2025年2月21日更新
麗らかな《春》はすぐそこに。 クローゼットに爽やかな、春の風を取り込む準備していきたいですね。 新しいシーズンに向けて、そろそろ衣替えへのモチベーションが高まってきた頃ではないでしょうか。 そんな皆さんに、生地コレクションをご紹介するだけに留まらず、年代別のスタイリングや、生地の豆知識まで、経験豊富でちょっとだけクセのある?!当社スタッフがユニークに今年の新作生地をご紹介している《SPECIAL SELECTION》をお届けします。 春夏シーズンの特長と言えば、《自由度の高い着こなし》が楽しめること。 今年もキーワードは【カジュアル】です。 ビジネスシーンではもうマストとなった、《ビジカジ&スマートカジュアル》に嬉しい生地ラインナップを中心に、デイリーウエア(普段着)までカバーできる、2025年春夏新作コレクションは、時代にフィットした自由度の高い生地ラインナップとなっておりますので、見ごたえ選び応え、そして何よりも《仕立て応え》は抜群です。 そして、 読者の皆さん、『3つのC』を覚えていただきましたでしょうか。 オーダーでもマストになった、COOL(格好良く) COMFORTABLE (抜群のストレッチ性、快適)CLEAN(清潔に、洗える) 嬉しい機能が満載な《機能性ポリエステル生地》は、今年も新作をご用意しパワーアップ! 暑い真夏のシーズンに嬉しい、《カジュアル&スポーティーな着こなし》への準備もバッチリです。 もちろん、基本的なスーチングを楽しめる、クラシック&ベーシックなスーツ生地も忘れてはいませんよ。 懐の深い品揃えがYOSHIMURA&SONSの強みです! さて、これからご覧いただく 《SPECIAL SELECTION》ですが、生地サンプル帳としてご用意している『DIPLOMAT』と併用してご覧いただきますと、 新しいスーツの創造をより一層に楽しめます。 サンプル帳と共に2025年春夏の【シーズンスタイルブック】として是非ご活用ください。 2025年春夏サンプル帳『DIPLOMAT』は本日完成しました。 生地サンプル帳は2週間無料でお貸出ししておりますので、ご希望の方は、サンプル帳貸出しフォームよりお申し込み下さい。
更に、今からご紹介する新作の春夏生地は、一部の生地を除いて全て、オーダーアイテムを7日間でお仕立てできる【7Daysオーダー】をご利用いただけます!
※柄合わせの関係上、チェック柄は7Daysオーダーでの対応ができません。
※ベストのお仕立て(スリーピース)は7Daysでの対応ができません。
※レデイースのスカートのお仕立て(スカートスーツ含む)は7Daysでの対応ができません。
新作がいち早く欲しい!と言う方は是非ご利用ください。 それでは、今季オススメの春夏新作生地のご紹介です。 今シーズンもどうぞよろしくお願いします。
※表記の金額は税込価格です。
『まずはこの生地をみてください。』 2025年春夏コレクションの中で、仕入れ担当をしている(佐野)のイチオシ生地であることは、この言葉から伝わったかなと思います。 YOSHIMURA&SONSでは初登場のブランド【LASSIERE MILLS】(ラッシャーミルズ)自信を持ってオススメします。 まず、初めましてですから、このラッシャーミルズの簡単な自己紹介を、、、 1949年イングランド北部のYORKSHIRE(ヨークシャー)にある高級服地の聖地HUDDERSFIELD(ハダースフィールド)に設立された、由緒ある英国ブランド。 強撚糸を使用し丈夫で打ち込みが良くハリのある生地感は、まさに【THE英国生地】。 最近の春夏物は、ストレッチであることや軽量性を求めたりする声が多いですが、やはりここは仕立屋らしく、春夏の季節を天然素材で快適にかつ仕立て映え良い生地でお仕立てを是非楽しんでもらいたいなと考え、ラインナップに加えることにしました。 この生地のチャームポイント、強撚糸を使用したハリコシのしっかりとした、ドライ&マットな生地感と、どんなアイテムのお仕立てにも対応できるそのユーティリティ性です。 強撚糸とは、読んで字のごとく、糸に通常よりも強く撚り(ねじる)をかけている糸の事で、この糸を使用した生地は、独特のシャリ感とハリコシのある生地に仕上がります。 高温多湿の日本でも、湿度を逃がし(風ヌケよく涼しい)生地がヘタることはないですし、防シワ性にも優れ耐久力も高いので、デイリーに使用できる点も嬉しいポイント。 そして、 なんと言ってもこの生地は、英国的なクラシックなスーツスタイルから、ジャケット単品やスラックスまで、何でもこなせる生地だと言うところが、個人的に一番の推しポイントです。 スーツはどの色柄で仕立てても、堅牢で構築的なブリティッシュスタイルを楽しんでいただけることは約束されたも同然。 一方で、YOSHIMURA&SONSで推奨している、《紺ジャケット》をベースにスラックスでコーディネートを楽しむジャケパンスタイルも、【LASSIERE MILLS】の生地ラインナップでの中で楽しめるようご用意。(個人的にはジャケパンス推しです。) あなたはどのスタイルで楽しみますか?どちらをお選びいただいても絶対に満足させる自信があります。 2025年春夏はこの【LASSIERE MILLS】で是非お仕立てください。
先程も書かせていただきましたが、やはり私個人の強い思いとしては、《ジャケパン》で是非この生地を楽しんでいただきたいです。 誰が着ても、どんなシーンでも、どんなアイテムともコーディネート(人・場所・物)できる《紺ジャケット》をベースにスタイルを組立てれば、ジャケパンは極めたも同然。 王道の紺(K25-8544)×グレイ(K25-8546)は、ジャケパン入門編として確実に抑えておきたいところですが、《K25-8549グレンチェックの白黒》をボトムに、ブリティッシュトラッドを楽しむのも粋です。トラッドスタイルとして王道かと思いますが、廃ることのない、普遍的なスタイルは今の時代でこそ際立つと感じます。
英国的な生地感を存分に活かして、ブリティッシュなセットアップスーツを楽しむのも粋ですね。どの生地を選んでも、セットアップスーツとして成り立つ生地感ですが、ココはTHE英国的な《K25-8549 グレンチェック白黒》を推します。英国クラシック感満載のグレンチェックですから、普通にスーツとして仕立ててしまうと、THE古き良きスーツとなってしまいます。目指すのは、カジュアル感のあるセットアップスーツ。そんな時は【コンフォートジャケット】を取り入れて、カジュアルなジャケットに表情を変えることがマスト。 余計な副資材を抜いて作り上げるコンフォートジャケットは、クラシック感を中和し、柔らかなジャケットの表情に変えてくれます。更に大見返しとマニカカミーチャも忘れずに。 クラシック&カジュアルMIXなセットアップスーツで一味違う大人カジュアルを楽しみましょう。 よりカジュアル感を演出したいなら、《K25-8548 グレンチェック 紺》も見逃せません。
いまやYOSHIMURA&SONSの春夏の定番生地になった「CANONICO 21μ」 今季はさらにラインナップを増加しました! それが、【MONTECARLO(モンテカルロ)】 フランスは、モナコの地名を引用しており、晴れの日が多く、また日照時間が長く、海水浴も楽しめるモンテカルロのリゾート地らしい雰囲気をそのまま表現しているような、色鮮やかで、爽やかなバリエーションをそろえております。 色味に負けず特徴的なのが「生地の風合い」 「21μ」であることに加え、「平織りのホップサック」これが「軽やかな風合い」と「通気性」を確保し、ドライな着心地を楽しんでいただけます。 麻袋のような織り方であるホップサックですが、そこは老舗VBC社の素晴らしい点で、ザクっとした生地感の中にどことなく柔らかさを含んだ生地に仕上がっております。 目付は春夏生地にしては比較的重く見えるかもしれませんが、〈ドライな触り心地〉と〈しなやかな柔らかさ〉を演出している【MONTECARLO】に触れてしまえばもうその魅力から逃れられません。 ジャケットで、パンツで、セットアップで、なんなりとお仕立てください。 動きが早そうですから、ぜひ皆さん、お早めに。
