2025年9月5日更新
残暑厳しい9月ではありますが、時折感じる秋の風に季節の移り変わりを感じる今日この頃。秋の足音が近づいてきていますね。 皆さん、もう秋ですよ!まあ、暑いには暑いですが、、、。もう一度言いますね。 『秋』はもうスタートしております!特にココYOSHIMURA&SONSでは。 新シーズンの始まりを告げる【2025 AUTUMN&WINTER SPECIAL SELECTION】をお届けしましたが、皆さんもうご覧いただけたでしょうか。まだよ。と言う方は是非珠玉の秋冬コレクションをご覧ください。
さて皆さん、次のシーズンに向けての洋服の準備始めていますか?! 私東京店SHOPMASTER(佐野)は、そろそろ仕込んでおいた第一弾が仕上がってくる頃ではありますが、例年通りの物欲に溺れてしまいそうです。(汗) そんな私の事はさておき、話を元に戻しますが、皆さん、9月に入りましたし、そろそろ次のシーズンについて考え始めましょう! 秋冬コレクションも立ち上がり本格的なシーズンが始まる今の時期だからこそ、ゆっくりと次の仕立てについて考えるにはピッタリではないでしょうか。何を仕立てようかなと悩めるいい時期だと思います。 と言うことで、 皆さんに次のシーズンについて色々と今のうちにプレゼンしようと考え、今年は是非コレ着てほしい!という、新作生地を使用したオススメなスタイルをご案内します。 【自由度が高い】お仕立てを楽しめる生地を中心にセレクトした、今ままでとは一味違う25年の秋冬コレクションをご用意しましたので、どんなアイテムを仕立てようか??と楽しく悩んでいきましょう。 さて、まずは今年の秋冬絶対に外せない、このスタイルからご紹介していきます。 是非皆さんもチャレンジしてください。
オーダーで【真のカジュアルスタイル】楽しんでみませんか? 春夏は超軽量ジャケットとして、人気を博した《コンフィージャケット》ではありますが、コンフィージャケットの本当の魅力は、、、、【ジャケットが柔らかい表情で仕上がること】です。 ジャケットに使われる、芯地から裏地や肩パットなど全て省いてしまい、生地のみでジャケットを仕立てる、【一枚仕立て】だからこそ表現できる、柔らかい表情はカジュアルスタイルにはピッタリ! 一枚仕立ての『柔らかさ』そして、【圧倒的な軽さ】この2つが掛け合わさる事によって、気軽に着られる《本当の意味でのカジュアルジャケット》に仕上げることができ、今までのオーダーでは表現出来なかった【真のカジュアルスタイル】を楽しむことができるって訳です。
肩肘張らない本当の意味でのカジュアル。
デイリーにオーダーを楽しんでいただける、新しいオーダーの形としてとにかくオススメです。 さて、ここからは、そんなコンフィースタイルと相性抜群な生地を色々とご紹介していきますので、是非今年の秋冬はカジュアルにオーダーを楽しんでいただければと思います。
○DIPLOMAT SILVER LINE掲載 コンフィーセットアップ:本体価格 66,000円(税込) コンフィージャケット:本体価格 44,000円(税込)
とにかくカジュアルに、とにかく快適(ストレッチ)にコンフィースタイルを楽しむならば、機能性素材は絶対に外すことはできないですね! COOL(高見え&格好良く) COMFORTABLE (抜群のストレッチ性、防シワ)CLEAN(清潔に、洗える) と【3つのC】を兼ね備えた、デイリーに気兼ねなく使える点は、他のどの生地にもマネできません。 秋冬カジュアルにはかかせない、《コーデュロイ》や、モンスター級のストレッチが魅力の《デニム生地》等、カジュアルで馴染み深い生地に今年は是非ご注目を。 デイリーに使える、コンフィースタイルを楽しむには機能性素材を選べば間違いありません。
○DIPLOMAT GOLD LINE掲載 コンフィーセットアップ:本体価格 93,500円(税込) コンフィージャケット:本体価格 60,775円(税込)
ソフトで風合いの良いフランネル生地でのコンフィースタイルは、上品な大人カジュアルを楽しむにはピッタリです。 一枚仕立てで仕立てるコンフィージャケットは、素材の良さをダイレクトに味わう事ができる贅沢な1着になる事は言わずもがな。 今年はカラーバリエーションも増やし、色鮮やかでソフトな着心地を楽しめる、【CANONICO Super100’sフランネル】は挑戦していただきたいイチオシ生地です。 安定感のあるSuper100‘sのフランネルは、程よい耐久力とハンドリングの良さでデイリーに使うには持ってこい。 カジュアルはもちろん、紺やグレーを選択すれば、少し畏まったフォーマルシーンでも対応可能です。 個人的なイチオシは、【M25-6637:ブルー】と【M25-6638:ボルドー】です。 エレガンスを感じるカラーリングをお楽しみいただきたいです。
