HOME > 新着情報 > 2022A/Wツィード&フランネルフェアのご案内

2022A/Wツィード&フランネルフェアのご案内


ツイード&フラノフェア

今年も早いもので残すところ後1ヶ月半となりましたね。
毎年毎年、この時期に同じことを言ってることが、"この時期ってこんなに暖かかったっけ?"
つい先日の土曜も大阪では24℃!と季節外れの陽気に
暑さに滅法弱い南浦にとっては先日の北海道が懐かしい,,,,,とは言え、札幌もこの時期にしては暖かいらしく、防寒アイテムをしこたま持っていったのに、結局着ずじまいという何とも無駄な旅行になりました。
ただお陰様で十分リフレッシュ出来ましたし、今度はいつ行こうかと来年のカレンダーを見ながら既に計画中であります。

"遊んでばっかりやな!"
と何処からかお叱りの声が聞こえてきそうでありますので、そろそろ気持ちを戦闘モードに切り替えて残りの1ヶ月半、走りきりたいと思います。

そこで今回、皆様にご紹介致しますのは、これもこの時期恒例のフェアとなりました【ツィード&フランネルフェア】であります。

先日開催しておりました【ロングジャケット&コートフェア】でタイミングを逃された方、お得にコートがGET出来るラストチャンスですよ、是非お見逃し無く!
またコートに限らずとも、スーツ&ジャケットのオーダーもOKですので、是非ともこのお得なフェアでNEWアイテムをGETして新たな気持ちで新年を迎えてください。

それでは今回のフェアの詳細をご紹介していきますね

『☆ ツイード&フランネルフェア ☆』

■ 開催期間 ■

2022年11月19日(土)~12月4日(日)

※東京店は毎週水曜日と祝日が定休日のため、11/23の勤労感謝の日、11/30はお休みです。
※大阪店は毎週火曜日・第1・3・5日曜日と祝日が定休日のため、11/20、11/22、11/23、11/29、12/4はお休みです。
※営業時間は次の通りです。カッコ内は大阪店の営業時間です。
平 日  11:00~19:30 LAST ORDER 18:30(10:00~19:00)
土曜日  11:00~18:00 LAST ORDER 17:00(10:00~17:00)
日曜日  11:00~18:00 LAST ORDER 17:00(10:00~17:00)
※東京店は、平日18:30・土日は17:00をLAST ORDERとさせて
 頂いておりますので、ご注文ご検討の際は、お時間に余裕をもってのご来店をお願いします。

■ 対象商品 ■

  • Harris Tweed(ハリスツイード)
  • FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)
  • 葛利毛織 Super140'sフランネル

☆ Special Price ☆
通常本体価格より>>>5,000円OFF!!!
*単品ベストは対象外です。

対象になる生地(フォックスブラザーズ・葛利毛織 Super140’sフランネル・ハリスツィード)は『2022年秋冬版生地サンプル帳』に記載しております。

サンプル帳請求

☆SPECIAL COUPON プレゼント☆

フェアをご利用頂いたお客様に
次回以降のご注文時にオプション5,000円分サービスをご利用頂ける《SPECIAL COUPON》をプレゼント致します!!!

それでは続いて、今回のフェアで対象となる“Harris Tweed”“FOX BROTHERS”“葛利毛織 Super140'sフランネル”それぞれの特徴とオススメのアイテムをご紹介したいと思います。

☆ Harris Tweedの魅力 ☆

Harris Tweed  目付:480g

当社でもとても人気のあるこのハリスツイードですが、何が一番の理由かと申しますと、防寒としての役割と、着込めば着込むほど、柔らかくなっていくその特徴ではないでしょうか。
デニムのように、着用すれば着用するほど、着やすくなり風合いも独特な柔らかさに仕上がっていきますので、まさに着る人によってそれぞれ個性の違う、オンリーワンのアイテムになります。
着ることによって愛着のある1着に育っていくことが愛されている理由の一つです。

1. 素材が堅くゴワゴワする。

一言でウール(羊の毛)といっても実はその種類は百種類ほどあり、それぞれ特徴を持っています。ハリスツイードは、その中でもスコットランド北西のハリス島に棲息するチェビエット種という太い原毛の羊を使い、手織した物をさします。ざっくりとしたナチュラルな風合いは、子羊の新毛に、死毛である「ケンプ」(よく見ると混ざっている白い糸です)を加えることで産まれます。
このためソフトな肌触りのツイードジャケットを求める方には全く魅力のない素材ですが、そのゴワゴワ感や手織のノスタルジックな雰囲気が受け入れられ、古くから好まれている素材です。

