オーダースーツのヨシムラ >> 新着情報 >> シャツこそ遊び心とこだわりを☆
2018年4月19日更新
4月も中盤に入りポカポカと暖かい日が増えてきましたね。暖かく気持ちの良い日が続くのは嬉しいですが、花粉が激しく飛ぶ日が続くのは勘弁して欲しいところです……(涙)
今年は花粉症の症状が重症で人生で初めてマスクを買いました(汗)
さて、そんな前置きはさておき、今年は例年より暖かい日が多く、今週末は夏日なんて天気予報でもよく耳にします。
これから暖かくなってくると上着を脱ぐことが多くなりますよね〜。
そこで注目したいマストアイテムはというと、、、、それは『シャツ』です!
スーツはオーダーでぴったり、でもシャツはサイズが合わずダボっとしている、もしくは1箇所(首廻り、裄丈はオッケー)はサイズ的にあっているんだけど、他は我慢している。
個人的にスーツを採寸している時によく目にするのが、裄丈があっていない、また、カフスのサイズが大きく袖が落ちてしまっている人、そして、サイズ感がイマイチ合ってない方です。
上着はキマっていても抜いだ時はキマらない…..せっかくのスーツスタイルも台無しになってしまいますね。
『分かっちゃいるけど、シャツは初めてだからどうすれば良いかわからないよ〜』って方には、私たちがしっかりと1からアドバイスをして採寸をいたしますのでご安心を。
ほぼ毎日着るシャツですから、サイズの合った毎日着たくなるような気持ち良さも大事ですが、これぞオーダーシャツという遊び心に溢れたオンリーワンなデザインも大事ですよね♪
そこで今回は、デザイン面にフォーカスしたシャツの仕様をご紹介いたします!
着た時に気分が上がるそんなシャツを仕立ててみませんか?!
衿の内側の切り返しがない衿を「ワンピースカラー」と言います。切り返しがないことによって衿のボタンをはずした時に、衿のロールが緩やかなカーブになりエレガントに着こなせます!
さらに写真のように剣先をスナップボタンで留めれば、より綺麗な衿のロールを保てるのでお勧めです。
特に衿をボタンで留めてるのが見えないスナップダウンは、同じボタン留めのカジュアルなボタンダウンに比べ、ドレッシーな装いにもなるので、ちょっとした会食やパーティーにも着ていけます。
タブカラーとは、左右の剣先をつなぐ紐(タブ)が付いている衿型です。
このタブは衿を固定して、ネクタイを締めた際のシルエットを崩さないために
付けてあり基本はタイドアップ用です。
タブの上からネクタイを締めると、結び目が裏から持ち上げられて、首回りに立体感が与えられます。
こうして首周りにボリュームを持たせることで、平坦なスーツ・ジャケット姿にも抑揚がつき、着る人のスタイルを魅力的に見せてくれるのがポイントです。
これからCool Bizが始まるのに??なんて方も多いかと思いますが、今年も『クラシック回帰』がトレンドですし注目すべき衿型です。
余談ですが、イタリアではノーネクタイのドレスダウンスタイルを、センツァクラヴァッタ(噛みそうです、、、)と言うそうで、キレイ目なスタイルを着崩すのが洒落者だそうです。
実際タブカラーでもあえてネクタイをしない方も多いそうで、少し外したCool Bizスタイルにタブカラーを取り入れてみるのもおすすめです!
さすがにノーネクタイではちょっと、、、、という方にはニットタイで爽やかにコーディネートするのもいいですね!
もともとシャツは襟のないスタンドカラー(バンドカラー)で、そこから羽根が付き現在の衿になったともいわれる歴史のある衿型です。
最近トレンドにもなっている要注目の衿型でジャケットスタイルに取り入れるのが今の気分です。
レギュラーカラーのシャツにはない、リラックス感とこなれた雰囲気を演出できるのがこの衿の良いところ。
キレイ目に見せたい時にはボタンをしっかり上まで留めて、抜け感やこなれた雰囲気を出したい時には、ボタンを2,3個開けて着るのがおすすめです。
裾をタックアウトした、リラックス感のある着こなしにもマッチします。
ノーネクタイのCool Bizスタイルにも取り入れていきたいところですが、
ご紹介している通り、リラックス感やラフな印象を与えてしまうので、カジュアルスタイルにオススメの衿型です☆
オーダーシャツでもはや定番?!のオプションとしてオススメなのが、『ネーム』です。
『なんだぁ〜いつもネーム入れてるよ。マンネリ気味なんだよね。普通じゃないかー。』とお思いの方多いんじゃないでしょうか?!
そこで今回はネームを入れる位置をご案内していきたいと思います。
通常ネームはカフスに入れたり、左袖に入れたりが圧倒的に多いですよね?
でも実はこの『ネーム』どこにだって入れることができるんです。
写真のように衿の後に入れてみたり、
衿の剣先にワンポイントでエンブレムのように一文字で
アクセントをつけても面白いです。
背中の肩先(ヨーク)に入れるのも自分しか分からない、秘密の楽しみとしてオススメです!
生地の色と同色でさりげなく、近づかないと分からないのもポイント。
『どこにネームがあるか探してみて。』なんて少しドキドキする遊びをしてみるのにもいいかもしれません。(笑)
実はネームを入れる位置は左わき腹にさりげなくが正統派。
この位置に入れると、ベストを着たときにネームが隠れるからだそうです。
そもそもネームは他人に見せる物ではなく、自分の物であるという証明であり、見せる必要はないからこの位置が良いとされています。
また見せる必要がないことから、同系色で入れたり、小さな文字で入れることがよりエレガント。
歴史を知りさりげなくネームを入れる。違いの分かる大人のジェントルマンを目指す方は是非チャレンジしてください!
これからシャツ1枚になることが多くなる季節。
ノーネクタイにもなるし、シャツだけでもお洒落を楽しみたい。
そんな時に取り入れていきたいのがこの『ターンナップカフス』。
ターナップは折り返すの意味で、肘の方向へ折り返したデザイン。
ダブルカフスの一種でもありますが、外側にくる袖口が斜めにカットされているため、穴は1重です。また、ダブルカフスはカフスボタン用の袖口ですが、ターンナップカフスはボタンでとめるタイプになります。
ドレッシーな印象もありますし、何よりシャツを脱いだ時のワンポイントになり存在感もバッチリです☆
ダブルカフスのようにカフリンクスが無くてもボリュームのある袖口を気軽に楽しめるのも良いですね!
よくボタンホールの色糸を変える方はいらっしゃると思いますが、色が変わっているのがあからさまで、言い方が悪いと、悪目立ちしてしまっていませんか?
そんな時は、ボタンの付け糸を変更するのがオススメです☆
写真はカフスですが、フロントのボタンの付け糸も変わるので、ノーネクタイになるこれからの季節は、ボタンにアクセントが付きさりげないお洒落を楽しめます。
以上ご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
スーツより着る回数が多いシャツ。1年中ほぼ毎日着るものだからこそ、着心地やデザインを楽しみたいところですね。
オーダースーツだけでなくオーダーシャツも様々な楽しみ方があるのがお伝え出来たか思います。
只今オーダーシャツをお得にお仕立ていただける、『オープニングセール』を只今開催中ですのでこの機会に是非お試しください☆