5.手染め
『Patine Shoes』オーダー靴の最も特徴が出る工程です。
色の調合は「赤」「青」「黄」の3色から作り出し、独特の艶(つや)とにじみ出る色が特徴です。
お客様から御依頼頂いた色のイメージが頭に鮮明に映し出されて初めて色染めを開始します。
甲(アッパー)のみならず、細革(コバ)も底(ソール)も一つ一つ手で染め、塗っては乾かしを繰り返し、革の表情を見ながら染めます。
染めた後、2日間寝かせてからもう一度染めます。
重ねて染めることによって、更に特有の深みある色になります。
(※1足1足を手で染めますので微妙な色の違いが出ます。どなた様も同じ靴には出会いません。またワックスの使用回数などにより、他の靴とは違った変化をしていくことも特徴です。)