2020年11月16日更新
早いもので11月がスタートしたばかりかと思えば、いつの間にやら中旬に。 2020年も残すところあと約1ヶ月半。。。今年も時が過ぎるのが早いなぁ~と 思わず今年もまたボヤいてしまいそうです。。。。(また今年も書いてしまった。。。) とは言え、まだ2020年は続きますから、つまらないことをボヤいていないで 残りの時間が有意義な時間になるよう1日1日を大切にしていきたいですね。 さて、毎年この時期恒例の?!ご挨拶はここまでに。 11月ともなれば流石に衣替えも完了されているとは思いますが、皆さんこれからの『冬』の準備またはスタイルはお決まりになりましたか?! 今年はしつこく『カジュアル』と皆さんにお伝えし様々なアイテムのお仕立てを楽しんで頂いてきましたので、『準備万端☆』という方も多いのかなとも思いますが、まだご紹介していない≪冬の主役≫忘れていませんか?! 『冬の主役』って、いきなり何?!と思うかもしれませんが、これから本格的に寒くなってくる冬に、皆さんを暖かく、そしてお洒落に楽しく過ごして頂くにはハズせない生地、何だか分かりますか?! 1つ目のヒントは、手触りがゴワゴワして素朴な雰囲気で世界中から愛されている生地。 そして2つ目は、リッチな生地感と見るからにウォーム感に溢れ、心まで温めてくれそうな(言い過ぎ?!)冬の代名詞的な生地。 さて、その答えは、、、、もうタイトルを見ればお分かりかと思いますが(汗)、 冬の主役生地、≪ツイード≫&≪フランネル≫です☆ 両者共に冬のお洒落を楽しむには最適な生地であることはもちろん、今年のテーマである、 『カジュアル』からビジネスまで幅広くカバーできる対応力が魅力的。 そして、ジャケット単品使いにスラックス、はたまたロングジャケット・コートまでお仕立て出来るアイテムが豊富で≪コーディネートの冬≫を楽しむにはもってこいの生地です。 特にニューノーマルと呼ばれる、日に日に変化していくビジネススタイルには、ツイードやフランネルのジャケット等、1アイテム持っているだけで、様々なシーンで重宝しますし、スーツを仕立てるよりもむしろ汎用性が高くオススメです☆ そして何よりも、今お仕立て頂きますと丁度約1ヶ月後のお出来上がりですから、本当に欲しいなというタイミングに暖かい冬物がゲットできます。 12月に入ってからでも、、、、とお考えの方、出来上がりは年を跨いでしまいますから 例えばクリスマスのデートに、年末年始の連休に、または新年のお出掛けに等 着たいなとお考えの方は、まさに今が一番のタイミング☆ この機会を見逃すときっと後悔しますよ。 そんな、今年の≪冬の主役≫に、とってもオススメな生地『ツイード』&『フランネル』。 その中でも、私たちYOSHIMURA&SONSが厳選してセレクトした3ブランド ≪Harris Tweed≫・≪MOON≫・≪葛利毛織Super140’sフランネル≫で皆さんに楽しくお仕立てを楽しんで頂こうと思い、『ツイード&フランネルフェア』を開催いたします☆ さて、 ブランド、生地の魅力については、詳しくご説明を差し上げたいと思いますが、まずは、 今回の『ツイード&フランエルフェア』の詳細をご覧ください。
■ 開催期間 ■
2020年11月19日(木)〜12月6日(日)
■ 対象商品 ■
☆ Special Price ☆ 通常本体価格より>>>5,000円OFF!!! *単品ベストは対象外です。
対象になる生地(ムーン・葛利毛織 Super140’sフランネル)は『2020年秋冬版生地サンプル帳』に記載しております。 ※ハリスツイードは店頭のみでの展開となる為、サンプル帳等のご用意はございません。 実店舗にて現物を御覧の上ご注文ください。すみません。(涙) どんな生地があるのかな?!と、店頭での下見もWELCOMEですので 是非ご来店ください。
フェアをご利用頂いたお客様に 次回以降のご注文時にオプション5,000円分サービスをご利用頂ける《SPECIAL COUPON》をプレゼント致します!!!
