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Classicなタキシードのお披露目


こんにちは。大阪店の河本です。
少しずつ秋を感じられるようになりましたが、皆さんはいかがお過ごしですか?

さて
今回の『お客様ありがとう』では、ヨシムラ(大阪店)が誇るファッショニスタの一人、リピーター様Mさんよりご注文頂いた、クラシックなタキシードが完成しましたので、そちらをご紹介します!

※前回までの詳しいお話は【2026/8/28更新Classicなタキシードのご注文】よりご覧ください。

Classicなタキシードのご注文

っと、本題に入る前に軽くおさらいからしましょうか。

日頃より大変お世話になっているリピーター様のMさんより、今回ご依頼いただいたのはウエストコート(ベスト)付きのClassicなタキシード

何でも直近でタキシードを着用されるご予定が数件決まっているとのことで、ご相談を頂いたのですが、そのベストがかなり特殊なものでして・・・

《Vゾーンが極広めのショールカラーベスト》

昔ながらのクラシックフォーマルな形のベストで、よく年代物の映画とかにも出てくるようなデザインですが、実はヨシムラでは型紙が無く

本来であればお仕立てすることが出来ないのですが、なんとか工場へお願いをし、 “分かりやすく指示していただけるなら” と了承をいただいたので、お受けすることに。

※細かく指示の内容等は、『お客様いらっしゃ~い』で詳しく話しておりますので、是非そちらをご覧ください!

そうして、Mさんとじっくりお話しながら決まった、今回のタキシードの生地・デザインがコチラ。

生地:葛利毛織/フォーマルコレクション黒

デザイン

◇上衣

基本デザイン シングル1つボタン(拝み)
衿型 ピークドラペル(拝絹黒)
ベント ノーベント
袖口 3つ本切羽
腰ポケット 両玉フタ無し(拝絹黒)
胸ポケット ハコ
ボタン くるみ(表地共生地)

◇下衣

基本デザイン ベルトレス(ループ無し)
タック 2本アウトタック
シングルモーニングカット
その他 側章付 サスペンダーボタン付き
持ち出しホック留め Vカット付き

◇ベスト

基本デザイン シングル4 B
ショールカラー
裾尾錠 あり
腰ポケット ハコポケット
ボタン くるみ(表地共生地)

ということで皆さん。お待たせいたしました。

これより完成した【Classicなタキシード】のお披露目です!
果たしてどういった仕上がりになっているのでしょうか。出来上がりはいかに!

それではMさんの登場です!

Classicなタキシード

“美しい・・・”
ただその一言です。

ここまで美しく、綺麗に着こなしていただき、私も嬉しい限りです。

上着はある程度絞りを入れながら、パンツは程よくゆとりを持たせたシルエット。
ピーク衿のアクセントもしっかり効いた
正にクラシックなタキシードです。

っと、これだけでも十分すぎるほど素敵なタキシードですが、これでは肝心なベストが見えていませんね。

はい、これからじっくり見ていただきましょう!

今回のキモ “ショールカラーベスト”

皆さんいかがですか!?

Mさんがご希望されていた《Vゾーン極広めのショールカラーベスト》
再現できたのではないでしょうか。

ボタン位置ボタン間、そしてショールカラーの形
うん、昔の映画とかでよく見るのあのベストになっていますね!

特にこのショールカラーの存在感。
コンパクトなボタン部分がショールカラーのインパクトをさらに引き立てる。
アンバランスに見えつつ、しっかりバランスの取れたこのディテールは、やっぱり唯一無二ですね。

なかなか上着を着ていると見えないですが、ベスト1枚になった時にはもう、、、
最高です。

Mさんこだわりの着こなし

さて
注目すべきところは、ベストだけではございません。
このタキシードは、Mさんこだわりの着こなしがあってこそ、ここまでカッコ良く映っているんです。

ちょっとそれについてもご紹介させてください。

イカ胸のウィングカラーシャツ

まずなんといってもコレ。
イカ胸のウィングカラーシャツです。

ウィングカラーはなんとなく聞いたことのある方も多いと思いますが、この「イカ胸」とは、胸元が二重の切り替えパネル(後付け)で補強されたディテールのこと。

なかなかお目にかかれない本格的なディテールで、このシャツに関しては、昔ながらの老舗テーラーでデッドストックの生地を使って仕立てたとのこと。

このように、胸同様カフスもピケ地になっており、加えて胸元にはスタッズ、そしてカフスにもしっかりカフリンクスを付けた、細部のディテールも抜かりない着こなし。

Mさん、流石でございます。

手結びのボウタイ(蝶ネクタイ)

そして極めつけは、このボウタイ
これ、手結びなんです。

この手結びのボウタイは、普通のネクタイと比べものにないくらい結ぶのが難しいため、一般的には予め結ばれておりホックで留めるタイプのものが主流になっています。

ただもちろんのこと、この自分で結ぶタイプのほうが本格的ではありますので、ここも手結びのボウタイを付けるというMさんのこだわりがしっかり出ています。

もう一度言わせてください。
Mさん、流石でございます。


さてさて
こうして仕上がったタキシードですが、Mさんの反応は?

Mさん: 河本さんどうですか!? すごくいい感じですよね!
今回も色々とご無理を聞いてもらい、ありがとうございました!

実は今回、ご都合の関係で仕上がり品はご配送でした。
そのため、 “仕上がりに喜んでいただけたかな?” と不安だったのですが、ちょうどお店の近くのホテルでこのタキシードを着用される機会があったみたいで、合間を縫ってわざわざ見せに来てくださったのです。

店舗の扉が開き、そこタキシード姿で現れたMさんを見て私河本、感動しました。 そのぐらいMさんの着こなしが美しく、今回もお手伝いすることができほんと良かったと、心から思いました。

改めましてMさん、この度はご注文、そして本コーナーのご出演誠にありがとうございました。
今後共、よろしくお願いいたします!


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