2. 弱撥水性

チェビエット種の原毛を使うことご紹介しましたが、どんなウールでも紡いだ段階では原毛には油分が入っています。通常は紡績の段階で脱脂(油を抜く)いたしますが、ハリスは原始的な手紬ですのでこういった作業をいたしません。このため織られた生地にも原毛に含まれる油分がそのまま残っているため、出来上がりの製品は弱撥水性を保ちます。ハリスツイードがアウトドア向けのカジュアルジャケットや普段使いのコートに適しているのはこういった事情によるのかも知れません。スコットランドの片田舎で、漁師達が防寒用に着る服なんかに使われていたのも納得ですね。

3. 強い耐久性

ハリスの知られざるもう一つの特徴は、その耐久性。普通にジャケットを使えば5年どころか10年20年は普通にお召しいただけます。
このため、ハリスをお仕立てになった方は、その後こんな形でお店に立ち寄られるケースが多いです。

<3年ごと・・・>

毎年のメンテナンスはドライクリーニングで結構です。
ですが、ウールは着用によって生地の組織に埃(ほこり)が溜まってきます。
長く着たいジャケット、風合いを取り戻したいジャケットは定期的に水洗いメンテナンスをすると生き返ります。

<5年ごと・・・>

裏地の貼り替え
ハリスは非常に強い素材ですので、使っている内に先に裏地が傷んでしまいます。
このような時は、お店にご持参頂ければ裏地の張り直しをいたします。
(費用 36,000円~)

<10~20年後・・・>

お子さんへのリフォーム。
10年20年着たハリスは経年劣化に伴い何とも言えない風合いが出てきます。
自分が愛したジャケットを子供へも... というのは誰しもが考えることです。
ジャケットによって家族の歴史が紡がれていくなんて素敵ですよね。


いかがでしょうか?こんなに魅力たっぷりの『ハリスツイード』が世界中で愛されている理由が良く分かっていただけたと思います。
「魅力は分かったけど、どういうスタイルがいいのかな?迷うなぁ~」という方にはこれからオススメスタイルとフェアの特典でもあるオプションのご案内を致しますのでご安心を!

☆ ハリスツイード生地のご紹介 ☆

オーソドックス:無地

無地柄は、合わせるアイテムを選ばず、とても気軽に羽織れるアイテムです。ハリスツイードなどの、永く着用できる生地には、このような無地が飽きもこないため、オススメです。
無地は、その着やすさから、ツイードの入門編として周知されていますが、様々な色がございますので、そのような括りではなく、色々試してみてはいかがでしょうか?

オーソドックス:ヘリンボーン

ツイード生地の定番といえばこの「ヘリンボーン」(ニシンの骨を思わせるような山形と逆山形が入り混じった模様) のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。ツイードの持つ柔らかな風合い、大人の渋い魅力を表現したいならこの柄がオススメです。上品な英国紳士のようなスタイルや、クラシック感も演出してくれます。基本的には無地ライクなアイテムになりますので、コーディネートの幅が広い柄です。

アレンジ:チェック&千鳥格子
柄で勝負、個性を楽しむならチェック&千鳥格子がオススメです。
無地やヘリンボーンと比べるとインパクトが強い感じがしますが、ツイードの持つ優しさ、スーツ生地にはない色柄の雰囲気を楽しむのもツイードの良いところだと思います。非常に雰囲気の良い仕上がりになりますので是非チャレンジしてください!

☆ FOX BROTHERSの魅力 ☆

今年創業250周年!を迎えたフォックスブラザーズ社
英国好きであれば、このフォックスブラザーズのファブリックを使ったアイテムを1着は持っておきたい垂涎のブランドと言えるでしょう。
生地の種類やテキスタイルメーカーは数多くあれど“フランネル=フォックスブラザーズ”との事実が確立されているブランドは他には存在しないでしょう。
それは伝統的な製法、大量生産せず品質に拘り、最高のフランネルを世に送り出してきた証左に他なりません。

非常に滑らかな仕上がりであるにも関わらず、ツィードに匹敵する程の丈夫さを兼ね備えているので時代を超えて着用出来るファブリックです。
現に大阪店のお客様で、お父様からフォックスのスリーピースを譲り受け、延べ30年近くお召しになられている方もいらっしゃる程です。
一度現物を拝見致しましたが、型崩れなどもなく、非常に味のある風合いでした。

そもそも英国ファブリックはイタリア製とは異なり、ベーシックな色柄の物を不変的に作り出し続けていく伝統がありますので、コレクションは今も昔もそう大きく変わりません。
ということは、フォックスの生地を使用し、ベーシックなデザイン、中庸なサイジングで仕立てたアイテムはイコール一生物ということになりますね。

