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お客様ありがとう
2016年12月16日更新
渋いスーツの完成！
皆様、今年も残すところあと僅かとなりました。
連日の忘年会でお疲れの方も多いかと思いますが、どうぞ無事に新年を迎えられるよう、仕事納めまでは気を抜かずにお過ごしください,,,,,と言いつつ、私、南浦は見事に風邪を引いてしまいました（苦笑）
風邪一つにしても身体には堪えるので、気を付けてはいたのですが、先日お客さんと忘年会で行ったイタリアンレストランの席が窓際で、しかもすきま風が下半身に直接当たり、震えながら食事したのが原因かと,,,,
食事は日本で唯一の味でとても美味しいお店なんですが、最後に大きなお土産を頂いちゃいました（笑）
さて、今回は私の友人Ｓがオーダーしてくれた渋い色柄の生地を使用した渋いスーツの仕上がりをご紹介したいと思います。
本当はもっと早くにご紹介する予定でしたが、ＳがＨＰで紹介してもらえるなら取りに行って着用画像を撮って載せてくれ、というもんですから、首を長く、千切れそうになる位まで待っていたにも関わらず、結局忙しくて行けないわ、と先週に連絡があったからであります。
しかもいつの間にかドイツ出張も終わっていたらしく（本末転倒とは正にこのこと！）、“ドイツ人を見返してやるんじゃなかったのかよ！”とこの場を借りて突っ込ませて頂く次第です。
おそらく来年はこれを着て行ってくれることでしょう（笑）
それでは画像を交えて仕上がり具合をご紹介致します。
生地：Loro Piana（ロロピアーナ）G4147 Super130's “マローネ・エ・アズーロ”ストライプ
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生地のUP画像と仕上がりを見比べて如何でしょうか？ 生地の段階では幾分ネイビーの方が勝っている印象ですが、スーツになると一転してブラウンが前に出て、非常に渋い仕上がりかと自画自賛しております。 ただ渋さが表現されていても野暮ったくならないのは、流石LoroPianaの面目躍如と言ったところでしょうか。 ForSeasonsのように表面をクリアにカットしていなくても、十分な光沢感がお分かり頂けるかと思います。 こういうものを見るとスーツを仕立てるなら少しでもクオリティの高い生地を選ぶべきとしみじみ実感致しますね。 |
デザインPoint
マニカマッピーナ仕様※
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元々Ｓはマニカカミーチャ好きなんですが、前回の御客様いらっしゃいの中でご案内したように、本当はドイツでこのスーツを着てパーティに出席する予定でしたので、少しフォーマル感を持たせようと通常のセットインスリーブで今回はお仕立致しました。 ただあまり肩周りのフィット感も持たせすぎて、いつもと違う！と文句言われても嫌だったので、今回は肩パット無し、しかしタレ綿※※を薄く付けてドロップショルダー気味にしたマニカマッピーナ仕様に致しました。 マニカカミーチャよりかは構築的なショルダーラインですが、通常の肩パッドを入れたセットインスリーブよりかは柔らかに仕上がっております。 肩パッドは省いている分、肩線は実際の骨格や肉付きを如実に現してしまうので、万人受けする仕様ではありませんが、ビジネスカジュアル風のスーツをお求めの方にはお勧めの仕様です。 ※マニカマッピーナ仕様・・・・ ナポリを代表するサルトリア“チェザーレ・アットリーニ”が考案したとされる仕様。 ※※タレ綿とは・・・・ 袖の内側に取り付ける付属品の事で、これのお陰で袖の丸み（袖山）が立体的になり、美しい袖を形成するにはなくてはならない付属品です。 |
コーディネート
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Sにはスーツからシャツ、ネクタイ、シューズまでトータルでコーディネートするようにリクエストされていたのですが、本人が来ないので（←ホントいい迷惑ですが、こんなことが言えるのも友達だからですね）私の私物で鉄板のコーディネートをご紹介します。 （足元のグローブトロッターも私物でしかも限定モデルなんですよ！カッコイイでしょ？） シャツはトーマスメイソンのブルーシャンブレー、ネクタイはブラウン地にブルードット柄、これにダークブラウンのスェードシューズで合わせれば、正に“マローネ・エ・アズーロ”！！ Ｓは私と同じくらいの身長（177cm）で肉付きも良いので、きっとドイツ人も称賛する着こなしを披露してくれたことかと思いますが、それを皆様にご紹介出来なかったのが残念です。 シーズンに１着は新調してくれる良い奴なんで、次回春夏の際にはきっと素顔を晒して出てくれることでしょう。（基本目立ちたがり屋なんで＿笑） |