さて、ここからは『Harris Tweed』が、世界的に愛されているその理由や、軽く扱いやすい生地感が特徴の『MOON』、匠の技から生み出される美しい生地感が特徴の『葛利毛織Super140’sフランネル』の魅力をたっぷりとご紹介していこうと思います☆ どれも魅力いっぱいで、どの生地にしようか正直迷わせてしまうかと思いますが、 迷っている時間が1番楽しいかな?!と思うので、是非この機会に楽しくご検討ください。
当社でもとても人気のあるこのハリスツイードですが、何が一番の理由かと申しますと、防寒としての役割と、着込めば着込むほど、柔らかくなっていくその特徴ではないでしょうか。 デニムのように、着用すれば着用するほど、着やすくなり風合いも独特な柔らかさに仕上がっていきますので、まさに着る人によってそれぞれ個性の違う、オンリーワンのアイテムになります。 着ることによって愛着のある1着に育っていくことが愛されている理由の一つです。
一言でウール(羊の毛)といっても実はその種類は百種類ほどあり、それぞれ特徴を持っています。ハリスツイードは、その中でもスコットランド北西のハリス島に棲息するチェビエット種という太い原毛の羊を使い、手織した物をさします。ざっくりとしたナチュラルな風合いは、子羊の新毛に、死毛である「ケンプ」(よく見ると混ざっている白い糸です)を加えることで産まれます。 このためソフトな肌触りのツイードジャケットを求める方には全く魅力のない素材ですが、そのゴワゴワ感や手織のノスタルジックな雰囲気が受け入れられ、古くから好まれている素材です。
チェビエット種の原毛を使うことご紹介しましたが、どんなウールでも紡いだ段階では原毛には油分が入っています。通常は紡績の段階で脱脂(油を抜く)いたしますが、ハリスは原始的な手紬ですのでこういった作業をいたしません。このため織られた生地にも原毛に含まれる油分がそのまま残っているため、出来上がりの製品は弱撥水性を保ちます。ハリスツイードがアウトドア向けのカジュアルジャケットや普段使いのコートに適しているのはこういった事情によるのかも知れません。スコットランドの片田舎で、漁師達が防寒用に着る服なんかに使われていたのも納得ですね。
ハリスの知られざるもう一つの特徴は、その耐久性。普通にジャケットを使えば5年どころか10年20年は普通にお召しいただけます。 このため、ハリスをお仕立てになった方は、その後こんな形でお店に立ち寄られるケースが多いです。
<3年ごと・・・>
毎年のメンテナンスはドライクリーニングで結構です。 ですが、ウールは着用によって生地の組織に埃(ほこり)が溜まってきます。 長く着たいジャケット、風合いを取り戻したいジャケットは定期的に水洗いメンテナンスをすると生き返ります。
<5年ごと・・・>
裏地の貼り替え ハリスは非常に強い素材ですので、使っている内に先に裏地が傷んでしまいます。 このような時は、お店にご持参頂ければ裏地の張り直しをいたします。 (費用 12,000円前後)
<10~20年後・・・>
お子さんへのリフォーム。 10年20年着たハリスは経年劣化に伴い何とも言えない風合いが出てきます。 自分が愛したジャケットを子供へも... というのは誰しもが考えることです。 ジャケットによって家族の歴史が紡がれていくなんて素敵ですよね。 いかがでしょうか?こんなに魅力たっぷりの『ハリスツイード』が世界中で愛されている理由が良く分かっていただけたと思います。 「魅力は分かったけど、どういうスタイルがいいのかな?迷うなぁ~」という方にはこれからオススメスタイルとフェアの特典でもあるオプションのご案内を致しますのでご安心を!
無地柄は、合わせるアイテムを選ばず、とても気軽に羽織れるアイテムです。ハリスツイードなどの、永く着用できる生地には、このような無地が飽きもこないため、オススメです。 無地は、その着やすさから、ツイードの入門編として周知されていますが、様々な色がございますので、そのような括りではなく、色々試してみてはいかがでしょうか?
