2021年2月26日更新
こんにちは!YOSHIMURA & SONS東京店の築地です。 2月も下旬に差し掛かり、日照時間の多い日は徐々に暖かさも感じ始められるようになってきていますね! 「冬来りなば、春遠からじ」とはよく言いますが、長い冬を耐えて『春』を待つ気持ちは、3月が目前に近付いてきたこの時期、尚一層大きく膨らんできました。 さて、立春も春一番も既に到来しましたが、私共が告げる春の第一声といえば、お待ちかねの方も多いはず。そうです、3月と言えば春夏新作生地のリリースです! 今回もボリューム満点の2021年春夏『SPECIAL SELECTION』を皆様にお届けいたします。 読者の皆様は2021年の春夏はどんな装いをお考えでしょうか。 昨年から続くビジネスシーンのカジュアル化の波は、もはや大きな兆候として避けえないものとなりつつあるのは、皆様も感じてらっしゃることかと思います。 《ビジネス=スーツ》という通念も、もはや絶対のものではなくなりつつある昨今ですから、スーツとしてだけでなく、《ジャケット単体》《スラックス単体》として、他のアイテムと合わせられるような『着回しの優位性』をキーワードとして考えている方も一層増えていくことでしょう。 今年のサンプルブック『DIPLOMAT』は、<SILVER><GOLD><PLATINUM>の3部構成にてボリューム満点でご用意。インポート生地の、発色が多彩で滑らかな肌触りの生地から、湿度の高い日本においてもシワになりにくい堅牢さと涼しさも兼ね備えた国産生地 。その他単品でも使い回しの便利な機能性素材など、皆様にワクワクして頂けるような『今年の春夏らしい』バリエーションが豊富です。 特に2021年度春夏のラインナップは、素材感の軽やかなリネン混のジャケット素材や 、色目の発色が鮮やかでスラックス単品でも映えやすいソラーロ素材、糸に強い撚りを掛けることで美しいシルエットを形作るハイツイスト素材など、『着回しの優位性』にもフィーチャーした素材に是非ご注目です。 今年の生地コレクションをご紹介するだけに留まらず、年代別のスタイリングやトレンド情報や、生地の豆知識まで、経験豊富な当社スタッフがユニークにご紹介しておりますので、2021年シーズンスタイルブックとしても是非ご活用ください。 何かと新しいことが始まる春の季節に、あなたのワードローブに鮮やかな春を迎え入れてBRAND NEWなスーツ、ジャケパンで新しいスタートを始めましょう☆ 完成が待ち遠しい2021年春夏サンプル帳『DIPLOMAT』は3月初旬を予定しております。 生地サンプル帳は無料でお貸出ししておりますので、ご希望の方は、サンプル貸し出しフォームよりお申し込み下さい。
それでは、今季オススメの春夏新作生地のご紹介です。今シーズンもどうぞよろしくお願いします。
※表記の金額は税込価格です。
東京店スタッフ:築地オススメ商品 ◇Wool 87% Linen 13% ◇目付:285g/m シングルスーツ:本体価格 58,300円(税込) ジャケット:本体価格 37,895円(税込) コロナ禍の影響も有り、『ジャケパンスタイル』が昨年の一年間でより一層浸透していったようです。その背景の一つに、三密回避でオフィス内に一日ずっといる必要がなくなった事や、会議もリモート中心にシフトしつつ有り、いわゆる『ビジネススーツ』スタイルでいる必要がなくなってきた事が挙げられると思います。極端な例では、通勤着はスーツでなく私服でOKになったという話もチラホラ耳に挟みます。 さて、それはそれで通勤着と私服の線引きを、どこに設けたらいいのかとクエスチョンマークが浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。 通勤着(ビジネス)と私服(カジュアル)のハイブリッド(異要素混成)なスタイルをご提案するため、YOSHIMURA&SONSでは前シーズンに引き続き、今シーズンもJACKET LINEを拡充させてご用意しております。 キーワードになるのは、セットアップスーツのように、上下の色味さえ合わせれば普通のスーツのように見えて、単品使いでも着回しが効くもの。もう一つには、リネンなどの素材がブレンドされた生地で、普通のジャケットで有りながら、素材感のリラックスした要素も取り入れるなど、ビジネススーツという枠をいざ外してみるだけでも、とても拘り甲斐が出て来ます。それでは、ビジネスカジュアルスタイルの具体的な一例をご紹介させて頂きます。