おすすめせずともおそらく「これは紺ブレでしょう」とお考えの方が多いかもしれませんが、敢えておすすめさせていただきます。 「紺ブレ」のお仕立てにあたって絶対的に欲しい〈生地の組織感〉 組織感がないものにメタルボタンをつけると、生地がボタンに負けてしまい、ボタンが浮いているように見えてしまいます。 その点【MONTECARLO】にその心配ご無用です。 ただ少しスパイスを加えるのであれば、紺ブレは紺ブレでも、【ダブルブレスト】にしてみましょう。 ブレザーの抜け感がお好きな方は、【4×2】 →コットンパンツなどで合わせる「カジュアルスタイル」をおすすめいたします。 由緒正しき制服スタイルがお好きな方は【6×2】 →ミディアムグレイかチャコールグレイのスラックスを合わせて「品行方正なスタイル」を作りましょう。 オンでもオフでも、年齢性別問わず、おしゃれに着こなせるまさに「万能薬」 それが「紺ブレ」です。 定番だからこそ、個性とブレザーの背景も纏う、そんなお仕立てを【MONTECARLO】で楽しみましょう。
暑い時期になるとどうしてもトップスに困りませんか? シンプルな合わせ方しか思いつかない、暑くて考えられない。 そんな方にぜひ挑戦していただきたいのが、【MONTECARLO】での【カラースラックス】です。 トップスがシンプルならば、パンツに色を持っていきましょう。 私のおすすめは「ベージュ」 白でも黒でも、その他どんなカラーとの色合わせが良く、シューズの色合わせにも迷う心配はありません。 「ジャケット1着に対し、パンツ3本は持っておくといい」と我々はよく皆さんにお伝えしていると思いますが、【ベージュでのお仕立ては値千金】 なんでしたらパンツ3本に匹敵するほどの力を春夏のコーディネートにもたらすことでしょう。 ざくっとした表情が春夏らしく、通気性も確保され、防シワ性も持ち、さらにはシワの回復力まで高いウール100%生地。 「おしゃれはあしもとから」のあしもとは範囲を広げて足許に。 だまされたと思って「ベージュスラックス」作ってみてください。 夏が一層好きになれますよ。
今季より新たに取り扱いがスタートしました、ロロピアーナのジャケットシリーズ『ジランダー』 ジランダーと言えば、皆さんスーツ生地のイメージが強いと思いますが、今季はそのスーツ生地に加え、このジャケットシリーズも取り扱うことになりました。 そもそもスーツ生地のジランダーは、ナチュラルなストレッチ性が特徴ですので、必然的にジャケットシリーズもストレッチ性があるのかと思っていましたが、正直言うと、スーツ生地に比べてそこまでの伸びは感じられませんでした。 ただ、それを払拭するぐらい生地の表情がめちゃくちゃ良い! 見ての通り、生地はホップサック (織り柄)なのですが、そこにロロピアーナらしい上品な光沢もしっかりある、まさに高級感満載のジャケット生地です。 ここまでホップサックの洒落感がありながら、高級感もしっかり感じる生地は、このジランダージャケットシリーズくらいでしょう。 また、ホップサックのジャケットは合わせるパンツを選びませんので、1着で色々な着こなしを楽しめる点も魅力的なポイントです。 ジャケパンだけど、そんなにカジュアルな感じにはしたくない。 そんな方に是非お仕立ていただきたいですね。 今季は、濃紺・紺・ベージュの3色展開となります。 このシリーズはかなり人気が出ると個人的には思っておりますので、気になる方は是非、早めのオーダーをオススメします!
まずは定番として、濃紺or紺で汎用性抜群のジャケットをお仕立て頂きたいですね。 ジャケットはスーツと違いカジュアルライクなデザインで仕立てる方が多いですが、この生地の高級感を活かすなら、ベーシックな仕立てが良いかもしれません。 前ボタンはシングル2Bの、腰Pはフタ付きの平行。 肩もナチュラルだけど、少し薄めのパットを入れてビジネスライクに。 ただ、ホップサックの洒落感を活かして、敢えてカジュアルに落とし込むのであれば、3つボタンの段返りにパッチポケット。肩もパットを抜いたマニカカミーチャでイタリーな仕上がりにするのがオススメです。 是非お好きなスタイルでお仕立てください。
ベージュのジャケットは、ネイビーとかに比べると少し難易度が高いですよね。 確かに、他のジャケット生地で仕立てるベージュジャケットは、そうかもしれません。 ただ、先述のようにこのシリーズは、上品な光沢がしっかりありますので、同じベージュでも派手に見えないと言いますか、春夏らしい爽やかさ、また洒落感がありながらも、落ち着き・品のあるジャケットスタイルをお楽しみいただけます。 スラックスはもちろん、プライベートであればデニムとの相性も良いですし、インナーもワイシャツ、ポロシャツ、カットソーと、コーディネイトの幅はかなり広い万能アイテムですので、是非ベージュジャケットの良さを知っていただき、いろんな着こなしに挑戦してほしいですね。
春夏のカラージャケットの定番【ロロピアーナ サマータイム】 「ウール」×「シルク」×「リネン」【三者混】による清涼感を持ちながらエレガントさを与える風合いは【サマータイム】ならではの独特な表情といえるでしょう。 色鮮やかなラインナップで、性別問わず、幅広い需要にお応えできる大人気サマータイムは今季なんと新色が登場です! これまでの濃紺、紺、ブルーに加え、「ベージュ」「ピンク」「ラベンダー」「ブルーグレイ」のニュアンスカラーを取り入れたラインナップとなっております。 トレンドとして取り上げられやすい〈パステルカラー〉を模した様々な色合わせが楽しめる今季の【サマータイム】で、春夏の大人なおしゃれをオンでも、オフでも最大限楽しみましょう。
【サマータイム】をお求めの方の多くは、定番の「紺のジャケット」はお持ちかと思います。 そうなるとここで紺系をお選びいただくよりも、せっかく色とりどりなラインナップがあるので、ここはひとつ、【ブルーグレイのジャケット】をお仕立てされてはいかがでしょうか。 【グレイみの強いサマータイム】は、おしゃれでもあり、エレガントでもありそしてグレイの冷たさが、大人しく(大人らしく)もありという、というまさに〈三者混〉を表現したようなスタイリングが可能です。 合わせるパンツは「春夏らしくライトグレイでの定番コーデ」 「ブラウン×ブルーグレイで濃淡をつけたコーデ」 「パンツでの活躍が見込まれにくかったネイビースラックスで外しスタイル」 楽しみ方も素材のように「三者」で。 おしゃれと落ち着いた雰囲気を交えたビジネスユースジャケット、注目です。
安心感や、やさしさ、リラックスなど、丸いイメージの強い【ベージュ】 これが【ジャケット】のお仕立てにおすすめな生地です。 サマータイムの中でも比較的インパクトは弱めかと思いますが、それがいいんです。 仕立て自体は雰囲気をぐっと良くする【アンコン仕立て】【パッチポケット】これだけは押さえてください。 あとはもう基本に忠実に。 そうすることで、合わせるアイテムが一層輝きだします。 〈白スラックス〉を合わせた「イタリースタイル」もよし。 もっとカジュアルにされる場合は、「デニムパンツ」を合わせた「ドレス×カジュアル」も素敵です。」 そういった合わせをする中で、実は上衣もいいのを着てますよと種明かしをする感覚でご着用ください。 高価なもの高価なものの押し売りが、おしゃれでは決してありません。 自分の中でひっそり楽しむ、そんなエレガントさを見た目にも心にも持ちましょう。 【ベージュカラー】のアイテム着用の楽しさに今季目覚めてください。
当店で取扱うイタリア素材のTALLIA(TALLIA DI DELFINO)といえば、スーツ地として多くご提供してきましたが、今回は選りすぐり中から一つ、初のジャケット素材のコレクション<PORTOFOINO>(ポルトフィーノ) をご紹介します。 PORTOFINOとは北イタリアの高級リゾート地の名称。カラフルな海岸沿いの風景と美しい街並みをイメージとして作られた色鮮やかなコレクションです。 そんな魅力ある町をコレクション名にしてしまう遊び心が何ともイタリアらしいです。 素材はメリノウールに滑らかな肌触りのシルク、夏らしくさっぱりとドライタッチなリネンを入れた三者混のスラブ織。 特徴はナチュラルな風合い、肌触りと通気性の良さ、程度な伸縮性とリラックス感があり、早くも袖を通したくなるテキスタイルです。 色展開はアースカラーのグリーン、レンガ色、ブラウンの3色。 ウール&リネンそしてシルクをブレンドした春夏に相応しい素材を取り入れることで、それだけ着ていれば、お洒落に見えます。是非、オススメのスタイルを参考にご検討ください。
