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オーダースーツのヨシムラ
新着レポート

 第2回 大阪店フルオーダー受注会

梅雨もたけなわですが、明ければ灼熱の太陽が照りつける夏がやってきます。

世間では世を挙げてのクールビズのご時世とは言え、こんな時にこそあえてスーツ姿でビシッと決めてダンディ振りに磨きをかけたいものですが、実際は私達スーツを販売する者にとってもなかなかキビシイものがありますね×××
いやいや、武士は食わねど高楊枝、あるいは最近では「人は見た目が9割」との著書もあるぐらいです。
ここはネクタイをギュッと締めて、涼しい顔で今年の夏も乗り切ってみせましょう!

そこで、、、と関連付けするには少々苦し紛れですが、日頃大阪店をご贔屓に頂いているお客さまには朗報です!

前回好評だった大阪店フルオーダー受注会の第2回目の開催日がようやく決定しました(パチパチパチ〜!)
次はまだか? いつなのか? のお問い合わせも多かったのですが、ようやく下記日程での開催の運びとなりました。
もちろん今回も、関西人には見逃せないお特な閑散期工賃期間での開催です。 (なにせ吉井工場長の予定がびっしりで、アイドル並みにスケジュール調整が至難のワザでした...)

それでは早速、大阪店フルオーダー受注会の概要をご案内いたします。
が、その前にお時間のある方はこちらのページを先にご覧下さい。

お仕立てする工場やフルオーダーの詳しい内容に関してはこちらをどうぞ!!

  お仕立てする工場はコチラ>>>
  >>> フルオーダー開始します


□■□ 受注会の開催日は・・・? □■□

7月22日(土)もしくは23日(日)に大阪店にご来店いただける方。
>>> 今回は大阪店も日曜日を臨時営業して2日間の開催で、工場長は前日の金曜日大阪入り。
初日の22日(土)は9時〜17時、最終日の日曜日は新幹線の関係から9時〜15時となります。
なお、仮縫いにはたっぷり1時間掛けたいと思いますので、予めご希望の時間帯を承ります。


ちなみに、現時点での仮縫いご予約状況はこのような感じです。
前回開催のサービス企画でご当選された方の仮縫い予約がポツポツ埋まっておりますが◯印の時間帯なら今のところ空いています。
  ※6/16現在の状況。以降は個別にお問い合せ下さい。

生地やデザインの決定は 7月8日(土)までにお決め下さい。
>>> 仮縫い期間から逆算しますと、このスケジュールがギリギリのラインになります。
リピーターの方や前回仮縫いを承ったお客様は体型補正等もある程度把握できておりますのでメールでのご注文でもOKです。(最終調整は仮縫いで行いますのでご安心下さい。)

□■□ 閑散期料金を適用した場合の価格の具体例は・・・? □■□

通常時フルオーダーオプション工賃はシングルスーツ価格+55,000円
それが、今回の閑散期期間(7/20〜8/20)ですから、+35,000円の工賃となります。

具体的に例を挙げてみますと....
ゼニア トラベラー 73,000円+通常フルオーダー工賃55,000円
                      =128,000円
これを閑散期料金に当てはめると、
ゼニア トラベラー 73,000円+閑散期フルオーダー工賃35,000円
                      =108,000円(税込)
...となります。
同様に、
伊 ロロピアーナ : 124,800円 104,800円
英 John Foster : 114,800円 94,800円

・・・などなど10万円を切る価格にてもフルオーダーが楽しめますからこれはお買い得です!

勿論のこと、ゼニア以外にもインポート、国産問わずご利用になれ、価格もバラエティ豊に取り揃えています。

この半年頑張った方も、頑張れなかった方もご自身へのご褒美としてこの機会をぜひご利用されてはいかがでしょうか?

★☆★ 吉井工場長から一言・・・ ★☆★
前回初めて大阪店にお邪魔し、関西のお客様にお目に掛かりました。
暖かいお客様ばかりで、今回もまたお目に掛かれるのを楽しみにしております。

折角大阪まで参りますので、お会いできるお客様には技術的なことやお客様の体型的特徴などをお伝えしつつ、同時にハンドメイドの持つ暖かさや物作りに掛ける心意気など少しでも多くの事を皆さんに感じて頂ければと思っています。

今回もどうぞよろしくお願いいたします。

★☆★ 大阪SHOPMASTERより一言・・・ ★☆★
お陰様で前回の成功で定期的に開催することができました。
フルオーダーはピッタリ合いすぎて太れない!などと嬉しい苦情(??)も頂きますが、はたして自分にフィットしたスーツとはどういうものか?どなたにも興味があると思います。
そこでこの機会をご利用頂き、ぜひフルオーダーの着心地をご自身の身体と目でお確かめ下さい。

ちなみに、前回のフルオーダー受注会にご参加されたお客様からはこのようなメールも頂戴しています。

06.03.14 件名:フルオーダーの着ごこちをレポート

吉井工場長 様
フルオーダーの着心地をレポートします。
仕上げていただいてから、自分の身体の一部になるまで少し時間を要した加減で遅くなりました。 ご寛容ください。