☆ 葛利毛織 Super140’sフランネル の魅力 ☆

日本において“ションヘル織機=葛利毛織”との式が確立されていると言っても過言ではないでしょう。
ブランド指名買いの方が多いのは、クオリティ重視のジャパンメイドの精神を感じとれる数少ない機屋(はたや、生地メーカーの事)であるから
その葛利毛織が国産フランネルの最高峰としてリリースしているのが、この“Super140'sフランネル”です。
先にご紹介したフォックスブラザーズのフランネルももちろん素晴らしいクオリティですが、正直この葛利毛織Super140'sフランネルもそれに匹敵する程の仕上がりとなります。
事実、スーツ生地はインポートしか着ない方でも、冬のジャケパンスタイル用のファブリックはこの葛利毛織のSuper140'sフランネルしか着ない、と断言される程魅力的なファブリックです。
このSuper140'sフランネルは当店のラインナップの中で、ゼニアトロフェオ、ロロピアーナオーストラリスに次ぐ細番手のファブリックですからね、そういう点からもこの生地が如何に高品質かお分かり頂けるかと思います。

もちろんスーツでもジャケットでもOKですが、ジャケパンスタイル用として全色パンツで御仕立する、という大人オーダーも全然アリですよね。

☆ オススメスタイルをご紹介します!!! ☆

◇ オススメスタイルNo.1 : ジャケット ◇
Harris Tweed 49,000円(税込価格53,900円)
FOX BROTHERS 52,000円(税込価格57,200円)
葛利毛織Super140’sフランネル 45,500円(税込価格50,050円)

ビジネスカジュアル、リモート&テレワーク、ワーケーションetc、この数年の内にビジネススタイルが大きく変わったのと足並みを揃えるように需要が高まってきたのが、このジャケットです。
スーツはあくまで上下揃えて着る物ですが、ジャケットは様々なボトムと組み合わせる事が前提となっているので、1+1=2でなくコーディネート次第で3にも4にもなる着回し力の高さが今のビジネススタイルと合致したからこそ、スーツに変わって人気NO.1アイテムとなったのでしょう。

特に今回のツィードとフランネルは同じ素材同士色柄違いでのコーディネートや異素材(デニムやコットン、コーデュロイ)との相性もGOODですので、1着あればコーディネートの幅がグッと上がること間違いありません。

◇ ススメスタイルNo.2:コート ◇
Harris Tweed 86,000円(税込価格94,600円)
FOX BROTHERS 90,000円(税込価格99,000円)
葛利毛織Super140’sフランネル 80,000円(税込価格88,000円)

いくら最近が暖冬とはいえ、やはり真冬にコートは必要不可欠なアイテムです。
1年の内に着ることの出来る期間は短いかもしれませんが、その期間内は外出の度にほぼ必ず着る物ですから、防寒性保温性はもちろんの事、一番は耐久性ではないでしょうか。
その点からすると、このツィードとフランネルはデイリーユースのコート素材としては正に打ってつけと言えるでしょう。

確かに防寒性保温性はカシミアには及びません。
しかし耐久性はカシミアよりも遙かに優れているので、多少の悪天候でも気にせずお召し頂けます。

コートは既製品で十分、という方が多いのも事実
しかし色柄やデザインを選べるだけでなく、きちんとサイジングと体型補正を入れるオーダーコートは非常に軽く感じることが可能です。
ある意味、最もオーダーし甲斐のあるアイテムと言えるかもしれません。
是非この機会にオーダーコートをチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

◇ ススメスタイルNo.3:スリーピース ◇
Harris Tweed 89,000円(税込価格97,900円)
FOX BROTHERS 93,000円(税込価格102,300円)
葛利毛織Super140’sフランネル 83,000円(税込価格91,300円)

クラシック&英国回帰、が叫ばれるようになってからというもの、従来のスーツスタイルからベストを携えたスリーピースの人気が一気に高まりました。

確かにベストをジャケットの内に忍ばせるだけで、フォーマル感や男らしさ、力強さが上がるのでファッション感度の高い若年層から支持されるのは当然ですね。
ただそれはフランネルに限ってのことであり、ツィードのスリーピースはカジュアル感、カントリー感が出るので、ツィードランに興じる方々のように趣味嗜好のアイテム、といった側面が強いかと思います。

ツィードのコートやジャケット、ベスト単品では既製品でよく見かけますが、スリーピースとなれば見つけるのは至難の業ですので、オーダーらしさ満載のアイテムとも言えますね。
ONTIMEではフランネルでシンプルなデザインに、OFFTIMEではエルボーパッチノーフォーク仕様などのカジュアルデザインで個性的にまとめるのがオススメです。

