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| 梅雨対策完了です。
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 春眠暁を覚えずと言う通り、心地よい日が続き、睡魔と格闘する季節が巡ってまいりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。４月も半ばを過ぎ、新入生や新社会人も、そろそろ通勤ラッシュに慣れてきたことでしょう。 そんな日もアッという間にＧＷを通り越し、梅雨のシーズンに突入します。 新しい環境に合わせて新調したスーツが濡れる季節となりますが、社会の先輩は、それを見越して用意万端です。 来るべく梅雨の前に社会人○年目のＳさんのコートが仕上がりましたのでご紹介いたします。 その前にどんなご注文だったかというと･･･ >>> ご参照 お客様いらっしゃ〜い>>一足お先に梅雨支度 |
| ■ Ｓさんのご注文内容 ■ | |
| 生地は？ >>> 何と言っても生地は、梅雨＝水に強くなくてはなりません。 と言うことで撥水性の高いコットン生地をサンプル外商品からご用意しました。 色は、薄いベージュなのでキレイ目なカジュアルにも勿論スーツにも合わせられます。 デザインは？ >>> キングオブコートの代名詞である、トレンチコート。 でも本格的な手榴弾をぶら下げるDリングなどは付けず、スッキリ洗練されたトレンチにいたしました。 裏地は？ >>> ベースは、キュプラ裏地ですがＳさんがネットで見つけた拘りのライナー付き。これで冬にも着られますね。 こだわりは？ >>> こだわったのは衿の大きさです。 何でもＳさん、衿が少し大きい方が良いとのご希望でしたので、通常より大きめに衿を設定いたしました。 これで見た目にボリューム感が出ます。 お値段は？ >>> 高いか？ 安いか？最後の方でご案内いたします！ |
| ■ 肝心の仕上がりは･･･？ ■ | |||
| さぁ、ご覧ください !!! ヨシムラ初の本格トレンチコートが仕上がりました。 左がショップマスターのバーバリー社トレンチコート、右がＳさんのトレンチコート。 |
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| 見た目のポイントは、ウェストの絞りと衿の大きさ、それと赤茶のバックルライナーですね。
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 あと、Ｓさんのご体型が欧米人の様にバストとウェストの差があり、通常の仕立てではバストからウェストまでＳさんのサイズに作ることが出来ませんでした。そこで、バストラインからナナメに縫い線を施し、くびれさせたウェストラインを作り、寸胴になりそうなコートのシルエットを引き締めました。 コンクリートジャングル（死語！）という戦場で生き残るべく完成した、男の戦闘服が出来たのではないでしょうか。 自画自賛はさておき、早速Ｓさんに完成のご連絡を・・・ |
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 ふぅ〜､､､ここまで約１ヶ月半掛かりましたが、ようやくトレンチ物語も完結しそうです。 あとは、Ｓさんがお越しになるのを心待ちにするばかり...その数日後Ｓさんがいらっしゃいました。 早速、ご着用頂くといつもお仕事で険しい顔をなさっているＳさんの顔がゆっくりと緩み始めたのを私は見逃しませんでした。 その時のご試着姿がこの画像。 ボディに着せるのと、実際に人が着るのとでは見栄えが違いますね〜。 鏡の前に暫し数分、、、 コート談義に花を咲かし気に入って頂けたようで、ご着用のままお帰りになりました。 そして数日してから、ご丁寧にご感想メールも頂きました。 |
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| いえいえ、(^_^;) こちらこそ色々な課題を与えて頂きまして、ありがとうございました。 こうしてお客様から宿題を頂くと、会社として少しずつ成長していきますので、今後ともお役に立てることがあれば、皆様からご相談頂ければ幸いです。 そうそう、忘れておりました、価格ですが内訳は下記の通りです。 |
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う〜ん??、高いか安いか人ぞれぞれといったところでしょうか.... 既製服は、パーツパーツでベルトコンベアー式に縫えますが、オーダーの場合、その人その人の着丈、袖丈、バスト、ウェスト、補正等々がありますので、とても既製服のように流れ作業で縫うことが出来ず、少数精鋭が掛かりきりになってしまいます。 その為、納期も１ヶ月ちょっと頂いておりますが、出来上がり具合は既製服にはない満足が得られますので、某社のトレンチコートと比べて頂くのも良いかと思います。 勿論、トレンチコート以外でも同生地にてオーダーお受けいたしておりますので、梅雨支度がお済みでない方は、北までお気軽にご相談下さい。<(_ _)> |
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以上、北がご案内いたしました！
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