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オーダースーツのヨシムラ
新着レポート

 限定発売:ゼニアのミクロンスフィアー
ようやく季節も春本番になりました。
読者の皆さんもそろそろGWを楽しまれているのではないでしょうか?

楽しいGWが終わると季節として次に待っているのは、、、そう、嫌な梅雨
この時期はファッション的にはオシャレしても報われない辛い時期ですね。
気分も暗くなりますし、何より衣類のメンテナンスに気を遣います。

メンテナンスと言えばスーツで一番辛いのはお気に入りのスーツを汚した時や雨でびちょびちょになった時、そんな時はもちろん即クリーニングですが、汚れが付きにくく、水を弾くスーツがあったら有り難いな〜なんて思うことはありませんか?

こういったケースでは、昔から僅かではありますが撥水スーツとか銘打って高機能を謳った商品がありました。(例えば、御幸毛織のアクアプルーフなど。)

でも、これまでありがちだったのは、高機能になればなるほどスーツ(生地)としての風合いが損なわれること。つまり安っぽく見えてしまうことでした。
このため、この種の高機能素材は概して廉価品スーツの牙城だったのですが、ここに来てあのゼニアから撥水性の優れた新素材が発売され、当店でもいくつか仕入れましたので皆さんにご紹介したいと思います。

この情報は以前、少しだけ画像付きで紹介したことがあります。
霧吹きで水を吹くと、こんなに水を弾き、軽く払うと水滴コロコロと転がりながら落ちていきます。
これだけでも凄いです、、、
でも、オーダースーツのヨシムラではこれだけでは終わりません!!
もっと、色んな角度で検証してみましょう。

まずは次の動画をご覧下さい。
最初に説明しておきますと、のライトグレイの生地が通常のスーツ地(伊ロロピアーナ社製)右側が今回ご紹介するE Zegnaのミクロンスフィアー(Highperformance Micronsphere )です。

先程の画像は水でしたが、これがもっと日常的な食べこぼしだったら...
そう、ソースや醤油、ケチャップだったら...
ということで、ケチャップをかけてみました!

ご覧いただき、いかがでしょうか。
ミクロンスフィアーも100%完全に水や汚れを弾くと言うまでではありませんが、資料に因ればナノテク加工(分子レベルの微粒子)で撥水効果を求めたという優れもの。
実際 前掲画像や動画のように水が綺麗に弾かれます。

これだったら、スーツとしても梅雨時には特に重宝しそうです。

でも、この優れもの素材、何かデメリットはないのでしょうか?
工場長に聞いてみますと次のような回答が。。。
『これってきちんと調べないと危険ですよ!』

工場長曰く、
『スーツ(縫製)は生地に蒸気を吹きかけることで、生地の地の目を操作し平面の生地を立体的に仕立てるもの。』
それに撥水性をかけ、蒸気を弾くようにしてしまって、どうして良いスーツに仕立てられましょうか? という意なのです。

そこで早速工場へ生地を持ち込み、蒸気をあてて生地が思うように扱えるか、そちらも実験して貰いました。(残念ながらその動画は間に合いませんでした。)

すると、、、工場長から
 『ほ〜ぅ、綺麗に曲がる、これなら大丈夫』とのことでした。

何でも昔、撥水性のある生地が持ち込まれた時、生地が蒸気を吸わずに苦労したことがあったそうですが、今度のは大丈夫とのことでした。

■ 限定発売します ■

さて
こんなゼニアの新商品マイクロンスフィアーですが、ただ今当店では2柄だけ入手いたしました。
今のところ正規店以外での取り扱いは少ない素材で、直営店では1着27万円以上します。

その素材を今回は特別ルートで仕入れられたためお客様へ還元。
税込88,000円(イージー)、143,000円(フルオーダー)でご提供します。

でも、残念なことに在庫約14〜15名分位しかありません。
ご希望の方には早い者勝ちですのでご希望の方は下記よりお申し込み下さい!
G6303
E Zegn ハイパフォーマンス ミクロンスフィアー
藍色がかった紺地にグリーンのストライプ

在庫:3着分のみ(スペアパンツ不可)
G6304
E Zegn ハイパフォーマンス ミクロンスフィアー
ブラウン地にブルーのストライプ

在庫:11〜12着分(スペアパンツ不可)

先日、東京店スタッフ北君の原稿で梅雨対策についてコートが採りあげられていましたが、スーツの方もこれで完璧ですね。

是非お試し下さい。