☆ レディースのオススメスタイル ☆

ツイード

マニッシュな素材の代表格であるツイードをショートコートのように羽織れる一着に。
“ダブルジャケット”に挑戦されてみてはいかがでしょうか?
6×2の腰のポケットは両玉の蓋付き、ラペルはやや太めがオススメです。
厚手のニット等着込めるよう全体的にゆとり多めのサイジングで、普通のジャケットよりもやや着丈は長めに。
またツイードは堅くてタフ、かなり大雑把な扱いをしてしまったとしても大丈夫!
その耐久性もさることながら弱撥水性もあるツイードは、セットアップもありだと思います。
今季はパンツよりもスカートで、あえてメンズっぽい素材をレディースライクに。
お手持ちのボトムスもデニムやスエード、レザーといったしっかりめの生地感のものを合わせるとジャケットとのバランスがGOODです♪
知的でクラシカルな装いにはグレー系。
レトロでノスタルジックな雰囲気を醸し出すのはブラウン系。
皆さんのお好みはどちらでしょう?

フランネル
フランネル柔軟性・弾力性に優れているので、体にフィットしやすくシワになりにくい。
そのふんわりしつつもしっかりとした生地感は、どの年代の方が着られても上品で落ち着いた印象を与えてくれる、秋冬にしか味わうことのできない素材であります。
またカシミア程とまでは言わずともウール素材としては軽くて暖かいので、今の季節にさっと羽織れる使い勝手の良いジャケットに仕上がりますよ。
オススメはX22-4607濃紺フランネルで、定番のシングル(2B)テーラードカラー。
着丈はレギュラーで防寒のためにノーベントでまいりましょう。
合わせるボトムスはベーシックなタイトスカートとテーパードパンツに。
全体のデザインはシンプルに、あえてボタン裏地“私らしさを”出してみてはいかがでしょう?
紺ブレ風に金ボタン、もしくは白のナットはかなりアクセントになります。
そして少し派手な!?柄裏地でお好みのエッセンスをはめ込み、自分だけのORIGINAL JACKETを完成させましょう。
ノーブルなものからポップなデザインまで幅広い種類の中からお選びいただけますので、まだお試しない方も是非ご検討くださいね。

オススメオプション

各種裏地 1,650円~4,400円(税込価格)
何といっても冬場はニットなども着る可能性がありますから、キュプラの滑りの良さは、欠かせない要素の一つです。
ジャケットはもちろん、コートの裏地に是非オススメします。
キュプラの持つ柔らかさ、吸水性、上記でもご説明している滑りの良さはオススメではございますが、ゴワゴワして強いツイード生地には、耐久性が良く、丈夫さが売りのポリエステル裏地もオススメです。
今年から新しくユニークで大胆な『オリジナルプリント裏地』も仲間入りしましたので是非お選びください。

プリント裏地

各種裏地

本切羽 2,200円(税込価格)+本革バスケットボタン3,300円(税込価格) or メタルボタン4,400円(税込価格)

オーダーといえば欠かせないデザインの本切羽。
男の拘りとして実際にボタンを開けて個性を演出し、遊び心溢れる着こなしを楽しんでいただけます。

プラスでご案内している本革バスケットボタンはツイード生地と相性抜群で生地と共に使えば使うほど味が出ます。
また、フランネル生地でブレザーをという方にはメタルボタンもオススメです。
袖ボタンに使う場合は本切羽をしていないとボタンが垂れてしまうので収まり良くしていただくのにも両方ご選択をオススメします。
両者共に同様のことが言えますので是非お選びください。 新作のボタンも多数ご用意しております!

☆各種ボタンのご案内

裏地・ボタンサンプル

アンコン仕立て 5,500円(税込価格)

ジャケットの裏側の仕様オプションなのですが、少しカジュアル感を出しつつ、高級感のある大見返しはジャケットオプションとして常に上位をキープしています。
裏地でも遊べるため、ジャケット地に合わせた裏地をコーディネートしてみては如何でしょうか?(裏地の色の組合せなど困ったらお気軽にご相談下さい)
春夏物で人気のあるオプションですが、秋冬物でも最近はイタリアブランドを中心にこの大見返しのジャケットが多く見受けられるようになってきております。

以上、今回の【ツィード&フランネルフェア】の詳細をご案内させて頂きました。

世の中がコロナ以前に戻りつつあり、お陰様でこの秋冬は多くのお客様から多くのご注文を頂き、本当に有難い限りです。
嬉しい悲鳴でありますが、このタイミングで品切れも多々発生している状況でありますので、冬物アイテムのオーダーをご検討の方は是非今回のフェアをご利用ください。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。


back number

過去のback number