執筆者:大阪店 河本
皆さんこんにちは。大阪店SHOPMASTERの河本です。
残暑厳しい9月ではありますが、時折感じる秋の風に少しずつ季節の移り変わりを感じる今日この頃。
本格的な秋も、もうすぐそこまで来ていますね。
さて
ここで改めてお伝えしておきます。
もう9月ということは・・・ そうです。
YOSHIMURA&SONSでは『2026年秋冬シーズン』、しっかり始まっております!
前回のHPでも散々お伝えしましたので、「もう分かってるよ!」という声も聞こえてきそうですが、、、
季節はまだ少し夏の名残を残していても、店頭はすっかり秋冬モード。
新作生地も出揃い、 “そろそろ今年の秋冬は何を着ようかな?” と考え始めるには、まさに今が良いタイミングです。
「2026AWスペシャルセレクション」にて、今季の新作生地をたっぷりご紹介しておりますので、まだ見られていない方は是非、下記のリンクからご覧ください!
そして、そんな秋冬シーズンのスタートに合わせて、前回更新したHPでは《新作生地》と共に《コンフィージャケット》の魅力について色々とお話ししました。
軽くて楽なだけではなく、実際に袖を通すことでその一着らしい表情が生まれる。
そんなコンフィージャケットならではの面白さも、少し感じていただけたのではないでしょうか。
ただ、もちろん仕立てたらそれで終わり、ではありません。
次に考えたいのが、 “何を合わせるか” 。
インナーは何を選ぶのか。
そして、どんなスラックスを合わせるのか。
今回は、《コンフィージャケット》をもっと楽しむための “着こなし方” に注目してみたいと思います。
さて
具体的な合わせ方をご紹介する前に、少しだけ。
YOSHIMURA&SONSが提唱する【コンフィースタイル】ってどんなスタイルなのでしょうか?
簡単にご説明しますと、
コンフィースタイルとは、コンフィージャケットを中心に、肩肘張らず、それでいて大人らしい品の良さも忘れないカジュアルスタイルのこと。
楽だからカジュアルではなく、楽に着られるけど、ちゃんと格好良い。
そんな大人カジュアルなスタイルを、我々はコンフィースタイルとしてオススメしています。
特に秋冬はジャケットやインナー、スラックスそれぞれのアイテムに素材感が出る分、組み合わせ方によってスタイルの表情も大きく変わります。
では今季、《コンフィージャケット》をどう着こなすか。
ここからは実際のコーディネートを見ながら、アイテムごとにご紹介していきます。
是非、今季の着こなしの参考にしてみてください!
コンフィージャケットと一口に言っても、生地が変わればその表情は大きく変わります。
となれば当然、そのジャケットに合わせたいインナーも変わってきますよね。
![]() 〈機能性素材〉 ○DIPLOMAT SILVER LINE掲載 コンフィージャケット :本体価格 44,000円(税込) |
![]() 〈CANONICO SUPERSONIC〉 ○DIPLOMAT GOLD LINE掲載 コンフィージャケット :本体価格 72,600円(税込) |
そこで今回は、このタイプの異なる2着のコンフィージャケットを使って、それぞれに合わせたいインナーをご紹介していきます。
コンフィースタイルの王道とも言える〈機能性素材〉。
中でも今季は、柔らかな風合いと高いストレッチ性を持つ、この「ハイブリッドジャージー」が非常にオススメです。
とても軽快な着心地ですから、これはもう言わずもがな《コンフィージャケット》との相性は抜群であります。
そんなジャケットに合わせるなら、、、
やっぱりインナーは《ドレスポロ》ですね。
ポロシャツならではのリラックス感がありながら、襟付きなのでラフになりすぎない。
このバランスが、機能性素材の持つ軽快な雰囲気と本当によく合うんですよね。
シャツほどカチッとさせたくない。
でも、カットソーほどラフにもしたくない。
【コンフィースタイル】を楽しむなら、まずこの組み合わせが間違いでしょう。
ウールらしい上品な表情を持つ〈CANONICO SUPERSONIC〉 (カノニコ スーパーソニック)。
上品且つ柔らかな風合いにストレッチ性をも兼ね備えた生地で、 “ちゃんとジャケットらしく見える。でも、着ると堅苦しくない。”
そんなバランスが、このSUPERSONICの大きな魅力です。
だからこそ、インナーにも少しだけ上品さを加えたい。
そこで合わせたいのが、ポロシャツ生地で仕立てる〈前開きシャツ〉 (Yシャツ)です。
ポロシャツ生地ならではの柔らかさや抜け感はそのままに、前開きになることで少しドレッシーな印象に。
楽さは残しつつ、ちょっと上品に。
SUPERSONICの持つ上品さには、これくらいの力の抜き方がちょうど良いと思います。
ここまで「インナー」についてご紹介してきましたが、コンフィースタイルを完成させるうえで、もうひとつ忘れてはいけない、、、 いや、最も忘れてはいけない最重要アイテムがありますよね。
このページの執筆者は河本。
ってことは、、、?
はい、皆さんもうお分かりですよ。
そうです。
『スラックス』です!
コンフィージャケット、そしてインナーがどれだけ格好良くても、合わせるスラックスとのバランスが合っていなければ、せっかくの《コンフィースタイル》が台無しになってしまう。
それくらい私は、スラックスを重要なアイテムだと考えています。
では、先ほどご紹介した
〈機能性素材 × ドレスポロ〉
〈CANONICO SUPERSONIC × 前開きドレスポロ〉
この2つのスタイルには、どんなスラックスを合わせるのが良いのか。
ここからまた、実際のコーディネートを見ながらご紹介していきたいと思います。
機能性ジャケットなら、スラックスも機能性素材?
