2022年1月28日更新
今年の冬は本当に寒いですね,,,,, 割と寒さには強い私も今年はキツいです、シーズンの内に数度しか着ることの無いカナダ製ダウンを今年はほぼ毎日愛用しています(なんで買ったんや?と言われそうですが笑) 寒さも3月に入れば少し和らぐでしょうが、それまでの後1ヶ月が辛いですね。 冒頭にあるように"SPRING is Comming Soon"(春はすぐそこに)早く来てくれーという感じですが、いつか必ず春は訪れますので、残りの冬を暖かくして乗り切りましょう。
さて、そんな冬真っ盛りではありますが、仕立て屋的には気分はもうすでに春満開です。 新柄の春夏物生地が入荷するのは後少し先になりますが、アタマの中は"次の春はどんなファッションを皆さんにオススメしようかな?"とか"どんな服を仕立てようかな?"などをブルブル震えながら考えております笑
"新しい生地がまだなんだったら考えても仕方ないんじゃないの?"と思われる方もいらっしゃるでしょう。 もちろん生地を見てから何を仕立てるか、を着想することが多いのは確かです。 ただ季節の移り変わりを先読みして、ジャストのタイミングで着ることの出来るアイテムを仕立てる、こともオーダーの醍醐味の一つと言えるでしょう。
そこで今回は今からの1ヶ月後の仕上りのタイミングで直ぐに活躍出来るアイテム 何だと思います???
それは,,,それは,,,,,
【スプリングコート】です! (大袈裟でスイマセン、オミなんとかで暗い世の中を少しでも明るくしようと思いまして笑)
このスプリングコート、お恥ずかしながら私も昨シーズンにキャリア初にして仕立てたのですが、あまりの便利さにビックリ! Springと銘打っておりますが、Springだけにしか着れないということは無く、冬物コートでは重いがジャケットonlyでは寒い3月~4月、冬物コートを着るほど寒い訳では無いがジャケットonlyでは寒い11月~12月、の着る物に迷う時期にピッタリのアイテムなんです。 しかもこのスプリングコート、Ready-made(レディメイド 既製品のこと)では驚くほど選択肢が少ないんです。 と言うのも、考え方次第では1年を通して長い時間着ることが出来るのですが、既製品の場合、シーズンによってコレクションが変わる故、春は春用として、秋は秋用として商品リリースする必要があります。 となれば、他のアイテムに比べてニーズの低い(売れる時期が短い)アイテムはデッドストックになるリスクが高いので敢えて手を出さない(出せない)のです。
こういった点が仕立て上がりまでは時間が掛かるが、先を見越せばニーズを掘り起こせるオーダーの強みと言えるでしょう。
という訳で、1着あればとても、非常に、めっちゃ便利なアイテム、スプリングコートをリーズナブルプライスでお買い求め頂ける【スプリングコートフェア】をご案内したいと思います。(長くなってスイマセン)
■ 開催期間 ■
1月31日(月)〜2月13日(日)
■ 対象商品 ■
■ フェア内容 ■
当社ではベーシックなチェスターフィールドコートを始め、ステンカラーコート、ラグランコート、バルカラーコートにスタイリッシュなアルスターカラーコート等のデザインをお選び頂くことが可能です。 ただスプリングコートとしては、ダブルなどの保温性の高いデザインより次にご紹介するシングルコートのデザインがオススメです。
コートと言えば、このチェスターコートを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? 当社でも一番人気のこのチェスターコート。 もともと19世紀(1830年~40年台)にチェスターフィールド伯爵に敬意を表して名付けられたことが、名前の由来であるとされています。 ドレッシーな雰囲気を持つチェスターコートですが、こちらもオンオフ問わず着回し可能なところも魅力。 スーツやジャケパンとのコンビネーションによるエレガントな着こなしはもちろんのこと、 休日のカジュアルスタイルにも難なくハマってくれる万能コートです。 お選び頂ける素材ですが、なんとなく、カシミヤでエレガントにとなりがちですが、 コットンでカジュアル目にもマッチしますし、軽めのウールもオススメです。