東京店スタッフ:築地オススメ商品 ◇Wool 100% ◇目付:250g/m シングルスーツ:本体価格 58,300円(税込) ジャケット:本体価格 37,895円(税込) スラックス:本体価格 20,405円(税込) 春夏になると街中でたまに見かける玉虫色のようなスーツと言えば、ピンと来る方もいるはず。そう『ソラーロスーツ』です。 『ソラーロスーツ』の玉虫色は経糸(タテ)と緯糸(ヨコ)でそれぞれ違う糸の色を交差させることによって独特の鮮やかな色味を生み出します。一番目にする事が多いのは、緑と赤の糸色でベージュ色を表現した別名「サンクロス」とも呼ばれる色目です。 最近では、ソラーロと言っても多色展開が進み、定番のベージュ色以外にもカーキ色ベースのものや、ブルー色ベース、のソラーロスーツも増えてきました。 ブルーやネイビー色ベースのソラーロでしたら、一見するとシャドーストライプの通常のスーツ地とあまり遜色が無いので、試しやすく、ワードローブに組み込みやすいです。 昨今のイタリア的な着こなしを取り入れてみたい方には、是非ベージュ色にも挑戦して頂ければと思っております。生地の目付が250g/mで3シーズン着用可能な汎用性も魅力と言えるでしょう。
東京店SHOPMASTER:佐野オススメ商品 ◇Wool 100% ◇目付 298g/m シングルスーツ:本体価格58,300円(税込) ジャケット:37,895円(税込) スラックス:20,405円(税込) 春夏シーズンと言えば、『COOL BIZ』&《ビジカジ》とイメージがありますが、最早シーズンを問わず、スーツを着ること(フォーマル)が重要視されず《カジュアル》がキーワードであることは間違いありません!!! 『ニューノーマル』と言われるように、大きく変化をしてしまった世の中、今では在宅ワーク中心で『スーツをキチンと着ないんだよね。。。』そんな方も増えているかと思います。 ですが、皆さん、こんな世の中になっても、スーツを全く着ないなんて事は無いですよね?!?! だけども、先に宣言したように、今世の中は脱フォーマルで、ファッションの流れは、《カジュアル》&《リラックス》ですから、あまりにキチンとスーツを着てしまうと、どこか浮いてしまう。。。そんな事を不安に思ってる方、悩みをお持ちの方、ココYOSHIMURA&SONSに『粋で、抜け感のあるスーツ生地』ありますよ☆ YOSHIMURA&SONSがセレクトし自信を持ってオススメするその生地、 その名も、《High Twist Stretch》(ハイツイスト ストレッチ)です!!! なぜそんなにオススメなのか気になりますよね?!それは、スーツも良し、ジャケットも良し、スラックス単品も勿論良しと、三拍子揃っているので、 《SET UP》でお仕立てすれば、何通りも着こなしを楽しめちゃうというところ。 スーツ生地を通常上(ジャケット)だけで着てしまうとどこか違和感があるように感じますが、この生地の良いところは、その『ザックリ』とした生地感で、スーツの持つフォーマル感を感じさせないところ。 ですから、単品アイテムとしての着こなしの巾がとっても広く、1粒で何粒でも美味しい1着になる事間違いなしなんです!!! インナーをカットソーで合せた≪抜け感セットアップ≫、ジーンズやコットンパンツと合わせた『綺麗目カジュアル』、キメたい時はシャツでカチッと合わせて【粋なフォーマル】に。 その日の気分によって着こなしを楽しんでください☆ 着こなしばかりに目がいきますが、糸の撚りを通常より、強く撚った糸(バネのように伸縮性がある) を使用しストレッチ性や、通気性にも優れ、シワになり辛くシワ回復力に優れている機能性にも要注目です。 2021年の春夏はこの生地一択で間違いありません!!!!
