2024年1月16日更新
こんにちは。東京店の河本です。 急な気温の低下で真冬の寒さが続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 寒暖差により体調を崩される方も多くなっていますので、皆さんご体調には十分お気を付けてお過ごしください。 さて 2024年が始まり早2週間が経ちましたが、新年の賑やかなイベントごとや仕事もひと段落し、ようやく落ち着いてきた頃かと思います。 YOSHIMURA&SONSも新年1発目の大イベント「初売りセール」を無事終えたところですので、例年であれば店舗も少し落ち着きを取り戻すところです。 しかし!今年は違います。 初売りが終わった直後ではありますが、直ぐに商材を入れ替え、今季の秋冬新作生地を対象とした、ヨシムラの恒例イベント『秋冬物@セール』が只今絶賛開催中です! 〈値段で勝負!〉の初売りに対し、生地の幅・デザインの幅・コーディネートの幅と、選り取り見取り選べる《質で勝負!!!》が魅力の@セール。 更に今年は、年始からのお祭りをより盛り上げていこうと、週ごとに特別価格でお仕立ていただける【目玉商品】もご用意したとっても嬉しい&楽しいイベントとなっています。 秋冬生地をお得にお仕立ていただける今年最後のチャンスですので、皆さんこの機会に是非ご利用ください。
さて、お得にお仕立てを楽しめる@セールですが、既にヨシムラでお仕立て頂いているリピーター様には、ただお仕立てがお得になるだけでなく〈+α〉でサービスを受けられる《リピーターサービス》をご用意しております。 今年は、せっかくオーダーするなら、上質で本格的な仕立てを楽しんでいただけるよう、『お台場仕立て』と《アンコン仕立て(大見返し)》をサービスさせていただいていますが、実際にこれらの仕様ってどういったものなの?と疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、この『お台場仕立て』b>と《アンコン仕立て(大見返し)》について改めてご紹介したいと思います。 それぞれの良さを知ることで、自分の求めているスタイルに合う仕様はどちらなのか、が明確になり、よりお仕立てが楽しくなりますので、是非最後までご覧ください。
ジャケットの内ポケット周りを表地で囲った仕立てを指すこの『お台場仕立て』。 裏地より強度の高い表地を、内側の脇下まで繋げていることで「ジャケットの型崩れ」を防止する効果があります。また、生地を通常より多く使っていることで、見た目もゴージャス感のあるお洒落なデザインとなっていますので、見えない部分ではありますが、ちょっとした特別感も味わうことが出来ます。機能性とデザイン性を兼ね備えるお台場仕立ては『ひと手間かけた高級仕立ての代名詞』として非常に人気のある仕様の一つです。
当社では、2種類のお台場仕立てからお選び頂くことが出来ます。 1つは「丸台場仕立て (一枚台場)」。 こちらは、生地(表地)1枚を内側のポケット周りから脇の下まで継ぎはぎなしで丸く囲った仕様のため、生地を多く使用している贅沢な高級仕立てとなっています。 ※生地を直線的に縫うのではなく、カーブさせて丸く囲うように縫うというのも非常に難しい作業ですので、ここでもかなりの手間がかかっています。
もう1つが「角台場仕立て (ハギ台場)」。 こちらは、丸台場のように1枚の生地で繋がっているのではなく、内ポケット周りを囲う生地を後付けしているため、やや簡易な仕立てとなっています。角台場は、丸台場に比べ直線的なデザインですので、スタイリッシュなデザインがお好みの方にはオススメです。
基本的にお台場仕立てをお選びいただいた方には、贅沢な高級仕立てである丸台場をお付けしますが、上記のように直線的でスタイリッシュなデザインがお好きな方は、是非角台場をお付けください。
お台場仕立ては「型崩れ防止」「見た目の高級感」の他、内ポケット周りが表地になりますので、その分胸周りを立体的にする効果もあります。 胸周りが立体的であるということは、絞られているウエストにかけて強弱が生まれますので、より生地本来の光沢を味わうことができるのです。