1.さて、一言で申せば、一日中着用していても身体が包み込まれて心地よく肩が凝りません
 私は一日中、上着を着けたまま仕事をしており、何回着用しても心地よい着心地が持続しています。
仕上がってから直ぐのフィティング時、清水ShopMasterも驚いていましたが、スルスルと羽織るという感触でズボンや上着が着用でき、ピッタリフィテイングでありました。着るという表現では何かゴツゴツとした感触があるので「羽織る」の表現が適切かと思います。
フルオーダー靴を初めて足を通したときのプシュ〜と空気の漏れる感触といえます。
吉村で作っていました以前の服より、さらに上着・ズボンも絞り気味にかなりスリム仕上げにしているにも関わらず、一日中着用していても疲れなくて動きやすいのは、技の集約の賜といえます。
既製服ではこのようには参りません。
20年ぶりに、フルオーダーのよき感触を味わっています。

2.着用していましても、余計なシワが出ません。
 着用して気にかかるのが、月じわ、脇じわですが、全く出ていませんし、普段の腕の位置も計算して縫製されているため、「だら〜ん」と腕周りにシワも出る事はありません。
外見から、総称して「上等の服」と誰もが感じる仕立て上がりといえます。
着用していますと、自慢と、自らへの自信と品行への責任が湧き出てくる一着といえます。
俗に言う「勝負服」に相応しい、技術の固まりで縫製された服といえます。

3.次に、細部まできめ細やかな気配りの仕事が行き届いており、任せて安心。
 一言「お願いします」で全てが事足りる点が心憎いですね。
チケットポケットは見事。
すっきり確実にしっかりと新幹線切符が収納されるのです。
内側のボタンを留めて、身ごろを安定させるタスキはビラビラしないよう適度なところでミシン止めが施され、スッキリとするうえにしっかりと上着を安定させています。
(他に細部への心配りは沢山見受けられますが、目に付く大きな点のみにしておきます。)やはり、生の声を聞いて仕上げてきた蓄積が細かい点に随所に盛り込まれています事に感心するやら、安心するやらで、まさに任せて安心の一言です。
オーダーするのに、いちいちこの様なポケット・内側タスキに至るまで、事細かく寸法や仕上げの注文を出すのは、煩わしく面倒であり、逆にこの様な点にまで神経を使って発注し、お金を使うのであれば「服を買うのはやめておこう」となる私にとっては、大変有り難く重宝に思います。まさに打てば響く仕立てへの心配り、技の集約といえます。
 

4.この様な技を持った皆さんが元気な内に、終生誇りを持って着こなしてゆける服を可能な限り作ってもらおうと思う昨今です。
そして、愛着を深く、大切に、味わい深く着こなして参りたく存じます。
雑感:いい物を長く大切に身につけ、使ってゆく事が人々の間に益々浸透してゆくのではないでしょうか。
機械式高級時計がブームで、オーバーホールも完備され、終生大切に使われていく傾向です。
オーダー靴もオーバーホール、修理があり、これも時計と同様。
既製靴ですが、イギリスのジョン・ロブなどは若い人が勝負靴としてよく買っていますね。
しかし、オーダースーツのオーバーホールは聞きません。流行やファッション感覚の渦中で使い捨て(着捨て)傾向なのでしょうか。
もっとも、フルオーダー服にオーバーホールを重ねて終生1〜2着の新調では、ヨシムラのご商売はあがったりとなり、好ましくないといえますが。しかし、縫製の技と作り手の想い(気持ち、心)が凝縮されて作られた一着が数年でお釈迦になるのはもったいないです。私は10年以上は着ますが・・・・。

先達て、大阪にある時計バンドの手作り会社の品を買って参りました。
マットクロコ皮の一品ですが、まさに職人さんの技が凝縮された品です。
皮は、まったりとしたヌメリ感と優しい柔らかさがあり、一品一品丁寧に手作りをしているのです。
「遊びと」呼ばれるベルト留め部分の皮は、痛んだり切れた場合用に多種多様の予備をおいてありました。
職人気質の社長でしたが、お客思いの人でした。
思い入れという「こだわり」を持った職人気質で、いつもお客の事を思い、かたくなに良い品を作り続ける技ありの人がこれからの時代には注目され、重要視されるのではないでしょうか。
吉井工場長とそのスタッフ皆さん、時計ベルト製作所の社長、私の贔屓先の靴職人の店主、シャツ仕立店の2代目、企業では時計のセイコー社、自ら信じる「こだわり」を持ち続け、頑なに温もりのある逸品を作り上げる人々の作品を、良い物を長く思いを込めて、楽しく自慢して、自信を持って身につけたいものです。

駄文ながら、コメントにて吉井工場長・スタッフ皆様の丁寧な仕立てや込められた思いへの御礼と致します。 (神戸市在住Oより)

う〜ん、大変過分なご感想メールをありがとうございました。by 大阪shopmaster

半期に一度スペシャルデーはもうすぐ!
是非皆さんからのお問い合わせやご参加をお待ちしておりま〜す!