ツイード生地の定番といえばこの「ヘリンボーン」(ニシンの骨を思わせるような山形と逆山形が入り混じった模様) のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。ツイードの持つ柔らかな風合い、大人の渋い魅力を表現したいならこの柄がオススメです。上品な英国紳士のようなスタイルや、クラシック感も演出してくれます。基本的には無地ライクなアイテムになりますので、コーディネートの幅が広い柄です。
MOONは創業から182年になる今も生産工程を一貫して行うテキスタイルメーカーです。 先にご紹介した≪ハリスツイード≫よりも目付が軽く扱いやすいのが特徴ですが、 ツイード生地ならではの素朴な風合いと、しっかりとした素材感をお楽しみいただけます。 重たい生地は肩がこるから苦手なんだ。。。そこまでヘヴィーな目付はいらないけどツイードお素材感が好き!!!という方には、この生地がオススメ。 レディースのお客様はハリスツイードよりもムーンの生地感がお好きかもしれませんね。 ツイードのしっかり感はそのまま、ふっくらと柔らかい風合いは着ていく毎に馴染み、経年経過による変化も楽しめ、生地を育てる楽しみも味わえてGOOD ですね☆ “毎シーズン着ても飽きない” そんなベーシックな色柄ですから、プライベートウエアとしては勿論のこと、ビジネスウエアとしても幅広く活躍してくれます。
日本が誇る老舗毛織ブランドである《葛利毛織》。 愛知県一宮市に誕生した創業100年以上の老舗織元です。 日本国内のみならず、世界の名だたる海外ブランドを魅了し続けるその最大の特徴は『ションヘル』と呼ばれる昔ながらの低速織機を使用して織られる、大量生産を目的とするのではなく時間をかけて『こだわりのモノ作り』をしている点でしょう。 手間も時間もかけて生地を織るこのションヘル織機のメリットは、生地を織る際に空気を多く含むことで、ふっくらとした風合いに仕上がること。 また、贅沢に原毛を使用する事で、独特のハリコシ感が生まれ、Super140’sほどの繊細な素材でも生地を傷めることなく織り上げることで安心できる丈夫さも兼ね備えています。 その独特でウォーム感のある生地は、これからの冬に最適ですので是非一度実際に生地に触れてご体感下さい。
いかがでしょうか?魅力たっぷりの『ツイード』と『フランネル』が世界中で愛されている理由やその特徴が良く分かっていただけたと思います。 『魅力は分かったけど、どういうスタイルがいいのかな?迷うなぁ~』という方にはこれから≪オススメスタイル≫とお仕立ての楽しみでもある≪オプション≫のご案内を致しますので是非参考にしてみてください。
トレンドワードの『クラシック』。 その流れもありつつ非常に秋冬のお仕立てで人気なスタイルがスリーピースです。 フランネルのスリーピースは、防寒性は勿論のこと、上品な大人の着こなしを演出してくれるのでオススメです。 そんな中でも『ハリスツイード』でスリーピースをというのであれば、非常にユニークで、普通のスーツに飽きてしまわれた方、人と違ったスタイルをお求めの方にはオススメ。 ツイードの持つウオーム感、ゴワゴワした生地感を活かしたヴィンテージスタイルは、大人の渋さを演出するにはもってこいです。またスーツ生地にはない大胆な色柄を選択して楽しむのも良いかと思います。 正当派ならば、《フランネル》、個性派は《ハリスツイード》どちらも甲乙つけ難いのですが、非常にスリーピースはオススメです☆ また、ベストは単品(15,000円税抜き)としてのお使いもいただけますし、ジャケット+ベストのツーピースでのコーディネートもお楽しみいただけますので、幅広くお使いいただけるのもポイントです。
マニッシュな素材の代表格であるツイードをショートコートのように羽織れる一着に。 “ダブルジャケット”に挑戦されてみてはいかがでしょうか? 6×2の腰のポケットは両玉の蓋付き、ラペルはやや太めがオススメです。 厚手のニット等着込めるよう全体的にゆとり多めのサイジングで、普通のジャケットよりもやや着丈は長めに。 またツイードは堅くてタフ、かなり大雑把な扱いをしてしまったとしても大丈夫! その耐久性もさることながら弱撥水性もあるツイードは、セットアップもありだと思います。 今季はパンツよりもスカートで、あえてメンズっぽい素材をレディースライクに。 お手持ちのボトムスもデニムやスエード、レザーといったしっかりめの生地感のものを合わせるとジャケットとのバランスがGOODです♪ 知的でクラシカルな装いにはグレー系。 レトロでノスタルジックな雰囲気を醸し出すのはブラウン系。 皆さんのお好みはどちらでしょう?
オーダーといえば欠かせないデザインの本切羽。 男の拘りとして実際にボタンを開けて個性を演出し、遊び心溢れる着こなしを楽しんでいただけます。 プラスでご案内している本革バスケットボタンはツイード生地と相性抜群で生地と共に使えば使うほど味が出ます。 また、フランネル生地でブレザーをという方にはメタルボタンもオススメです。 袖ボタンに使う場合は本切羽をしていないとボタンが垂れてしまうので収まり良くしていただくのにも両方ご選択をオススメします。 両者共に同様のことが言えますので是非お選びください。 新作のボタンも多数ご用意しております! ☆各種ボタンのご案内
ジャケットの裏側の仕様オプションなのですが、少しカジュアル感を出しつつ、高級感のある大見返しはジャケットオプションとして常に上位をキープしています。裏地でも遊べるため、ジャケット地に合わせた裏地をコーディネートしてみては如何でしょうか?(裏地の色の組合せなど困ったらお気軽にご相談下さい。) 春夏でも非常に多いオプションですが、秋冬物でもこだわる方は、この辺りにも気を使っています。
以上ご案内させていただきました。 この冬のファッションを目一杯楽しめる、魅力いっぱいの『ツイード』&『フランネル』は使えば使うほど愛着の沸く1着になり、きっと皆さんを楽しませてくれることでしょう。 スタイル、デザインも豊富にご用意しておりますので、この機会に是非あなたのワードローブに加えて下さい☆