キレイ目に大人らしくジャケットを着こなすなら、断然こちら。 ジャケットの裏仕様は、やはり軽くアンコン仕立てや半裏仕立てがオススメ。 きちっと感と軽い仕上げで、今らしく羽織り感覚で着て頂けるので、暑い季節にも軽く涼しく見せてくれます。 合わせるボトムカラーは、グリーン、レンガにはグレイ無地(CANONICO6503)や、ベージュ(葛利5208)がオススメ。 ブラウンには、上記と同じベージュ(葛利5208)はもちろん、チャコール無地(CANONICO6504)一番使いやすいコーディネート。この組み合わせならビジネスでもOK。 またボトムをベージュ(リランチャ3505)に白デニムにすれば、コントラストもパッと明るくなり、休日のお出かけやリゾート用に活用できます。 インナーに着る一番オススメシャツは、色気を感じるドレスボタンダウン。衿の佇まいとジャケットがベストマッチ。その他、カットソーやサマーニットもスポーティや柔らかい印象にもなりオススメです。
メンズでご紹介したジャケパンスタイルは、レディースにももちろんですが、カラーに敏感なレディースこそ、スーツスタイルもオススメ。 ボトムは、ワイドタックパンツシルエットを合わせることで、遊び心のあるシルエットと リラックス感が表現できます。 また、小物使いに細ベルトを取り入れば、アクセントになり、より洒落感のあるスーツスタイルが完成。 また、季節を活かした素材だからこそ、ジャケットやパンツをそれぞれ単品使いするのもオススメ。コーディネートの幅が広がり、ヘビロテ間違いないです。 是非、今季の1着にこのタリアPORTOFINOをオススメします。
男性のみならず女性からも絶大な支持を得る、ロロピアーナ社『AUSTRALIS Super150’s』 (オーストラリス) まずオーストラリスの最大の特徴は、なんといってもその美しすぎる光沢感です。 光沢だけでいうと、ヨシムラが取り扱うすべての生地を差し置いて圧倒的NO,1。 正直群を抜いています。 この綺麗な光沢は、一目見ただけでおおよその方が「ただものでは無い」と感じられることでしょう。 加えて、Super150's原毛からなる生地の質感は〈ヌメリ感〉という言葉がぴったりで、体に優しく吸い付くようなドレープ がより一層光沢を増し、美しくスーツを映してくれます。 この柔らかく滑らかな肌触り。是非、実際に生地を触れてみていただきたいですね。 触った時点で虜になるはずです。 ただ、ここまで艶があり生地も柔らかいですので、どうしても耐久性に難があるのは事実です。 ですが、そもそもオーストラリスは、あまりに美しすぎる光沢感から普段のビジネスシーンでは少し使いづらいという側面もありますから、ここぞという時のスペシャルな1着としてお選びいただけたらと思います。 今季も、幅広い色柄をご用意しておりますので、まだお試し無い方は、是非この《Loro Piana AUSTRALIS》の良さをご体感ください。
オーストラリスの極上の素材感を味わうのであれば、 H25-9001濃紺無地 の一択です。 オーソドックスな生地ほど素材の良さを引き出せるものはありませんから、上品な艶感としなやかなドレープ感、これだけで十分様になります。 また、デザインについては、ジャケットシングル2Bのサイドベンツ、腰ポケットは平行の両玉フタ付き。 スラックスは、アウトタック1本に裾シングル。股下はすっきりテーパードシルエットに。 奇をてらったようなデザインも一切不要です。王道中の王道であるベーシックなスタイルでお仕立てしましょう。
オーストラリスでのお仕立てで、私が特にオススメしているのが「タキシード」です。 タキシードと言うと、フォーマル用のマットで真っ黒の生地で仕立てるのが一般的ですが、昨今タキシード自体も多様化しており、ファンシータキシードと言われるような華やかで洒落感のあるものもトレンドになってきています。 ですから、美しいオーストラリスの生地で仕立てるタキシードは、非常にオススメ。 華やかさが一気に増し、誰よりも格好良いタキシードスタイルを演出することが出来るでしょう。 結婚式用やパーティー用など、それぞれのシーンに合ったタキシードを是非、お仕立てください。
世界三大ミルの一角「ロロピアーナ社」より、『Loro Piana ZELANDER 2WAY STRETCH』(ロロピアーナ ジランダー 2ウェイストレッチ)のご紹介です。 昨年より、従来のジランダーに比べ、ストレッチ性・光沢・ソフトな柔らかい風合いがプラスされたシリーズをご用意しているのですが、それで仕立てたスーツが快適ながらも高級感があると大変好評を頂いております。 特に、春夏でもきちんとしたスーツが必要な方には、非常にオススメですね。 柔らかい風合いながらも、ベースは平織りで通気性もあることから、サラッと着用できますので、持っておくとかなり重宝すると思います。 また、その生地感を活かして、スラックスを仕立てるのもオススメ。 ストレッチ性や通気性に優れながら肌触りもよい、加えて光沢もしっかりありますので、上品なジャケットスタイルに合わせるスラックスとしても大変活躍してくれますよ。 今季は、ビジネスライクな無地3色にシャドーチェック2色、またストライプ2色に、カジュアルライクなチェック柄4色の計11色をご用意しております。 まだお持ちでない方は、是非一度お仕立てください。
昨今注目されているブルーグレーは、ジランダーの生地感と相まって、上品ながらも爽やかな印象を与えられるスーツになりますので、非常にオススメです。 仕立ては、カチッとクラシックに仕上げるのも良いのですが、敢えてスーツにコンフォートジャケットを採用し、芯地やパットを無くした軽量仕立ててで、快適な着心地とこなれ感を演出するが個人的に一押しです。 それなれば、デザインは3つボタン段返りをベースにしたイタリア調のディテールで固めたいですよね。 上品さと爽やかさに加え、洒落感もある唯一無二のスーツスタイルになりますよ。
ストレッチ性・通気性に富んだジランダーで仕立てるスラックスは快適で本当にオススメです。 また、きれいな光沢をも兼ね備えていますので、ジャケパンでも少し高見えさせたい時なんかは、ジランダーのスラックスがあれば非常に助かります。 まずはベーシックなグレー無地でお仕立ていただきたいところですが、カジュアルライクなチェックシリーズも、十分上品さは残しながらデザイン性の高いスラックスに仕上がりますので、お洒落重視の方にはこのチェックシリーズで是非お仕立て頂きたいですね。
毎年多くのご注文をいただき絶大な人気を誇るゼニアの中から「Traveller」(トラベラー)と「Cool Effect」(クールエフェクト)のご紹介です。 まずは、「Traveller」。 Travellerは、その名のとおり、ビジネスパーソンにとっての旅行、つまり出張の際に活躍するよう作られた特別な生地です。 というのは、長時間の移動や1日中活動していても、シワになりづらく、ひと晩ハンガー掛けしておけば回復する、という防シワの機能性が備わった生地になっています。 そのシワに対する強さの秘密は、厳選された上質な羊毛を使用しているだけではありません。 糸を紡ぐ段階で強く撚りをかけることでハリとコシを強化しているのです。 上質な素材と、独自の最高技術をもって生み出された「Traveller」は機能性が高いだけではなく、耐久性がありながら美しい光沢をも兼ね備えていますので、ご出張のシーンでなくても、ここぞという時の1着としても大変オススメです。 そして「Cool Effect」(クールエフェクト)もその名のとおり、一言でいうと、「涼しい生地」。 夏場も外回りの営業をされている方や、クールビズであってもジャケットを着ないといけない方の強い味方になってくれます。 太陽光を反射し熱を放射させる独自の加工がなされていて、そしてとても軽い。ダークカラーのスーツを1番涼しく着たい方、「Cool Effect」を選べば間違いありません。
どちらの生地もベーシックで程よいゆとり量をもたせてお仕立てすることをオススメします。 Travellerは、たとえシワに強くても、タイトなサイズ感で作ってしまうと、どうしても長時間の移動などであれば、生地にストレスがかかることは否めません。 また、Cool Effectはとても薄く生地であることから、耐久性の点では少し弱い部類に入ってしまいます。 ですので、どちらも長く美しく着ていただくためには、無理のないサイズ感、ベーシックなスタイルが鍵です。
レディースの既製のパンツスーツで多いのは、やはり細身のテーパードのパンツスーツではないでしょうか。 Cool Effectももちろん良いのですが、特にTravellerは、美しい光沢感があり上質さが感じられる生地ですので、オーダーだからこそ贅沢に生地を使い、ゆとりを持たせたタック入りワイドパンツのスーツスタイルがオススメです。 ジャケットも少し着丈長めでほどよいゆとりを入れましょう。 この生地だからこそ、マニッシュなパンツスーツの中にエレガントさが醸し出されるスタイルになります。
