心地の良い秋の風が優しく甘美な金木犀の香りを運んでくると、『ああ、大好きな秋がようやく始まったな!!!』と心ウキウキする今日この頃。 〇〇の秋と表現されるように、様々な秋を楽しめることがこの季節の魅力ですね。 五感で季節を味わうことができるのも秋の嬉しいところですね。
さて、芸術の秋、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋etc etc…楽しみが多い、 そんな秋ですが、YOSHIMURA&SONSで皆さんと楽しめる秋と言えば、、、 もうお分かりですよね????そう、『ファッションの秋』です☆ これからの季節は、なんといっても『洋服を着る喜びを全身で感じられる季節』。 それは『衣替え』があるからに他ならないのですが、読者の皆さんは衣替え進んでいますか?! 10月に入りましたし、毎朝『今日は何着ようか???』とクローゼットの中から今日一日を共に過ごす相棒を選ぶ大切な時間は、忙しない朝のひと時の中幸せを感じますね。 (って自分だけでしょうか。。。そんなはずはないはずです。) 幸せがいっぱい詰まったクローゼット、皆さんの洋服の歴史が詰まった宝庫とも言える場所。 お気に入りのスタメン選手から、ちょっと控えに回ってしまった2軍選手や、歴史を感じるベテラン選手などなど、現行で活躍するものから、今は気分じゃないなとクローゼットの奥底に眠ってしまっているものたくさんありますよね。
コロナ禍でライフスタイルが大きく変わった中、皆さんのクローゼットの中も大きく変わったのではないのかなと。ビジネスとプライベートの境界線っていつの間にか消えてしまって、どちらかというと、フォーマルは影を潜めカジュアルが覇権を握るような勢力図に変化したのではないかなと感じています。 時代の大きなうねりの中、変化の多い今の時代、そんな中で変わらず残っていくものって結局のところ、《BASIC(ベーシック)》ではないでしょうか。 ビジネスウエアもプライベートウエアも、《SIMPLE IS BEST》基本中の基本のウエアが、クローゼットの覇権図が変わろうとも、スタメン選手のほとんどではないでしょうか。 ベーシックと一言で言っても色々とあるかと思いますが、このスーツにおけるベーシックって何?と考えたとき、キーワードとなるのは『クラシック』です。 クラシック=正統派。スーツの立ち位置が大きく変化した今の時代だからこそ、 ベーシックでクラシックなスーツはクローゼットの中に1着あることがマスト。 時代に左右されず、トレンドにも支配されないそんな、クラシックなスーツこそがこれからの時代には必須ではないかと考えます。 スーツ着なくなってきたから、、、←いやいや、スーツを全く着ないなんてことはきっとないでしょうから、備えあれば患いなし。いざスーツが必要となった時に、一番重宝するのは、やはり《クラシック》なスーツですよ。 今あるので十分だよ、、、 ←クローゼットの中の一軍選手(スタメン)ですから、着用回数も多いのではないでしょうか。スーツの状態はどうですか、くたびれてないですか?
YOSHIMURA&SONSの今年のテーマは、、、 『クラシック&ベーシック』です☆ まさに原点回帰なスーチングスタイルを存分に楽しんでいただけるコレクションとなっているのは皆さんご存じですか??? 2022年秋冬コレクションの全容は、生地コレクションをご紹介するだけに留まらず、年代別のスタイリングやトレンド情報や、生地の豆知識まで、経験豊富な当社スタッフがユニークに今年の新作生地をご紹介している、『SPECIAL SELECTION』でご覧いただけますので是非ご覧ください☆
さて、心躍る衣替えも本格的に考えていきたい中YOSHIMURA&SONSが皆さんにご提案するクラシックスタイルは、、、、 スーツの原点ともいわれる『スリーピース』&ドレッシーで粋な『ダブルブレステッド』です☆
タイトルにもあるように、スーツの原点であり、誰もが一度は憧れるであろうスタイリッシュでクラシックなスタイルが、スリーピース(三つ揃え)です。 スーツトレンドとして、ここ何年か浸透してきた《クラシック》というキーワード。 シャツは下着で、ジャケットを脱ぐならベストがないとみっともないという認識が広がっているところも見逃せません。 上着を脱いだ時も紳士的な雰囲気を演出してくれます。
ベーシックです!!!と言っておいての《ダブル》って、、、と思われた方もいるのではと思いますが、クラシックスタイルとして外せないのが、このダブルブレステッドです。 大人の威厳、ラグジュアリーな雰囲気を演出してくれる、『品格のあるカッコイイ男のスーツ』を求めるならダブルに挑戦しましょう。 シングルスーツよりもフォーマル感が強く、ビジネスシーンでも華やかなパーティーシーンでも活躍すること間違いなし。 この2つのクラシックスタイルを皆さんに楽しんでいただこうと《スリーピース&ダブルスーツフェア》を開催します!!!
