2021年5月14日更新
昨年のGWの時は“来年はコロナも収まりいつものようなGWが来ることを願って、今年は我慢しよう”と思って、しっかりとStayHomeしたにも関わらず、まさか2年連続緊急事態宣言が出るとは思ってもみませんでした。 昨年程ではありませんが、大阪店のある堂島界隈もめっきり人出が減りましたし、大阪の大動脈である御堂筋線も利用客の減少で減便ダイヤとなり、土日などはなかなか電車が来ない始末。 便数が減っているので自ずと土日なのに電車内の人は普段より多くなっていることに矛盾を感じているのは私だけでしょうか。 電車内でクラスターが発生していない、というのがどうやら建前のようですが、それならドーチカや百貨店などの商業施設はどうなの?と問い掛けたくなりますね。 ともあれ早く宣言解除になって、買い物や外食くらいは普通にしたいものです。 ところで話は変わりますが、連休半ばから急に倦怠感や頭痛が酷くなり、コロナか!?と思い、先日PCR検査を受けに言ってまいりました。 結果が出るまで陽性だったらどうしよう?と針のむしろでしたが、お陰様で無事陰性でした。 季節の変わり目と働き過ぎ(笑)で少し疲れが出たのかもしれません。 免疫力が落ちている時に掛かりやすくなるでしょうから、今は陰性でもこれから掛からないように気を付けたいと思います。 皆さんも十二分にお気をつけください。
さて今シーズン、当店の一押し目玉アイテムは皆さん既にご存知頂いている? "ストレスフリーシリーズ" ですが、全てのビジネスマンの方がお仕事で着れるとは限りませんよね。 お仕事内容によっては夏でもスーツ必須の方もいらっしゃれば、ある程度フォーマルな装いでなければ、という方も多いかと思います。
そこで今回は "春のジャケット&パンツフェア" と銘打って、ディプロマット(サンプル帳)に掲載されている生地+何と! ラルスミアーニ のコットン素材を対象商品としたひじょ~うにお得なフェアを開催することとなりました! 昨年の秋冬に" ネイビーブレザー&ジャケットフェア" と "シャツ&パンツフェア" を同じタイミングで開催しておりましたが、今回はそれを足して2で割った春夏版とお考え頂ければと思います(ややこしいか?) ただ、今回は ジャケット&パンツのみ対象ということで、 ≪シャツは対象外≫とさせて頂いております。スイマセン,,,,, またシャツは改めて皆さんにお安くご提供出来る場を設けますので、その時を楽しみにお待ちください。
それでは今回のフェアの概況をご案内致します。
■ 開催期間 ■
2021年5月15日(土)~5月30日(日)
■ 『春のジャケット&パンツフェア』特別プライス ■
※スーツ上下価格で表示された物はスーツ価格の65%がジャケット価格です。 例)シングル上下価格 53,000円(税込58,300円)の生地でジャケットをお仕立て >>>ジャケット1着 34,450円(税込 37,895円)
リピーターの方でサイズ変更のない方は、Webからのご注文でOKです。 Webからのオーダーシートもご活用下さい。
さて、今回の『春のジャケット&パンツフェア』で皆さんにオススメの生地<BEST3>を独断で選んでみました。 ただ3つの内の1つ、“LARUSMIANI”(ラルスミアーニ)のコットンサンプルのみ、お貸し出しする事が出来ません。 申し訳ありません,,,,,, コットン素材をご希望の方は是非店頭にてサンプルよりお選びください。 ディプロマットに掲載されている生地につきましては、下記フォームよりご請求頂き、是非実際の生地の風合いをお確かめください。
まずは夏のジャケット素材の定番、“ホップサック” ツィーディーな生地で、粗い織り目と軽い風合いが特徴です。 ビールの原料であるホップを入れる専用の麻袋と同じ織り方であることから“ホップサック”と呼ばれるようになりました。 通気性に優れているので夏でも快適に着られますし、ボトムはWOOL系でも、コットン系でもOKと着回し力が高いのが人気たる所以ですね。 ラインナップはダークネイビー、ブルー、ベージュの3色 ダークネイビーとベージュ、ブルーとベージュ、のように2着揃えると、コーディネートの幅がグッと広がりますよ。
続いてはホップサック素材とはまた違ったシャリ感が特徴の“High Twist Stretch”(ハイツイストストレッチ)シリーズ ホップサックはジャケット向きの素材ですが、このハイツイストストレッチは打ち込みがしっかりしているのでスーツでも十分対応可能です。 目付が298g/mと重量感があり、シワになりにくく、なっても自重で回復が早いので、ビジネス向けのジャケパン素材と言えるでしょう。 ラインナップは無地が5マーク、ウィンドウペーンが2マーク、グレンチェックが3マークとこの中からセットを組むことが可能です。 中でもオススメなのが、今シーズンのトレンドカラーであるブラウン 無地とウィンドウペーンの2種類ございますが、両方共にマジで人気があります。 おそらく着たことの無い方が多いかと思いますが、上手にコーディネートすればこれほどお洒落に見える色目は無いのでは? 何をどう合わせれば良いのか?は各スタッフの腕の見せところです どうぞ御遠慮無くご相談ください。
