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Cotton_cargo_Pants 仕上がりました!! |
| 先日、久しぶりに東京出張へ行ってまいりました。 偶然にもスカリツリーのグランドオープン前日に。 大阪へ戻ってから、色んな人から“スカイツリー、どうだった？”と聞かれるも、高所恐怖症で高層建造物には全く興味の無い大阪店ShopMasterの南浦でございます。  さて、今回はＧＷ直前の更新でご紹介したＹさんのコットンカーゴパンツが仕上がってまいりましたので、皆さんにご紹介したいと思います。 それではまず、各仕様及びデザインの詳細は、、、、 |
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↓出来上がりはこちら↓
まず１つ目は、サイドアウトポケット外片ヒダ付 こちらは本来ポケットの中の容量を大きくするためのモノですが、既製品などでよく見られるのが、外両ヒダ付か内１本プリーツ。 とにかく差別化を図るためにわざわざ片ヒダ用の型紙を起こしてお仕立てしました。 完全に自己満足の世界です（笑） ちなみにですが、ビンテージメタルボタンとの相性も良い感じです。 こちらのセレクトはＹさんからお任せ頂いておりました。 我ながら今回も良い仕事が出来たと自負しております。 |
 続きましては、飾りストラップ通常、カーゴパンツの場合、両サイドアウトポケット付が多いのですが、今回は見本パンツのように、何の役にも立たないストラップを付けております。 完全にデザイン、見た目重視です。 見本パンツはツイストを加えておりましたが、こちらは敢えて加えておりません。 服にオリジナリティを求めるＹさんの姿勢には脱帽です。 それに付いて行く私も私ではありますが（笑） |
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最後は、サイドＷミシンステッチ＆裾三つ折ミシンタタキ3.5cm巾
 こちらはカーゴパンツに限らず、ベーシックなチノーズでも是非お選び頂きたい仕様です。 Ｗミシンステッチはこれだけで一気にカジュアル度合いが増しますし、裾のミシンタタキもロールアップするには欠かせません！ 糸の番手は生地の風合いとのバランスを取るために30番手の細目の糸を使用しましたが、更にカジュアル感を出すのであれば、8番手の太い糸を使用することも可能です。 ただ、その場合は今回のＹさんがお選びになられた生地のようにシルケット加工を施した生地では無く、目付300g以上の地厚でマットな生地の方が風合いが増すのでお薦めです。 |
| ※"シルケット加工"とは･･･ | ||
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生地の強度増、高染色、防シワを目的とした加工で、シルクの様な光沢感が出るのでシルケット加工と呼ばれてます。 コットン素材でもラグジュアリー感のあるブランドでは良く用いられますが、逆にマットで自然な風合いが求められるカジュアルブランドには用いられない場合が多い加工です。 |
| ただ、このシルケット加工は永久では無く、もちろんクリーニングを繰り返していく内に弱まっていく（馴染んでいく）ので、そういった意味では長い目で育てていく楽しみのある生地ですね。 Ｙさん、体型維持が大変かと思いますが（笑）、長く可愛がってください〜 では、また次回 |