■ 開催期間 ■
10月8日(土)~10月23日(日)
リピーターの方でサイズ変更のない方は、Webからご注文も頂けます。 サンプル帳をご請求頂きご自宅でじっくりと実際に生地をご覧頂きながらオーダー頂けますのでWebからのオーダーシートも是非ご活用ください。
初めての方には、じっくり時間をとって採寸し、デザインのご希望などを極力お伺いしたいため、出来るだけ事前にご予約の上お越しください。 セールだからといっていい加減な対応はしたくないのでご協力お願いいたします。 お電話はこちらまでお気軽に。 東京店:03-3252-2346 大阪店:06-6458-0177
それではここからは、今回のテーマ《クラシックスタイル》を、どう作り上げていくのか、22年秋冬コレクションの中で『コレだ!!!』というオススメ生地を、大阪お洒落番長SHOPMASTER 南浦氏がセレクトし各スタイル別にコーディネートをご提案差し上げます。 ご紹介している生地含めコーディネート提案している、シャツはサンプル帳をご請求いただけますと実際に生地をご自宅でご覧いただけます。
英:THOMAS MASON (トーマスメイソン)
伊:CANCLINI(カンクリーニ)
伊:ALBINI(アルビニ)
そして、レディース向けの《クラシックスタイル》を『エレガント』をキーワードに、今回のフェアを余すことなく存分に楽しんでいただけるようご提案しておりますので、是非ご一読ください。
このエレクタは目付295g/mとたっぷりと原毛を使用している上に、さすがのゼニアクオリティ、光沢感も十分過ぎるほどあるので正に、クラシックスタイル=格上げ、するに相応しいファブリックと言えるでしょう。 このオルタネイトストライプをおススメしたのは、やはりストライプはシャープなイメージを与えますし、何より強さを表現出来るに他なりません。 またネイビーというよりかは深みのあるブルー、と言った方が適切なこの色味は、爽やかさというよりかは清廉なイメージを与え、貫禄を感じさせるスーツスタイルに仕上がります。 おススメStyleは王道のシングル2B、と言いたいところですが、ここは敢えてよりクラシカルさを感じさせる3B中掛け(ハーフ返り)でまいりましょう。 よりショルダーラインを強調させるために肩先をコンケープドさせ、フロントには本バス芯をプラスしてより立体的な仕上りで。 パンツは1プリーツで程よくゆとりを付けつつも、膝から下はしっかりとテーパードを効かせてストライプとの相乗効果でシャープな印象を。 ベストはThat's Order感を醸し出すにはダブルブレスト一択でしょう。 3B中掛けだとVゾーンが2Bよりタイトになるので、それと歩調を合わせるように6B×3がおススメです。 Vゾーンには"THOMAS MASON"のSH800-123(キャバリーツイル)のようにシンプルでありながら強い光沢で存在感を出し、ネクタイはZN22-647のような大柄でインパクトのあるペイズリー柄を合わせてエレガントな雰囲気でまとめるのが私のおススメクラシックスーツStyleです。 スリーピースはジャケットを脱いでもドレッシーさが保てるのが大きな魅力です。 英国式クラシックを楽しむのは絶好の機会ですので、是非クラシックスリーピースを楽しんでください。
ただそれだと更にダブルへの抵抗感が強まるだけですので、仕立ての工夫でそれを相殺させなければなりません。 それはズバリ、イタリアンクラシックStyleです。 ナポリStyleと行った方が分かりやすいでしょうか。 要は肩パッド、余分な付属品を排し、軽く柔らかく仕立てることであり、それがダブルの持つ重たさを軽減させるのです。 この二面性を持つダブルスーツにおススメするファブリックは"canonico"のM22-6712(チャコールグレーペンシルストライプ)です。 イタリアファブリックらしい柔らかな風合いがこのStyleにピッタリハマります。 チャコールグレーも威厳や貫禄を与えるイメージを持った色目ですが、今回おススメするスタイルは頭に白いものがちらほらと目立つようになってきた40代、50代に是非チャレンジして頂きたい。 