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最近流行のD管留めとは? |
ファッション通の読者の皆さんは既によくご存じの「D管留め」 雑誌でも注目され、既製服でもよくD管が施されたスーツがよく見受けられますが、オーダーの手に掛かるとこんな風になります!(結構必見!) そもそもこのD管というのは、オーダーメイドスーツで使う物ではなく、本来は縫製の弱い既製服において、ポケット周りや縫いつけ部分を補強するために施された物ですが、今では「ちょっとしたお洒落」として知名度が高くなっています。 このように本来はオーダースーツではやらないことなのですが、当社ではお客さまのご希望があれば「D管留め」を無料で行っています。 でも、これだけでは既製服の後塵を拝するようで、気に入らないので「いかにもオーダー風」といった形で仕立ててみました。 どこが 「いかにもオーダー風」かというと、刺繍糸の色!ゴールドです! D管は縫いつけの補強の目的の物ですから、本来は「裏方」の存在です。 ですから通常は生地と同系色で縫いつけていますので目を凝らして見ないと見えない「パーツ」です。 今回はコレを敢えて目立たせて、糸色をステッチの糸色に統一してD管をしてみました! どうですか〜結構イケますね。(岩崎様のスーツを使用させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。) |
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写真は生地は紺のストライプの生地なんですが、ステッチを山吹色(黄色)にしてこれに合わせてみました! 「D管」がどうしてDなのか良く見えると思います。(そうです!そのままDの形なのです) ここまで気を遣って縫製するところも少ないと思います。 オーダーではこんなお洒落も受け付けますので、皆さんも一度試してみてはいかがですか? なお、当社ではお台場仕立て(オプション料5,000円)をご注文のお客さまにはこのような糸色を変更した「D管」を無料でお付け出来ます。 既に当社でお買い求めのお客さまから「どうして、今までこんなイイ事を教えてくれなかったの!!」とお叱りを受けそうですが、実はSHOPMASTERもたまたま最近ご注文いただいた方からそのアイデアを頂いたのです。 秘密にしていた訳ではないのでお許し下さい。_(._.)_ |