2024年10月7日更新
甘く優しい金木犀の香りから秋の深まりを感じますね。 秋は、〇〇の秋とよく表現されますが、読者の皆さんは○○の中にどんなワードを入れて秋を楽しみますか?! 私東京店SHOPMASTER(佐野)が○○の中に入れるワードと言えば、もう皆さん答えを想像できているかと思いますが、、、ここは秋が深まってきたこともありますので、あえてお伝えさせていただきます。 答えはもちろん、、、『ファッション』一択です! 心地の良く過ごしやすい『秋』は、気持ちに少し余裕ができてくるので、ファッションに対するモチベーションも上がってきますよね。 毎朝『今日は何を着ようかな?』とクローゼットに行く時間が楽しい日々が続くこれからの季節はファッション好きにはたまらないですね。
さて、 そんなファッションへのモチベーションが上がってきている皆さんに質問です。 2024年秋冬コレクションはご覧いただけましたでしょうか?? YOSHIMIURA&SONSの新作生地コレクションを見て触れて楽しめる、生地サンプル帳【DIPLOMAT】をなんと無料で貸し出しておりますので、高まってきたファッション欲を満たすためにも是非生地サンプル帳をご請求ください!
機能性素材はポリエステルが主体の生地。 これを聞いて『ん?ポリエステルだって?それをオーダーで、、、』とあまりいいイメージを持たない方も多いかもしれませんが、、、ご心配なく。 ポリエステルの生地と聞くとマイナスイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、こちらをご覧ください。
どうですか?天然素材とポリエステル素材、どっちがどっちなのか正直分からなくないですか? (答えは>>>左:ポリエステル素材 右:天然素材) 天然素材の持つ表情や、色見や風合いが見事に表現されていることに驚きます。 そこに天然素材にはない機能性(ストレッチ性、ウォッシャブル性etc,,,)がプラスされているとしたら、、、嬉しいに決まっていますね。 さらに、COOL(高見えする)な理由は、オーダーで仕立てるからこそ。 この手のスーツ(ジャケット、パンツも)って既製品でも見ますが、どこかチープに感じてしまいませんか。 生地がポリエステル素材だからと言うのもありますが、一番は着る人の体にフィットしているかいないかです。 COOL(高見えする)するのは、着る人のフィット感とバランスが取れているか。 それを実現できるのはオーダーじゃないとできません。 高見えする1番の理由は、《オーダーで機能性アイテムを仕立てる》これに尽きます。
ONでもOFFでも、リラックス感のある洋服が今の時代のスタンダードになりつつあります。そんな中ストレッチ性は最も外せない生地の機能面の一つです。 動画をご覧いただければ良くお分かりいただけるかと思いますが、このストレッチ性があるからこそ、ストレスフリーな着心地を生んでくれます。 また、このストレッチ性は防シワ効果も抜群です。体の動きに合わせて生地が伸び縮みすることで服に入ってしまうシワを防いでくれるのも嬉しいところ。 特に出張の多いビジネスマンの方は、快適(ストレッチ)にリラックスした状態で移動でき、シワもより辛いことから、シャキっとした状態で取引先と商談。なんて使い方ができるのって嬉しくないですか。移動の多いビジネスマンは必見です。 洋服にも体にもストレスフリーで着られる素材は、デイリーユース(日常使い)にはもってこい。 是非一度このストレスフリーな素材感をご体感ください。