もちろんそれもGoodですが、敢えて上品なウールスラックスでまとめるのも個人的にはオススメです。
そこでチョイスしたのが、「VIGHTEX ORIGINAL E-LINE」。
こちらはウール・ポリエステルの混紡素材なので、ウールらしい品のある表情は残しつつ、ジャケット同様ウォッシャブル (洗える)なのも嬉しいポイント。
(もちろんポロシャツも洗濯OK!)
そして今回選んだ色は〈カーキ〉。
機能性ジャケットに定番のグレースラックスを合わせると、少し真面目にまとまりすぎる。
かと言って、スラックスまでスポーティーに振ってしまうと、せっかくの《大人カジュアル》らしい品の良さが薄れてしまいます。
ですので、程よくカジュアル感がありながら落ち着きもあるカーキのスラックスを持っていき、 “楽さは残しつつ・見た目はちゃんと大人っぽく” そんな仕上がりにしてあげると、全体的に上手くまとまった《コンフィースタイル》を演出できると思います。
ソニック(ジャケット)自体が上品且つ柔らかな雰囲気を持つジャケットですから、スラックスもその空気感に合わせて、少し季節感のあるものを選びたいところ。
そこで今回は、秋冬生地の定番であるフランネル素材の中でもスラックス使いとして非常に優秀な「CANONICO SUPER100'Sフランネル」をチョイスしました。
そして色は〈ブラウン〉。
ブラウンを持ってくることで、全体に少し温かみが加わり、より秋冬らしいスタイルに仕上がります。
ジャケット、前開きドレスポロ、そしてフランネルスラックス。
それぞれが持つ柔らかな雰囲気を揃えながら、フランネルとブラウンでしっかり季節感をプラスしてあげると、ワンランク上の《秋冬コンフィースタイル》に仕上がりますのでオススメです。
ここまで《コンフィージャケット》を中心に、その着こなしについて色々とご紹介してきましたが、、、
もちろん、YOSHIMURA&SONSのジャケットスタイルは《コンフィースタイル》だけではありません。
ほんとに色々あるのですが、最後にご紹介したいのが『アンコンジャケット』についてです。
コンフィーのように軽さを追求した一枚仕立てとはまた違い、ジャケットらしい佇まいを残しながら、肩周りは柔らかく・軽快に羽織れる仕上がりが特徴で、“カジュアルに振れる。でも、少しドレス寄りにも着られる。”
これがアンコン仕立ての大きな魅力です。
![]() 〈CANONICO 21Micron SUPER BIO〉 ○DIPLOMAT GOLD LINE掲載 ジャケット:本体価格 72,600円(税込) |
最後にこの1着を使って、アンコンジャケットの “振り幅の広さ” を見ていただきましょう。
まずは、アンコンジャケットをカジュアルに。
インナーは、今季登場するコーデュロイ生地の『黒バンドカラーシャツ』をチョイス。
スーパービオのブラウングレンチェックは、クラシカルなきちんと感を持ちながらも、色味のおかげでどこか柔らかく、それでいてカジュアルな表情も感じられる一着です。
ですので、そこにバンドカラーを合わせることで、より肩の力が抜けた印象に。
アンコン仕立てならではの柔らかな表情があるので、こうしたカジュアルなインナーにも自然に馴染むんですよね。
さらにコーデュロイならではの素材感が加わることで、秋冬らしさもしっかりプラスされています。
ただそこに、お馴染み〈COVERT21u〉の新柄『アイボリースラックス』を合わせることで、全体が重たくなりすぎないよう「色の軽量感」も意識。
“きちんと感は残しながら、少し力を抜いて着る。”
このバランスが粋で素敵ですね。
そして今度は、同じジャケットを少しドレス寄りに。
今のビジネスシーンではカジュアル化の影響ですっかり〈ノーネクタイ〉が定着しましたよね。
もちろん我々も、ジャケパンのようなカジュアルライクなスタイルには基本的にノーネクタイをオススメしています。
ただ、、、
ネクタイをビシッと締めた、タイドアップスタイル。これもやっぱり格好良いんですよね!
そこで今回は、インナーをサックスブルーのシャツに変え、そこにボルドー系のレジメンタルタイを合わせてみました。
ブラウングレンチェックが持つクラシックな雰囲気に、ボルドーのタイを合わせることで、より深みのある秋冬らしいジャケパンスタイルに。
ただ、クラシックに寄せすぎると少し重たく見えるので、シャツはサックスブルーを合わせて程よく軽さをプラス。
さらにタイに入ったベージュ系のストライプが、アイボリーのスラックスとも自然に繋いでくれます。
お気づきかと思いますが、この2つのスタイリング。
ジャケット同様、スラックスも同じです。
そう、変えたのはジャケットの中だけ。
つまり、インナーを変えるだけでここまで雰囲気が変わるんです。
これこそが、アンコンジャケットの “振り幅の広さ” であり、魅力的なところであります。
以上、今回は《コンフィージャケット》をもっと楽しむための “着こなし” をメインにご紹介しました。
ジャケットだけではなく、こうしてインナーやスラックスまで含めて考えることで、【コンフィースタイル】の楽しみ方はさらに広がります。
いよいよ秋冬シーズンも本番。
今季も是非、YOSHIMURA&SONSのアイテムで自分らしい秋冬スタイルを存分にお楽しみください!
それでは、皆さんのご来店を心よりお待ちしております!