ビジネスシーンでのカジュアル化が進む中、普段はビジカジスタイルでも、敢えてスーツを仕立ててみたい、そう思わせてくれる、Tallia Di Delfino(タリア・ディ・デルフィノ)の生地、「NAPOLI」のご紹介です。 なぜ、この「NAPOLI」でスーツを仕立てたくなるかというと、少し個性を感じる色目、美しい光沢、さらりとした質感と、とにかくお洒落な生地だからです。 また見た目だけではなく、このシリーズは防シワの機能を備えていますので、ビジネスユースとして持って来いの生地であります。 「ナポリを見てから死ね」という言葉がありますが、そんなイタリア最大の街の名前がつけられたこの生地。 もう仕事でスーツは着る必要がないから・・・と仰る方へ、ぜひこの「NAPOLI」を見て触れてみてください。 きっと今までのスーツとは一味違う、洒脱なスーツをお仕立てしたくなると思います。 今季はネイビー、グレイの他に新しくベージュ系のストライプ柄も入って9マークご用意しております。お品切れになる前にお早目にオーダーしてくださいね。
スーツをお仕立てするなら、3ピースでのお仕立てがオススメです。 ベストがあると少しフォーマルな印象を出すことができ、コーディネートの幅が広がるのと、春先の肌寒い日、秋口など着られる期間がより延ばせますよ。 ただカジュアル化が進むビジネスシーンでも気兼ねなく着られるように、スーツの堅苦しさはなくしましょう。 肩パットは薄くもしくは完全に抜いてしまって(完全に抜くならマニカカミーチャ仕様がオススメ!) 、ナチュラルな肩回りでリラックスした雰囲気を出すのはいかがでしょうか。 この生地は身体に沿うようなしなやかさもありながら、ハリ感も兼ね備えていますので、肩回りを軽くしてもスタイルが大きく崩れることはありません。 スーツをより気軽にお洒落に感じる1着をお仕立てしてみてください。
レディースの方にオススメするのはダブルブレストのスーツです。 スーツはシングルしか持っていないという方、ダブルのスーツでのお仕立てはいかがでしょうか。 なぜこの生地がダブルに適しているか。それは、ダブルジャケットは前の釦を開けて羽織るような感じで着ることもあるかと思います。 その時に、このしなやかでハリ感のある生地であれば形が崩れにくいのです。 また、シングルに比べて多くの生地を使用するダブルジャケットは重たくなりがちですが、このタリアの生地はハリ感がありながらも重たい生地ではありません。 いつも同じスーツスタイルという方、ぜひこの生地で新しいスタイルに挑戦してみてください。
夏の定番生地になりつつある、【機能性素材】 その中から私、大嶋がおすすめさせていただくのは、【エバレット ギンガムサッカー】です。 【Primflex(プライムフレック)】とも呼ばれるこの「エバレット」は、もととなる糸に性質の異なる2つの糸を使用し、〈螺旋構造〉にすることで〈バネのような伸縮性〉を持たせている生地です。 その特性もあって、ジャケットやスラックス、スポーツウェアまで幅広く活躍している、1つは持っておきたい夏に頼りになる生地です。 これまでもラインナップ入りしていましたが、大人気につき、今季より色展開が増加! ベーシックな色味に加え、カジュアルスタイルにもってこいな「マスタード」「ピンク」「ホワイト」が今季より参戦です! サッカーの生地の凹凸もあいまって、例えば同じ紺色ジャケットでも、これでお仕立ていただければ、春夏コーディネートへと早変わり。 暑さでおしゃれなんて気にしていられない。。。なんていう方はぜひ一度お試しください。 春夏の伊達男になるには、【エバレット ギンガムサッカー】 こちら一択です。
春夏を快適に過ごせるジャケットをお探しの方はまず【エバレットギンガムサッカー】の「紺」をお選びください。 先述したように、紺のジャケットをお持ちの方は多いと思いますが、〈サッカー素材〉となると雰囲気がぐっと春夏らしくお召いただけます。 デザインはもちろん定番の Simple is Best【シングル2つボタン】 ボタンは〈遊び心〉と〈軽快さ〉のある「貝ボタン」を選んで、個性を見せていきましょう。 パンツは、ただ素直に「グレイスラックス」を合わせていただければもう完成です。 「上衣を着なければいけないけど暑い」「暑苦しいと思われたくない」 ぜひそんな皆さんに、「シンプルだけど、着るのが楽しく快適に過ごせる」 そんなジャケット、【エバレット ギンガムサッカー紺】をおすすめさせていただきます。
色遊びが楽しめる、ラインナップも爽やかな色味の増える夏。 色を纏ったおしゃれができた者が春夏のコーディネートを制します。 おすすめは【ホワイトジャケット】 ジャケットがホワイトだとインナーやスラックスでどんな色でも合わせやすく白、黒、以外にも「紺、オリーブ、ブラウン」その他幾通りも楽しめます。 仕立ては【段返り3つボタン】にされて、ボタンは「貝ボタン」「ナットボタン」の2択。 そこに〈オープンシャツ〉や、〈イタリアンカラーシャツ〉 さらには〈短パン〉を合わせて、今までのテーラードスタイルをプライベートに落とし込みましょう。 「ジャケットはオフに着てこそ、そして、色合わせを楽しんでこそです」 リゾート感あふれる風合い、まさに「イタリーの伊達男。」を目指しましょう。 春夏らしい遊び心のあるお仕立てをお楽しみください。
2025SS新登場の機能性素材【空羽】 これ、なんと読むと思いますか? 正解は紹介末尾に! さて、この【空羽】 特徴はなんといっても【隙間と凹凸】 経糸を等間隔に抜き、糸を抜いた部分と抜いていない部分を作ることで、生地の表面に〈でこぼこ〉ができ、「軽い風合い」と「通気性のある」快適な着心地を楽しんでいただける生地です。 今回は先染の柄物をご用意いたしました。 大人気「緑×紺のブラックウォッチ」 色違いでの「濃茶×紺のブラックウォッチ」 カジュアルに使いやすい「白地×茶×紺の小格子」の3ラインナップです。 コットンの欠点である〈シワ〉〈毛羽立ちやすさ〉〈縮みやすさ〉をポリエステルがうまくカバーし、さらに「機能面の強化までされていると。 こんなに魅力的でいいんでしょうか。いいんです。 ぜひ見て、触って、【空羽】の風合いをご堪能ください。
凹凸感のある通気口の空いた【空羽】の良さを最大限活用するべく、【アンコン仕立て】もしくは【コンフォートジャケット】で仕立てください。 裏地や芯を最大限なくしたお仕立てすることで、「軽い風合い」と「通気性」を【損なうことなく】快適な着心地をご提供できます。 柄を主役にしてあげられるよう、デザインは極力シンプルに【シングル2つボタン】 薄さが分かりやすくなるよう、フラップはつけず、【パッチポケット】でのお仕立てが一層軽やかさを演出してくれます。 チャレンジ精神のある方は、【緑×紺のブラックウォッチ】で「ブレザー」を作ってみると面白いかもしれませんよ。(生地が薄いのでごつすぎるメタルボタンはお控えを)
夏場、下半身の暑さを回避したくても、脱ぐには限界が伴います。 (下着にはなれませんからね) そうなった際、通気性が高く、でこぼことした【空羽】を「スラックス」としてお仕立ていただくことで、肌にまとわりつかず、風通しも最高という暑さ軽減のお手伝いをしてくれることでしょう。 今季新作の「機能性素材の中で唯一コットン混の生地」ですので、比較的ハリもあり、綺麗さを損なうことなくおしゃれを楽しめる、そんな生地感、柄になっております。 素敵な柄を最大限生かすためにも、ベルトをつけない〈ベルトレス仕立て〉 普段履いているスラックスよりも少し太くされると、柄もよく見えて、かつ肌と生地の隙間が大きくなり通気性も感じやすくなります。 トップスをシンプルにした際に一層輝くスラックス、今季機能性素材でぜひ。 空に舞う羽のような、軽やかで、快適。 まさに【空羽(あきは)】2025春夏を快適に舞い踊りましょう。
