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ビンテージクロス&葛利フェアーをW開催します! |
こちら大阪でもようやく寒くなり始めいよいよ本格的な冬のシーズン到来といったところですが皆様、体調など崩されていないでしょうか?
季節の変わり目は体調を崩しがちですのでくれぐれもご自愛下さいね。 さて、当店ではこの時期皆さんに色々楽しんで頂こうと考え、色んな企画を行っていますが、その中でも人気がありながらも定期開催に漕ぎつけていない企画が2つあります。 そう、それは ビンテージクロスフェアーと 葛利毛織の生地を使った葛利フェアー ビンテージは当社ならではのこだわり素材ですし、葛利毛織も最近はNHKの“美の壷”で採り上げられたこともあり、人気のある企画ではあるのですが、ビンテージクロスは商材が安定的に入らなかったり、葛利フェアーは工場へ出向かないと仕入れられなかったり...と、どちらも毎シーズン確定のイベントとなっておりません。 またイベント続きで、半年のスケジュールを組むことが難しいことも理由の1つです。 そんな2つの企画ですが、今年はビンテージクロスを管轄している大阪店が『ビンテージは仕入の関係から今年が最後になるかも知れない×××』という話があり、それならば大々的に採り上げ、でもビンテージだとマニアックなので一般受けする葛利毛織も同時にフェアーでやろう!ということなりました。 開催期間やそれぞれの商品、フェアーの概要は次の通りですので、ご興味の方は是非ご覧になってみて下さい。。 |
■ 開催期間とフェアーの概要 ■ | |||||
ビンテージクロスは全て一点物在庫のため、大阪店と東京店で開催期間をずらして開催します。 一方で葛利フェアーは東京・大阪店それぞれに同じ在庫をご用意いたしましたので全期間どちらの店舗でも同じ商品をご用意しております。 |
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※1 ビンテージクロスは11/21(日)に東京店へ入荷されますが、着荷の時刻や整理の時間を考えますと21日の開催はお約束できません。 それでもいいから早く見たい!という方は11/21午後でしたらご覧頂ける可能性があります。 お含み置き下さい。 |
□ お値段 □ |
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※2 ヴィンテージクロスという特性上、用尺に限りがありご体型によってはご注文をお受けできないこともあります。(特にベスト) ※3 型紙作成希望の方は見本服があれば体型補正を加え、型紙作成します。(+10,000円) 型紙作成すれば今後同デザインのオリジナルスーツが仕立てられます。 東京店金・土のみのサービスです。(要予約) ※4 フルオーダー希望の方はスーツ+55,000円、ジャケット単品+35,000円です。(型紙作成、仮縫い込み) ※5 ジャケット単品の場合は通常の価格スーツ上下×65%ではありません。 |
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さて そんな内容のフェアーですが、それぞれの特徴やこれまでどんなご注文が入ったか等を少しご紹介しましょう。 |
□ ビンテージクロス □ |
ビンテージクロスは今から遡ること30〜40年前の生地でご用意いたしました。 当時の生地というと今と比べるとかなり肉厚でしっかりした印象。 加えて30年の時の流れが生地から余分な油分を取り去り、どこか郷愁を誘うような素材感です。 一方、色柄はこの時代の方が実は豊かで今とは比べ物にならないぐらいユニークな色柄の物が揃っています。 一見すると、“えっ?!こんな派手な色(柄)のスーツ着られないよ!”と思うような物が意外とシックにまとまったりと、生地のイメージと仕上がりのイメージのギャップを楽しむには最適の色柄でしょう。 トレンドとは一線を画した色合いがまたビンテージの良さでもあります。 これまでのビンテージクロスフェアーでご注文頂いた物を少しご紹介しましょう。
Nさんは、本企画の生みの親かも知れません。(毎度ご参加ありがとうございます!) クリーム色がかったベージュの生地はこんな1930年代風のスーツになりました。 当時はラペルの幅が広く、一方でウエスト絞りが強く、グラマラスな仕上がりです。 Nさんは、マニアでしたのでお手持ちの30'S Styleのスーツから型紙を作成し、お仕立てしました。 |