機能性素材はON/OFF兼用でデイリーに使えるとご案内してきましたが、この3つ目のC である、CLEAN は絶対に欠かすことが出来ない要素。 スーツを主としたオーダーアイテムはもちろんクリーニングで。。。←それって手間じゃないですか? デイリーに使えるものでこそ、ケアは楽じゃないと使えませんよね。 機能性素材はウォッシャブル性も大きな魅力の一つで、ご自宅の洗濯機で洗う事が可能。 汚れても気兼ねなく自宅で洗える気楽さは、クリーニング屋にもっていく手間とコストを削減する、タイムパフォーマンスの高さは見逃せない要素。 着用時に一番付く汚れは《汗》かと思いますが、ドライクリーニングでは汗(水溶性の汚れ)は落ちないのってご存じでした? 水溶性の汚れ自宅の洗濯機で水洗いすることで、気持ち良く快適に着ることが出来ます。 洋服にもお財布にもそして体にも優しいウォッシャブル性に是非注目してください。 また、ウォッシャブル仕様を加えることで着心地が快適に。 画像をご覧になってください。水捌けと通気がいいように、ポケットの袋地、腰裏マーベルト、裏地まで全てメッシュ仕様になっている点に注目。 また、このメッシュ仕様は、蒸れを軽減するだけじゃなく、実際洗濯をした際に、水切れがよく、通常乾きにくいポケットの袋地を早く乾燥させるのに役立っています。 機能性素材でのお仕立て、特に洗濯の多いパンツには絶対取り入れたい仕様ですね。 機能性素材の『3つのC』をご案内しましたがいかがでしたでしょうか。 天然素材にはないその新しいキャラクターは、オーダーをもっと身近に感じていただける生地だと確信しております。 《オーダー=ビジネス 》そんなイメージを捨て【オーダー=デイリーユース】にイメージを切り替えていけたら嬉しいです。
さてここからは、2024年秋冬にラインナップされた新しい機能性素材を改めてご紹介します。 個性豊かなキャラクターを持つ機能性素材の魅力を是非ご覧ください。 ご紹介する生地は全て、《2024年秋冬生地サンプル帳Diplomat》に掲載されておりますので、是非ご請求くださいね。 生地に実際に触れてみることでより生地の魅力を感じていただけます。 ご自宅で生地の表情やストレッチ性を是非ご確認ください!
『軽くて薄い、伸びるコーデュロイ』 今回ご紹介する機能性素材の中でも、一番カジュアル性が高い生地感は、どう料理しようか?と仕立ての幅が広いのが特徴です。 表面の畝部分のみを起毛し、裏面はさらさらとしているため肌触りは抜群。 また、一般的なパイルカットコーデュロイと異なり毛房も抜けにくく、生地はやや薄めで扱いやすいのが特徴です。 スーツとして仕立てた際もごわつかず皺にもなりにくいため、綺麗目ですっきりとお召いただけます。 濃紺・ブラウン・ベージュの3種類とベーシックなカラー展開ですから、色々なアイテム・素材とも組み合わせがしやすく、ビジカジスタイルで使いやすいのも嬉しいところ。 ゴワゴワしないスマートなコーデュロイを是非ご体感ください。
『これ本当に化繊生地???』 先に実はCOOL(高見えする)でご紹介したこの《4WAY ACTIVE SETTER》どこからどう見てもパっと見(じっくり見ても)ウーリーなその表情は、もう天然素材(ウール)と見分けがつきません。 生地の見た目はウール、そしてウール100%にはない残り2つのCである、COMFORTABLE (ストレッチ、防シワ)CLEAN(洗える) が加われば、どれだけ優秀な生地かお分かりいただけますよね? ストレスフリーなスーツをお求めならば、この生地は間違いなくフィットします。 (特に出張が多いビジネスマンは1着持っていると絶対に重宝します!) もちろんスーツだけじゃなく、普段使い用のスラックスとしてのお仕立ても、洗えて快適な生地感だからこそ挑戦しやすい生地だと思います。