今季のラインナップで最軽量の機能性素材『DotAirサッカー』 特殊技術を用いて製造された通気孔(メッシュのような) により軽量化されたこの生地はとにかく軽く、生地を持てばすぐにその軽さは分かりますが、実際に仕立てて着用いただくと、その凄さをより感じていただけると思います。 もはや「着る」という領域ではありません。『羽織る』です。 (既製品ではよくDotAirのシャツが売られているほど) また、通気性が抜群なうえ、ポリエステルベースに綿を23%混紡したことにより生まれた生地の凹凸 (サッカー組織)が肌への接着面を少なくしてくれるため、そもそも涼 しい+汗をかいてもべたつかないという超がつくほどの快適さも兼ね備えています。 え、綿が入っているってことは生地感はちょっと硬いのでは?と思われた方。 いいえ、決してそんなことはないんです。 むしろ、肌触りはかなりソフトでかなり柔らかく、肌当たりの優しい着心地をご体感いただけます。 もちろん、機能性素材ならではのストレッチ性にも大変優れ、さらにご自宅でお洗濯も可能と、もう言うことなしのハイブリット素材でございます。 今季は、無地4色と、夏らしいコードレーン2色の計6柄をご用意しました。 いたり尽くせりのハイブリット素材『DotAirサッカー』を是非ご堪能ください。
DotAirの清涼感・軽量感をセットアップを通して全体で感じていただきたいですね。 1着もっておくと、この夏重宝すること間違いありません。 仕立て方は、コンフォートジャケットがオススメ。 さらに軽量な仕立てになりますので、もう手放せなくなるかもしれませんよ。 また、シルエットは、特にスラックスを少しゆとりの持たせたサイジングにし、余裕を感じさせる着こなしにするのがキモ。 柔らかいリラックス感のあるセットアップスタイルをお楽しみください。
クールビスが始まると上着を着なくなる方も多いと思います。 そうなると、コーディネイトのメインは「スラックス」ですよね。 この機会にスラックス、拘ってみませんか? 今回ご用意した色柄はどれもすごく洒落感がありますので、シンプルにノーネクタイのシャツを合わせるだけで、コーディネイトを底上げしてくれます。 少し落ち着いた着こなしが良ければ、Xネイビー・グレイ・黒の無地。 よりカジュアルライクで挑戦的な着こなしにしたければ、ベージュ無地か、ブルーorグレイコードレーンがいいですね。 生地の凹凸により肌への接着面積を少なくしてくれるDotAirの良さは、スラックスが最も感じやすい(スラックスの裏地は膝上までしかつかないため)ですので、カッコよく、かつ快適に着用できるスラックスを是非、このDotAirでお仕立てください。
夏の機能性素材からRIRANCHA(リランチャ) をご紹介します。 今季は新色のピンクとブルーが加わりカラフルな展開の注目素材です。 リランチャの特徴は、<程よい肉感>、、<麻調>、に見えること。 機能性素材の多くは薄手のため、ややチープに見える印象がありますが、リランチャは、ブラウンカラーは正に季節を意識した麻調に見えますが、濃紺はウールのように見え、少し高級感のあるエレガントな仕上りになります。 機能面でいえば、360度方向へ伸びるストレッチ素材で、糸の撚りに強弱を付けることで ドライタッチな肌触りと表面感を表現しています。 また、回収された古着やリサイクルポリエステルを使用することにより、地球に優しい素材となっています。 また、ウオッシャブル(家庭洗濯可)、吸水速乾、防シワ、ストレッチ性と良い事尽くしの素材です。
ベーシックカラーの濃紺、ネイビー、グレイなら、安心してビジネスシーンでお使い頂けます。 スーツで仕立てておけば、上下別々にして単品ジャケット使いも映えます。 もちろん裏仕様は、<ウオッシャブル仕様>、と<最軽量のコンフォートジャケット仕様>や<アンコン仕立て>で軽く着て頂きたい。 スラックスはメトロポリス(3538~3540)がベストマッチ。 また、ベージュ、ピンク、ブルーの遊び心あるカラーでは、単品スラックスが断然オススメ。 ゴルフパンツ、リゾートパンツ、リラックスパンツetc.,と、ビジネスシーン以外に多方面で活用できます。肉感もあるので身体のラインを拾いにくいため、少し細くしたテーパードシルエットもオススメです。
先に上述したように<肉感>、<ラインを拾いにくい>ことから、断然ワンピースがオススメ。 特にワンピースは身体全体を覆うため、ストレッチ性が無ければ窮屈でなりません。 この素材ならワンピースの弱点を克服してくれますので、ストレス知らずです。 濃色なら、ビジネスシーンで。また遊び心あるカラーはプライベート用に。 エレガントな仕上がりになりますから、是非この春夏にお試しください。
まるでリネンのような風合いを楽しめる機能性素材『EVALET』 (エバレット)。 機能性素材でリネン⁉ 当初、まさかポリエステル100%でリネンライクな雰囲気を楽しめるなんて思ってもいませんでした。 ですが、リリースされた数年前、現物を見た時に思わず「うわすごっ。」と声に出たことを覚えています。 そのぐらい見た目がCOOLなこのエバレットは、〈擬麻〉 (ぎま)素材と言われ、強撚でムラ感のあるポリエステル糸を使用し、麻(リネン)さながらの表情と風合いを表現したハイクオリティの機能性素材です。 このザックリとしたドライ感、清涼感抜群です。 また、ポリエステルで作られていることで、リネン特有の型崩れ (シワ)や変色をカバーすると共に、ストレッチ性やウォッシャブル機能をも兼ね備えていますので、リネンの良さをしっかり残しながら、機能性をプラスしたまさに《良いとこ取り》の生地であります。 セットアップ・ジャケット・スラックス。どのアイテムで仕立てても、最高に決まります。 この夏、エバレットが最強の相棒になること間違いなし!是非お試しを!
まずエバレットでのお仕立てであれば、セットアップがオススメ。 上下作ってしまえば、セットアップの着こなしはもちろん、ある時はジャケットで、またある時はスラックス単品でと、着用シーンに合わせて使い分けられるので、一粒で二度三度楽しむことが出来ます。 中でも、使いやすさNO,1はやはりX25-3521濃紺無地。 1着あれば、コーディネイトの幅は無限大です。 セットアップで着用する際は、ニットタイやリネン混のタイを合わせた、リッチでダンディなタイドアップスタイルをお楽しみいただきたいですね。 また単品使いする際は、リネンのイタリアンカラーシャツなんかを合わせて、イタリーな雰囲気漂うスタイルが個人的にオススメです。
エバレットのリネンライクな表情は、スラックス単品使いでも十分サマになるが嬉しいところ。 そこで、プライベートに全振りした《カジュアルスラックス》のお仕立てはいかがでしょうか。 今回のラインナップでいうと、X25-3524のベージュが圧倒的に一押しですね。 色目も相まってか、見た目は本当にリネンそのものですよ。でも、着心地は抜群。 見た目良し・着心地良しの、物凄く贅沢なスラックスに仕上がるかと思います。 デザインは、オーダーらしいベルトレス仕様で、サイド尾錠付き。 サイズ感もややゆとりを付けたシルエットで、リラックス感のある休日スタイルを演出したいですね。
至り尽くせりなハイブリット機能を備える機能性素材COOLDOTS (クールドッツ) シリーズの『ミニリップストップ』 まず、クールドッツとは、特殊なドット状の空間を空けて織られたことでできる無数の小さな穴が特徴で、汗をかいても蒸れた熱気をこの穴から排出し、またその穴から冷たい冷気を取り入れることが出来るといった通気性・快適性に優れた生地です。 また、360°のストレッチ性に加え、防シワ性・軽量性・ウォッシャブルまでも備わっていることから、まさに暑さの厳しい夏の季節に必要不可欠なファブリックであると言えます。 そんなクールドッツシリーズのミニリップストップは、上記の機能性を保ちながら、とにかく強度が強い という点が特徴の生地。 ほつれくく、また破れにくいといった高強度の生地になっていますので、ある程度ハードユースしても問題なく、安心して着用できるところが魅力です。 となると、この生地の良さを一番体感出来るのは、やはりこれからの季節のマストアイテムとなるスラックスではないでしょうか。 スラックスは可動域が広い分、着用頻度が高くなればなるほど、どうしても痛むスピードも速くなり、ほつれや破れのリスクが大きくなります。 ただ、このクールドッツ・ミニリップストップであれば、そのほつれや破れの心配はありませんので、気にせず毎日快適にご着用いただけます。 ここまで嬉しい機能が満載の生地、もう仕立てるしかありませんよね! 今回は、スラックスはもちろん、スーツやジャケットでもお仕立ていただけるよう、無地4色をご用意しました。 超ハイブリットな機能性素材《COOLDOTS・ミニリップストップ》でこれから始まる暑い夏の季節を乗り越えましょう!
