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東京ショップマスターの秋冬スーツ。 |
9月も下旬となり今年も残すところあと3ヶ月ちょっとですね。 正月をどのように過ごすか、そろそろ考えようと思います。 10月というとアパレル業界では、重ね着の提案から重衣料の生産まで慌ただしく動き出します。 当社でもNEW秋冬物サンプル帳を出して1ヶ月が経とうとしておりますが、今年もクラシックな柄から少しエッジの効いた生地まで幅広く展開しておりますので、色々妄想も膨らむ今日この頃です。 そこで、、、当社でスーツを数着仕立て、今回ようやく理想の形に近づけてきたと思える1着が出来上がりました。 今までは少しイタリアンな雰囲気のスーツや、アメリカントラッドの紺ブレ、ハリスツイードのスリーピース等々一貫性の無いように思える物を仕立てて参りましたが、まだ自分の理想のスーツという物を確立していない時期なのかもしれません。今後このような場で自分の好みを確立していくこととなりそうですが、その変化も気長に楽しんでご覧頂ければと思います。 それでは、今回仕立てたスーツをご紹介させて頂きます! テーマはブリティッシュスタイル |
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上記の仕様で仕立てたスーツ。 さて、、、どのように仕上がったのでしょうか! |
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こちらです。 オリジナルの生地は、ハリ・コシともに優れており、着ていく毎に身体に馴染む感覚が味わえます。上着の方は比較的、細身なスタイルが好きなので、人台にかけてもスッキリとした印象になりますね。 それでは、雰囲気をご覧いただきましたので次はディティールのご紹介です。 |
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□袖口□ 本切羽:くっつき4つボタン 袖口はこちらもクラシカルなくっつきボタンにすることにより、手元を引き締めます。重ねボタンも遊び心があったり、手が少し長く見えたりとバランスは良いのですが、イタリアの遊び心から始まったとされているため、ブリティッシュというストーリーを統一。 |
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いかがでしたでしょうか。
デザインで特徴といった特徴はありませんが、身体に合わせつつ自分の好みのシルエットを求めるというのはオーダーではとても楽しく時間がかかる部分もあります。 また、流行廃りもありレディースのファッションほど流れが速くはないのですが、自分の好み8割、トレンド2割くらいの割合でスーツと向き合うと、長く着られる1着となるのではないでしょうか。 |