最後は久しぶりにオススメ致します“LARUSMIANI”(ラルスミアーニ)のコットンシリーズです。 最近は機能性素材に押され、どこか影の薄い存在である?コットンですが、そこはカジュアル素材の王道、根強いファンが多くいらっしゃいます。 ただ当店ではここ数シーズンあまり強く打ち出していなかったのと、ディプロマットに組み込むことも無かったので、いつの間にか忘れられた存在に,,,,, いいえ、そんなことありませんよ、今回は大阪店のお客様から多数コットン素材を対象にしたフェアをして欲しい!とのお声を頂いたので、久しぶりにご紹介させて頂くことになりました。 このラルスミアーニ、目付と素材、カラーバリエーションが異なる8種類のコットンをご用意しておりますが、この中でも私が先日スプリングコートを仕立てたポリウレタン混紡のストレッチ素材の物がオススメです。 シルエットのトレンドが徐々にリラックス感のあるゆったりとした物に移行しつつはありますが、まだやはりトレンドの中心はジャストフィットしたタイトシルエット そうなればやはりストレッチ性はどうしても欲しいところですね。 ポリウレタンの混紡量が多いとヒザが出やすくなるのですが、このラルスミアーニのストレッチは2%とライトなストレッチですので、非常に使い勝手が良い素材と言えるでしょう。
ビジネス寄りにするのか、カジュアルに傾倒させるのか、それともその中間のバランスの取れたところをねらうのか、によって生地やデザイン、仕様が変わってくるのが、ジャケパン未経験者が感じるハードルの高さかと思います。 希望のジャケパンスタイルに辿り着くには我々にお任せ頂くことが一番ですが、それだとご自身の成長もありませんよね。 そこでちょっとしたアクセントを加えることによってビジネスにもカジュアルにも振り分けることの出来るデザインをご紹介したいと思います。
別名ナポリ仕立とも呼ばれる今やジャケパンスタイルには欠かせません、と言っても過言では無い仕様です。 従来のジャケットには肩パッドとタレ綿(袖山を丸く高くする付属品)を使用しており、これによってたわみの無い綺麗なショルダーから袖に掛けてのラインを構築します。 ただジャケパン仕様はスーツに比べて、最初からカジュアル寄りになるので、この2つの付属品を入れるとそのカジュアルさと相反してしまいます。 そこでオススメするのがこのマニカカミーチャ仕様です。 肩パッドとタレ綿の両方を排し、シャツのような袖付けをすることから“マニカ”(袖)“カミーチャ”(シャツ)と呼ばれております。 先にご紹介した生地のWOOL&LINENやHigh Twist Stretchなどは生地が割と肉厚であるため、この仕様にしたとしても着崩れただらしない感じにはなりません。
ここは割と重要なポイントです。 スーツでもOKな素材で、腰ポケットを通常のフタ付にしてしまうと、スーツの上だけを着ているイメージを与えてしまいます。 ただビジネス&カジュアル兼用にする場合はフタ付でスラント(ハッキング)、角度を付けて軽くアクセントを付けると良いでしょう。 余談ですが、胸ポケットもアウトにすることは可能ですが、腰&胸の3パッチポケットは最もカジュアルな仕様となるので、完全にOFF専用ジャケットにオススメです。
“たかがボタン”と仰るなかれ ジャケットの表情を大きく変える力を持っているのがボタンです。 ビジネス用でしたら当店標準オプションの本水牛ボタン一択ですが、若干カジュアルに、且つ品有るジャケットにしたいなら是非貝ボタンをお選びください。 本水牛ボタンと同じく天然の物ですので、一つ一つ表情が異なり、それがジャケットに品を与えます。 ビジネスにもOKにするなら黒蝶貝、リゾート感出すには白蝶貝、私のお薦め&最近の人気は茶蝶貝ボタンです。
以上、今回の『春のジャケット&パンツフェア』のご紹介をさせて頂きました。 巷ではこの時期、ビジネスマンの半数近くの方がジャケパンスタイルと言っても過言ではないくらい浸透してまいりました。 ただ興味はあるが、なかなか踏ん切りの付かない方も多くいらっしゃるのも事実。 ご来店頂いたからといって買わないと帰らせない、みたいなことは致しませんので笑、この機会にどうぞお話だけでも聞きに来て頂けると企画立案担当としては嬉しい限りです。 皆さんのご利用、お待ちしております。