スーツの色味や髪や肌の色は同系色で渋さを演出し、反面Styleは若々しくドレッシーに、がコンセプトです。 デザインは6B×2のクラシカルスタイルで、ワイドラペル、ウエストのシェイプはややきつめに効かせてストライプとの相乗効果で全体的にシャープなシルエットを目指しましょう。 ボトムはノータック、スリーピース同様テーパードシルエットで、裾はダブルのノークッションで Vゾーンは軽やかなイメージを出して"canclini"のSH800-5(ブルーシャンブレー)がおススメ。 合わせるネクタイは"マローネ・エ・アズーロ"(ブラウンとブルー)に則ってZN22-621(ブラウン小紋柄)はいかがでしょう? 重厚なイメージの中に1ポイント可愛らしさを入れる、これこそ引き算のコーディネートですね。 オーダーはデザイン、仕様をお選ぶことが出来、既製品に比べると自由度が高くなるので、つい色々と付け加えたくなりますが、全体的な纏まりを考えるとメリハリを付けることが大切です。 特にダブルの場合は極めて重要な考え方になりますので、是非オーダーの際にご参考になさってください。
こんにちは。東京店の富田です。 先日、そろそろ秋冬物のスラックスをクローゼットから引っ張り出して穿いてみたところ、 腰回りの横シワを見つけてしまいややショックに。太ってキツク感じると、シワは横に入っていきますから、鏡以上にスラックスは正直ですね。マズイ(汗)、何とか修復可能なうちに、取り戻さなければと焦っております。 それでは、今回のフェアにおける、レディースお勧めスタイルを紹介します。 〝レディースにおいて、クラシックスタイルとは?〟と聞かれると意外に率直な答えが 見つかりませんが、一般的にメンズで謳っているアイテムで言えば、<ダブル仕立て>、<三つ揃え>は共通認識です。 今回はボトムデザインに焦点をあて、〝既製品ではあまり目にすることは無いデザイン〟を、今回の企画に合わせてご提案致します。
マーメイドスカート
お勧めデザイン
お勧め生地
最近、街中でよく見かける<マーメイドスカート>通勤時には、単品で穿いてる方を見かけますが、スカートのドレープ感が優しく揺れて、素敵だなぁ。。。と、見入ってしまいます。 そこで、クラシックスタイルとしてご紹介するスカート丈は、〝膝下のロング丈〟スカート丈によって、全く見え方が変わっていきます。膝丈上ならフェミニンに、膝下丈は、クラシックだったり、モードだったり、生地によっても見え方が変わりますね。 更にジャケットを追加してスーツにしてしまえば、〝何ともエレガントに〟。あまりスーツとして着る事が無い方でも、季節の狭間に、時にはスーツスタイルにしてみるのもお勧めですインナーをカットソウやフリルブラウスを重ねると固くならず、コーディネートの幅も広がります。秋の装い、クラシックスタイルを楽しんで下さい♪
謎なタイトルですが、答えはもうお分かりだと思いますが、ベストです。 ベストはゆとりをそんなに入れないサイズ感で仕立てるため、身体のラインもやや活かした、すっきり見えるアイテムです。〝粋でクール〟な上、〝保温性もあり暖かく(ホット)〟寒がりな女性の方には、大変便利なアイテムですね。 既製品では、あまりレディースベストは見かけませんので、今回のフェアに合わせて、スリーピースでお仕立するのがお勧めです。上下の生地とは別にベストのみ生地を変えて作る「オッドベスト」も対象になります。 ※ベスト単品のご注文はフェア対象外です。 街中でもベストは流行っており、デザイン性が高いものが出回っておりますが、シーズン過ぎたら飽きてしまうこともありませんか?YOSHIMURAでつくるベストなら、『シンプル イズ ベスト』で、飽きずに末永くコーディネートも楽しみながら、ご活用いただけると思います。 是非このタイミングで、ご検討してみて下さい。
いかがでしたでしょうか? 本格的な衣替えを期に、YOSHIMURA&SONSがご提案する『クラシックスタイル』試してみませんか。 時代は《クラシック&ベーシック》であることは間違いありません。 この機会に是非、時代に左右されず、トレンドにも支配されないそんな1着をお仕立てください。