コート価格:本体価格63,000円~(税抜) スプリングコートフェア Special Price>>>53,000円~(税抜)
コットン生地を生産するミル(織元)としてはイタリアでも最大手で高い品質の織物として世界的に定評のある高級コットンを世界中に販売する高級服地ブランド。 LARUSはラテン語で「水鳥の羽」を意味し、柔らかでしなやかな肌ざわりのストレッチコットンは軽くシーズンを問わずご着用いただけます。 特に目を見張るのはその豊富なカラーバリエーション。 鮮やかなパステルカラーに、刺激的なビビットカラーもご用意。 もちろんベーシックに使えるお色もご用意しておりますので、気分やシーンに合わせてお選び頂けます。 このLARUSMIANI(ラルスミアーニ)で咋シーズン、今旬のデザインである【ラグランスリーブコート】を仕立てました。 このラグランスリーブコートは肩廻りの取り回しが楽で、全体的にゆったりとしたシルエットが特徴です。 スーツもタイト一辺倒から徐々にゆとりのあるシルエットに移行しつつあります。 それに伴ってこれからのコートスタイルはこのラグランが主流になってくるかもしれませんね。
コート価格:本体価格59,000円(税抜) スプリングコートフェア Special Price>>>49,000円~(税抜)
続いてご紹介するのは秋冬物の【PURE COTTON】(ピュアコットン)です。 東京ShopMaster肝いりの生地で、目付430g/mのヘヴィーウェイトであり耐久性に優れているのでスプリングコート用としても十分使用出来るスグレモノです。 シーズンの立ち上がりにはセットアップスーツや単品パンツ用生地としてオススメしておりましたが、コットンらしからぬ?光沢のある表情をしているので、“これはスプリングコートでもイケるでしょ?”ということで今回のフェア対象とすることになりました!
先のご紹介したLARUSMIANI(ラルスミアーニ)より肉厚で、非常にシッカリ感のある生地ですので、ラグランのような柔らかいシルエットのコートよりかはチェスターフィールドコートやステンカラーでもセットインスリーブの直線的なシルエットのコートの方が素材の特性を活かせることが出来るかと思います。
パステル調の色目が多いラルスミアーニは春先用、カーキやベージュ、ブラウンなどのアースカラーが多いピュアコットンは秋口用、とそれぞれ季節によって揃えるのもアリかもしれませんね。
防シワ、軽量、ストレッチ性にドライタッチなど嬉しい機能が満載な生地が、 機能性ポリエステル生地の特徴です。 寒暖差が大きいと脱いだり着たりとアウターを手持ちしたり、カバンに入れたりが多くなりませんか?! ただ、手持ちになったりカバンに入れると、シワが気になったり、持ち運びの際の軽さがアウターを選ぶ際のポイントになるのではないでしょうか。 そんな時に頼りになるのが、この『機能性ポリエステル生地』 なのです。 驚くほどの軽さで、羽織として持ち運びに便利! そして、一日中カバンに畳んで入れていてもほとんどシワが入らないその防シワ性に きっと驚くこと間違いなしです。 天然素材には無い驚きの機能はケアにも困りませんし、撥水性も持ち合わせているのでスプリングコートとして最適な生地だと思います。
吸水速乾性に優れ、ストレッチ性もあるポリエステルの特徴に加え、糸に強撚シック&シン加工(糸の太さにムラを付け、強い撚を掛ける)を施し、麻のようなドライタッチを作り出した、注目の「擬麻」(ギマ)素材です。 ポリエステル100%ですが、まるで本物の麻のような素材感を表現しています。 麻の弱点である、シワや型崩れも、汗による変色、摩擦での毛羽立ちからの白化、そんな麻の弱点を克服した新素材がエバレットです。 またその驚きの軽さは、春先の羽織り物としては使い勝手も良く、高い防シワ性で持ち運びに便利なのもポイントです。 豊富なカラーバリエーションに、リネンの雰囲気を表現した生地はレジャーシーズンにも大活躍してくれます。
以上、今回の【スプリングコートフェア】の詳細をご紹介致しました。 このスプリングコートというアイテムは着る時期を見越して仕立てないと、いつまでもタイミングを逃してしまいます。(去年の私のように笑) “いつかオーダーしよう♪”と思っていた方、是非この機会をお見逃し無く!