東京店スタッフ:河本オススメ商品 ◇Wool 100%(タスマニア10%含む) ◇目付 260g/m シングルスーツ:本体価格 58,300円(税込) 去年より再度取り扱いを行なっております≪タスマニアブレンド≫をご紹介致します。 タスマニアとはタスマニアウールというオーストラリア内陸部で飼育される緬羊から刈り取られる繊細な極細羊毛のことで、多くの羊毛を産する事で有名なオーストリア全体でも、わずかに4%程度しかとれない品質が抜群に良いものです。 もともとこの羊の毛は褐色、もしくは黒色で服地としては適するものではなかったものを、長い年月交配を繰り返すことによって白色の毛を刈るための緬羊を作りだすことに成功したことにより、アパレル用羊毛は飛躍的にその存在感を増し、今ではスーツ地をはじめ、織物、ニットにも欠かすことのできないものとなっています。 この上質なタスマニアウールが10%含まれている【タスマニアブレンド】は、細番手の糸で織られ、表面の毛はクリアーにカットされており、非常に風合いは柔らかく、ドレープ感もあります。 今回ご用意致しましたのは、綾織り無地4色と、ナナコ織り無地4色と全て無地で統一。 ですので、スーツでお仕立て頂くのはもちろん、ヨシムラが去年より、一つのテーマとしてお伝えしております≪カジュアル≫に重きを置いて、ジャケット、パンツ、ベストと分けられてお仕立て頂くと、非常に使い勝手が良く、コーディネートの幅を大きく広げてくれると思います。 3シーズン着用可能と、これまた使い勝手の良い生地ですので、是非ご検討下さい。
東京店スタッフ:播磨オススメ商品 ◇Wool 100% ◇目付 230g/m シングルスーツ:本体価格 88,000円(税込) イタリア生地業界の中でもリーダー的存在と知られるテキスタイルメーカー兼プレタブランドのErmenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)からYOSHIMURA&SONSスペシャルコレクションとしてピックアップしたTRAVELLER(トラベラー) をご紹介いたします。 既にご存知の方も多いですが、トラベラーはグローバルに活躍をする、ビジネスパーソンのためにゼニアが開発した生地です。国内外に出張の多いビジネスパーソンの悩みは、スーツのシワでした。 イギリスでは昔から、シワになりにくい生地を生産していましたが、風合いが固く艶もない無骨な生地でした。 それ、ゼニアはなめらかで艶があり、ドレープ感もありシワになりにくく、軽い生地が作れないかと試行錯誤をして、トラベラーを開発しました。 適度な目付もあるので春夏だけでなく秋冬シーズンまで引っ張って、オールシーズン近く着れるのも嬉しいところです。 世界のエグゼクティブ ビジネスパーソンに愛されるエレガントなゼニア トラベラーを是非お試しください。 無地5色 (Black・Midnight Navy・Navy・Gray・Brown)・ストライプ4色柄・格子4色柄と着用シーンに合わせてお選びいただけます。
東京店スタッフ:河本オススメ商品 【シリーズ】 ・COOL EFFECT ◇Wool 100% ◇目付 200g/m シングルスーツ:本体価格 88,000円(税込) 皆様もよくご存知かと思われます、これまで何度となくご紹介してきました、『世界で最も美しいファブリックを創る』をポリシーに掲げたイタリア最高峰のラグジュアリーブランド、≪エルメネジルド ゼニア≫。 1910年にテキスタイルメーカーとしてイタリア・トリヴェロで創業して以来、高級素材のみを扱うメーカーでありながら原毛の買い付けから、素材の開発、紡績、機織、染色、仕上げ、さらには製品化までを自社工場で一貫して行うSPAと呼ばれる業態をとっており、また『最高の素材は優れたデザインを、最高のデザインは優れた素材を求める』という企業理念の下、プレタポルテ業界も支持を集め続けています。 数あるゼニアの生地レーベルの中で、2010年にゼニア本社工場にて最新テクノロジーを駆使して研究開発されたのが≪クールエフェクト≫です。 このクールエフェクトは《Wool 100%の機能性生地》で、その機能とは、生地の染めと仕上げの段階で施される〈スペシャルトリートメント加工〉により、生地の表面温度を約10度低く抑えてくれるのです。 そのため、見た目の暑苦しさや、実際に太陽光の熱を吸収しやすいことから、夏の暑い時期には避けられがちなダークカラーのスーツを涼しく快適にお召し頂けること出来ます。 機能性生地でありながら、「世界で最も美しいファブリック」であるゼニア本来の、 高級感溢れる光沢、肌触りも味わう事が出来るため、暑さの厳しい日本で一番?!色んな意味で《COOLな男》になれると思います。 今回は、定番の無地からスタイリッシュなストライプ、またビジネスカジュアルでもお使い頂けるチェックと幅広くご用意しておりますので、是非一度お選び頂き、このCOOLさを体感して頂きたいです。
