12月に入りボーナスがにわかに現実味を帯びてきますと、そろそろスーツやコートに触手が伸びてくる頃ですね。
新聞紙面によれば今年は結構ボーナスを増やした会社が多いと言うことは何よりのことです。

そこで､､､と言うわけでは決してないのですが、今回は皆さんに朗報。

当店でも人気のNO.1、NO.2を争う伊エルメネジルド ゼニアの商品に品切れが多くなってきましたので12月から新柄を登場させました。
一部在庫の少ない物もあるのですが、それぞれなかなかの逸品ぞろいですのでこれからスーツをお買い求め予定の方は是非一度ご覧下さい。

それでは新柄を簡単にご紹介しましょう。
どんな商品が入ったかというと･･･

今年一番旬な柄はズバリ オルタネートストライプ。
２種類のストライプが交互に現れているものです。
一般にオルタネートの場合は柄としてはややうるさくなってしまうためこれまではヤ●ザっぽいとか敬遠されていましたが今年は逆にそれがトレンドになっています。（これは2003年春夏からの傾向） そこでゼニアの中からもこれをセレクトしてみました。

画像では良く解らないかと思いますが、実物はとっても光沢感のある生地でさすがゼニア！と、納得できる逸品です。
地が濃紺の物（G4501）とチャコールグレー（G4500）の２配色で用意しましたが、一般にグレーは濃紺と比べると地の色の特性から光沢感は控え目に出るのですが、それでもこの生地はテカテカで、素人目にもスゴイ生地というのが分かると思います。

ゼニアのERECTAとは？
豪の最高級メリノウールを原料としたSUPER110'S糸を使用したゼニアを代表する素材の１つ。
素材感の特徴としては、非常にクリアで光沢感のある表面（見た目）と、しっかりとした素材感耐久性防シワ性です。
一般的に光沢感のある素材は概してデリケートすぎ皺になりやすかったり耐久面で劣る難点がありますが、ビジネスユースに十分適した素材感･耐久力でありながら光沢感もしっかり出ているのが特徴です。

ゼニアのHERITAGEとは？（こちらは本稿末尾の商品説明デス）
ゼニア社内にある1930年代に流行したスタイルやデザインなどを書き記した古文書をヒントに現代風にアレンジした素材。
30年代に実際使用していたものに近づけるため、原毛の素材･加工･繊維の長さや織り密度までこだわったもの。
最先端の技術と伝統の織りなす素材感は、スーツに暖かみやノスタルジックな起毛感を求めたくなる秋冬シーズンに最適な素材です。

ここのところウインドペーンは人気に陰りが出ているため、無個性なものはあまり取り扱わなかったのですが、このウインドペーンは思わず即買いしてしまいました。
というのは、ウインドペーン＝窓枠のようなチェック柄というと普通はただの正方形（長方形）柄なのですが、この生地はちょっと凝っていて２種類の格子柄で、しかもそれが生地の地の色に対して近い色で格子になっているため、いわゆるシャドーチェックになっているんです。
加えてなかなかの光沢感と来ればこれはSHOPMASTER的にはどうしても触手が伸びてしまいます。
現物をご覧頂くと分かりますがチェック柄といってもこの生地なら遠目には無地に見えますのでチェック初心者にもオススメです。（この生地はモニターでは分からないかな？）

※：大変申し訳ありません！
実店舗に展示していたところG4505は速攻で売り切れてしまいました!!（12/1）

オルタネートストライプ柄は実は２種類仕入れていました。
１つは先にご紹介した物、もう一つがコレです。
違いは何かというと、先にご紹介した Ｇ４５００＆Ｇ４５０１は光沢感に優れた物。
一方こちらのＧ４５０２とＧ４５０６はヘリテージシリーズといって、冬物らしく少し起毛した暖かみのある素材感を重視したもの。
普通起毛している素材は、その起毛感から光沢感というのは物理的に出にくいのですが、この生地は起毛した素材の中ではとても光沢感が出ます。
さすがに先に紹介したＧ４５０１などにはかないませんが、生地を見るとただの起毛した生地ではないな！と分かると思います。

... とまぁ、こんな商品も追加で仕入れてみました。
どれも個性的でもあり、だからといってビジネスに不向きなほど派手でもありません。
こういったところがイタリア物の良い所なんでしょうか？
百聞は一見に如かずです。実店舗では生地掛けに掛けて大々的に(?)飾っておりますが、ご来店頂けない方はどうぞサンプル帳のご請求をお待ちしています。

ちなみに各商品とも在庫の数量が非常にタイトです。
12/3現在で次の通りしかありませんので品切れの際はどうか御容赦下さい。

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