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4年ぶり?! 葛利フェア開催します |
6月も間近となって参りましたが、気温もあまり安定していないことから、風邪も流行っているようですね。 皆さんの周りはいかがでしょうか? さて、今年の夏に向けて既にシャツ&パンツフェアを行い、次は何をやろうか!ということで、葛利フェアを開催することにいたしました! もともと半期の計画で予定に入れていたこの葛利フェアですが、葛利ファンの一人とし て、是非とも実現したかったフェアの一つでもあります。 葛利ファンの方々、お待たせいたしました。 また、葛利毛織のスーツが気になるという方々、是非この機会にご覧下さい。。 |
■□■ 葛利フェアのご案内 ■□■
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今回は、特別に葛利毛織から東京・大阪合わせて90種類のスーツ地、ジャケット地をスポットで仕入れることができました。 葛利毛織といえば、当社でも沢山のファンがいて下さり、スーツに仕上がったときの風合いは、独特の物になります。 では何が他と違うのか...ご紹介させていただきます。 「葛利毛織」と聞くと、その次に出てくるのがこの、「ションヘル織機」です。 現代では、大量生産の効率化から生地を織り上げていく速度も、織機の開発技術からめまぐるしく発展しました。 そのスピード化によってのメリット、デメリットを考えた上で、素材の風合いを最大限生かすことのできるションヘル織機を頑なに守っているのが、この葛利毛織です。 スーツの仕立てで言うと、フルオーダーと既製品との違いといった感じでしょうか...(あくまで、考え方の一つですが。) そんなコストも省みず、頑なに低速織機で生地を織り上げていく、その目的はというと、やはり仕上がりの柔らかさではないでしょうか。 柔らかさといっても、イタリアのような柔らかさではなく、タテ糸とヨコ糸の織り上げる速度による、ヨコ糸の緊張(テンション)と、タテ糸を通す間隔の違いによる、柔らかさです。 文章ではなかなか、難しいので、図解するとこのようになります。 |
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織機は、ヨコ糸を定位置で左右に移動し、タテ糸を上下にずらして織り上げます。 高速織機では、ヨコ糸を高速で飛ばし、高速で飛ばすには、タテ糸を上下する間隔も狭めなければいけません。 そのため、上記の図のようにヨコ糸を高速で飛ばす際のテンションと、タテ糸を高速で上下する際に、ヨコ糸にかかるテンションが加わり、毛本来の柔らかさという物が、少なくなってしまうというのが、高速織機とションヘル織機の違いだそうです。(葛利毛織社長談) 高速織機の方が、糸自体にテンションが加わる分、綺麗な織りになるのですが、毛本来の風合いを出すには、綺麗すぎてもいけないようです。 ....と言っても、見分けはつきませんが... ただ、入社以来、どことなく葛利毛織の生地に感じていた「存在感」というのは、そのような違いからなのかもしれませんし、当社でも根強いファンがいる第一の理由かもしれません。 生地って奥深いですね。 葛利毛織のスーツをお持ちの方は、ご自身のスーツをご覧になって下さい。 生地としては約5,000本あるそのタテ糸を準備する段階で、一本一本職人が手でセッティングしているんです。 コストと品質、ますます考えさせられますね。 このような事から、是非この機会に MADE IN JAPAN の生地を是非お試しください。 葛利毛織ファンの私としては、もうすこし、熱く語っていきたいと思うのですが、この辺で簡単に入荷生地の紹介を行いたいと思います。 |
■ 定番商品 ■ | |
着分取り寄せといっても、無地物も多数ございます! 絶妙なグレーやモヘア混の素材、またシルク混等々素材感も様々ですから、お好みの一着に出会えるかもしれません。 |
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一番種類が多いストライプ柄ですが、クラシカルな物から、どこか少しアクセントの効いた配色や、素材感ですから、この機会にご覧下さい。 |
■ ジャケット地 ■ | |
様々なカラーバリエーション、マテリアルバリエーションが揃っています。 うまか棒の詰め合わせのような愉しさ溢れる品揃えです!。 |
■ 何とも言えない雰囲気の商品 ■ | |
はい、何とも言えない雰囲気を醸し出している生地達です... 毎日見ても飽きがこなそうな無地や、チンツー加工された艶やかな生地、なかなか珍しいストライプなど、何とも言えない一般向けしなそうな生地達も勢揃いしています! ※注 全てが着分のみの販売となるため、ご体型で用尺が足りない方や、パンツ単体、スペアパンツ付きの注文、ベスト、等々ご要望に添えない場合もございますので、その点お含み置き下さい。 |