また、構築的なシルエットも形成されるので、英国調のクラシックで男らしいスーツスタイルを演出することもできます。 特に肩パットをしっかり入れることで、肩回りから胸周りにかけての立体感がより強調されますので、古き良き重厚感のあるスーツをお求めの方には非常にオススメです。
アンコンとは、「アン・コンストラクティッド-unconstructed」を略した言葉で、日本語に訳すと「非構築的」という意味になります。 スーツの仕立てでいうと、一般的な総裏や背抜きの仕立てよりも素材を省き、構築的なシルエットを作らない、ということです。 また、見返し(ジャケットの裏側にくる表地)部分を贅沢に広く取ることから『大見返し』とも呼ばれています。
従来のスーツ(ジャケット)の仕立てでは、ジャケットの裏地を含め、毛芯、接着芯、肩パット素材と呼ばれるものが、外側から見えない内側の部分に入っており、これらで構築的なシルエットを作っています。 ただ、アンコン仕立ての場合は、こういった内側の素材を極力省いて仕立てます。 その為、素材が入っていない分ソフトで軽い着心地になり、また全体的にカチッとした印象ではなく、柔らかいリラックス感のある印象に仕上げてくれます。 また、このアンコン仕立ては、ただ単にリラックス感のある印象を与えるだけでなく、上品になびく生地が美しいことから、エレガントな印象も与えてくれるのです。 このように、一般的な仕立てと違い「芯」(内側の素材)を極力使わず、品のあるシルエットに仕上げるためにどうすればよいか、と考え抜かれた仕立てが、このアンコン仕立てです。
“軽い仕立て=盛夏用”というイメージがあると思いますが、今の時代はカジュアル化も進んでいることから、秋冬シーズンでもアンコン(大見返し)で仕立てる『ソフトで軽やかな着心地』のスーツ・ジャケットが主流になりつつあります。 中でも特に注目されてるのが、《冬用の肉厚生地×アンコン仕立て》
肉厚生地と言えば、ツイードやフランネル生地などがありますが、何よりものすごく暖かいですので、真冬用のスーツ・ジャケットとして1着持っておきたいですよね。 ただ、よく挙げられる声として、肉厚生地であるが故に「着心地が重い」という弱点があります。確かに肉厚な分、目付(生地の重さ)もかなりヘビーウェイトですので、暖かさは抜群とはいえ、どうしても着心地は重くなってしまいます。 しかし、アンコン仕立てで仕立てれば、内側の素材は極力省かれますので、肉厚生地でもソフトで柔らかい軽やかな着心地を得ることができるのです。 暖かい上に、肉厚生地のデメリットをカバーした着心地の良さも味わえる。これがアンコン仕立ての魅力です。 もちろん程よい目付の秋冬生地での仕立てもオススメですので、軽やかな着心地をお求めの方は是非お試しください。
ヨシムラでは、お台場仕立てを含んだ定番の「クラシコ仕様」。そしてアンコン仕立てを含んだ新オプション「クラシコカジュアル仕様」とお得なセットオプションを2種類、各11,000円(税込)でご用意しております。 ですが、今回の@セールリピーターサービスでお台場・アンコン仕立ての5,500円(税込)分がサービスになりますので、これらのセットオプションが11,000円から▲5,500円された5,5000円(税込)でお付けすることができます!
このように、ただでさえお得なセットオプションが、@セールリピーターサービスで更にお得にお付けできるようになりますので、本格的なお仕立てを楽しみたい方は是非お選びください。 ※「クラシコ仕様」「クラシコカジュアル仕様」についての詳しい内容はこちらからご覧ください。
以上、今回は絶賛開催「秋冬物@セール」のリピーターサービスである『お台場仕立て』と《アンコン仕立て(大見返し)》についてご紹介しました。 どちらも上質で本格的な仕様となっておりますので、是非ご参考いただき、自分のスタイルに合わせてお選びいただけたらと思います。 それでは、引き続き皆さんのご参加を心よりお待ちしております。