『吸湿発熱性・保温性・透湿性・ストレッチ性』 この《2WAY ソフトサーモ》はまさに冬の洋服に嬉しい機能が詰まった生地。 優れた吸湿発熱・保温機能を持ちながら、蒸れを外に逃がしてくれるという機能性素材というのが1番のチャームポイント。 起毛したやや肉厚な生地感に、吸湿発熱・保温機能が付いていることで、寒くなる冬に暖かい着心地を楽しんでいただけます。 パンツでお仕立てした際は、《タイツいらず》で暖かくお過ごしいただけます。 暖かいだけじゃなく、動いたりして汗をかいてしまった時は、蒸れを外に出してくれて、パンツの内部環境を快適に保ってくれる優れもの。 また、風合いも非常に素晴らしく、ソフトでふんわりとした生地感と両面起毛による優しい肌触り、そしてまるでウール生地かのような綺麗な見た目は、化学繊維だけで作られたものとは到底思えないクォリティーです。 ネイビー・グレイの千鳥格子と、ブラックウォッチとハイパフォーマンスの生地ではありますが、クラシックな色柄でのラインナップ。 寒い時期のゴルフパンツ用なんて、スポーティーな使い方もとってもオススメです。
『品のあるカジュアルなウールライク素材』 そんな言葉がしっくりくる《T/R ダブルニットプリント》 ダブルニットの名前の通り、二重構造に編み上げられたニットで、コシがありカールしにくく、標準的ニット生地の倍近い厚さと、伸縮性は通常のニットよりも優れており、型崩れもしにくいのが特徴。 上記の特徴から、ニットと聞くとジャケットを想像してしまいますが、二重構造で耐久力があり、伸び縮みのキックバックもしっかりしていることから、パンツのお仕立ても安心してチャレンジしていただけます。 使い勝手のいい無地、ウーリーな霜降り感のある杢調の生地から、クラシックなグレンチェックまで今回の機能性生地の中でも柄数は断トツで多く、それだけ色々な可能性を秘めた生地とも言えます。 《2WAY ソフトサーモ》と同様、ストレッチ性を活かしてゴルフパンツとしての利用も大変オススメです。 以上2024 AUTUMN&WINTER 機能性素材ラインナップをご覧いただきました。 COOL(格好良く) COMFORTABLE (ストレッチで快適)CLEAN(清潔に、洗える)と『3つのC』が嬉しい生地でお仕立てに是非チャレンジしてください。 さて、そんな魅力的な機能性素材の中から、大阪店SHOPMASTER(河本)が、とにかくこの秋冬オススメしたい生地をピックアップしてプレゼンしてくれますので、是非ご覧いただきお仕立ての参考にお役立てください。 それでは、大阪店SHOPMASTER(河本)が暑く語らせていただきます。
今回の秋冬機能性シリーズで特にイチ押しなのが、この『8W トリコットコーデュロイ』 私、河本が今季最も惚れ込んでいる生地であります。 それもそのはず、先ず見た目がもう「コットンのコーデュロイ」そのもの。本当にポリエステルで作られているのかと疑うほど、クォリティーの高い生地です。 でも実際生地を触ってみると、、、これまた “凄い” の一言。 機能性素材ならではの〈ストレッチ性〉〈軽量性〉がしっかり備わっており、更に〈保温性〉にも優れているという、言うことなしの逸品です。 そのため、本来のコーデュロイ(コットン製)の重くて硬く伸びない生地感では避けられがちなジャケットも快適にお召しいただけますから、よくあるスラックスの仕立てはもちろん、セットアップとしてやジャケット単品でのお仕立ても非常にオススメです。 この秋冬シーズンに是非、お試しいただきたいですね。
そこで、皆さんにはこの『トリコットコーデュロイ』で様々なコーディネートを楽しんでもらうべく、これよりセットアップ・ジャケット・スラックスそれぞれのオススメの着こなし方をご紹介したいと思います。 見た目良し着心地良しでビジカジ~プライベートスタイルまで幅広く着こなせる万能生地ですから、今後のコーディネートの参考までに是非最後までご覧ください。
『トリコットコーデュロイ』では、先ず〈セットアップ〉でお持ちいただき、ジャケット・パンツの単品使いもしながら様々なコーディネートを楽しんでもらいたいですね。 そんなセットアップでは、ドレスダウンしたカジュアルライクな着こなしがオススメ。 もちろん、ビジネスライクな着こなしに落とし込んでも面白いですが、やはりここはコーデュロイの持つ洒落感を生かしたいところです。
