『女心と秋の空』と言われるように、10月も中盤に入ると、朝晩と日中の気温差が大きく天気もコロコロ変わり毎朝今日は『何を着ていこうか??迷うな。。。』と秋の季節に振り回されてしまいますね。 毎朝クローゼットを眺めて、どの洋服にしようかな。。。と迷い悩む時間を楽しんでいる今日この頃ですが、読者の皆さんは、この《ファッションの秋》を楽しんでらっしゃいますでしょうか。皆さん衣替えは済ませましたか??? 『ファッションの秋=衣替え』はもういい加減にしてくれ!!!と言われるくらい言ってきたので、もうヨシとして、(何がヨシなのか。。。)読者の皆さん、そろそろ次の季節のお話をしましょうか。 これからやってくる次の季節、すなわち『冬』。実はこの季節こそがファッション好きにとってはたまらない季節なんですよね。 寒くなってくると、、、上着が手放せなくなってくる季節ですし、ジャケット単品で着るのではなく、ベストやニット等の様々なアイテムをコーディネートして楽しめますよね。 また、フランネルやツイードなどの旬の素材を味わえる季節ですので、洋服好きには、 もう!待ってました!!!と言わしめる季節ですね。(私だけ?!) 秋が《ファッションの秋》ならば、冬は《コーディネートの冬》と命名します☆ 去年も同じことを言いましたが、(相変わらずしつこいですが。。。)是非皆さん覚えてくださいね!!! という事で、これからの《コーディネートの冬》を読者の皆さんに目一杯楽しんでもらえるように、そして何よりも、、、 《オーダー=スーツ》だけという概念を捨て、もっと自由にオーダーを楽しんで頂きたい。 この想いから今年も『カジュアル』やプライベートウェア(普段着)にお使い頂けるような、ライフスタイルに合わせた様々なアイテムの創造をして頂けるフェアを開催します!!! その名も、、、『スマートカジュアルフェア』です☆
ニューノーマルな時代と言われてどれくらい経ったのか、最早分からなくなりましたが、 確実に言えるのは、洋服の有り方が大きく変わってきたことかなと。 ビジネスとプライベートの服装の境界線は曖昧に。スーツは特別なモノに、ジャケットが主役に変わる。そんな時代が確実にやってきます。 時代が変わった『今』だからこそ、ビジネスからプライベートを『スマート』 (カッコよく)に着こなすことが大切ですね☆ 読者の皆さんは準備できていますか。 中にはこんな方も多いのではないでしょうか。。。 ジャケットは持っているんだけど、合うスラックがない、、、または、どんなスラックスが合うのか分からない。。。。 また、オッドベスト(単品ベスト)に興味あるんだけど、ジャケットやスラックスとのコーディネートがイマイチなんだよなぁ~、分からないから、とりあえず面倒くさいしスーツ着ちゃえ。。。 何かと迷いがちな方、そんな時の為に、YOSHIMURA&SONSがあるじゃないですか!!! ユニークで少しだけクセのある?!アクの強い?!スタッフが色々とアドバイスいたしますので 肩肘張らずに背伸びをしないで、気持ちもカジュアルにオーダーを楽しんで頂けたらと思います。 単品アイテムのコーディネートってなんだか難しそう。。。 となんとなく身構えてしまいそうですが、1つのコーディネートを作ってしまえば、あとは、枝分かれ的に色々なアイテムと組み合わせることが出来ますので、あれもいいな、このアイテムもいいなぁ~と、きっとお仕立てが止まらなくなりますよ☆ それでは、《ファッションの秋》&《コーディネートの冬》を存分に楽しんで頂けるイベント『スマートカジュアルフェア』の詳細をご案内しますのでご覧ください☆
■ 開催期間 ■
2021年10月16日(土)~10月31日(日)
■ 対象商品 ■
『2021年秋冬版生地サンプル帳』に記載しております新作生地からお選びいただけます。 今年は、ライトツイードにリッチなフランネル等、コーディネートしがいのある生地をラインナップしております☆ *店頭では、サンプル帳に掲載していない生地も豊富にございます。 全ては網羅できませんので、、、、スミマセン。 店頭での下見もWELCOMEですので是非ご来店ください。
■ SPECIAL PRICE ■
スーツ上下価格の65%がジャケット価格となります。 例)スーツ53,000円の生地>>>ジャケット価格34,450円(税込37,895円)
スーツ上下価格の35%がスラックス価格となります。 例)スーツ43,000円の生地>>>スラックス価格15,050円(税込16,555円)
スーツ上下価格70,000円未満>>>ベスト価格12,000円(税込13,200円) スーツ上下価格70,000円以上>>>ベスト価格15,000円(税込16,500円)
さて、ここからは、2021年新作秋冬コレクションの中で、《スマートカジュアル》にとってもオススメな生地とアイテムをYOSHIMURA&SONS東京店の若手ホープ『河本』が皆さんにたっぷりご提案してまいります。 これからご紹介するコーディネートで使用している生地は、《2021年秋冬新作生地サンプル帳Diplomat》に掲載しおりますので是非ご請求頂き、実際に生地に触れてみてご体感ください!!! それでは、河本くん張り切ってどうぞ!!!
