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SHOPMASTERのスーツは? |
最近Webを通じたご質問の中でたて続けに 『SHOPMASTERはスーツを何着位で着廻しているの?』 とか 『SHOPMASTERはこの秋冬はどんな(生地・デザインで)スーツを仕立てたの?』というご質問を何件か頂きました。 どうやら、私自らが仕立てる生地が『一番お買い得!』と思われるようです。 ・・・う〜ん、確かに普通の人よりは目が肥えているのは事実ですが、、、(^_^;) 私の場合は、仕立ててもすぐ見本服になってしまいますので実は生地等はあまりこだわらないようにしています。 それより、小さなサンプル帳ではイメージが付きにくいようなチェックの柄で極力作って皆さんに出来上がりのイメージがつきやすいようにしているつもりです。 が!、この冬はその中でも結構 特徴的なスーツを4着ほど仕立てましたので折角のご質問ですのでこの場で皆さんにお披露目いたしましょう!! |
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ウンチク・・・ この冬大ブレイクのハイゴージデザインの見本とすること目的に仕立てました。 生地もこの冬の当社ラインナップの中では最高品質の伊ロロピアーナのSUPER110'Sです。 色も30代には刺激的なブラウンで。 ◎特徴
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30を過ぎるとそろそろ友人の結婚式に呼ばれる機会も減ってくるのですが、この秋は違っていました。 前職時代の友人に加え、大学時代のサークルの仲間が2人出費も多く大変です! ですが、『武士は喰わねど高楊枝』お金はなくても仕立て屋としてそれなりにお洒落をせねば相手にも失礼だし・・・ ということで奮発してタキシードを仕立てました。 ありがちなタキシードというのは襟の形がレディースでいう『ショールカラー』メンズの言葉では『ヘチマ襟』です。 何故ヘチマかというと形が「ヘチマ」そのものだから! でもありがちなデザインは良くないのでちょっとお洒落に『ピーク襟』にしてみました。 ダブルブレストのスーツではよくあるデザインですがこれをシングルのスーツに使用して襟の部分だけ「拝絹」にすれば若々しいタキシードの出来上がりです。 結婚式でも結構評判が良かったです。 |
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このマオカラーもフォーマル(結婚式)用に仕立てました。 マオカラーは中国毛沢東時代の正装ですから、結婚式はもちろんパーティー場合によっては不幸の際にも着用できます。(但し不幸の場合、色は黒か濃色が原則) 実は、私今回仕立てたバーズアイ柄で、以前別メーカーの生地で仕立てたスーツを持っていました。 普通上下を別々に作るとスーツというのはコーディネートすることを別にすれば上下で同じ色・柄というのは絶対に見つからないのですが、バーズアイ柄だけはどうしてかどこのメーカーでも殆ど同じ企画で上下別メーカーにしても見分けがつきません。 これぞまさしく金欠時の発想!! ちゃっかりものの私はジャケットだけ仕立てることでコストを削減しました。 お陰でスーツ上下57,000円が37,000円で済みました。(ジャケットはスーツ価格の65%) また、出来上がり試着した後で分かったことですが、結婚式等の晴れやかな場では既存の礼服のズボンと合わせればぐっとフォーマル感が増し、一部の社員からは料理の服部先生みたいだ!と言われました。似てる? |
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今年の一番人気の生地がG7008というチャコールグレーに黄色のストライプを這わせた柄なのですがこの反物55mがそろそろ品切れしそうだ!ということで急遽仕入れたのが同じメーカーの色違いの生地G7008-Nです。 デザインはこの原稿を作成している11/3現在、思案中なのですが・・・ 本稿で色々こだわりを書いた以上は気の利いたこだわりを持たねば・・・というプレッシャーに苛まれています。 とりあえず基本デザインは・・・3つボタンの3ピース(ハイゴージ) ◎特徴
SHOPMASTERより一言・・・古いスーツはどうしているの? |