○DIPLOMAT PLATINUM LINE掲載 ※DIPLOMAT掲載は9月末です。 ※店頭には生地のご用意がございます。 コンフィージャケット:本体価格 77,000円(税込)
遊び心のあるカントリーテイストなコンフィースタイル試してみませんか?? 英国ブランドである、【MARLING&EVANS】らしい、ちょっと土臭い英国カントリー調のテキスタイルデザインは、カジュアルスタイルにもハマります。 少しヘヴィーウェイトな生地で耐久性もあり、デイリーに使いたいコンフィージャケットとの相性もピッタリ。 私が仕立てているのは以前お伝えしたと思いますが、出来上がりましたらリアルな着用体験をお伝えしていこうと思いますので、お楽しみに。。。 シンプルな紺ジャケットの次は、《柄物》を揃えていきましょう。
コンフィースタイルもいいけど、やっぱりオーダーだからこそ定番は外せない。。。 その気持ち分かります。 そんなあなたのために、ジャケットとの定番、そしてマスターピースと言っても過言ではな【紺ブレ】&【紺ジャケット】の用意も忘れていませんよ。 もう耳にタコができるほど、『ジャケットはとにかく紺で!』とお伝えしてきましたので、その魅了はお分かりかと思います。 先程お伝えした、紺ジャケットの次は柄物でと言いながら矛盾していますが、やはり、ベーシックな《紺》は何着でも欲しくなってしまう魅力があります。 ここで私から1つご提案です、『今年は是非ダブルで!お仕立てください。』 シングルの次はダブルを是非。 魅力的な《紺》を今年も沢山ご用意しました。
○DIPLOMAT PLATINUM LINE掲載 シングルジャケット:本体価格 77,000円(税込) ダブルジャケット:本体価格 81,400円(税込)
コンフィーとはまるで正反対な位置にいるような、硬派で無骨な《紺》。 その存在感たるやこれから紹介する紺生地とは一線を画しています。 その名も、、、英国の名門《ウィリアム・ハルステッド》の【ダブルホップサック】です。 名前にダブルとあるように、通常のホップサック生地のザックリとした目が大きくかつ、目がギッシリと詰まっており、目付は驚異の『580g/m』と言うのだから驚きです。 とにかく存在感のある《紺》をお探しでしたら、この生地をお選びください。 後悔させません。(私も欲しいなぁ~。。。)
○DIPLOMAT PLATINUM LINE掲載 ※DIPLOMAT掲載は9月末です。 ※店頭には生地のご用意がございます。 シングルジャケット:本体価格 78,650円(税込) ダブルジャケット:本体価格 83,050円(税込)
ベーシックな《紺》をお求めならば、【MARLING&EVANS 3PLY CLASSIC】がとにかくオススメです。 3本の糸を撚り合わせて1本の糸にした《3PLY》のコシのある糸で織り上げた、こちらも目付420g/mというヘヴィーウエイトの生地は、ハリコシと弾力があり、デイリーユースにもピッタリ。 名前の通りクラシカルな雰囲気を醸し出しつつ、ドライでマットな表情はシーズンレスに使え、どんなアイテムとも相性のいいオールラウンダーなところもチャームポイントです。 私も愛用しておりますが、仕立て本当に良かったな~と大満足です。
○DIPLOMAT GOLD LINE掲載 シングルジャケット:本体価格 55,055円(税込) ダブルジャケット:本体価格 59,455円(税込)
いつも安定感と安心感のある生地を織り上げる日本代表の【葛利毛織】は、デイリーに《紺》を楽しんでいただくには外せない生地メーカーです。 そんな葛利毛織の《モヘアツイル》は、独特のシャリ感とキラリと光る美しいツイルの艶感を楽しめ、程よい目付340g/mでオールシーズン使えるのがポイント。 ションヘル織機特有のふっくらとした生地の仕上がりで、着用すればするほどに、この生地の良さが分かる、じっくり着て育て上げる楽しみも感じていただけるはず。 インポート生地では味わえない国産生地の深みを是非この生地で感じていただけたら嬉しいです。
コンフィースタイルを完成させるうえで忘れてはならないアイテムである、【ドレスポロ】も秋冬素材でお楽しみいただけます。 テーラードスタイルをドレスダウンすることや、カジュアルスタイルをドレスアップすることができる、シャツのNEW STANDARDと言っても過言じゃないほどの使い勝手の良さにファンになった方も多いはず。
秋冬らしいウォーム感のあるカラー展開に、ケーブルニットのような立体感のあるザックリとした網目でカジュアル感のある生地感が魅力。 カラー展開や素材のバリエーションは、情報をもう少しでリリースできると思いますので、楽しみにお待ちください!