東京店スタッフ:富田オススメ商品 【シリーズ】 ・AUSTRALIS ◇Wool 100% ◇目付 230g/m シングルスーツ:本体価格 77,000円(税込) 私がお勧めする生地メーカーは、Loro Piana(ロロピアーナ)のAUSTRALISです。 お馴染みのロロピアーナは、ゼニアと並びイタリアを代表するミル(織元)であり、イタリアの最高品質の生地ブランドとして別格とも言われておりますが、ゼニアと比べて、より柔らかい風合いであり、そのためレディースのお仕立てには大変好評を頂いております。 このAUSTRALISシリーズは、今までのSUPER130’Sより上回りSUPER150’Sの原毛を使用しております。 その意味する事は、数字が高いほど細くて長い毛を使用しており、そして毛が細くて長いほど、生地の光沢も増し、更に高級感漂う生地であります。 毛が細いと生地が弱いのでは?と心配に思う方もいらっしゃると思いますが、そこは、生地の工程で一つ一つ強く撚り挙げられた糸で、弾力性に優れているため、しわにもなりにくく、更にイタリア製生地の独特のしなやかさと上品な光沢感と、表面仕上げの美しさにより、別格といわれているわけです。 今シーズンご紹介する生地は、ベーシックカラーを中心とした無地4色、シャドーストライプ2色、グレンチェック2色、ヘリンボーン4色、ピンチェックが1色です。 それでは、それぞれのお勧めをご紹介していきたいと思います。
東京店スタッフ:播磨オススメ商品 ◇Wool 100% ◇目付 230g/m シングルスーツ:本体価格 77,000円(税込) 春から夏を通して秋口まで、ご着用頂ける生地≪ジランダードリーム≫は、縦糸にオーストラリア産メリノウール、緯糸にニュージーランド産メリノウールを使用した平織り組織の生地です。 当初はジランダーとして発売されていました。私の記憶では縦糸もニュージーランド産メリノウールで少し糸の撚りが強く、ハリだけのある生地であったと思います。 艶感と柔軟性を得意とするロロ・ピアーナでは珍しいコレクションでした。 時は流れ、数年前からジランダードリームが発売され始めました。縦糸にオーストラリア産メリノウールを使う事により、これぞロロ・ピアーナと言える、美しい艶と柔軟性を持たせたジランダードリームとなりました。 無地4色(Midnight Navy・Navy・Bright Navy・Charcoal Gray)ストライプ6色柄、格子3色柄のコレクションです。バリエーション豊富にご用意しましたので、お気に召す1着が必ず見つかるのではと思います。 サンプル帳をご覧になってみたり、店舗で大きな生地を見て、触って、肩に掛けてイメージをなさってはいかがでしょうか。 ロロ・ピアーナが作り出す生地の本当の良さを是非ご体感ください。
大阪店スタッフ:大崎オススメ商品 ◇Wool 100% ◇目付 220g~230g/m ◇品番:K20-8501~08,11,17,G9121 シングルスーツ上下:本体価格 77,000円(税込) ジャケット:本体価格 50,050円(税込) スラックス:本体価格 26,950円(税込) 最新設備と技術に基づいた一貫体制の下、最高級の原料を使用しイタリア屈指の最高級生地を生産している「フラッテリ・タリア・ディ・デルフィノ」(略称タリア)。 触った時の滑らかさはもちろんインポートブランドの中でも屈指のデザイン力を誇り、品質の良さはお墨付きです。 日本での知名度はゼニアやロロピアーナに劣りますが、本国イタリアではそれらよりも人気が高く洒落者に愛されているのがタリア。 高級感溢れるしなやかな風合いと華やかな色使いに自然と目がいってしまうお客様も多いのではないでしょうか。 生地はイタリアらしい柔らかく軽い着心地に加えて、しっかりとハリコシも感じられます。 見た目の良さに耐久性にも優れているとなるとなかなか弱点が見つかりませんね....。 いつもは他のインポートブランドを選ばれる方も、イメージを変えたい、他の人と被りたくないという方には是非一度お試しいただくことをお勧めします。 2021年の春は心機一転、スーツで気分を明るく盛り上げて行きましょう!