ビジカジスタイルであれば、ボタンダウンシャツにローファーを合わせたコーディネートが鉄板。タイドアップ用の例えばワイドカラーシャツ、ではなく「ボタンダウンシャツ」。スーツ用の例えばストレートチップ、ではなく「ローファー」といった、各アイテム少し崩したものを選ぶのがポイントです。
プライベートスタイルであれば、カットソーや薄手のUネックニットに、スニーカー・ローファーを持ってくると、着飾りすぎない抜け感のある着こなしを楽しめます。 どうしても普段着にセットアップを取り入れると、それはそれでいいのですが、 “ちょっとキメてる” ような印象に映ってしまいがちですので、こうしたカジュアルなアイテムで合わせるのが、コーディネートから大人の余裕を感じさせるポイント。 なお、カットソーをポロシャツに、Uネックニットをモックネックやタートルに変えてもgoodです。
ジャケットスタイルで重要なのは、パンツ選びです。 コーデュロイは縦に入った畝が特徴的で、特にトリコットコーデュロイの畝はやや太めとなっていますので、たとえタイト目なサイズ感でジャケットを仕立てても、少しボリューム感のある見え方になってしまいます。 また、そもそもカジュアルな印象が強い生地のため、基本的にはサラッとしたベーシックなウールスラックスや、タイト目なパンツを合わせるのは避けたいところです。 それを踏まえ、コーデュロイジャケットに合わせるオススメのパンツは、「チノパン」 (コットンパンツ)です。
それぞれの持つカジュアルな雰囲気が上手くまとまったバランスの良いコーディネートになりますから、まずこれを押さえておけば間違いありません。 あとは、インナー・靴を調節するだけ。 ボタンダウンシャツやニット、ローファーを合わせればアメトラ風の着こなしになりますし、カットソーやスニーカーを合わせればプライベートらしい洒落た着こなしが楽しめます。 個人的には、ボタンダウンシャツ×ニット×ローファーを合わせたトラッドスタイルを堪能いただきたいですね。 なお、コーデュロイジャケットは「デニム」との相性も抜群ですので、より崩した着こなしがお好みでしたら、是非合わせてみてください。
スラックスの単品使いは、セットアップやジャケット単品の着こなしに比べ、比較的簡単です。 一言でいうと “コーディネートは無限大” これに尽きます。 既製品でもよく販売されていますから、皆さんもよくお分かりかと思いますが、コーデュロイのスラックスは本当に使い勝手がよく、どんなアイテムにも合わせることができます。 ただ、多くの方はプライベートでの着用がほとんどだと思いますので、今回はジャケットとコーディネートとしたビジカジスタイルを提案したいなと。
私のオススメは、圧倒的に「紺ブレ」とのコーディネート。 オックスorチェック柄のシャツに、レジメンタルタイもキュッと締めて、靴はペニーローファー。はい、たまらなくカッコ良いです。迷ったらもうこれ一択でOKです。 コーデュロイのスラックスを持ってくることで、他のウールスラックスやチノパンに比べ、より一層洒落感も強くなりますし、以外とやられている方も少ないのですので、他の人と被らない唯一無二の着こなしを楽しめますよ。
ただ、上記の着こなしはベージュ・ブラウンのコーデュロイスラックスに限ります。 では、もう一色ご用意しているネイビーコーデュロイのスラックスについてはというと、オススメはクラシックにまとめたジャケパンスタイル。 ジャケットは英国調の黒×白グレンチェックや千鳥格子 (フランネルがオススメ!)、ネクタイもクラシカルな小紋柄で締めて、靴は黒のタッセルローファー。 全体的にシックな印象ながらも、コーデュロイの遊び心もある。 そんな絶妙に中和された着こなしも、この生地ならではで非常に面白いです。 是非お試しを。