秋冬版も良い出来です。長袖で仕立てることはマストですね。 この調子だと、今年の秋冬のシャツは全てドレスポロになりそうです。 個人的にとても楽しみにしています。
さて、秋冬コンフィースタイルに始まりベーシックな《紺》そして、コンフィースタイルに欠かせない、《ドレスポロ》と続けてご紹介してきましたが、ココでどうやら大阪店SHOPMASTER(河本)から皆さんにオススメしたい?! 今年の1着をお披露目してくれるそうですので、注目していきましょう。
さてさて 東京店SHOPMASTER(佐野)が今季の着用分を紹介しているということで、ちゃっかり便乗させてもらい、、、いや!皆さんきっと気になっているはず!? 私、大阪店SHOPMASTER河本が仕立て中の着用分もご紹介したいと思います! 今季も良い生地がめちゃくちゃありますからね。 当然悩みに悩みましたよ。(一番楽しい至福の時間ですね!) そんな目移りするラインナップの中から、 私、河本が今季AWの相棒として選んだのは・・・こちら!!!
”今季もカラーモノの河本は健在!” いうことで、ジャケットは〈CACONICO Super100’sフランネル/ブルー〉、スラックスは〈8Wトリコットコーデュロイ/ホワイト〉をチョイス。 冬だけど敢えてライトな寒色系のアイテムで構成したジャケット&スラックスを今季メインの相棒としました!
○DIPLOMAT GOLD LINE掲載 ジャケット:本体価格 60,775円(税込)
ジャケットは、フランネル特有の柔らかい風合い、そしてブルーのカジュアルライクな雰囲気を生かせるようと、あの最軽量ジャケットモデル《コンフィージャケット》にて、全体的にナチュラルで軽量感のある仕立てにしております。 これにより、見た目の良さはもちろん、フランネル生地でも暖かさを残しながら軽いストレスフリーな着心地を楽しめますので、やはり重量感のある秋冬生地こそ、コンフィージャケットでの仕立てが最適かもしれません!
○DIPLOMAT SILVER LINE掲載 スラックス:本体価格 22,000円(税込)
スラックスは、ジャケットの柔らかい風合い・カジュアルライクな雰囲気に合わせ、リラックス感のあるルーズなシルエットで仕立てております。 また、デザインもベルトレスにサイド尾錠など、ドレッシー且つ洒落感のあるデザインを各ディテールに忍ばせていますので、スラックスだけでも非常に存在感のある1本になるかなと。 このトリコットコーデュロイは、機能性素材とは思えないほど見た目が本物のコットンコーデュロイそのもののですから、その辺りの仕上がり具合も楽しみですね。
さて このジャケット&スラックスのジャケパンスタイル、一体どうコーディネートしましょうか。 個人的には、アイテムだけで見るとかなりカジュアルですから、コーディネートを引き締めるためにも『タイドアップ』が最有力かなぁと思っています。 でも『秋冬ドレスポロ』を合わせても絶対カッコ良いだろうなぁとも思ったり。 今は、そんな妄想を勝手に一人でしながら仕上がりを待っています。 予定では、来週か再来週には仕上がってくるはずですので、どこかのタイミングで必ず紹介させていただきますね! それまで皆さん是非、楽しみにお待ちください!
いかがでしたでしょうか。 皆さん次のシーズンについて考えがまとまってきたら嬉しいです。 今年の秋冬は【コンフィースタイル】で是非カジュアルにオーダーを楽しんでいきましょう!