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ちなみに、同じ生地でコートをお仕立てになられた方の出来上がりも掲載いたします。 ビンテージクロスを使用したウールのコートは獣毛コートほど肉厚でないため昨今の暖冬化の中では使い勝手の良いコートになります。 |
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Fさんはインポートのビンテージクロスから、最近は生地ブランドとしては全く目にしなくなった“CERRUTI”(チェルッティ)のブラウンマルチストライプ柄でご注文を頂きました。 生地を拡大してみると、かなり派手に見えますが、出来上がりの全体像は意外とシック。 ポイントはデザインをビンテージデザインにせず(古くさくさせず)スッキリ今風に仕上げたことでしょうか。 |
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Sさんは東京SHOPMASTERと同い年。ご本人曰く“枯れオヤジ”を目指しているとのことで、まさにビンテージがピッタリのキャラクターの方。 ビンテージらしいベージュ〜ブラウンの色目のスーツは、今風のデザインに仕上げると洒落た枯れオヤジの出来上がり。 |
□ 葛利フェアー □ |
一方、葛利毛織の方は、、、というと、、、こちらは創業明治時代中期。愛知県は一宮市のいわゆる尾州のど真ん中に工場を構える老舗の機屋(はたや) DOMINXのブランド名で販売されている他、ポールスミス、アクアスキュータム、バーバリー等の海外一流プレタにOEMで商品提供をしていることでも有名。 ここ3〜5年は特に物作りの良さMade in Japanを評価され各ファッション誌、百貨店でも採り上げられ、直近では"NHKの美の壷“背広”で紹介されたほどのメーカーです。 安価な中国製品に押され、衰退著しい尾州地域の中で数少ない元気な機屋さんです。 画像は同社の葛谷社長と東京SHOPMASTERの2ショット 葛谷社長はSHOPMASTERの大先輩で御年7ン歳で今もバリバリ頑張っています。 同社を語る上でもう1つのポイントが、有名なションヘル織機。 効率化、スピード化が問われる現代にあって、このションヘルは昔ながらのスロースピードの織機。 ゆっくりしたスピードで織り上げる生地は、さながら石臼でひいたそば粉のような丁寧さがあり、これが同社の製品に味わいを与えます。 当社も昨年の創業125周年記念反は同社に依頼した程ですから、その品質には絶対の自信があります。 そして、今回はその葛利毛織の倉庫へSHOPMASTERが自らが出向き、約50マーク追加商品を1着1着仕入れました。 当社の仕入は原則1反。 1反仕入はコストを下げることが出来ますが、一方では弊害もあります。 それは、ユニークな色柄(沢山は売れない商品)は仕入れられない、冒険できないということ。 一方、1着分での仕入は売れ残りのリスクを考えず、攻められますから普段は仕入れないような色柄も仕入れることが可能です。 今回は葛谷社長のご厚意で1着1着の仕入でも1反価格を適用して仕入れることが出来ましたので、大変お買い得な価格でご提供できるようになりました。 (葛利毛織の商品は当社では59,800円での展開ですが、市価は8〜9万円位が標準的な流通価格です。) それでは、開催までは少しお時間がありますが、どちらもご覧になるだけでも面白い企画ですから皆さん是非大阪・東京の各店へお越し下さい。 |
□ 最後に・・・ 西日本の方にフルオーダーのご案内 □ |
ビンテージクロスはフルオーダーで仕立てたい!という方も多いかと思います。 こういった方のため大阪店では各シーズン毎にフルオーダー受注会を開催しております。 今回の企画でフルオーダーを希望の方は1月の受注会に合わせてのご注文も可能ですのでご検討下さい。(東京店は随時フルオーダー受注が可能ですので1月までお待ちになる必要はございません。) ちなみに大阪店の次回オーダー会は年明け1/14(金)〜16(日)の開催予定ですがここまでお待ち頂ける方は先にご予約もお受け致しますのでご連絡下さい。 ご興味のある方はメールでもお電話でも結構ですので是非、お問い合せ下さい。 宜しくお願い申し上げます。 ご参考までに前回、7月の受注会の詳細は下記よりご覧下さい。 >>>2010.06 大阪店フルオーダー受注会を開催致します! 皆様からのお問い合せお待ちしております! |