今回ご用意しましたのは全て無地ですので、すべて単品スラックスとしてお使いいただきやすいのですが、その中でもオススメなのが X25-3549無地白です。 白は夏に相応しい爽やかなお色目であり、スラックス単品でしっかり様になるのが魅力的なポイント。また1本持っておけば、ジャケットにもバッチリ合わせることが出来ますので、様々な着こなしをお楽しみいただけます。 どちらかと言えばプライベート用になりますが、快適性や360°ストレッチによる動きやすさからゴルフパンツのようなスポーツ用としてお仕立てされるのもオススメですよ。
時代は〈カジュアル〉と言われ、ビジネスウェアもジャケパンのような《ビジカジスタイル》が主流になっている昨今。 ただ、一応仕事着ですから、楽なのがいいけど見た目はカジュアルになり過ぎないものが好ましいという方も多いのではないでしょうか。 そんな方にオススメの生地が、X25-3520無地の濃紺とX24-3402無地グレイです。 やはり見た目はウール100%のものに比べカジュアルな印象に映りますので、どうしてもセットアップスーツのような感覚にはなってします。 ただ、濃紺やグレイと言ったシックなお色でお仕立ていただきますと、かなりカジュアル感が緩和されますので、楽で快適なセットアップスーツとして十分ビジネスの場でもご 着用いただけるようになります。 ですので、デザイン・シルエットもなるべくベーシックなスーツ仕様で、落ち着いた印象になるようにまとめましょう。
2023年春夏より取扱いがスタートし、昨年も大変好評を頂きました、機能性素材「SPORTEX マルチギア」をご紹介します。 早速ですが、マルチギアの機能とは・・・ 1. 撥水加工 2.透け防止 3.ストレッチ性 4.防シワ性 5.UVカット付 6.接触冷感 7.ウォッシャブル可能 8.透湿性 とたくさんありますが、「白でも透けない」そして「撥水」の機能がある点が特に他の機能性素材にはないところだと思います。 透けや汚れを気にせずに着られる白のアイテム(生地)って、なかなかないですから、大変嬉しい機能ですよね。 また、ストレッチ性や、UVカットもございますので、ゴルフなど屋外のスポーツ用のウェアにもピッタリです。 白以外の生地ですと、ビジネスシーンで使えるセットアップとしても非常にオススメ。 接触冷感、UVカットで夏場の暑い時期でもひんやりと冷たく感じて、しかも汗をかいても洗える1ので、気兼ねなく着られます。 ビジネス用(ビジカジ)~スポーツ用まで幅広いコーディネイトを楽しめる「SPORTEX マルチギア」は、この夏必見です!
オーダーでスポーツウェア?と思われるかもしれませんが、ぴったりと自分に合ったサイズ感とこだわりのディティールを盛り込めば、パフォーマンスも上がると思いませんか? お腹に力を入れやすいように股上の深さやウエストのサイズを調整し、好みのシルエット・ディテールを盛り込んで気分を上げることができます。 ストレッチ性もあり、透けの心配もないので、タイト目のシルエットも可能です。 是非、白・サックスブルー・ピンクといった明るめのお色で爽やかなスラックスをお仕立てください。
濃紺、ベージュのお色でセットアップをお仕立てすればビジネスシーンでも活躍すること間違いなしです。 防シワ機能もあるので、出張やご旅行の際にジャケットはカバンの中に畳んで入れておくこともできます。 日焼け防止のために夏でも長袖を着たい時、オフィスで冷房が効きすぎている時、会食などでジャケットを着なければいけない時など、意外と夏場であってもジャケットは重宝しますよ。 また、カジュアルな素材感に感じますが、例えばシングル2つ釦ジャケット+ワンタックのテーパードのきいたスラックスにするなど、ベーシックなデザイン、そしてすっきりとしたサイジングにすれば、ビジネスライクな雰囲気にも出来てGoodです。 ジャケットとパンツは別々でも使えて、そしていざという時はスーツになる、セットアップはとてもオススメです。
春夏の代表素材ともいえる機能性素材から、新素材の<SUPIMA カルゼ>をご紹介します。 機能性素材と言えば、主としてポリエステルがメインですが、スピーマカルゼはコットン63%、ポリエステル37%と、コットンの配合率が高く、なかでもスピーマコットンは繊維が長いため強度が強く、しなやかで毛羽立ちにくい。 そしてシルクのような光沢感とソフトで滑らかな肌触りで着心地の良さは抜群です。 そして機能性の中でもスピーマカルゼは、肉感があることでしっかりしており、生地の風合いもデニム調として楽しめます。 さらに機能面でいえば、撥水性、UVカット、防シワ、家庭洗濯ができることで、至れり尽くせりのコットンブレンドの機能性素材です。
ネイビー無地とグレイ無地のカジュアル素材の代表ともいえるデニム風。 ジャケットは最軽量仕立ての<コンフォート仕様>で軽く着るのが断然オススメ。 生地の肉感もあるので、最軽量仕立てでもチープに見えず、生地そのものの良さをダイレクトに感じます。合わせるボトムは、少しゆとりが入ったストレートがオススメ。 上下合わせたセットアップでいくならグレイがオススメ。 上下をコーディネートするなら、ネイビー無地には×グレイ無地(メトロポリス3539)、ライトグレー無地(メトロポリス3540)がオススメ。 またインナーは、ビジネスでは麻シャツやコットンローンがオススメ。プライベートには首回りがしっかりしたクルーネックシャツやポロシャツでサラッと着るのがオススメ。
ビジネスでもプライベートでも服装の自由度が高い女性こそ、ジャケット&パンツスタイルが(スカートも)オススメです。 上下合わせてスーツの仕様ももちろんOKですが、ジャケットとパンツorスカートを合わせて頂くと、コーディネートの幅も広がり活用しやすいです。 ネイビー無地ジャケット×ボトムは白無地(スポーテックス3535)が、メリハリも効いたコントラストでクールな仕上がりに。 またジャケットに濃紺無地(リランチャ3501)×ボトムはこのグレイを合わせると、何処へ行くにも間違いない、夏のビジネススタイルにまとまります。
機能性素材「4WAY ACTIVE SETTER」をご紹介します。 機能性素材はどれも多機能ですが、この生地の1番の特徴は「抜群のストレッチ性」です。 タテ・ヨコにナナメまで、全方向伸びます! そして、その他の機能として、もちろんウォッシャブル、また防シワの機能まで付いております。 機能性素材というと、どうしてもカジュアルな素材感で、ポリエステル感が全面に出てしまうためちょっと・・・と思われている方もいらっしゃるかもしれません。 ですが、この「4WAY ACTIVE SETTER」は織目がしっかりとしたサージ調の生地で、今季取り扱いがある機能性素材の中で1番ウールに見えるんです。 ですので、その機能と見た目を活かして、お仕立てするのは、是非スーツをオススメいたします。 今季ご用意したのは、すべて無地で、濃紺、紺、ライトグレイ、ベージュ、薄茶、黒、のベーシックな6マークです。 今までのスーツにはない、楽ちんな着心地を是非ご体感ください。
長時間の移動やデスクワークが多い方は特に、ストレッチ性の高いこの「4WAY ACTIVE SETTER」でのスーツでのお仕立てをオススメします。 特に夏用のウール生地は伸縮性に掛ける側面がありますので、スーツで長時間同じ姿勢でいるだけで疲れてしまうときもありますよね。 また、スーツのシワもやはり気になります。 ですが、この生地であればタイト目のシルエットであっても、楽な着心地が叶えられ、シワを気にすることもありません。 ウールのように見える見た目であることから、ビジネスシーンで違和感なく使えるのと、反対にビジカジスタイルが定着しているけれどスーツは着たいという方にもオススメです。ビジネスでもカジュアルでもどちらでも使えて汎用性がある、とにかく1着あると便利なスーツになります。
この生地最大限の特徴、抜群のストレッチ性を活かして、一枚仕立て(オプション料金税込11,000円) でのお仕立てはいかがでしょうか。 一枚仕立ては、裏地も袖裏もつけず、生地だけでジャケットをお仕立ていたします。 大見返し、マニカカミーチャ、総ステッチを施し、本来、形を構築するのに必要な芯地やパットを抜いても、立体的に仕立てる職人技が光るジャケットとなります。 裏地はストレッチ性が備わっていないので、生地1枚でお仕立てすることで、完全なストレスフリーかつ最軽量のジャケットが出来上がります。 ストレスフリーであっても、お身体にきっちり合わせたサイジング、補正、そして大見返しや総ステッチといった仕様によって、見た目の美しさを犠牲にすることはありません。 是非お試しください。
当店、夏の機能性素材の定番ともいえる<メトロポリス>をご紹介します。 もうかれこれ8年近くリリースしているシリーズ、久々の復活です。愛されるにはワケがあります。 サマースーツに使用される生地(長繊維を使って織られた平織の薄手生地)をポリエステルで表現。 梳毛ウールの肌触りを再現しつつ、吸水速乾、接触冷感、防シワ性、UVカット機能と、 良い事尽くしの機能が備わっております。 ポリエステルはちょっとね、、、とマイナスイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、昔と比べてポリエステルは益々進化し、機能性素材の需要もはるかに高まっています。 是非、益々暑くなる日本の夏を少しでも快適に過ごせるお供に、メトロポリスをオススメします。
夏場にもスーツ着用がマストという方には、ネイビー無地が一番使いやすいです。 ウールに見間違う程の、<ザ・ベーシック>な表情に仕上ります。 デザインはシンプルにシングル2釦のテーラー衿に、合わせるスラックスは生地の特性を活かしてワンタックデザインが生地感とマッチします。 また、夏はスラックスだけあれば充分と言う方には、こちらでグレイ無地のスラックスがオススメ。グレイ無地を持っていれば、何でも合わせやすく安心。 また、夏場のスラックスは1日着用したら、洗いたいですよね。 家庭洗濯も可能ですから、裏仕様は水はけのよい<ウォッシャブル仕様>がオススメで、 更に上着は軽く仕立てるアンコン仕立てがオススメです。
