2021年3月12日更新
春は誰もが待ち遠しいかと思いますが、唯一遠慮して頂きたいのが"花粉"でしょう。 今年はどうやら多いようですね。 以前までは他人事であった私も一昨年辺りから目がむずかゆくなったり、くしゃみが出たり(滅多にくしゃみはしません)し始めましたが、頑として"俺は花粉症ではない!"と認めずにおりました。(病は気から、と言いますしね、ちょっと違いますかね?) しかしこうも毎日くしゃみが続きますと、流石に認めない訳にはまいりません。 はい、遂に花粉症になってしまいました。 それ程酷い部類には入らないかと思いますが、スッキリしないというか、今一つ集中力が高まりません。 割と軽度の私ですらこんな状態ですので、本当に重度の方は大変だとつくづく感じます。 掛かってしまったことは仕方がありませんが、これ以上酷くなるのを抑える方法なんてあったりするのでしょうか? 何方かご存知の方がいらっしゃったら教えてください- さて、今回はこれまでありとあらゆるアイテムをオーダーしてきた私、南浦が何故か縁の無かった唯一のアイテム、"スプリングコート"の仕上りをご紹介したいと思います。 とその前に今回私がオーダーしたスプリングコートですが、仕上がってきたのが3月1日! "スプリングコートフェア"が前日の28日迄だったので何とタイミングの悪いこと,,,,, 私のコートの仕上りを見て、"いいな!"と思われた方がいらっしゃれば、かなりお得なプライスでお買い求め頂けたのに,,,,,,申し訳無い気持ちでいっぱいです。 次回からはこの辺りのタイミングはしっかりと足並みを揃えなければ、と深く心に誓いました笑 ただ今からのタイミングでオーダーしても1ヶ月程は活躍するでしょうから、また来年と言わず、来シーズンに備えて是非前向きにご検討ください。 ということで早速仕上り具合を御覧頂きたいところでございますが、1点訂正&お詫びがございます。 それは前回のいらっしゃいの中で、裏仕様を裏地無で、とご案内し、工場からもOKを一応貰っていたのですが、いざ製造過程に入ってからNG!との連絡がありました。 裏地無しにすれば着回力&対応力が高くなる、などと偉そうな講釈を垂れてしまい、誠に申し訳ありませんでした。 ここに深くお詫び申し上げます。 コートの裏仕様は総裏or背抜であれば対応可能でございます。 従いまして今回は背抜へ変更した次第です。 それでは今回のスプリングコートの最終デザインを簡単にご案内し、その後完成画像をご紹介しましょう。
シングル4B ラグランスリーブ
ステンカラー
筒袖
お待たせ致しました! それでは今回私がオーダーしたスプリングコートの全体画像を御覧ください!
いかがでしょうか? 非常に春(スプリング)らしい色目で、良い感じに仕上がったと自画自賛をしておりましたら、撮影してくれたレディス担当大崎女史は"店長、なんかトイレっぽい色目ですね"
コラーっ!!トイレっぽいとはどういうことや!!! でも言われてみれば,,,,そんな気がするかもしれん笑 ただ思っていたより鮮やかな色目なんで、街中で目立つこと、間違いないですね。 まぁ今は未だ3月で、春の陽射しではありませんから、これが桜の開花が迫ってくる頃になると目が慣れてしっくりくる、ということにしておきましょう笑
サイジングについて、ラグランコートの場合、シングルチェスターに代表されるセットインスリーブタイプのコートと比べると、ゆとり量が多くリラックス感があるのが特徴ですが、今回はオンオフ兼用としたかったので、程よいゆとり量でフィット感を出してみました。 実際着用してみるとシャツの上から羽織るとジャストな感じなので、ジャケットの上からだとフロントボタンを留めると若干キツい感じです。 もう少しバスト~ヒップに掛けてもう2,3cm程ゆとりを付けてもよかったかな、と思いましたが、中にジャケットを着る場合、フロントボタンを留めることはまずないので、これはこれで良しとしました。 コットン素材の場合、サイズを大きくと針跡が残ってしまうので、今後程よくタイトなコートのオーダーを頂いた際には注意しなければなりません。
続いてコート丈ですが、これは想像通りの仕上がり具合で満足しています。 冬用防寒コートの場合、私の身長からすると丁度膝頭の上で100cmとなります。 コートの着丈は長い方が間違い無く暖かいので、冬用では膝頭辺りでの長さをお薦めしておりますが、スプリングコートの場合は完全な防寒というよりかは、一時的な寒さを凌ぐ為の物でありますから、それほど長い着丈は必要ありません。 因みに今回は膝上10cmの90cm丈にて設定致しました。 ショート丈の方が膝下が長く見えスタイリッシュなコートとなるので、スプリングコートの場合はショートの方がお薦めです。
以上、今回私がオーダーしたスプリングコートのご紹介でした。 オーダーは仕立て上がる迄、約1ヶ月程度掛かりますから、今回のように着用期間が短いアイテムは仕掛のタイミングが難しいですよね。 暖かくなると春物、肌寒さを感じるようになって秋冬物、とどうしても季節の変わり目を感じてからとなると、仕上がり時にはベストな時期を逃してしまいがちです。 今後はこのような仕立てのタイミングが難しいアイテムは前倒しでご紹介出来るようにしたいと思います。