今年も、去年に引き続き「アースカラー」がトレンドカラーの1つです。 アースカラーと言っても、これまではブラウンや、ダークグリーンといった、 秋冬らしい落ち着いた濃いめの色合いが主流でした。しかし、今年は、ベージュや、オレンジ、ライトグリーンといったアースカラーの中でも明るめの色が流行となっております。 そこでご紹介するのが、差し色でアクセントを効かせた『オッドベスト』スタイルです。 ジャケットはイタリアブランドらしい洒脱な糸使いと柄の表現が魅力的なBOTTOLIの生地を使用。その中でも特に人気なのがこちらのトリコロールカラーのチェック柄です。一見派手な印象ですが、ベースがダークネイビーである為、遊び心がありながらも落ち着いた印象にしてくれます。そして、このジャケットの胸元に差し込むのが、今年の注目カラーであるオレンジのヘリンボーン柄ベストです。こちらの生地は扱いやすいソフトな風合いが特徴のツイード生地『MOON』を使用しています。シャツもジャケットと同系色の色を持ってきてあげると、よりオレンジのコントラストが際立ち、綺麗に映ってくれます。 スラックスは、程よい目付とハリコシが特徴の『4PLY Vintage Archive』」の生地を使用。四っ杢糸のブレンドからデザインしたこの生地のダークブラウンは、どことなくレトロで洒落感がありながらも、派手さのある上半身を程よく落ち着かせてくれます。 全体的にカジュアルさは残しつつも、しっかりバランスが取れたスタイルに仕上げています。 《色のコントラストだけでなく、素材違いのコントラストも楽しめる。》そんな粋なコーディネートですので、是非参考にして頂けたらと思います。
ビジカジが進むこのご時世で無くてはならないアイテムの1つと言っても過言ではない、永遠の定番「紺ブレ」。 着こなし力NO.1との呼び声の高い抜群のポテンシャルを持つ紺ブレを使用したオススメのコーディネートは数多くございます。その中で今回オススメさせて頂くのは、定番のトラッドスタイルの一つ、アイビールックです。 1954年にアメリカ8大学のフットボール連盟「アイビーリーグ」が結成され、そこで彼らが好んで着ていたファッションとして誕生したものが、今もなお、1つのスタイルとして地位を確立しているこのアイビールックは、『原点』にして『頂点』のスタイルと言えます。紺ブレ、チノパン、ボタンダウンシャツ、レジメンタルタイと比較的シンプルなアイテムで構成できますので、少しでも興味のある方はこの機会に是非チャレンジして頂きたいです。 まず、このスタイルでの紺ブレいえば、やはりシングルですよね。コテコテのアイビールックを楽しみたいのであれば、シングルで間違いなしです‼ですが、あえてダブルでお仕立て頂き、自分なりに落とし込んだスタイルを楽しむのもVERY GOODです‼ パンツは、やはりベージュのコットン生地を使用したチノパンが好ましいところ。 そこでオススメする生地は、耐久性とハリ感が特徴の『PURE COTTON』です。立体的に仕立て上がることで生まれる程良い光沢感は、紺ブレとベストマッチし、ワンランク上のスタイルにしてくれます。 また、シンプルなアイテムだからこそ、生地以外のディテールにもしっかりこだわって頂き、よりトラディショナルな雰囲気を存分に楽しみましょう‼(アイテムや細かいディテール等は是非ご相談ください‼)