メンズレディース問わず、スーツ、単品スラックスがオススメです。 中でもレディースの方にはテーパードシルエットで穿く裾口<スリット入り>がオススメ。 生地の軽量さと生地感と、裾口スリットが大変マッチ。 猛暑を少しでも快適に過ごせるように、丈感もやや短めに設定すれば、風抜けも抜群。 ベーシックな色展開のため、いろいろなトップスと合わやすいので、このメトロポリスは一つは持って頂きたいです。
復元力、柔軟性に富んだウール、独特のシワ感と通気性の良さを楽しめるリネン。 それぞれの良さをバランスよくブレンドし、リラックス感のある風合いに仕上げています。 セットアップスーツ、ジャケット、スラックス全てのアイテムに対応可能な、自由度の高さが魅力のロングセラー商品【LINEN WOOL】(リネン ウール)。皆さんもうお試しになりましたでしょうか。 この生地が愛される理由は、仕立てるアイテムの幅広さもさることながら、インナーのコーディネートもシャツからカットソーまで幅広く対応し、程よいヌケ感のあるビジカジ&スマカジスタイルを演出できるところ。 それに加え、2025年新作春夏コレクションでご紹介している、様々な生地とコーディネートを楽しめる点も見逃せません。 例えば、 今期新作のCANONICO MONTECARLO(モンテカルロ)やLOROPIANA SUMMER TIME(サマータイム) のボトムとしてコーディネートするのもオススメ。 主役にも引き立て役(良い意味ですよ。)にもなれる、汎用性の高さは、清涼感のある夏のスタイリングを組む上で、無くてはならない存在になるはず。 今シーズンは使い勝手の良い王道の無地シリーズに加え、その真逆で存在感が半端ない、《X25-3545 ブラウン×ブルーストライプ》を新柄としてラインナップ。今期の目玉商品の一つです。 ジャケット単品で、スラックス単品で、もしくは一粒で二度美味しいセットアップ、どのアイテムを選んでも、COOL(粋)な着こなしを楽しんでいただけます。 まだお試しいただいていない方は是非この機会にお仕立てください。 ハマる事間違いなしと先にお伝えしておきます。
ビジカジ&スマカジがビジネスファッションの主流となった今、ONでもOFFでも使える汎用性の高い、《セットアップスーツ》は1着は持っておきたいところ。 春夏のセットアップスタイルに欠かせないのは、爽やかな清涼感と程よいリラックス感です。カッチリし過ぎてもラフすぎてもいけない。そんな絶妙なバランスを演出できるのがこの【LINEN WOOL】のチャームポイント。 まず間違いなく、紺を選べば安心感のある1着に仕上がりますが、少しこなれ感を演出できる《X25-3547 ベージュ無地》を選んでみてはいかがでしょうか。 自由度が高くカジュアル化が進んだ今だからこそ、洒落っ気ある上品なカジュアル感を楽しめるベージュは抑えておいて間違いないです。 お仕立ては、カジュアル感を更に強めてくれる【コンフォートジャケット】を選ぶことも忘れずに。
様々なアイテムのお仕立てに対応可能な【LINEN WOOL】ですが、特に今季オススメしたいのは、ボトム(スラックス)のお仕立て。私は全色欲しいくらいです。 これからの季節、ジャケットを脱いでスラックスだけでいる事って多くなりますよね。 つまり、スラックスが主役になる=存在感のある生地が欲しい=リネン&ウールを選ぶ。 清涼感とこなれ感をコレ1本で演出でき、かつコーディネートを組みやすいそんなボトムがあれば嬉しいですよね。 ベーシックな色(1色除く)でのラインアップですから、1本あれば、確実にコーディネートを組むときに役立ちます。騙されたと思って1本お仕立てください。 スラックスのシルエットは少しリラックス感を演出して、《ワイド》で仕上げるのもポイントです。 私個人のオススメとしては、やはり《X25-3545 ブラウン×ブルーストライプ》です。 オーダーでしか絶対に手に入らない主役級の1本に是非チャレンジしてください。 まず私が率先垂範していきますのでお楽しみ。
マルゾットグループのメーカー、「マルラーネ」 これまでYOSHIMURA&SONSでは、あまりご紹介することがありませんでしたが、長い歴史こそないものの、堅実でコストパフォーマンスの高いモノづくりに定評があります。 ファブリックは定番のイタリア服地らしい「上質で、光沢のある生地」を〈安価〉で提供していることで、ビジネスマンに愛され、さらに〈ウール100%でのストレッチ生地〉や、〈撥水のついた生地〉などトレンドを抑えた幅広い分野で活躍しているメーカーです。 そんな「マルラーネ」より今回DIPLOMATに加わったのは、2柄 【Breeze】という、読んでその通り、〈風〉という意味合いのラインナップです。 ウール、コットン、リネンに加え、レーヨンとポリウレタンを含む【Breeze】は、それぞれの素材のいいとこどりをした、なんとも贅沢な生地です。 特にリネンを中心とした「かすれた表情」が特徴で、〈オンオフ兼用〉で使っていただけるコーディネートがおすすめです。
ご用意した今回の【Breezeグリーングレンチェック】では、オンでもオフでもお使いいただける【スーツ】のお仕立てをおすすめいたします。 スーツと記載しておりますが、いわゆる【セットアップ】として着用がよろしいでしょう。 【Breeze】の良さはなんといっても「リネンの風合い」11%という少しの含有量ですが、「こんなに爽やかな風合いになる?」というほど〈かすれたいい味がでます〉 そして〈ウール×リネン〉だけでは到底なしえなかった【ストレッチ性】を2%のポリウレタンが叶えており、「リネンの風合いを出すストレッチ生地」として〈見た目の良さ〉×〈扱いやすさ〉に優れているため、セットでも分けても、オンでもオフでも使えるよう、お仕立ては【セットアップ】でのお仕立てがマストです。
クラシックなグレンチェックを使った【Breezeベージュグレンチェック】は、セットアップやジャケットでのお仕立てももちろんおすすめですが、ここはひとつ、クラシック男大嶋の好み全開のおすすめをいたします。【スリーピース】です。 「夏に着てられるか」というご意見もごもっともです。 ですが!やはりスーツたるもの、ベストまで着てスーツ(一揃いの服)です。 ジャケットを脱いでシャツ一枚になってしまうことの多い春夏の時期、差別化をするには、シャツを変える?スラックスを変える?いえいえ、ベストを着たらいいんです。 古臭い、暑苦しい、そんな意見は「格好いいから。」これですべて一蹴しましょう。 大嶋の圧倒的独断と偏見でのおすすめですが、クラシック好きな皆さんには刺さってくれることかと思います。ぜひ生地を見にいらしてください。
あの【ションヘル織機】でお馴染、日本屈指の老舗毛織メーカー『葛利毛織』より今季は2種類の生地をご用意しました。 まずは、《WOOL TONIK》 (ウールトニック) こちらは、縦糸と緯糸ともに強撚糸を使用し、敢えてシャリ感を出す方法で織り上げられた通気性抜群のファブリックです。 一度触ればお分かりいただけますが、かなり目が粗く(ドライタッチ)、一目で通気性が良いのは一目瞭然。一発で夏に相応しい清涼感のあるファブリックであると感じていただけるかと思います。 また、強撚糸(ポーラ糸)を使用していることで、国産らしいしっかりとしたハリコシとずっしりと重みのある風合いになってますので、ハードユース出来る耐久性と仕立て映えする重厚感を味わっていただけるのも魅力です。 今季は、濃紺・グレイ・チャコールの無地1色ずつとベーシックなものをご用意しましたので、スーツはもちろん、ジャケット単品使い(特に紺ブレがオススメ!)など、この《WOOL TONIK》で様々なお仕立てをお楽しみください。 続いて、《KID MOHAIR》 (キッドモヘア) キッドモヘアとは、1歳未満のアンゴラヤギの産毛から刈り取った希少繊維で、ウールトニックの生地感とはまた違う、繊細で柔らかいシャリ感、ドライタッチが特徴です。また、粒立ちのある金属の様なキラキラとした光沢感も特徴ですので、どうしても光沢が出にくくなってしまう春夏物の平織生地でも高級感のある艶をプラスしてくれます。 そんなキッドモヘアが21%混紡と贅沢に使用されているこの葛利毛織/キッドモヘア は、しっかりとしたハリコシがありながらナチュラルなモヘア独特の柔らかさ、シャリ感、光沢感を味わうことが出来ますので、仕立て映えした清涼感溢れる上品なスーツスタイルをお楽しみいただけます。 今季は、比較的ビジネスでもお使い頂きやすい濃ブルーグリーン・明紺と、少し変わり種のベージュの計3色をご用意しました。 夏でもスーツ必須のビジネスマンの方やひと癖あるスーツをお求めの方は、是非一度《KID MOHAIR》をお試しください。
トニックは国産らしい非常に堅牢な作りですから、ベーシックなスーツを仕立てるには持ってこいのファブリックです。ただ、上記でもお伝えしたように、トニック特有の見た目・風合いからジャケットとして活躍してくれる万能アイテムにもなりますので、単品使いも可能なジャケット仕様のスーツを仕立てることをオススメします。 ジャケット仕様と言っても、ビジネス向け?カジュアル向け?とニーズの違いでデザインもかなり変わってきますので、そこは我々スタッフにご相談いただきますと適切なご提案をいたします。(もちろん、ジャケットの仕様に合わせてスラックスデザインのご提案も差し上げます) もし、ジャケット単品でのご注文でデザイン等をお迷いの方は、是非王道の定番アイテム《紺ブレ》をお仕立てください!