東京店スタッフ:富田オススメ商品 【シリーズ】 ・SUPER110’s ・PRUNELLE110’s ・RUSTIC TROPICAL21N ・TROPICAL120's ・PERENNIAL CLASSIC110's ◇Wool 100% シングルスーツ:本体価格 66,000円(税込) 私がお勧めする生地メーカーは、CANONICOです。 CANONICOは、1963年にイタリア・ミラノの北部ビエラ地方を拠点に設立された大規模なテキスタイルメーカーです。 お馴染みのCANONICOは、高品質でコストパフォーマンスに優れた商品は世界各国で高い評価を得ています。 当店でもメンズ、レディース問わず支持の高い服地ブランドで、毎シーズン出てくる色柄は大変発色がよく、CANONICOを楽しみにしている方も多いですし、私もその一人です。 そして初めてのオーダーされる方にもお勧めで、お値段以上の仕上りと満足感がえられるので、初めの1着は是非、CANONICOでお仕立てしてみて下さい。 今回の春夏生地は、スリーシーズン対応のツイル組織から、夏の定番平織と更にレトロな雰囲気で織目のはっきりしたものなど、豊富に揃いました。 色はベーシックカラーを中心に、無地はもちろん、格子三拍子ともいえる?!(笑)格子、小格子、千鳥格子と更にウインドペンが続き、ストライプにシャドーストライプと、幅広く展開しております。 それでは、今季のCANONICOの中から、お勧め素材とデザインをご紹介したいと思います。 コロナ禍ともあり、スーツを着る機会がめっきり減った方もいらっしゃると思います。 そこで、今回お勧めするのはスーツでもジャケットでも単品使いしやすいものをご提案します。
大阪店SHOPMASTER:南浦オススメ商品 ◇Wool 100% ◇目付 200g/m シングルスーツ上下:本体価格 63,800円(税込) イタリアファブリックの中でcanonicoとほぼ同じステージにあるのが今回私がお薦めするREDA 価格帯もクオリティも非常に近いこの2つのブランドですが、当社での打ち出しは全く違います。 前者のcanonicoがラグジュアリーなラインナップであるのに対し、このREDAは高機能性を謳った"ACTIVE"というシリーズのみを展開しております。 その気になる機能性はと申しますと,,,,, 1.吸湿放湿・2.ストレッチ・3.防臭・4.クイックドライ・5.調温効果・6.UVカット・7.ウォッシャブル・8.撥水加工・9.防シワ性etc とおよそ思いつく全ての効果を備えた上にニュージーランドウール100%だというのですから恐れ入ります。 ウール100%ですから当然のことながらポリエステル混紡素材のような硬さも無く、ドレープ感に優れ、非常に肌触りも良いので、日本の蒸し暑い夏でも快適に乗り切ることが出来るでしょう。 しいてデメリットを挙げるとするならば、目付が軽いので(200g/m)、パシッ!とした仕上りになりづらいということでしょうか。 しかしながらそのデメリットを補って余りある魅力がこのレダアクティブにはあります。 リモートワークとクールビズが進んだとは言え、まだまだ夏場でもスーツ必須!という方にはこのレダアクティブは救世主?になるのでは、と思います。
サンプル帳に組み込むのは初となるこのレダアクティブですが、今シーズンはベーシックな色柄の物を中心に計15マークをご用意しました。 もちろんクールビズ対応で単品使い出来る無地ライクな物もありますから、ジャケパンスタイルをご希望の方も安心してお選び頂けますよ。
大阪店SHOPMASTER:南浦オススメ商品 ◇主にW52% P23% N25% ◇目付主に214g/m シングルスーツ上下:本体価格 53,900円(税込) 元々は強度が求められるアウトドア製品やワークウェアに使用されていたCORDURA これらにはポリエステル、ナイロンの化学繊維が使われ、主に耐久性と機能性に特化しておりましたが、そこにウールを混紡させることによりビジネスでも対応可能なファブリックへと新に生まれ変わりました。 高機能性を謳っておりますので光沢感や蕩けるような肌触りはありませんが、お仕事に於いて作業を伴うことが多い方や長期出張の多い方には絶対の自信を持ってお薦め出来るファブリックです。 以前はこの高機能性ゾーンは日本毛織のトラベルックの独壇場でしたが、今はその座をコーデュラが取って代わったかたちとなります。
