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超タイト!?ジャケットが仕上がりました。 |
なんといっても今回のご注文のメインは“サイズ感”です。 着心地と見た目、このバランスを採寸の際に一番気をつけていることでもあり、細くすれば見た目はすっきりと見え、細くするほど着心地は窮屈になっていきます。 ただ、この着心地は着用する人によって様々です。 そのサイズ感をどのようにお客様の好みと摺り合わせていくか、やっぱり一番わかりやすいのが、実際に着てみることですよね。 工場のサンプルゲージを着ていただき、「もう少しゆったりしていた方が良い」、や「もう少し細めが良い」など、見た目と着心地でその人にあったサイズ感を実現していく。 これがサイズ感を確かめる一番わかりやすい方法です。 今回のご注文では、「タイトにしてほしい!」ということですから、今回は元々の胸回りのサンプルから徐々にサイズを下げていき、最終的にかなりタイトな仕上がりになりました。 まずは、全体的な雰囲気からご紹介いたします |
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いかがでしょうか。
もともと身体に合ったとされる寸法から、約10センチ程サイズダウンしているため、細めの当社トルソーにもスッキリと合っています。 ゴージラインの高さや、衿幅の広さ、ナチュラルな肩線から、イタリアンな雰囲気が漂ってきますね。 また、色合いも薄目の紺地を使用することにより、チノパンやデニム、ホワイトパンツなど、幅広いコーディネートを楽しめる今旬のジャケットです。 |
■ 本切羽 ■ | |
ジャケットだから切羽にしなくてもいいや!という方もいらっしゃいますが、ここは男の拘りを出して、本切羽へ。 高級な既製服などは、袖丈を決めて本切羽にするほど、手間を惜しまず、デザイン性を追求していますので、とてもオススメなオプションです。 黒蝶貝も麻特有の柔らかい雰囲気に都会的なエッセンスが入ることにより、上品に仕上がっていますね。 |
■ 大見返し ■ | |
ジャケットのご注文で一番人気のあるデザインで、夏らしい軽快感がありますね。 夏は脱ぐこともしばしばありますので、脱いだときの上品さも何とも言えない雰囲気があります。 紺のジャケットにブラウンの裏地、いかがですか? 最近私のマイブーム“ブラウン”をおすすめしてみましたが、このカラーバランス、大好きです。 |
今回は残念ながら着用の写真を用意することが出来ませんでしたが、サイズ感の決め方については、ご理解いただけたのではないでしょうか。
新規の方から、当社でお仕立て頂いている方まで、サイズ感について色々試してみたいと思った方は是非相談下さい。 |