キッドモヘアは、主に盛夏用ビジネススーツとしてお選びいただくことが多いですが、モヘアの持つシルバーのような上品で美しい光沢感から、華やかなフォーマルシーン用のスーツとしても非常に活躍します。 華やかな場といってもシチュエーションは様々ですが、少しかしこまった場ではP24-5205 濃ブルーグリーンのようなダークトーンでエレガントな装いを、特にドレスコードフリーな場ではP24-5208 ベージュで個性的な装いにするのがオススメです。 上着のデザインは、P24-5205濃ブルーグリーンであれば、シンプルにシングル2B 、もしくはダブル6×2 。 P24-5208ベージュであれば、少し遊びを効かせたシングル3B段返りが良いでしょう。 スラックスは、両者共にタック入りのベルトループなし(ベルトレス仕様)、サイドには飾り尾錠を付けてドレッシーなスタイルがオススメですね。 サスペンダーなんかも付けると、これはもうどことなくクラシカルで粋なスーツスタイルの完成です。是非この機会にチャレンジしてみてください。
イタリアを代表する名門ミルであり、ヨシムラが誇る不動のスタメン選手" ヴィターレ・バルべリス・カノニコ" そんなカノニコより、ヨシムラでも定番シリーズとして定着しつつある『21MICRON』 (マイクロン)を今季もご用意しました。 これまで幾度となく紹介してきた惚れに惚れ込んでいる生地なのですが、まだ21マイクロンのことをよく分かっていない方のために語らせていただきますと、、、 本来カノニコのようなイタリーブランドの生地は、美しい光沢感や滑らかな肌触りが特徴なのですが、この21マイクロンはその真逆。 マットな表情にヴィンテージライクなざっくり感、そしてハリコシのある生地感。 これは正に英国生地そのものです。 ただ、完全な英国生地というわけではなく、柄や発色が良いことからどこかイタリアンテイストな洒落感も香ってくる、そんなそれぞれを良いとこ取りしたような唯一無二の生地であります。 この雰囲気は21マイクロンでしか味わうことが出来ないでしょう。 このざっくりハリコシのある生地感は、ビジカジアイテムにベストマッチ。 ジャケット良し、パンツにも良しと汎用性の高い生地感に加え、単品アイテムだけで見てもサマになる洒落感は、本当に魅力的です。 ですので、ジャケット・パンツそれぞれを生地違いで作ってもいいですし、セットアップで持っておいて、用途に合わせて単品使いするのもオススメです。 あっ、見た目がカッコ良いだけではありませんよ。 21マイクロンは、シャリっとしたドライな肌触りと、シワになり辛いハリコシのある生地感ですので、高温多湿な日本に適している点も嬉しいところです。 夏のスーツやジャケパンスタイルを快適且つお洒落に着こなせるなんて最高じゃないですか? それにシワになりずらい分手入れも楽、、、もう言うことなし!の21マイクロンにはほんとに注目ですよ! もちろん、定番で安定感もあり、イタリー生地の色気を存分に味わえる"PRUNELLE Super110's"も今季ご用意しております。 ので、普遍的なスーツスタイルを楽しみたい方にも、カノニコは非常にオススメです。
上述のように、ジャケット・スラックスに持って来いの21マイクロン。 今季は、色々な組む合わせを楽しんでいただけるよう、昨年よりパワーアップしたラインナップをご用意しております。 その中で私がオススメしたいのが、紺無地のブレザーを主軸とした『紺ブレスタイル』。 紺ブレは1着持っておくだけで着回し効く本当に便利なアイテムですから、この紺ブレをベースに、パンツを数本仕立て、様々な着こなしを楽しんでいただきたいですね。 個人的にスラックスは、グレイ無地はマストで1本、その他はクラシックにヘリンボーンシリーズと、少し個性的なカラーシリーズで遊びのあるコーディネイトが気分です。
110’Sシリーズのようなイタリー生地ならではの光沢、ドレープ感を活かすなら、やはり上品でエレガントなスリーピーススタイルがオススメです。 デザインは、ごくごくシンプルな仕立てが良いですね。 ジャケットデザインは、シンプルなシングル2Bに腰ポケットはフタ付き平行。 スラックスも1本タックに裾はシングル。 ベストは、6×5Bの衿なし。クラシックなスタイルに近づけるのであれば、衿付きにするのもGoodです。 全体的なシルエットは、ジャケットはウエストラインをやや絞り、着丈は長め。スラックスはテーパードを効かせながらも程よいゆとりをつけた1番上品なサイズ感で仕立てしましょう。
T-LINE はWool 50%&ポリエステル50%であるため、Wool100%の生地と比べると耐久性が非常に高くなります。 また、ポリエステル50%含まれることで、もう一つ大きな利点が生まれます。 それが「ウォッシャブル仕様」にできることです!湿度の高い日本の夏に、スーツを洗えて清潔に着用出来るって、かなりストレスが軽減されるのではないでしょうか。 夏場もスーツをしっかりと着なければいけない方、またはまずは入学式などで使えるベーシックな1着をお仕立てしたいという方へ、とてもオススメです。 そして、S/C-LINEはWool100%であり、ソフトでドレープ性のある生地です。 一言でいうと、コストパフォーマンスが最強です。 値段は抑えたいけれど、少し高級感(光沢)のある質感がいい、という方はこちらですね。リクルート用などベーシックなスーツをお求めの方や、まずはスーツの数を揃えたいという方へとてもオススメです。 今季もT-LINE、S/C-LINEともに、様々な色柄をご用意しておりますので、きっとお好きな色柄に出会えるはず。 是非、豊富な生地ラインナップからお気に入りのスーツをお仕立てください。
春夏のスーツはジャケットを脱ぐ機会が多くなって、スラックスが先に傷んでしまう、という方が非常に多いです。後からスラックスだけお仕立てする、というのは同じ生地があれば物理的に可能です。 しかし、着用の間で生地が少し色褪せていたりすることもあり、同じ生地のはずが、色が合わない、ということも残念ながら出てきてしまうことも多々・・・。 最初からスペアスラックス(スカート)をお仕立てしておくと、スーツの寿命を延ばすことができますので、大変オススメです。 スペアスラックス(スカート)は¥17,325(税込)~お仕立てが可能ですので、スーツ1着のお値段を考えるとお得。レディースの方は、スカートとスラックスを両方お仕立ていただいておくと、コーディネートの幅も広がりますよ。是非スペアスラックス(スカート)を忘れずお仕立ていただき、さらにコスパアップさせてください。
生地はT/E-LINE とS/C-LINEを合わせると、なんと67マークあります。ビジネスでお使いいただきやすい色柄が大半ではあるものの、市松柄や、かなり明るめのグレー、ブラウンといった少し珍しい色柄があります。 お好きなお色柄を選んでお仕立ていただくのはもちろんですが、デザインについてもお好きなものを盛り込まれることをオススメします。 例えば、敢えてクラシックなスーツスタイルにするなら、シングル3つ釦のジャケットで本バス毛芯を入れて、胸回りをより立体的に仕上げる。腰ポケットはチェンジポケットをつけてみるのもいいですね。スラックスは、インタック2本入れて、股上深め。ベルトレスにしてサスペンダー釦、左右尾錠をつける、など・・・。 生地の価格が一番お求めやすいラインナップであるからこそ、ご予算の点からもオプションも追加しやすいですよね。いい意味で強い特徴がないソフトな生地だからこそ、デザインで是非たくさん遊んでみてください。