お客様 ありがとう!!: 軽井沢ジャケットの完成!

 昨日(7/12)、Yahooニュースを見ていると、北海道帯広市で最高気温36.3℃に達するとの記事が...
大阪でさえ32.7℃だったので、その体感気温たるや、北海道の方にとってはさぞかし辛いことだったかと存じます。
このニュースを見て、15年程前当時お付き合いしていた彼女と北海道旅行に行った際、35℃オーバーの旭川のクーラーの壊れた地下!のお店でラーメンを食べたという忌まわしい思い出がフラッシュバックされました(笑)
今となっては良い思い出ですが、全身汗だくになってラーメンを食べたのは、後にも先にもこの時だけでしたね。
皆さん、水分はしっかり摂って、熱中症には気を付けましょう♪

  さて、“前回のいらっしゃい”でご紹介しましたI会長の軽井沢用のジャケットが仕上がってまいりましたので、そちらをご紹介したいと思います。
日本列島総熱帯化しているここ数日は日本を代表する避暑地と言っても、日中はゆうに30℃オーバー
しかし、大阪や東京の暑さとは質が違うのでしょうね、会長専属スタイリストのM氏曰く、今回ご注文頂いた類のジャケットは1着有れば非常に重宝するらしいとのこと。
この夏、リゾートでバカンスを予定してらっしゃる方、今からでも間に合いますよ!
是非ご検討ください!!
それでは仕上がりをご紹介したいと思います♪

 本当はBodyに着せた状態で撮影したかったのですが、I会長、体格が良くていらっしゃるので、Bodyサイズと合わない為、平置きでの撮影となりました。

前回のいらっしゃいでご案内致しましたが、今回のポイントは色のCHOICEです。
御歳80歳を越えても未だ現役でいらっしゃるI会長。
仕事も遊びもバリバリこなされる方でないと、この色目のジャケットはなかなか着こなせません。

山あいの街、軽井沢では緑の補色である黄緑か青緑系の色目が馴染みやすく、安心出来るかと思いますが、今回は敢えて緑の相対色であるオレンジをお選びになられました。
それは何故かと申しますと、夏と言えばBlue!がマストカラーで、プレタブランドでも当店でもブルー系のジャケットは売れ筋アイテムですが、それでは個性が無い、せっかくのオーダーなのでプレタには無い物を、というスタイリストM氏の感性が強く働き、今回のCHOICEに至った次第です。
スタイリストM氏の仕事は生地のCHOICE迄で、そこから先は私に丸投げ...NO.NO!!お任せですので、いつも少しヒネりを入れて御仕立するようにしております。

今回はボタン留糸ですね♪
こちらは指示をしないと、通常はボタンと同色の糸で留めるのですが、生地の色目に合わせると程良いアクセントになり、ジャケットらしさがupするのでお薦めです。
いかがですか?少しかわいらしい感じに仕上がりますでしょう。
細かな点ですが、是非真似して頂きたい拘りポイントです。

また今回の裏地ですが、こちらはスタイリストM氏から涼感素材を使用して欲しいとのご要望でしたので、特別に手配した“東レ テトマリーン”を使用しております。
※東レ テトマリーン・・・ポリエステルであるにも関わらず、繊維自体が吸水性を備えており汗を吸って、拡散、発散されベトつきが抑えられる特性を持っております。
しかも薄手の表地でも透けにくく、洗濯の際も縮まずシワになりにくいと、夏のジャケットに相応しい裏地です。

今回はジャケットonlyのご注文でしたが、スタイリストM氏よりパンツのコーディネート提案のご要望がありましたので、僭越ながらお薦めさせて頂きますと...

無地系のコットンパンツはかなりポピュラーになってきましたので、少し変化球でお薦めするならコードレン、更に捻るのであればとシアサッカーでしょう♪

どちらも涼しげな印象となるので、夏用パンツとしてお薦めです。
特にシアサッカーの方は来年あたり夏の人気素材として脚光を浴びる予感がございます。
よくパジャマみたい、と揶揄されることも多く、どちらかと言えば、好き嫌いがハッキリと分かれる素材ですが、だらしなく見えないようにコーディネート&サイジングすれば、これほど品良く、涼しげな印象を与える素材もございません。
今からのオーダーとなると...ちょっとお召し頂く期間が短くなりますので、是非来シーズンに向けご検討ください!!


以上、今回のご紹介とさせて頂きました。
梅雨もようやく明け、夏本番ですが、我々の世界ではもう気持ちは秋冬に向かっております。
次の秋冬でも皆さんに色々なオーダーをご紹介してまいりたいと思います。

それではまたお会いしましょう♪