~ジャケットを脱いでも粋なスタイルに。~ これを叶えてくれるのが、《ベスト》を使ったスタイルです。オッドベット (単品ベスト)は、ジャケットのインナーとしてはもちろんの事、一枚になっても、合わせるシャツやスラックス次第でドレススタイルからカジュアルスタイルまで幅広く着こなすことが出来ます。また、家の中でも防寒具として気軽にお使い頂ける便利さをも兼ね備える万能アイテムですので、一着持っておくと重宝すること間違いなしです‼ まず、ご紹介しているベストは、イタリアでも最大手で高い品質の織物として知られる高級コットン生産のミル『LARUSMIANI』 のストレッチコットン・デニムを使用。こちらのような、カジュアルなデニム地とドレッシーな襟付きダブルベストという絶妙なミックス感は大人の色気溢れる、セクシーな印象にしてくれます。 そこに合わせるスラックスは、今年から取り扱いがスタートした注目の英国ブランド『FOX BROTHERES』のフランネルを使用。 あえて、織機の速度を落として生地を織り、さらに織り上がった生地を木片で6時間叩いて風合いを出すという伝統の作業を今もなお続けています。非効率とも言える拘りを貫い抜いてきたからこそ出来上がるフランネル生地は、コシがありながらふっくらしなやかで、霜降り感抜群の風合いです。柄は、グレンチェックを使用することで、一気にクラシックでダンディなスタイルに。ここで、あえてサイズ感をビックシルエットにし、ベストとスラックスのアンバランスなシルエットを楽しむのもオススメです。 ビックシルエットにしたことで生まれるリラックス感と、フランネルの持つ柔らかい印象が、クラシックなデニム生地のダブルベストとグレンチェックにマッチし、大人の余裕が感じられる粋なスタイルになりますよ。
カチッとしているビジネススタイルに比べ、デザインの自由度が高く様々なスタイルでお仕立てを楽しめるのも《スマートカジュアル》の良いところですね☆ 特にプライベートウエアとして着るならば、ルールもありませんので本当に自由に(何でもかんでもはいけませんが、、、)デザインを楽しんで頂けるのではないでしょうか。 そこで、ここからは、カジュアルアイテム、プライベートアイテムに取り入れたいオススメの仕様をご紹介致します。
マニカが『袖』でカミーチャが『シャツ』/b>を意味するイタリア語で、シャツの袖付けの様に肩にギャザーを寄せて袖付けをする技法です。 ジャケットの肩回りの雰囲気を柔らかく演出し、スーツのしっかり感との違いもでますの でオススメです。最近よく見るデザインですね。
ベルトレスのスラックスを履く。これぞオーダーの醍醐味と言っても過言ではないでしょう。それはなぜかというと自分のウエストに合ったピッタリのサイズ感でないと履くことが出来ないからです。 ベルトループが無いので調整が効かず、シビアなサイズ感が求められますが、 オーダーだからこそ追及することが出来ます。 そんなベルトレスのスラックスを履くときに欠かせないのが、この脇尾錠です。 ベルトがなくなった際のアクセントにもなりますし、若干のサイズ調整も効きます。 ベルトレスはちょっと、、、なんて方は、ベルトの邪魔になりますのでベルトループの下にお付けすることが出来、いつものシンプルなスラックススタイルを一味違ったものでお楽しみいただけます。
オーダーの密かな楽しみ?!いや、ジャケットやベストの主役にもなり得るのが《ボタン》だったりします。 意外と『ボタンは見えないし何でもいいや。』と思いがちですが、実は意外と見えていますし、コーディネートのキモになるんです。良いスーツか判断するにはボタンを見ろなんていわれたりもしますからね。 そんな、重要アイテムのボタンですが、今回のカジュアルコーデには是非《くるみ釦》を取り入れてはいかがでしょうか。 共生地でボタンをくるんで作られる『くるみ釦』はカジュアルに、そしてちょっとキュートに?!アイテムを昇華してくれますよ☆ ※ツイード生地は生地が分厚過ぎるため、くるみ釦はご利用いただけません。
以上ご案内させて頂きましたがいかがでしたか?! コーディネートの幅は∞ですから、様々なアイテムを創造して『スマート』にファッションを楽しみましょう☆