今シーズンのラインナップは7マークとやや少な目ですが、無地3マーク、ハウンズツース2マーク、シャドウストライプ及び格子柄がそれぞれ1マークづつと最低限ベーシックなところは押さえてますし、それに一番の売りはプライスではないでしょうか。 丈夫ということは寿命が伸びるということですから、1回当たりの着用コストも下がるということ。 長い目で見ればとても経済的なファブリックですよ ただ体形を維持するのが大前提ですけどね笑
MD玉岡オススメ商品 ◇Wool 100% ◇目付 240g/m シングルスーツ:本体価格 53,900円(税込) お待たせしました!2018年秋冬物スペシャルセレクションのジョン・ロバートショーを最後に途絶えていました英国生地ブランドを、今シーズン3年ぶりに英国老舗ミル(生地メーカー)の「クリソルド」をラインナップしました。クリソルドは1910年創業と言いますから、なんと110年もの歴史あるミルなんですね。 クリソルドは創業以来、英国北部のウエストヨークシャー(牧羊で有名な地域です)で高品質な生地を織り続けています。ここには生地を織るのに大切な資源、英国で最も美しいとされるペナイン山脈から流れ出る豊富で質の良い水が控えています。その豊富な水源と面々と受け継がれてきた技術(スーパー220'sやカシミア100%なども織ってます)によって作り出される生地は、ふっくらとした風合いとハリ・コシが有り、それに艶と光沢が重なり合います。 そんなクリソルドのコレクション、今シーズンは全11マーク取り揃えました。 クラシック回帰がファッショントレンドの昨今、このクリソルドで仕立てる落ち着き有る雰囲気のスリーピースやダブルスーツなどいかがでしょうか。定番無地シリーズでは特に紺系を、極濃紺から濃紺、紺、明紺と4色も取り揃えて有りますから、きっとあなた好みの「紺」が見つかりますよ。 無地は他に、黒、チャコールグレーにミディアムグレーの3色が有りますから、こちらもよろしくお願いします。柄物はベーシックなマイクロピンストライプとダブルピンストライプの2デザイン4色で、いずれも飽きの来ない英国由来のヴィンテージっぽいデザインです。 「百聞は一見に如かず」まずは、是非サンプル帳を請求して品定めしてくださいね。
大阪店スタッフ:大崎オススメ商品 ◇Wool 100% ◇C20-4001~4005,C21-4101~4115 シングルスーツ上下:本体価格 47,300円(税込) ジャケット:本体価格 30,745円(税込) スラックス:本体価格 16,555円(税込) 毎年様々な色柄や素材でご提案しているYOSHIMURAオリジナルの「VIGHTEX」シリーズは、 見た目の華やかさこそインポート生地に劣るものの、確かな技術でしっかりと織られたウール100%の着心地をこの価格で体感できることが、なによりも大きなメリット。 初めてのオーダースーツをご検討中の方から、オーダー経験を何度も重ねていらっしゃる方にも自信を持ってお勧めいたします。 気になる今季の色柄は...無地5マーク、格子5マーク、ストライプが10マーク、全20マークと、ベーシックトレンドをメインに豊富にご用意いたしました。 ビジネス用途として優秀で最適、品質面での不安要素がないため、コロナ禍を戦うビジネスパーソンの強い味方となってくれるはずです。 是非ご検討いただければ幸いです。
MD玉岡オススメ商品 ◇W50% P/50% ◇目付230g/m、240g/m シングルスーツ:本体価格 40,700円(税込) 今シーズンのYOSHIMURA&SONSオリジナルは、昨シーズン不足気味だったバリエーションを特に充実させて、なんと55マークのラインナップを用意しました。ベーシックな色柄デザインが中心で、無地、ストライプ、チェックと幅広いベーシックラインの品揃えに、最近トレンドのシャドーチェックも加えました。 クォリティは引き続き、「伸びる」「洗える」「丈夫」の3点を特徴とした機能性の高い素材をコレクションで、価格は従来のシングル上下40,700円(税込み)とリーズナブルプライスです。YOSHIMURA&SONSではこの価格帯も、高級感のある「ピックステッチ」「本水牛ボタン」や機能的な「脇汗止め」「腰裏滑り止め」などが標準仕様で付いていてお得感有です。 入学や入社の新年度に、初めてオーダースーツをお考えの諸氏におススメの一品です。一方、中堅クラスとなった社会人の諸氏には、服の傷みやすい夏に向けて、控えめにトレンド感があり(粋ですね!)、お財布にも優しいOSHIMURA&SONSオリジナルラインは強~いビジネスマンの味方ですよ!