとしてまたパーティシーン等でのご着用を検討されている方はぜひスーツと合わせてお仕立てをおすすめいたします。
定番かつ最も使いやすいデザインです。 ボタンの数は上衣のボタンの数と合わせてのお仕立てがおすすめです。 上衣が2つボタンの場合は5つボタンもしくは6×53つボタンの場合は6ボタンだと上衣とのバランスが綺麗です。 上衣同様、一番下のボタンは留めずに着用することがマナーとしてあります。 6×5の場合のみ一番下のボタンがかけられない位置につくため外す必要のないハイブリットスタイルです。
おしゃれなベストスタイルにはかかせないデザインです。 ベストのダブルには、裾型が剣付き(シングルと同様裾の尖ったタイプ)剣無し(裾が水平にカットされたもの)2つあるため、少し遊び心を入れたスタイルやシングル上衣と合わせた際の見え方の違いを楽しんでいただけます。
クラシックかつ重厚感のあるスタイル上衣を脱いでも存在感があるため、ベスト単品でのお仕立てや胸周りをより立体的に見せるスリーピーススタイルなど男らしくクラシックなコーディネートをご検討の方に一度は試していただきたいデザインです。
体型補正とは、皆さんの体の癖に合わせてスーツの形(型紙)を補正することです。 体の癖に合わせて型紙を補正することで、既製服やパターンオーダーでは味わうことのできない着心地を楽しんでいただけます。 より綺麗にスーツを着るためにも体型補正を使い、よりよいスーツライフを送りましょう。 直営工場を持つYOSHIMURA&SONSは、工場の型紙をしっかりと把握し、皆さんのお体をみて、それに適した補正を加えていきます。 代表的な体型の癖をご覧いただき、補正を加えることでどう変わるのか、ご覧ください。
肩の傾斜がきつく、肩先が下がっている体型を指します。 〈現象〉 ・ダキジワ 本来あるべき肩の位置から低い位置に肩があるためジャケットの肩先が下に落ちて前身後ろ身、肩付近にななめのしわがでます。 ・衿抜け 肩先が落ちることで、肩、首回りに負荷がかかります。 下方向に生地が落ちてしまうことで、首、首回りと衿の間に隙間ができてしまうことをさします。
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補正後 肩、脇付近にあったたまりがなくなり綺麗な見た目に。 また衿がフィットすることで、だらしなさがなくなり着心地もよくなります。
肩が張っていて地面に対し、水平に近いような状態の体型を指します。 〈現象〉 ・ツキジワ 本来あるべき肩の位置から高い位置に肩があるため、ジャケットの肩先が引き上げられ、生地が引っ張られた状態となりそのしわ寄せが首元にシワとして現れる現象です。 ・衿浮き 肩が高い位置にあることで、肩で生地が引き上げられ、衿が首から離れ、浮いているような状態となります。
補正後 肩のつっかえを軽減させ、ツキジワの解消そして、着心地の良い仕上がりになります。
体全体が後方に沿っている体型を指します。 〈現象〉 体がそることで、首元、背中、尻の体の背面全体に生地がひっかかったような状態になります。 また前身では体がそることで胸で生地が上方向にひっぱられる状態となり、前身の裾があがり、前は短い後ろは長いというバランスの悪い仕上がりとなってしまいます。
補正後 体の背面のひっかかりがなくなり、着心地の良い仕上がりとなります。 また前上がり後ろ下がりのバランスの悪さを解消し、綺麗な見た目のスーツとなります。
体全体が丸まったような、一般的に猫背に近い体型を指します。 〈現象〉 体が丸くなることで、通常の背中の分量では生地量が足りず、生地がひっぱられることでしわが生じます。 体丸くなれば必然的に首も前に出てしまい、衿抜けを引き起こします。 また背中の丸みは生地を上方向に引っ張り上げてしまい前下がり後ろ上がりのバランスの悪い 仕上がりとなってしまいます。
補正後 背中のつっぱり、衿抜けがなくなり、着心地がよくなります。 また前下がり後ろ上がりのバランスの悪さを解消し、綺麗な見た目のスーツとなります。