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こんな物を特注で作りました! |
オーダースーツを作るに当たって皆さん口を揃えていう言葉「出来上がりが分からない!」 ・・・確かに慣れないとそうですよね。 年間何万メーターも生地を販売している当社でも、生地から出来上がりのイメージをつかみ取るのは至難の業・熟練の技ですからお客さまが悩むのも無理はありません。 (これが簡単だったら仕入れも簡単になるのにな〜!) そこで、業者さんに相談に乗ってもらいこんな物を特注で作ってみました! その名も「イメージ君」です。 イメージ君はその名の通り、スーツを仕立てるに当たって簡単なイメージをお客さまに持ってもらえるようにするための物で、ぱっと見は昔の「切り絵」みたいなんですが、結構取り扱いは簡単で、二つ折りのプラスチックに生地を挟んで「ハイでき上がり!」です。 どうせ作るなら1種類だけではケチ臭いので、2種類シングルスーツタイプとダブルブレストタイプを作ってみました! 写真の「イメージ君シングル」は間隔8ミリ位のストライプ、 「イメージ君ダブル」は間隔が狭い人気のペンシルストライプ柄です。
画像でも結構ストライプが見えるでしょ! 意外や意外こんな簡単な物でも結構生地とスーツのイメージというのは出来るんですね。 型はシングル・ダブルそれぞれ1つしかないので細かなディテールの確認は出来ませんが、おおざっぱな全体のイメージ作りには、結構わかりやすくて好評です。 サンプル帳の生地だけでは勇気がいるような柄でも、こうやって挟んでみると結構イケたりするもんです。 でも弱点が・・・ そうです。ペンシルストライプなんかは問題ないのですが、今年流行のウインドーペーンはさすがに柄が大きく写真のような小さな型では「妙〜」に映ります。 こうならないためには実物大のプラスチックの型を作るか、柄を縮小するしかありませんね。 最近はITの発達で着せ替え人形みたいなことがパソコンでできるお店もあるようですが当社にこんなハイテクは似合いません。(ご来店された方はよくお分かりですね!) やっぱり当社はローテクで行く方が似合っていますので、当面このイメージ君にはしばらく頑張ってもらうようにします! ところで、この「イメージ君」を作るに当たっては、仕入担当の中尾部長が随分いろいろな工場や縫製屋・生地メーカーなどを聞いて回って「出来合いの物がないか」「出来合いがあれば安く買えるのに!」と思って動いてくれたのですが、とうとう見つかりませんでした。 ですから世界で一点の当社特注となりました。 「どうしてこんな便利なモン、今まで誰も考えなかったのかな〜?」と思いつつせっせと生地を掛けては「にやり」とするSHOPMASTER吉村と大阪紳士服担当の清水でした。 ご来店の際には是非ご覧下さいね。 おまけ: 全国のテーラーさんでこちらの「イメージ君」にご興味の方はお安く販売します。 せっかく型を作って特注にしたので、みんなで買えば安くなります。 ご興味の方はSHOPMASTERまで、どうぞ! |